プレミオ グレード毎に装備を比較!それぞれの違いは何?

トヨタプレミオグレード

昭和セダンの雰囲気を身にまといながら新しさを取り入れるチョイ悪オヤジな車、プレミオ。昭和チックですが、正真正銘平成生まれの車なので若者でもしっかり馴染めると思います。

室内の広さや快適性を重視する最近の自動車事情もあってか、リヤシートの足元空間の広さは大人の男が足を組めるほどです。

プレミオは「ライバル車がいない」と言われているほど支持されていて、一度ユーザーになれば他の車に浮気をしなくなる人が多い車なんですよ。上の世代の人だとプレミオのルーツであるコロナから乗り継いで、それ以降プレミオしか乗っていないという人もいます。

そんな圧倒的な厚い支持を誇るプレミオの特徴を、グレードごとに見ていきましょう。

トヨタ プレミオ グレード表

グレード名 価格
1.5F 1,908,655円
1.8X 2,047,091円(2,241,491円)
1.5F”Lパッケージ” 2,097,163円
1.8X”Lパッケージ” 2,259,163円(2,453,563円)
1.5F”EXパッケージ” 2,306,291円
2.0G 2,423,127円
1.8X”EXパッケージ” 2,528,182円(2,711,782円)
2.0G”EXパッケージ” 2,686,255円
※()内の価格は4WDの価格です。1.5F・2.0Gは2WDのみの設定となっています。

LパッケージやEXパッケージがあるため多く見えますが、基本的なグレードは「1.5F」「1.8X」「2.0G」の三つだけです。パッケージを合わせると八つになり、その最低価格と最高価格の差は約77万円となっています。

これだけグレードとパッケージの設定があれば、このくらいの価格差でもおかしくはないでしょう。

各グレードの特徴や違いを解説

基本的なグレードは三つだと述べましたが、その三つのグレード名を見ると気づくところがありませんか? グレード名についている数字がエンジン性能を表しているのではないかと、憶測を立てることができます。

そこで、まずは各グレードの特徴を性能や装備の傾向などから紹介しましょう。

1.5F

1.5Fは、1.5L直列4気筒エンジンを搭載したグレードです。予測を立てたとおり、グレード名の数字はエンジンの排気量を表しているということですね。問題の性能は、最高出力80kW/6,000rpm、最大トルク136Nm/4,800rpmです。

ハイパフォーマンスというわけではありませんが、この価格と排気量でこれだけの性能があれば十分でしょう。市街地走行や実用目的の運用においては必要十分で、そこから少し余裕を持たせています。

プレミオはガンガン加速するような車ではないので、おとなしくゆったりと走るのにはこれでも十分です。

プレミオで重要なのは、出力よりトルクですからね。

エンジンを3000~4000回転くらいで安定させて走るというのが、最も1.5Fの性能を楽しく引き出せる走り方ではないでしょうか。マイルドな味付けのCVTとの親和性も高く、加速もなめらかです。ただ、坂道では少しパワー不足が感じられる場合があります。

また、中間加速も少し鈍いです。

常に不足や鈍さ感じるわけではありませんが、坂道を登るとたまに「なんか力が足りない気がするな」と感じるんです。坂道は突入前の助走をしっかり怠らないようにして登る必要がありそうで面倒ですが、平坦な道なら余裕あるパワフルな走りができるので安心してください。

1.8X

1.8Xという名前通り、1.8Lエンジンを搭載したグレードです。エンジンの種類は全部共通で直列4気筒DOHCとなっています。性能は最高出力が105kW/6,200rpmで、最大トルクが173Nm/4,000rpmです。

最高出力と最大トルクの両方ともが大きくパワーアップしていて、これによって1.5Fでは不満点となっていた中間加速の鈍さを克服しています。坂道での力不足も感じなくなり、都市部でも田舎でも実用域において十分すぎるほど走りを楽しむことができるようになりました。

快適そのものといった走り心地と乗り心地で、ずっと乗っていたくなります。

胸のすくような加速感や、高揚感は感じられませんが、プレミオはそういう車ではありません。

圧倒的に快適な車を目指された、ラグジュアリーな車なんです。だからこそ過不足無いくらいのエンジンがちょうど良く、このちょうど良さこそが快適性を作っているのではないかと思います。

2.0G

2.0Gは、やはり2.0Lエンジンを搭載しています。その最高出力は112kW/6,100rpmで、最大トルクは193Nm/3,800rpmです。最大トルクが圧倒的ですよね。発進時から太いトルクが出て、そのパワーに引っ張られるようにして速度が伸びていきます。

