スペーシアカスタムZ グレードごとに比較!期待の新モデルの性能は?

スズキスペーシアカスタムZ

スズキの主力軽自動車である「スペーシア」は、これまで「スペーシア」とそのカスタム車である「スペーシアカスタム」の二つの柱が展開されていました。

そこに! 2016年12月26日にスペーシアカスタムZという新しい車が仲間入りしたんですよ。

スペーシアの購入を考える方、既にスペーシアに乗っていて乗り換えを検討している方への1日遅いクリスマスプレゼント。年末の出来事だったもんで、驚く人も多かったのではないでしょうか。

この「スペーシアカスタムZ」という名前を聞いたとき、いやが上にも期待値が上がりますよね。なんと言ったって「Z」ですから。期待を抱いたままエクステリアを見ると、これがカッコ良くてド迫力で購買欲が刺激されるんですよね。

そんな、期待の新星スペーシアカスタムZの特徴をグレードごとに比較する形で紹介しましょう。

スズキ スペーシアカスタムZ  グレード表

グレード名 価格(2WD) 価格(4WD)
カスタムZ 1,490,400円 1,611,360円
カスタムZターボ 1,598,400円 1,719,360円

軽自動車界隈では高めですが、近年は軽自動車の価格が段々と高くなってきていて150万円前後が主流とも言える状況なので、破格ではありませんね。グレードごとの価格差も10万円程度で良心的です。

ここに、両方のグレードで「デュアルカメラブレーキサポート装着車」が加わります。約8万円程度値上がりしますが、デュアルカメラブレーキサポートは安全装備として信頼できる物なので、迷うくらいなら装着車を選ぶ方が良いでしょう。

ただ価格を見てひとつ不安なのが、ターボ車とノンターボ車の二択で差額が10万円なら、性能差以外にグレードごとの違いが無いのではないかということです。

これは不安でもあり、期待でもあります。ターボ・ノンターボという単純な性能差だけで選べることは良いことでもありますからね。人によっては「差別化して欲しい」と思うので、そういう方にとってはデメリットですが……。

いずれにせよ、価格を見て憶測を立てているだけでは何もわかりません。実際に特徴を見ていきましょう。

各グレードの特徴や違いを解説

先ほど不安半分期待半分で語った装備について詳しく見ていく前に、ターボの有無で性能にどれくらい差が出るのかというところを中心に見ていきます。内外装の違いがあるのかというところも、注目したいところですね。

カスタムZ

スペーシアカスタムZは、カスタムをベースとしているためハイブリッドシステムを搭載しています。軽ハイブリッド車で「カスタム車種をさらにカスタムしている車」であることを考えると、価格がより良心的に見えるのではないでしょうか。

それはさておき性能ですね。カスタムZに搭載されているエンジンは、最高出力38kW/6,500rpm、最大トルク63Nm/4,000rpmという性能を誇っています。

ハイブリッドなので若干のモーターアシストが加わるので、実際はこの数値より高い実力が期待できるでしょう。

実際乗ってみると、街乗りでは十分といったところです。峠道などの急な登りには対応できませんし、高速道路も不足感が否めませんが、普通に市街地や郊外・田舎道でちょっとした坂道アリのドライブなら全く問題ありません。

平地だと、力強さすら感じますよ。

これで燃費がJC08で30.6km/L(2WD)、29.0km/L(4WD)ですから、十分すぎるでしょう。実燃費でも20km/Lを普通に超えられますし、気をつければJC08燃費に近い数値も出せるので燃費を追求するのも面白いかもしれませんね。

エクステリアですが、カスタムZ専用装備のおかげでイカツク男らしくなってます。大きすぎるかなというくらい大きなグリルと、三段階のメッキパーツにそそられますよね。男のためのスペーシアという感じで、良く出来ています。

