BMW 2シリーズ アクティブツアラー グレードを比較して、魅力を紹介!

BMW2シリーズアクティブツアラー

アクティブツアラーは、BMWの伝統を敢えて突き崩して高い室内効率・走行性能の両方を追求するべく2014年に生まれた、BMW初のミニバンです。

スポーツセダンをベースとしてクーペなどスポーツ系の車を作っているイメージがあるBMWのミニバンということで、発表当初驚いた方は多いでしょうし、今も興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

この車、2シリーズとは言いますがクーペやカブリオレと比べると異質も異質。FRではなくFFだし、リアに向かって膨れていくようなボディラインもBMWらしくなく、変わっていますよね。BMW好きの方はそういったところで躊躇している方が多いです。

ただ、日本国内では需要の多いミニバンというジャンルにBMWがチャレンジしたということ自体に、とても大きな意味があるのではないでしょうか。また、そんなジャンルだからこそ我々日本人が深く知るべき車であるとも考えます。

そこで、BMW初のミニバンとなった2シリーズ アクティブツアラーの特徴を、各グレードを比較するという形で紹介しましょう。

BMW 2シリーズ アクティブツアラー  グレード表

グレード名 価格
218iアクティブツアラー 3,630,000円
218dアクティブツアラー 3,840,000円
218iアクティブツアラーM Sport 4,050,000円
218d xDriveアクティブツアラー 4,070,000円
218iアクティブツアラーLuxury 4,130,000円
218dアクティブツアラーM Sport 4,280,000円
218dアクティブツアラーLuxury 4,340,000円
218d xDriveアクティブツアラーM Sport 4,510,000円
218d xDriveアクティブツアラーLuxury 4,570,000円
225xe iPerformanceアクティブツアラーLuxury 5,200,000円
225i xDriveアクティブツアラーM Sport 5,370,000円
225xe iPerformanceアクティブツアラーM Sport 5,410,000円

グレードは11個もあり、その最低価格と最高価格の差は178万円あります。大きい価格差なのか、小さい価格差なのかわかりづらいですが、グレードが11個あるということを考えると妥当か小さいかといったところでしょう。

また、価格の低い順に並べているのでバラバラですが、これら11個のグレードは全て大きなまとまりとして5つにわけることができます。

「218i」「218d」「218d xDrive」「225i xDrive」「225xe iPerformance」の5つです。これらの中に「M Sport」や「Lxury」という種類があります。

グレードの特徴は、5つの大きなまとまりと、その中の「M Sport」「Luxury」といった種類の二つを掛け合わせることで見えてくるのです。

BMW2シリーズは、基本的に「性能や仕様・コンセプト」によってグレードを分け、さらに内外装関係の装備の違いによって「M Sport」や「Luxury」とさらにグレードを細分化しています。

ラーメンが同じスープ・同じ麺でトッピングを変えることにより、名前と値段を変えているようなものですね。複雑そうに見えて、「どんなスープ・麺か」「どんなトッピングがあるか」を知れば案外単純に特徴を理解することができます。

そういったことを踏まえて、これから各グレードの特徴や違いについて見ていきましょう。

各グレードの特徴や違いを解説

BMM2シリーズのグレードの特徴をラーメンでたとえましたが、まずはラーメンで言うところのスープや麺である「性能」や「仕様」について先ほど分けた5つのグレード区分で見ていきましょう。

グレードを選ぶ際にも、まずはどの性能・仕様のまとまりを選ぶのかを考えると、選びやすいですよ。

218i Active Tourer・Luxury・M Sport

最も基本的なグレードの、ガソリンエンジン車です。1,498ccの直列3気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しています。

排気量は小さめで、最高出力100kW/4,400rpm、最大トルク220Nm/1,250~4,300rpmと性能もクーペやカブリオレのベースグレードと比べると小さめです。

ミニバンということで、実用範囲であることを重視しているのがわかります。基本のグレードですから、オーバースペックにならないよう、あくまでミニバンに求められる範囲内で「高性能」を追求したわけですね。