中間加速が下手だった1.5Fと比べ、2.0Gはむしろ中間加速こそ十八番。実用域での加速感は楽しくなってしまうほどに快適で、スムーズです。どんな地形の土地であっても実用稼動には何の不満もなく、満足しかありません。

高速道路でエンジンを回すと少しだけ違和感を覚える瞬間がありますが、違和感は一瞬で消えます。先に大きなトルクが発生していてパワー的な余剰があるため、エンジンを回しての高速走行も決して苦手ではありませんよ。

高速道路の利用頻度が高い人でも、安心です。

1.5F/1.8X Lパッケージ

シート表皮が通常のファブリックからラグジュアリー ファブリックになっているなど、室内の質感が向上。

そして、レーンディパーチャーアラートなど機能類の追加などといった装備の追加・仕様の変更を行うのがLパッケージです。1.5Fと1.8Xとが一まとめに紹介されることが多いですが、一部1.5Fと1.8Xとで仕様が異なる装備もあります。

詳しくは、後ほど見てみましょう。

1.5F/1.8X/2.0G EXパッケージ

ありとあらゆる部分が本革巻+木目調の加工となって室内の質感がより向上し、ヘッドランプのパワーアップなど機能面も充実したパッケージです。セダンに求められる室内の高級感と快適性がとことんまで重視されていて、年配層に人気があります。

どんな装備・仕様が追加されるのかは、後ほど詳しく見てみましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

性能を基準として各グレードの特徴を見てきて、パッケージは概要だけを述べました。グレードごとにどのような装備の違いがあるのか、いい加減気になりますよね。セダンということで性能より装備を気にしている方も多いと思います。

お待たせしました! 今度は装備を基準にして、各グレードの特徴を語っていきますよ。

なお、装備内容は下記PDFより抜粋しています。
http://toyota.jp/pages/contents/premio/002_p_020/pdf/spec/premio_equipment_list_201610.pdf

全グレード共通標準装備

  • S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
  • SRSエアバッグ(運転席・助手席)
  • ドライブスタートコントロール
  • フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
  • TRC
  • EBD(電子制動力配分制御)付ABS&ブレーキアシスト
  • スタビライザー(フロント・リヤ)
  • UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス
  • リヤライセンスガーニッシュ(メッキ)
  • 6:4分割可倒式ダブルフォールディングシート(リクライニング機構付)
  • フロントカップホルダー2個/コンソールサイドポケット/リヤセンターアームレスト(カップホルダー2個付)
  • TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
  • チルト&テレスコピックステアリング
  • 電動パワーステアリング(車速感応型)
  • オプティトロンメーター(メーター照度コントロール機能付)

現代の車として最低限搭載されていて欲しい安全装備が一通り揃っていて、セダンとしての完成度を高めるための装備も多数搭載されている、とても完成度の高い全車標準装備です。

挙げているものはごく一部に過ぎず、全車標準装備はとてもたくさんあります。是非、PDFを見ていただきたいところです。

特に完成度が高いと感じるのが、センターアームレストの存在。この価格帯の車なら、全車標準でなく中間グレード辺りから追加されていてもおかしくありません。カップホルダー二つ付きとなればなおさらで、これが全車標準となっているところがセダンらしさですよね。

また、セダンらしさは足回りにも表れています。

フロント・リヤ両方に搭載された、スタビライザーです。スタビライザーは安定性を高めるためのものですが、フロントだけに搭載する車が多いんですよ。ただ、フロントだけ安定性を高めようとすると、かえって不安定になるのではないかという意見があります。

右手にだけ荷物を持って左手が手ぶらだと、右側に体が傾きますよね。それと同じことが起こるのではないかという考えから、「かえって安定性が悪くなる」と指摘されているわけです。

その理論の真偽は実は定かではありませんが、個人的には同意します。そのために、両方にスタビライザーを搭載して安定性を確固たるものにしていると、快適性と安定性を重視するセダンらしいなと感じさせられるというわけです。

このように、足回り・室内装備の両方でセダンらしさを感じることから、完成度が高い全車標準装備と感じさせられますよねえ。

1.5F装備、特徴、異なる点

  • カラードドアサッシ
  • アイドリングストップ機能
  • ハロゲンヘッドランプ[ハイ・ロービーム](マニュアルレベリング機構付+クリアランスランプ)
  • LEDハイマウントストップランプ(室内装着)(4灯)
  • ウレタン3本スポークステアリングホイール
  • ワイヤレスドアロックリモートコントロール(アンサーバック機能付/ワイヤレスキー1本)
  • 運転席6ウェイマニュアルシート
  • 運転席シート上下アジャスター(マニュアル)
  • センターピラー&ルーフサイドインナーガーニッシュ(樹脂)
  • コインポケット(運転席)

