スバル レヴォーグ グレードごとに装備や特徴を比較!

スバルレヴォーグ

レヴォーグは2014年6月に発売された、2017年現在から考えても新しめの車です。3年間で一部改良と特別仕様車の追加などを繰り返して今に至る、近年注目の車。

レガシィ・ツーリングワゴンを引き継いでいるような車として、スバルの新しい主力車種とも言えるツーリングワゴン。

発売以来爆発的な人気を誇っている、期待の超新星です。

低すぎず高すぎずの価格帯も人気の理由なのでしょうが、やはり価格以上の性能や装備などが一番の理由となっているのでしょう。グレードによっても人気が分かれているため、こだわって選ぶと面白そうですよね。

そこで、レヴォーグの特徴や魅力をグレードごとに比較・紹介しましょう。

スバル レヴォーグ グレード表

グレード名 価格
1.6GT EyeSight 2,775,600円
1.6GT EyeSight S-style 2,905,200円
1.6GT-S EyeSight 3,056,400円
1.6STI Sport EyeSight 3,488,400円
2.0GT-S EyeSight 3,564,000円
2.0STI Sport EyeSight 3,942,000円

レヴォーグには六つのグレードがあり、その最低価格と最高価格の差は約116万円です。グレード数と比べてみると、大きくも小さくも無いといったところでしょうか。

グレード名を見るからして「1.6GT」と「2.0GT」とで動力性能も異なるでしょうし、その上各グレードごとに装備なども異なるとすればこの価格差は必然ですね。

気になるのは「S-styleとは何か」「1.6GTと2.0GTの性能差」と「各グレードの装備の違い」、そして「GTとSTIの違い」でしょうか。

これらの気になる点について、これからしっかりと解説していきますよ。

各グレードの特徴や違いを解説

詳しい装備内容は後で詳しく述べるとして、「1.6と2.0の性能差」「S-styleとは」「STIとは」というところを簡単に見ていきます。

性能差以外は装備も絡んでくるところなので、完全に把握できるのはまだ後ですが、最初に触りだけでも知っておくことで飲み込みやすくしておきましょう。

1.6GT EyeSight

1.6GTと2.0GTとの違いを説明するには、まず1.6GTのエンジン性能を知らなければなりません。

グレード名からも想像がつくように、1.6GTと名のつくグレードは全て同じ総排気量1.6Lの16バルブ デュアルAVCS直噴ターボDITエンジンを搭載しています。

この性能が、すごい。

最高出力が125kW/4,800~5,600rpmで、最大トルクが250Nm/1,800~4,800rpmとなっています。

低速からのトルクが凄まじく、グイグイと車体を引っ張ってくれるから市街地走行がとても楽。踏み込むとエンジンが回って加速していくのですが、この加速力がとにかく凄い。

アクセル開度が少なくてもスムーズに力強く速度が伸びていくので、やはり運転が楽なんですよね。

GTということもあって、運転を楽にするためのエンジン設計と足回りの調整がされているように感じます。

ただし、追い越し加速もパワフルで、思った以上の速度が出る。それなのにエンジン音はほとんどないくらい静かで、多くの日本人が車に求める性能をしっかり実現してくれている。

待て待て、1.6GTでこれだけすごいなら2.0GTなんてオーバースペックなんじゃないかって思えてくるくらいに、素晴らしいです。

ベースグレードということで装備はやや貧弱ですが、性能は価格以上。

1.6GT EyeSight S-style

S-styleは何かというところが、やっぱり気になりますよね。グレード名を見て「特別仕様車だ」ということはわかりますが、それ以外は見当もつきません。

S-styleを一言で表すなら、「内外装を豪華にした特別仕様車」です。

外装だと、「メッキ加飾付フロントグリル(ダークメッキ+ブラック塗装)」が追加されて、見た目からしてカッコ良く高級感を感じるようになっています。さらにLEDヘッドライトも搭載。