こだわりを感じます。

しかも「オーバーブースト機能」によって、最大トルクは一時的に230Nmまで引き上げることも可能。実用だけでなく遊びにも使えそうだというのが、見て取れます。

このオーバーブースト機能をはじめとして、車として面白いところも多々あるんです。

たとえば、挙動。

トルクや出力の数値より、明らかに加速感覚が良いし、明らかに挙動がキビキビとしている。軽快で走らせていて楽しく、運転は適度に楽で、適度に緊張感がある運転が楽しめます。

実用と「走りや運転自体を楽しむ」という二つを追求する、そういう意味ではBMWらしいです。

ベースグレードですが、侮れません。

218d Active Tourer・Luxury・M Sport

ディーゼル車の中で、最も基本的なグレードです。218iとの大きな違いは、やはりエンジンでしょう。

218dのエンジンは1,995ccの直列4気筒DOHCディーゼルエンジンです。ガソリンからディーゼルになったというだけでなく、排気量も大きくなっています。

そのため、性能もアップしているんです。

最高出力は110kW/4,000rpmで、最大トルクは330Nm/1,750~2,750rpmとなっています。ガソリン車よりも低回転で10kW高い出力が出ますし、トルクなんて回転数の下限は引きあがりましたが、エンジンを高回転まで回さなくても330Nmも出るというのは頼もしいですよね。

実用域でグイグイと引っ張れるパワーが出るということで、まさにミニバンらしく実用向きです。ただ、ガソリン車と比べると挙動はゆっくりとなっています。

加速感やスピードよりもパワーが先行するので低回転域では扱いやすいですが、高回転域での加速フィールなどは少し微妙ですね。

その点では、最大トルクのエンジン回転範囲と最高出力の範囲が一致しているガソリン車のほうが、自然な加速感を得ることができます。走りの楽しさはガソリン車である218iのほうが上です。

218dは、あくまでも扱いやすさと実用性を追求したグレードだと考えると良いでしょう。

218d xDrive Active Tourer・Luxury・M Sport

「218d xDrive」は、エンジン性能は218dと変わりません。218d xDriveは218dと同じディーゼルエンジンを搭載する、4輪駆動モデルなんです。

218dとの価格差が23万円とそれほど大きくなく、むしろ218dと218d M Sportのほうが価格差が大きいのは、そのためでしょう。

搭載している4輪駆動システムが「BMW xDrive」という名前であるため、このグレード名となっています。「218dのxDrive(4WD)」ということですから、本当に単純でわかりやすいですよね。

このシステムはBMW独自のもので、雪道・部分凍結している道などあらゆる路面状況であっても、218dの運動性能を遺憾なく発揮してくれるというものです。

状況を常にモニタリングし、路面状況をキャッチ。各部の制御を電子的に行って、先を見通したトルク配分を行うことによって安全性を確保しながらも、本来のエンジン性能を損なうことなくスピード感のある走りを楽しめます。

特にコーナリング性能が高くなるという利点があり、遊びにも実用にもメリットが大きいです。

雪道・凍結した道を走ることがあるという方や、荒れた道も走りたいという方、坂道が多いという方にはありがたい4輪駆動システムと言えるでしょう。

225i xDrive Active Tourer M Sport

225i xDriveということで察しの良い方はもうわかっているかもしれませんが、218d xDriveと違って単純に「218iの特徴をそのまま4WDにした」わけではありません。218iよりも性能の良いエンジンを搭載しているんです。

そのエンジンは、最高出力が170kW/5,000rpmで、最大トルクが350Nm/1,250~4,500rpmという高回転型のエンジン。

大きなトルクが発生すると共に、そのトルクに引っ張られるようにして自然に加速していく感覚を楽しむことができるだけでなく、大きなパワーを利用した安定感のある走りも楽しめます。