ほとんど全ての装備は1.8Xと共通していますが、アイドリングストップがあるのは1.5Fだけです。アイドリングストップが欲しいからと1.5Fを選ぶ方もいますが、そもそも燃費が良い車というわけではないためか、アイドリングストップは不要という意見も多く見られます。

様々な意見が見られますが、アイドリングストップはあまり重視しなくても良いのではないでしょうか。それよりも性能や装備の違いでグレードを選ぶほうが良いです。とは言え、装備は2.0G以外変わらないので、完全に性能で選んでも良いかもしれません。

それは一旦置いておくとして、1.5Fと1.8Xの装備の話に戻りましょう。

共通する装備を一部抜粋していますが、所々ダウングレードが見られるものの、基本的には充実していると言っても構わないのではないでしょうか。マニュアルとは言え運転席の調節機能が付いていて便利ですし、そもそも標準装備が充実しています。

セダンとして最低限備わっていて欲しい装備は全車標準装備で一通り揃っているため、不足感がありませんね。ここにLパッケージやEXパッケージで装備を追加することができますし、Toyota Safety Sense Cなど需要の多い装備はオプションで個別追加することも可能です。

1.8X装備、特徴、異なる点

  • 195/65R15タイヤ 15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)(4WD)
  • 185/65R15タイヤ 15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)(2WD)

1.8Xの装備は、1.5Fと変わりません。4WDが設定されているため2WDとのホイールの違いを書きましたが、2WDのホイールは1.5Fと同じです。その他の装備や塗装・加工などについても1.5Fと同じ設定がされています。

2.0G装備、特徴、異なる点

  • 195/65R15タイヤ 15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)
  • 本革巻3本スポークステアリングホイール
  • PVC+木目調シフトノブ
  • クルーズコントロール
  • ラグジュアリー・ファブリックシート
  • ラグジュアリー・ファブリック・ドアトリムオーナメント
  • オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル(花粉除去モード付)

4WDの設定だった195/65R15タイヤが2WDのみの2.0Gに装備され、1.5Fや1.8XではLパッケージに設定されるラグジュアリー・ファブリックが2.0Gには標準装備されています。

他にも本革巻ステアリングホイールなど素材がグレードアップされていて、LパッケージとEXパッケージの中間のような印象を受けますよね。

そんな2.0Gの目玉は、やはりなんと言ってもクルーズコントロールです。これは1.5Fや1.8Xでオプション追加することもできず、LパッケージやEXパッケージを選んでも搭載させることはできません。正真正銘、2.0Gだけの装備です。

性能的に1.5Fや1.8Xは高速道路での走行が少し不向きなので、高速道路でも十分快適に走れる2.0Gのみにクルコンを設定したのでしょう。2.0Gは高速道路の利用頻度が高い方にはオススメだと述べましたが、クルコン搭載によってますますその色が強まりましたね。

Lパッケージ/EXパッケージ比較

Lパッケージ EXパッケージ
  • Toyota Safety Sense C
  • ブラック ドアサッシ
  • コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)
  • スマートエントリー
  • ラグジュアリー・ファブリックシート
  • ラグジュアリー・ファブリック・ドアトリムオーナメント
  • センターピラー&ルーフサイドインナーガーニッシュ(ファブリック)
  • シートバックポケット(運転席・助手席)
  • オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル(花粉除去モード付)
  • イルミネーテッドエントリーシステム(エンジンスイッチ+室内照明)
  • リア読書灯
  • マッドガード
  • エアスパッツ
  • Bi-Beam LED(オートレベリング機能付+LEDクリアランスランプ)
  • LEDハイマウントストップランプ(6灯)
  • 本革巻+木目調3本スポークステアリングホイール
  • 本革巻+木目調シフトノブ
  • 合成皮革+ファブリック(ハイラグジュアリー)
  • 運転席8ウェイパワー(ランバーサポート付)
  • 運転席シート上下アジャスター(パワー)
  • 助手席のみフルフラットシート
  • 合成皮革ドアトリムオーナメント
  • 6スピーカー

Lパッケージ・EXパッケージそれぞれで追加される装備を挙げました。EXパッケージの装備は、Lパッケージの内容と矛盾するもの以外Lパッケージで追加されたものを引き継ぎ、その上でさらに上記の装備を追加しています。