メッキ付のフロントグリルは本来GT-Sの装備で、ヘッドライトは1.6GT EyeSightだとハロゲンということを考えると大きなパワーアップですよね。

しかも、内装には快適性を高める装備もプラスされています。

ここで語りすぎると後の楽しみが無くなるのでこれくらいにしておきますが、ひとつ言っておきたいのが「需要が多い特別仕様車」だということですね。

1.6GT-S EyeSight

アルミパッド付スポーツペダルや、スポーツシートなど各所がスポーティになっているのが特徴です。ただ、やっぱり最もスポーティなのは2,0STI Sportなので、「ややスポーティ」という印象付けくらいに留められています。

一番見るべきところはそこではなく、装飾のグレードアップや快適装備の追加でしょう。どのような装飾が追加されているのか、どのような快適装備があるのかは後ほど少しだけ説明します。

2.0GT-S EyeSight

お待ちかねの2.0GT-Sです。1.6GTでも十分すぎる性能を誇っていたのに、2.0GTになったらどうなってしまうんだということでしたが、これがもう案の定オーバースペック。

圧倒的な性能を誇っています。排気量はグレード名のとおり2.0Lで、エンジン型式はFA20型というものでバルブ数や仕組みは1.6GTと変わりません。

さて、このエンジン、最高出力221kW/5,600rpm、最大トルク400Nm/2,000~4,800rpmという化け物級の性能を誇っているんです。

2.0Lターボで、この性能!!

トルクを見ると「GTだなあ」と感じさせる驚きの低速トルクの太さを知り、出力を見るとアクセルを踏んだ際の鋭い加速を知ることができる。実際走らせてみると、期待通りかそれ以上の走りを見せてくれて思わず笑みがこぼれます。

圧倒的大きさのトルクを利用して、グランドツーリングをゆったり楽しむも良いでしょう。

アクセルを踏み込んでエンジンを回し、加速の鋭さを体感して高速走行を楽しみ、走り自体を遊びにしてしまうのもまた良し! というか、走りを遊びにしてしまわないとスペックが勿体ないんですよね。

とにかく、走ればわかる。

アクセルが開いてエンジンが回ると同時に速度がグイグイ伸びて、「あっ」と言う間に街路樹や街灯が一直線に繋がってしまいますから。

1.6STI Sport EyeSight

STI Sportには、多くの専用装備が付きます。エンジン性能は1.6GTと同じですが、チューニングが専用のものとなるため走り心地は異なると思っておいた方が良いでしょう。

名前のとおり、スポーティでガンガン走りたくなるようなチューニングがされていますよ。

そもそもSTIというのがスバルの中でも独立してスポーツ系のことばかりやっているところですから、そことのコラボということでスポーティな味付けになるのは当然なわけです。

当然期待値もとても高かったでしょうが、期待を上回る出来だったためかレヴォーグの中でも特に人気グレードとなっています。

また、専用装備というのがとにかく多いんですよ。

それもまた、人気の理由でしょうね。

2.0STI Sport EyeSight

2.0GT-SのSTIバージョンみたいなものです。専用装備は1.6STIと共通のものが付けられますが、そもそもの装備内容が1.6STIよりも豪華となっています。

エンジン性能はGT-Sと同じく超ハイパフォーマンスで、そこにSTIのチューニングが加わるということで衝撃の乗り心地・走り心地に仕上がってるんです。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

性能差以外の特徴というのは、やはり装備を見なければ何がなにやらわかりません。1.6GTと1.6GT-Sの差はどれくらいあるのか、1.6GT-Sと2.0GT-Sの差も気になるところですよね。

そういった気になるグレードごとの違いについて、装備から見ていきましょう。

なお、全ての装備を閲覧したい方は下記PDFをご参照ください。
https://www.subaru.jp/levorg/levorg/spec/pdf/levorg_equipment.pdf

全グレード共通標準装備

  • プリクラッシュブレーキ
  • アクティブレーンキープ(車線中央維持/車線逸脱抑制)
  • AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御
  • 車線逸脱警報/ふらつき警報
  • デュアルSRSエアバッグ
  • SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ
  • 運転席SRSニーエアバッグ
  • UVカット機能付濃色ガラス(リヤドア、リヤクォーター、リヤゲート)
  • UV&IR(赤外線)カット機能付遮音ガラス(フロント)
  • リヤセンターアームレスト(カップホルダー付)
  • 3名分リヤシートヘッドレスト(全席上下調整式)
  • 全車速追従機能付クルーズコントロール
  • 定速クルーズコントロール
  • パドルシフト
  • 左右独立温度調整式フルオートエアコン(クリーンフィルター付)(メッキリング&ピアノブラック調エアコンダイヤル)