FFは出足でギクシャクすることがありますが、225i xDriveにはそれがありません。出足からとても力強く、踏み込めばその力強さに引っ張られるようにして速度は上がり、みるみるうちに道路の流れを自ら作り上げることができるほどに加速していきます。

ミニバンの多い日本の市街地において、他の追随は許さない。国産ミニバンには真似できないでしょうね、これは。

また、ディーゼルほどではありませんが、低回転域でもしっかりとしたトルクが出るため、実用もしやすいです。

225xe iPerformance Active Tourer Luxury・M Sport

225xeは、なんと「プラグイン・ハイブリッド」です。「BMW」で「FFミニバン」で「プラグインハイブリッド」って、特徴詰め込みすぎですよね。

ただ、これらの特徴は全て相性が良くて喧嘩しないんです。FFとミニバンが相性がいいのは、ラゲッジルームを広く取れるということでわかりますよね。

プラグインハイブリッド(PHEV)になったというのも、燃費が良くなったという意味では「実用性」を追求する「ミニバン」にぴったりと言えます。BMWらしい力強いスポーティな走りも、EVのアシストを受けることでより高められる。

相性がいい。

しかも、このPHEVは42.4kmまでガソリンを使わないEV走行ができるというんだから驚きです。

さらに、普段は最高出力100kW/4,400rpm、最大トルク220Nm/1,250~4,300rpmというエンジン性能ですが、225xeのシステムを利用するとトータルで以下の性能が発揮されるようになります。

  • 最高出力:165kW
  • 最大トルク:385Nm

これだけでも面白いのに、モード選択の幅もとても豊富だというのだから本当に詰め込みすぎです。

モードは、「AUTO eDriveモード」「MAX eDriveモード」「SAVE BATTERYモード」「予測的選択」「ドライビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付」から、適宜選ぶことができます。

それぞれのモードの説明は長くなるので、また後ほどするとしましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

これまで、ラーメンで言うところのスープや麺の部分の話をしてきましたが、これからはトッピングの話をします。「M Sport」や「Luxury」とは何か、どのような違いがあるのか。

トッピングの無いスタンダードなグレードの装備はどうなっているのか……。装備について、気になるところを徹底的に見ていきましょう。

なお、装備内容はBMWのWEBカタログから抜粋しています。
http://www.bmw.co.jp/ja/footer/contact/brochure.html

全グレード共通標準装備

  • ドライビング・アシスト(レーンディパーチャー・ウォーニング[車線逸脱警告システム]、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)
  • LEDヘッドライト(コーナリング・ライト付)
  • 電動調節式&電動可倒式ドア・ミラー(LEDサイド・ターン・インジケータ付)
  • HDDナビゲーション・システム
  • ドライビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)
  • 分割可倒式リヤ・シート
  • オートマチック・エア・コンディショナー
  • ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内臓、ETC機能付)
  • フロント・フォグランプ

ドライビング・アシストには、さまざまな先進安全装備が詰まっています。中身は全てよくある装備なので解説は控えますが、基本的な安全装備は標準装備でしっかりと搭載されているということですね。

他に特に見るべきは、ドライビング・パフォーマンス・コントロールでしょうか。これは自分のドライブスタイルに合わせて走行特性を選ぶことができるもので、「コンフォート」「スポーツ」「ECO PRO」の三つが標準装備されています。

コンフォートは市街地でゆったりと快適走行を楽しみたいときに選び、スポーツはその名前のとおり鋭い加速を楽しみたいときに選ぶと良いでしょう。ECO PROは燃費を優先させたい方のためのモードですが、著しく性能が制限されてしまいます。

あとは、エアコンにも注目したいところです。

とにかく、このエアコンは機能が豊富なんですよ。

  • AUC[オートマチック・リサーキュレーティング・エアコントロール]
  • マイクロ・フィルター[花粉除去機能付]
  • 左右独立温度調節機能
  • 後席用エア・アウトレット[風量・温度調節機能付]
  • パーキング・ベンチレーション