ベースとなっている各グレードで装備差が小さく、Lパケ・EXパケと徐々に追加されていっており、EXパッケージはまさに完全版というわけです。

Lパッケージは素材のグレードアップや装備の追加が多いですが、EXパッケージは機能の強化もされていますね。段階的に装備と機能が増えていくため、どちらを選ぶかは「Lパッケージで十分と感じるかどうか」が基準となるでしょう。

個人的には、運転席パワーシートや本革素材に興味が無いならLパッケージで十分ではないかと考えています。

セダンとして高級感を体感するには十分すぎる加工と素材、そして装備がLパッケージでは揃っているんです。シートバックポケットやリア読書灯は高級車でお馴染みの装備で快適性が高く、所有する満足度も高くなります。

また、Toyota Safety Sense Cが標準装備なのも良いですよね。

どちらも珍しい装備などはありませんが、快適性と高級感重視のセダンとして、そしてこの価格帯の車として十分すぎる装備内容となっています。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

性能に装備と各グレードの特徴を見てきました1.5Fと1.8Xとで装備が変わらないなど装備表を見ると複雑に見えますが、実際には各グレードの特徴は単純なんですよね。性能で選べるようにしているということが、伝わってきます。

そんな選びやすいプレミオですが、各グレードの特徴を完全把握した上で、それぞれがどんな人にオススメなのかについて紹介しましょう。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
1.5F ☆☆☆ 市街地に限定して運用する方へ。
1.8X ☆☆☆☆☆ 市街地以外の道を走ることを想定している方へ。
2.0G ☆☆☆☆ 高速道路の利用頻度が高い方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

1.5Fの評価

1.5Fは性能的に、どうしても運用範囲が市街地に限定されてしまいます。

坂道で不足感を覚えることがあるため山道を上るには心もとないですし、高速道路もまた然りです。ただ、5ナンバーセダンという特徴から市街地走行をメインで考えている人は多いでしょうから、需要から大きく外れる車ではありません。

しかしながら、もう少し余裕が欲しいというのが個人的な意見です。

市街地をメインにするとしても、多目的利用しづらい性能であれば、そのうちに不満が出てくるでしょう。1.8Xとの価格差もそれほど大きくはないので、1.5Fを選ぶ意味は「アイドリングストップ」と「エコカー減税」くらいのものだと思います。

1.8Xの評価

最もコストパフォーマンスに優れているグレードは、1.8Xではないでしょうか。本体価格は1.5Fと10万円程度の差で決して大きくはありませんし、それでいて余裕のある性能が手に入るのだから選ぶ意味は大きいですよね。

1.8Xの性能なら市街地以外でも快適に走れますし、市街地など平坦な一般道では大きな余裕を感じながら走りを楽しむこともできます。高速道路も追い越しに不満が出てくるでしょうが、頻繁に利用しないならそこまで神経質になることはないでしょう。

多目的利用がしやすく、セダンというボディタイプにもよく合っています。

また、個人的に最もオススメなのは、安全面と快適性を重視した1.8X Lパッケージです。

2.0Gの評価

1.8Xの性能でも十分高速道路を走れますが、頻繁に利用するなら不満が出てきます。毎日通勤で高速道路を使うという方は、2.0G一択でしょう。

1.8Xから性能が大きく向上し、装備もたくさん追加されます。ラグジュアリー・ファブリックという素材が設定されていますが、性能と装備全てを合わせて、2.0G全体がまさにラグジュアリーなんですよ。

トヨタ プレミオの総合評価

本体価格300万円未満のセダンとして、これほどまでに完成度の高い車はなかなか見られません。そもそも国産5ナンバーセダン自体にライバルが少なく、ライバル車がいないと言われるほどに支持されている理由はそれだけで十分でしょう。

その上性能や装備のラインナップが充実していて、他を寄せ付けない車であることが十二分に伝わりますよね。

また、三つのエンジンを用意してそれぞれグレードを分け、敢えて装備の違いを小さくしているところが非常にトヨタらしいです。グレードごとの特徴の違いを性能のみに絞って、装備はパッケージ矢オプションで個性を持たせようとするのはトヨタの十八番ですね。

海外のスポーツセダンと違って、国内走行での快適性を第一に考えられた国産セダン。大きなトルクを発生させることによって実現された、落ち着いたゆったりとした大人の快適な走りを是非体感してみてください。

ユーザー年齢層は高いですが、若者にこそ触れて欲しい車です。

 

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