完成度が高い、全車標準装備です。スバルの装備一覧表を見ながら抜粋していると、興奮してくるくらいハイクオリティ。

安全装備は近年当たり前についている予防安全装備が当たり前についていて、エアバッグも充実していてクオリティが高い。

そして何より、機能装備ですよ。

全車標準装備で「全車速追従機能付クルーズコントロール」が付いているというのが、個人的には「やってくれたなスバル」という感じで、思わずガッツポーズしそうになります。

全車速度追従機能というのは、前を走っている車の速度を検知して、その速度に合わせることで車間距離を保つことができる機能です。

前の車の速度に合わせるので、こちらで加速・減速をしてやる必要がほとんどなく、運転手がするのはほぼハンドリングだけになります。

圧倒的に、楽なんですよね。

レヴォーグはツーリングワゴンですから、やっぱり楽に運転ができるということが重要です。

そこをしっかり考えているんだなと実感させられ、好感が持てます。前車が近くにいないときには定速クルーズコントロールで燃費を稼ぎながら楽に運転ができるし、前車がいれば追従できる。圧倒的に、楽なんですよね。

楽したいときはクルコンで、自分で加速感や走りを楽しみたいときには解除してアクセルを踏んで……使い分けができるのも良いところです。楽しみたいときはパドルシフトが使えるのもまた、憎いですよねえ。

また、名前から見てわかるとおり全車アイサイト標準搭載です。

1.6GT EyeSightとS-style装備、特徴、異なる点

1.6GT EyeSight 1.6GT EyeSight S-style
  • 215/50R17タイヤ
  • 17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装+切削光輝)
  • 16インチ2スポット フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
  • ハロゲン4灯プロジェクターロービームランプ[マニュアルレベライザー」
  • メッキ加飾付フロントグリル(メッキ+ガンメタリック塗装)
  • UVカット機能付きガラス(フロントドア)

 

  • 225/45R18タイヤ
  • 18インチアルミホイール(シルバー塗装)
  • 17インチ2スポット フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
  • LED4灯ロービーム+ハイビームランプ[オートレベライザー、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー付]
  • 運転席8ウェイパワーシート
  • メッキ加飾付フロントグリル(ダークメッキ+ブラック塗装)
  • スーパーUVカットガラス(フロントドア)
※二つのグレードで共通しない装備を挙げました。

1.6GT EyeSight側に記載した装備全てが、1.6GT EyeSight S-styleでパワーアップしています。ホイールが大きくなってディスクブレーキも大きくなり、ハロゲンはLEDになってスーパーUVカットガラスになった。

フロントグリにはより高級感を感じさせるような塗装が施され、しっかり「特別仕様車であること」を我々に実感させてくれます。

しかも、運転席8ウェイパワーシートが追加されているんですよね。

先ほど「内装には快適装備が追加された」と語りましたが、それがこれ。マニュアル調整機構すら1.6GT EyeSightには搭載されていないのに、いきなり8ウェイパワーシート搭載というのだから凄いですよね。

1.6GT-S EyeSightの装備、特徴、異なる点

  • 18インチアルミホイール(ガンメタリック塗装+切削光輝)
  • ビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)
  • アルミ鍛造製フロントロアアーム(ピロボールプッシュ付)
  • ブルーステッチ インパネセンターバイザー(レザー調素材巻)
  • 本革巻きシフトレバー+ピアノブラック調加飾パネル(ブルーステッチ、高触感革)
  • ブルーステッチ シフトブーツ
  • 本革巻ステアリングホイール(ブルーステッチ、高触感革)
  • 運転席10ウェイパワーシート
  • 助手席8ウェイパワーシート
  • シルバーカーボン調+クロームメッキ インパネ加飾パネル

先述したアルミペダルとスポーツ形状のシート以外で、S-styleと異なる装備をいくつか集めました。これ以外に「SUBARUロゴ付きのサイドシルプレート」などもあります。