これら五つの機能が、エアコン周辺機能として標準で備わっています。簡単にまとめてしまうとすれば、「左右席で独立して温度設定ができ、さらに風量や温度を調節する機能がリヤについて、エアコンの空気清浄はバッチリ」ということですね。

218i・218dの装備内容

  • レース・クロスシート(カラー:ブラック/グレー・ハイライト)
  • マルチファンクション・スポーツレザー・ステアリングホイール(レッドステッチ付)
  • ハイグロス・ブラックインテリアトリム/パール・グロス・クロームハイライト
  • アンビエントライト(ホワイト/オレンジ切り替え可能)
  • BMW SOSコール
  • BMWテレサービス
  • クローム・アクセント付リモート・コントロール・キー
  • 17インチスタースポークスタイリング379アロイ・ホイール:5J×17ホイール、205/55R17タイヤ(ランフラット・タイヤ)
  • 専用フロント・エプロンとリヤ・スカート
  • クローム仕上げキドニーグリル(ワイドブラックバー)
  • Sportエクステリア・バッジ
  • エキゾースト・テールパイプ(ハイグロス・クローム仕上げ)

アクティブツアラーでは「スタンダード」という位置づけですが、カブリオレやクーペで言うところの「Sport」仕様がアクティブツアラーでのスタンダードにあたります。

そのため、スポーツシートやスポーツエクステリアバッジが装備されているんです。

スタースポークスタイリングのアロイ・ホイールも、Sportの特徴ですね。星型のスポークが特徴的で面白くカッコいいのですが、賛否両論あります。

SOSコールやテレサービスが用意されているのが、親切でいいですよね。いつでもそこにサポーターがいるような感覚で、安心してドライブができます。

M Sportの装備内容

  • ドア・シル・プレート(Mロゴ付)
  • アルミニウム・ヘキサゴン・インテリアトリム/パール・グロス・クロームハイライト
  • BMW Individualアンソラジット・ルーフ・ライニング
  • Mエアロダイナミクス・パッケージ(フロント・エプロン、サイド・スカート、リヤ・スカート)
  • BMW Individualハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア(ブラック・サイド・ウインドー・フレーム・モールディング(光沢仕上げ))
  • Mエクステリアバッジ

M Sportは、とにかくタイプ別設定の装備が多いのですが、それがどのタイプに設定されているのかまではWEBカタログでは明らかになりません。

ひとまずM Sport全車に共通しているものを挙げ、後ほどタイプ別設定となっている装備の一覧を紹介します。

BMW Individualと書かれた装備や、Mと書かれた装備が多いですね。Individualアンソラジット・ルーフ・ライニングやハイグロス・シャドーライン・エクステリアは、光沢のあるブラックというような感じでより高級感を高め、スポーティな印象も同時に我々に対して与えてくれています。

M Sport各タイプごとに異なる装備

  • 電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
  • フロントシート・ヒーティング(運転席&助手席)
  • マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリングホイール(シフト・パドル付)
  • マルチファンクションMスポーツレザーステアリング・ホイール
  • マイクロ・ヘキサゴン・クロス/アルカンタラ・コンビネーションシート
  • バーフォレーテッド・ダコタ・レザーシート(カラー:ブラック、サドル・ブラウン)
  • ブルー・アクセント付リモートコントロール・キー
  • 17インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング483M:7.5J×17ホイール、205/55R17タイヤ(ランフラット・タイヤ)
  • 18インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング486M:8J×18ホイール、225/45R18タイヤ(ランフラット・タイヤ)
  • Mスポーツ・サスペンション

それぞれが、どのグレードに装備されるかは定かではありませんが、以上の装備がM Sportの各グレード別設定となっているものです。

デザインの違いやホイールの大きさの違いなどという部分が大きいですが、電動フロントシートやフロントシート・ヒーティングという快適装備がグレード別設定になっているところが気になりますよね。

運転席にメモリー機能まで付いていて、運転手を交代した後にわざわざシートを調整し直さなくてもいいというところが好印象です。

ミニバンということでファミリーカーとして使うなら、ドライバーは必ずしも一人だけではないでしょうから、メモリー機能があれば手間が省けますよね。

BMW2シリーズは、グレードごとの装備の違いが、エクステリアとインテリアのデザイン・素材面ばかりに偏ってしまっている傾向がありますが、アクティブツアラーのM Sportはグレードごとに快適性も異なるというのが良いところです。

Luxuryの装備内容

  • 電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
  • フロントシート・ヒーティング(運転席&助手席)
  • バーフォレーテッド・ダコタ・レザーシート(カラー:ブラック、キャンベラ、ベージュ、サドル・ブラウン、オイスター)
  • ファインライン・ストリーム・ウッド・インテリアトリム/パール・グロス・クロームハイライト
  • オートマチック・エアコンおよびオーディオ・コントロールパネルのクローム・インサート
  • Luxury専用フロント・エプロンとリヤ・スカート
  • クローム仕上げキドニーグリル(クローム・バー)
  • クロームライン・エクステリア(サイド・ウインドーフレーム・モールディング)
  • フロントフォグランプ
  • 16インチマルチスポーク・スタイリング475アロイ・ホイール7J×16ホイール、205/60R16タイヤ(ランフラット・タイヤ)

Luxuryということで、スポーティな雰囲気を目指したというよりも、「落ち着く高級感ある室内」を目指して作られているような印象を受けます。

ファインライン・ストリーム・ウッドインテリアトリムが特にそう感じさせますよね。また、標準で電動フロントシートが付いているところも「落ち着く室内」の実現に一役買っているんでしょう。

225xeの選択できるモードについて

  • AUTO eDribeモード
  • MAX eDriveモード
  • SAVE BATTERYモード
  • 予測的選択
  • ドライビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)

AUTO eDriveモードから説明します。これは、低燃費さと快適さを両立させるためのモードで、2段階に分けられているのが特徴です。

バッテリーが7%から100%にまで充電されているときには、約80km/hの速度までガソリンを使わないゼロエミッション走行を楽しめます。

バッテリーの充電が7%を下回ると、緩やかな加速なら最高20km/hまで、軽い加速や低速走行をするなら最高55km/hまでEV走行ができるんです。

これらを「オート」で状態判断をして行ってくれるのが、AUTO eDriveモードとなっています。

MAX eDriveモードは、完全なEV走行を楽しむためのモードです。最高120km/hまで、ガソリンを使わないゼロエミッション走行を堪能することができます。

さらに速いスピードを出そうとしたら、自動的にエンジンが始動するのですが、国内でこれ以上速度を出すことはほとんど無いでしょうね。

SAVE BATTERYモードは、バッテリーの充電が低くなってきたときに切り替えると良いモードです。

現在のバッテリー残量がこれ以上減るのを抑えてくれると共に、エネルギー回生システムを使って減速時の運動エネルギーを電力変換して最大五十%まで充電率を回復させることができます。

予測的選択だけ、日本語で浮いていますよね。これはナビゲーションシステムと連動したシステムで、ナビに目的地を入力すると、リアルタイムな道路交通情報や速度制限情報を得て、考えられる様々なルートをシステムが分析します。

あらゆるルートがある中で、一番EVモードを利用する価値があると思えるルート区間にて、EVモードを使用するようになるんです。

「ここはEVのほうがいいよ」とシステムが判断して、実際に切り替えてくれる世話焼きモードということですね。

ドライビング・パフォーマンス・コントロールは、先ほど説明したとおりです。これに加えて上記四つのモード選択ができるようになり、225xeは状況に応じて様々な走りが楽しめるようになっています。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

ここまでの説明で、ラーメンが完成しました……ではなく、BMW2シリーズ アクティブツアラーが完成しましたね。各グレードとも共通している部分が多いですが、違う部分もある。