ロゴが1.6GT-S以上のグレードじゃないとサイドに付かないということで、ここを重視する人も多そうですよね。地味ですが、所有欲を左右する、意外と大事な問題です。

大事な問題というと、足回りがS-styleと異なるところも大事ですよね。フロント倒立式のビルシュタイン製ダンパーが搭載されています。

「レヴォーグを選ぶならビルシュタインでしょ」という意見もありますが、これに関してはスポーツ走行をする予定があるかどうかで考えると良いのではないでしょうか。

スポーツ走行をするなら、ビルシュタインのほうが乗り心地も走り心地も良くドライブを楽しめます。スポーツ走行をしないなら、標準ダンパーで十分です。

ただし、パワーシートなどを重視して、「スポーツ走行をしないけどGT-Sを選ぶ」ということでも特に問題ないでしょう。ビルシュタインダンパーはステアリングが結構クイックに利くため、そこだけ注意していれば快適です。

後席の乗り心地もビルシュタインのほうがいいので、やはり基本的には標準より優れています。

装備が色々追加されているので、単純にダンパーだけで決めるのも勿体ないですからね。運転席10ウェイ/助手席8ウェイパワーシートが必要かどうかなど、他の装備とのバランスも考えましょう。

2.0GT-S EyeSight装備、特徴、異なる点

  • VTD-AWD[不等&可変トルク配分電子制御AWD]
  • 18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)
  • アイドリングストップ無し
  • SI-DRIVE:3モード(I/S/S♯)
  • アルカンターラ/本革(ブルーステッチ)シート

1.6GT-Sと異なる装備を集めました。

足回りからシート地まで、案外違いが多いですよね。特に一番大きな違いというと、「VTD-AWD」というAWDシステムでしょうか。1.6GT-S以下には、アクティブトルクスプリットAWD[電子制御AWD]が搭載されています。

これはどちらも電子制御のAWDシステムですが、VTDの方が精度が高いんです。特に安定性と加速性がアクティブトルクスプリットよりも優れています。そのために、パワーが大きな車に採用されることが多いです。

その点で言えばアクティブトルクスプリットも安定性が高いですが、加速性はVTDに負けます。

つまり、スポーツ走行をより楽しみやすくしたAWDシステムが、VTDということですね。

スポーツ走行を楽しみやすいというと、SI-DRIVEモードにS♯モードが追加されたということも重要です。S♯は8段ステップ制御を行い、加速感覚がとても良くなっています。

よく「感覚だけが良い」みたいな言い方をされますが、実際の加速も、加速の感覚もどちらも一番良いモードがこれです。

要するに最速モード!

エンジン性能を遺憾なく引き出してくれるモードで、気持ちの良い吹け上がりと爆発的なGを伴う加速を感じることができます。回転数がSより低い状態で加速することができるので、安定感も高いです。

アイドリングストップを取っ払っていることからもわかりますが、2.0GT-Sは本当に「速さ」へのこだわりが見られますよね。燃費なんて度外視だ、とにかく速さを追及したいという時代と逆行したロマンある意思が伝わってきます。

ガンガンスポーツ走行を楽しむなら、アイドリングストップは邪魔ですから、これはマイナスポイントではないんです。これは、これがいいんですよ。

STI専用装備

  • 専用18インチアルミホイール(ダークグレー+切削光輝)&225/45R18タイヤ
  • 専用チューニング ビルシュタインフロントストラット(DampMaticⅡ、倒立式)&コイルスプリング
  • 専用チューニング ビルシュタインリヤダンパー&コイルスプリング
  • 専用LEDフロントフォグランプ
  • 専用インパネセンターバイザー(レザー調素材巻+レッドステッチ)
  • 専用シフトブーツ(レッドステッチ)
  • 専用本革巻ステアリングホイール(レッドステッチ+高感触革)
  • 専用クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリング
  • 専用マルチインフォメーションディスプレイ付レッドルミネセントメーター
  • 専用フロントコンソール(ボルドー/ブラック)(レザー調素材巻+レッドステッチ)
  • 専用スライド機構付コンソールリッド(ボルドー/ブラック+レッドステッチ)
  • 専用ドアトリム/ドアアームレスト(ボルドー/ブラック+レッドステッチ)
  • 専用素材巻フロント&リヤ大型ドアポケット(ボトルホルダー付)

足回りにSTIのパーツが組み込まれて専用チューニングされており、ガッチリしっかり固められています。

スポーツ走行時の安定性・加速性・乗り心地すべてが他グレードの比ではないくらい良くなっていて、運転していてとても楽しいです。STIに乗れば、スポーツカーを運転しているような充実感と、スピードを出したときの圧倒的安心感を感じられますよ。

1.6STIでもしっかりスピードが出ますし、加速する感覚がGTとは大違い。普段使いと安定走行メインでたまにスポーツ走行をするのが1.6GT(GT-S)と2.0GTGT-Sでしたが、これはスポーツ走行メインで普段使いも出来るというイメージ。

ツーリングワゴンというジャンルには、完全に収まりきっていません。

『完全に、スポーツワゴンだこれは。』

運転感覚は、まるで別物と思ってください。

ただ、エクステリアに関しては、専用フロントグリルなど変更点が多い割に、印象がガラッと変わるわけではないところが、個人的には少し残念です。

確かに陰影が強調されたようなデザインになってよりスポーティでカッコ良くはなりましたが、あと少し物足りないんですよね。「惜しい!」と言いたくなります。

しかし、インテリアはSTIのイメージぴったり、GTやGT-Sとは全然印象が違いますよ。

ことごとく「赤」なのがいいですよね。スポーツシートは黒と赤で、布地や本革地に入れられたステッチもほぼ全部レッド。

ルミネセントメーターまで赤く、黒基調の赤が目立つインテリアのトータルコーディネートが男心をビシバシとくすぐります。

こういうところも、スポーツワゴンっぽいですよね。

1.6STI Sport EyeSightと2.0STIの装備、特徴、異なる点

1.6STIと2.0STIの違いは、2.0GT-Sで説明した「AWDシステムの違い」だけです。それ以外全ての装備が二つで共通しています。

専用装備以外はまったく触れてきませんでしたが、カタログを見たところ基本的にはGT-Sの装備と共通していると考えて良いでしょう。

中には、アドバンスドデーフティパッケージという安全装備を多数追加できるオプションが標準装備されているなど、GT-Sとの違いも見えます。スポーツ走行を前提としているため、安全性を考えてこのパッケージを標準搭載としたのでしょうね。

STIの二つのグレードはとても人気が高いのですが、その理由がわかります。本当にクオリティが高いです。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

レヴォーグの特徴を各グレードの違いを通して見てきましたが、同一車種の中で「GT/GT-S」と「STI」という全く趣の違ったグレードを登場させるというのが物凄く面白いところですよね。

グレードによって異なる側面を持ち、魅力を持つところがレヴォーグが人気な理由でしょう。

ただ、どのグレードも魅力的で、自分がどれを選べばいいのか迷っている方が多いのではないかと思います。そこで、各グレードの個人的な評価を述べつつ、それぞれの魅力とどんな人にオススメなのかということをまとめてみました。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
1.6GT EyeSight ☆☆☆ 装備は気にせず、ゆったりグランドツーリングを楽しみたい方へ。
1.6GT EyeSight S-style ☆☆☆☆ コスパの良いツーリングワゴンが欲しい方へ。
1.6GT-S EyeSight ☆☆☆☆ 快適性とスポーツ性両方を高めたい方へ。
2.0GT-S EyeSight ☆☆☆☆☆ コスパ良くスポーツ走行を思い切り楽しみたい方へ。
1.6STI Sport EyeSight ☆☆☆ STI専用装備に心惹かれる方へ。
2.0STI Sport EyeSight ☆☆☆☆☆ ガンガンスポーツ走行を楽しみたい、ハイクオリティなスポーツワゴンが欲しい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

1.6GT EyeSightの評価

装備にこだわりが無く、ゆったりと余裕ある走りをベースに楽しみたい方は1.6GT EyeSightで十分です。全車標準装備のクオリティがとにかく高いので、快適装備などにこだわらない方はこれだけで十分すぎるほど満足できます。

性能もゆったりとしたグランドツーリングをベースに、たまにスポーツ走行をするという用途にぴったりです。装備・性能のどちらも価格以上の満足感があるので、オススメできます。