装備は同じでも性能が異なれば意味が違ってくるものもありますし、魅力というのは各グレードが個別で持っているものです。

そこで、それぞれのグレードにどのような魅力があるのかを各グレードの「評価」という形でまとめましょう。その上で、どんな人にそのグレードをオススメしたいのかについて語りたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
218i ☆☆☆ 標準的なガソリン車が欲しい方へ。
218i Luxury ☆☆☆☆ 218iの実用性重視の性能と、快適性の高いLuxuryの室内空間を両立させたい方へ。
218i M Sport ☆☆☆ デザインはスポーティにしたい方へ。
218d ☆☆☆ 標準的なディーゼル車が欲しい方へ。
218d Luxury ☆☆☆☆ 218dの高い実用性と快適性、そしてLuxuryの快適装備・高級感を両立させたい方へ。
218d M Sport ☆☆ スポーティなイメージを、ディーゼル車に付与したい方へ。
218d xDrive ☆☆☆ 4WDで、ディーゼルという面白さに魅力を感じる方へ。
218d xDrive Luxury ☆☆ 4WDでも、スポーティさより高級感を求めたい方へ。
218d xDrive M Sport ☆☆☆ 4WDらしくスポーティなイメージを持たせたい方へ。
225i xDrive M Sport ☆☆☆☆ 性能アップしたガソリン車で、あらゆる道を駆け抜けたい方へ。
225xe iPerformance Luxury ☆☆☆☆☆ 高性能なPHEVで、実用性を突き詰めたい方へ。
225xe iPerformance M Sport ☆☆☆ 高性能なPHEVをスポーティに仕上げたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

218i Active Tourerの評価

これが、最も基本的なアクティブツアラーと言えます。価格が低いこともオススメ理由ではありますが、最も大きな理由が「スタンダードでありながら十分すぎる」ということですね。

必要十分な装備内容、実用域で十分すぎる活躍をしてくれるエンジン…全てが高次元です。

高級車だからこそベースグレードですが、大衆車なら上位グレード級かそれ以上を期待することができます。

218i Active Tourer Luxuryの評価

218iアクティブツアラーのLuxuryは、218iの特徴とLuxuryの特徴二つがとても相性が良くて魅力的です。218iはあくまでも「実用性」に的を絞ったようなタイプで、Luxuryは「快適性」と「高級感」に的を絞っています。

ドキドキワクワクするよりも、落ち着きを求める車という方向性が一致しているので、とても統一感のあるグレードとなっているのです。

218i Active Tourer M Sportの評価

実用性を求めるタイプで、敢えてそこにスポーティさを足すのも面白いですよね。M Sport特有のスポーティデザインなどが加わることによって、実用性だけでなく面白さや趣味性も付与されます。

統一感が薄くなりゴチャゴチャとはしますが、それすらも魅力と考える人には良いグレードとなるでしょう。

218d Active Tourerの評価

実用エンジン回転域でのトルクが太く、扱いやすいという点で「ミニバン」というボディタイプとの市和製が高いのがディーゼル車の特徴です。

BMWのディーゼルエンジンは特有のカラカラ音が極力抑えられていてスマートですし、ガソリン車より燃費が良くなります。

ガンガン加速して走りたいわけでなく、普段から安定した走りを楽しみたいならディーゼル車は良いグレードと言えるのではないでしょうか。

218d Active Tourer Luxuryの評価

ゆったりした安定感を楽しめるディーゼルと、快適性と落ち着きのある空間を演出しているLuxuryとの相性は良いです。アクティブツアラーを、よりミニバンらしくしてくれるグレードではないでしょうか。

218d Active Tourer Tourer M Sportの評価

ディーゼルエンジンは高回転になれば、281iのガソリンエンジンよりも高い出力が出ます。

出力より先にトルクが上がりきってしまうことがあるため、加速感はガソリンエンジンよりも不自然ですが、それさえ我慢すれば高速道路でも218iより快適に運転ができるでしょう。