1.6GT EyeSight S-style

1.6GT EyeSightよりもコスパが良いのが、S-styleではないでしょうか。運転席8ウェイパワーシートが付いてきたり、18インチアルミホイールになる点が特に良いです。

スポーツ走行を少しでもするなら太めのホイールで安定感を高めたいところですし、運転手が楽できるというのがドライブを楽しむ点において最も大事でしょうから、そういった部分には多少こだわった方が幸せになれます。

そういった意味で、1.6GTよりもオススメです。

1.6GT-S EyeSight

S-styleは「1.6エンジンを好むコスパ重視の人向け」のグレードですが、1.6GT-Sは「1.6Lエンジンを好む快適性重視の人向け」のグレードです。

ダンパーのグレードアップによってスポーツ性も向上しているため、1.6Lでもスポーツ走行をしっかり楽しみたいという方にも向いていると言えるでしょう。

運転席10ウェイ/助手席8ウェイパワーシートがあるのが、良いんですよねえ。

2.0GT-S EyeSight

スポーツ走行を思い切り楽しみたいなら2.0STIが最もオススメなのですが、コスパも同時に重視したいなら2.0GT-Sの方がオススメです。

2.0STIが価格に対して性能と装備のバランスが悪いわけではなく、2.0GT-Sのバランスが良すぎるんですよね。「この価格でこのパフォーマンス!?」という驚きが、STIよりも強いです。

STIは「これだけお金かけてるから、これくらいにはなるよね」という妥当感が少しあります。

とはいえ、どちらも優れた車であることに変わりはないでしょう。

1.6STI Sport EyeSight

STI専用装備やチューニングに心惹かれる方にオススメですが、2.0STIに比べてオススメ度が随分と低いですよね。

レヴォーグは基本的にどのグレードも強くオススメできるんですが、1.6STIだけは若干魅力がぼやけてしまうなあと、個人的には感じているため評価をマイナスしています。

魅力がぼやけるというのは、1.6STIの立ち居地が微妙すぎるからです。

STI専用装備とチューニングを施してガンガンスポーティな車になりましたが、ガンガン走りたいなら2.0STIの方が圧倒的に良いわけですよね。安定志向の1.6Lエンジンでこれだけのチューニングを施す意味というのが、それほど大きくはないのではないかと感じています。

そのため、立ち居地が微妙で若干魅力がぼやけているという評価になりました。

魅力が若干ぼやけたとしてもハイクオリティで、ベースグレードと同じくらいオススメできるというのが、レヴォーグの良いところですね。スバルの本気を見せ付けられているような気がしています。

2.0STI Sport EyeSight

レヴォーグの中で、最強。

価格が高いためにオススメ度を下げるべきか迷ったのですが、人気ということもあって敢えて下げませんでした。やはり、良いものは誰から見ても良いものですよね。

価格が高くても購入したくなるだけの仕様が、ギッシリと詰め込まれていて溢れ出ています。

パワフルで静かなエンジンと、上質かつスポーティな足回りの調整。アクセルを踏み込んだ瞬間に体全体を包み込むGと加速フィーリングが最高で、ハンドリングがしやすいから安心して加速できる。

BMWのMスポーツにも劣らないのではないかという、面白楽しい走りが楽しめます。

純粋に車で走りを楽しみたいなら、このグレードです。

スバル レヴォーグの総合評価

レヴォーグはグレードが上がるごとに、段階的に良くなっていくのが比較していて面白いところですね。

何を重視するかで評価は変わりますが、ツーリングワゴンに求められがちな「快適性」「走行性」の二つを重視して見ると、グレードが上がるごとにエスカレーター式に良い車になっていくのがわかります。

お金をかければかけるほど良くなるということで、わかりやすくていいです。

1.6STIで辛口気味な評価をしましたが、「これはオススメできない」というグレードが基本的に無く、どのグレードも一定以上の評価をすることができるという点で安心感がある車だなと、感じました。

車格的にはやや高いグレードが多いですが、その金額以上の価値が各グレードにあります。

また、スバルが本気を出してこの車を主力車にしようとしているということが、グレード比較を通じて伝わったのではないでしょうか。知れば知るほど、欲しくなりますね。

 

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