そういう特徴もあり、M Sportの求めるスポーティさとの相性は、決して悪くはありません。

218d xDrive Active Tourerの評価

BMWのFF駆動ミニバン(ディーゼルエンジン)というだけで面白いのに、さらに「4WD」という特徴も与えてしまうところがBMWの恐ろしく面白いところですよね。

BMW独自の4WDを使えば、どこでも安定した走行を楽しむことができます。ただ、4WDを求める方はガソリン車のほうが好きなのではないだろうかというところから、少し評価は低めです。

218d xDrive Active Tourer Luxuryの評価

これまで、ずっとM SportよりLuxuryのほうが評価を高くしていました。基本的にはLuxuryのほうがオススメなのですが、4WDという特徴を踏まえるとM Sportのようにスポーティなグレードのほうがしっくりくるのではないかと考えました。

そのため、評価は低いです。

218d xDrive Active Tourer M Sportの評価

4WDのディーゼル車で、安定走行がメインだけどスピードもしっかり出せるという特徴から、M Sportがオススメです。スタンダードでもいいのですが、予算に余裕があるならM Sportを選んだほうが幸せになれるでしょう。

225i xDrive Active Tourer M Sportの評価

性能アップしたガソリン車のエンジンと4WDという二つの相性の良さは、最早言うまでもありませんよね。

坂道でも雪道でもガンガン走らせることができるということで、通常のガソリン車よりも、ディーゼル車よりも大きな魅力があります。

4WDは実用性が高く、性能アップしたエンジンは実用性はもちろん遊びにも十分な性能を持っているというところも、魅力的です。

多目的に駆り出すことができる、良いファミリーカーとなるでしょう。

225xe iPerformance Active Tourer Luxuryの評価

プラグインハイブリッドという、日本車(特にトヨタ)が得意とする分野に、BMWのミニバンが飛び込んできました。

FF駆動ミニバンという国内で親しみやすいタイプの車が、さらにPHEVという近年国内での需要がアップしてきている特性をも引っさげて最強に見えます。

日本のファミリーカーとして求められるもの全てを兼ね備えているのが、このグレードではないでしょうか。

225xe iPerformance Active Tourer M Sportの評価

M Sportも本当は☆五つを付けたいところですが、やはり価格の高さから躊躇してしまいます。

また、プラグインハイブリッドはカッコ良さやスポーティさよりも、上品さ・贅沢さ・上質さが求められる傾向があるため、Luxuryより評価は低いです。ただ、「PHEVでもカッコ良くしたい」という方がいるのも事実なので、そういった方にはとてもオススメですよ。

2シリーズ アクティブツアラーの総合評価

2シリーズ アクティブツアラーの選択肢の豊富さは、異常とも言えるほどですよね。

「スタンダード」「快適性と高級感重視」「スポーティ重視」という三つのタイプがあるのもそうですが、「ガソリンエンジン」「ディーゼルエンジン」「4WD」「PHEV」という、各グレードでの付加価値があるのも選択肢を広げています。

これだけ選択肢があれば、迷ってしまいますよね。迷わせる車、それがアクティブツアラーです。

また、BMW初のミニバンということで「どうかなあ」と不安な気持ちが大きかったのですが、アクティブツアラーを知れば知るほど「これ、いいなあ」と思えるようになりました。

BMWらしさも感じられ、FFだからこそのラゲッジスペースの広さもあり、走行性能や加速感覚もFRに負けず劣らずというのが、BMWが本気でこのジャンルに挑戦をしかけていることを伺わせます。

日本人としては、ウェルカム・チャレンジャーですね。

国外の高級ミニバンという選択肢が、日本のファミリーに与えられるのは歓迎するべきことでしょう。国内での競争が激しい分野ではありますが、その中でアクティブツアラーを選ぶ意味は、大いにあります。

 

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