ここは「こんな専用エクステリア装備があるよ」と語るより、写真を見て貰うのが一番早いでしょう。

カスタムZターボ

ハイブリッドで、ターボ車。難しい話は抜きにして、まずは性能を見てみましょう。

最高出力が47kW/6,000rpmで、最大トルクが95Nm/3,000rpmです。ノンターボと同じく高回転型エンジンですが、ターボ車の方が発進時からの発生トルクが大きく、最初からグイグイ引っ張っていってくれる感覚があります。

モーターアシストもあってか、とても力強いですよ。

そして、ターボということでやはり加速が良い。一般道では他の車に遅れをとることもなく、楽に流れに乗ることができて運転していて楽しいです。

軽自動車はとにかく「人と荷物を運ぶ車」という感じで実用ばかりになってしまいがちなんですが、これは十分に走りを楽しめます。

高速道路でも100km/hくらいまでは余裕で速度が伸びていくので、高速道路の利用頻度が高いならターボを選ばない意味がありませんね。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

カスタムZと、カスタムZターボの性能差を語ったところで、最も気になる装備内容について見ていきたいと思います。

果たして二つのグレードの間に装備の違いはあるのか、そもそもカスタムZにはどんな装備が搭載されているのか、気になるところを徹底的に語りましょう。

なお、全ての装備を閲覧したい方は下記PDFをご参照ください。
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom_z/detail/pdf/detail.pdf

全グレード共通標準装備

  • 軽量衝撃吸収ボディーTECT(テクト)
  • 歩行者傷害軽減ボディー
  • 頭部衝撃軽減構造インテリア
  • 運転席・助手席SRSエアバッグ
  • ディスチャージヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付]
  • 4輪ABS[EBD・ブレーキアシスト付]
  • オートライトシステム
  • 全面UVカット機能付ガラス
  • スモークガラス(リヤドア、リヤクォーター、バックドア)
  • 残照式3ポジションルームランプ(フロント、センター)
  • 運転席・助手席バニティミラー[両方チケットホルダー付]
  • 運転席シートヒーター
  • 後席左側ワンアクションパワースライドドア[挟み込み防止機構付]
  • フルオートエアコン[抗菌処理タイプ/カテキン・エアフィルター付]
  • チルトステアリング

安全装備は、ほとんどが「衝撃を吸収する、衝突被害を軽減する」という方向性のものです。衝突を防止するという方向性の先進予防安全装備は、ことごとくデュアルカメラブレーキサポート装着車にセットされて入っています。

そのため、車線逸脱警報機能や誤発進抑制機能などの機能が欲しい方は、デュアルカメラブレーキサポート装着車を選ぶと良いでしょう。というよりも、個人的には最初から装着車前提で購入を考えても良いのではないかと考えています。

あまりにも、安全面が違いすぎますからね。

安全装備以外を見てみると、多くの装備が全車標準装備されています。

グレードごとの違いはとても少なく、基本的にはどちらもカスタムGSモデルがベースとなっているようです。ターボ車はターボ車であるが故に直感操作が出来るようになったり、若干高級感が増します。

ただ、装備を理由としてターボ車を選ぶほどのものではないので、ターボの有無は完全に性能で選べば良いでしょう。

また、基本カスタムGSベースということはカスタムの上位グレードであるXSと同等の装備を搭載するグレードは無いのかという疑問が生まれるんですが、カスタムZにおけるXSモデルは「ユーティリティパッケージ」というメーカーオプションです。

カスタムでは廉価グレードと上位グレードという位置づけだったものが、「基本グレードとパッケージオプション」という位置づけになっています。

これから、ターボ車とノンターボ車の違いと、ユーティリティパッケージでは何が追加されるのかということについて見ていきましょう。

カスタムZとターボの装備比較

カスタムZ カスタムZターボ
  • ウレタンステアリングホイール[チタンシルバーガーニッシュ付]
  • カラードドアハンドル
  • 14インチアルミホイール[155/65R14タイヤ]
  • クルーズコントロール
  • 本革巻ステアリングホイール[チタンシルバーガーニッシュ付]
  • パドルシフト
  • メッキドアハンドル
  • 15インチアルミホイール[165/55R15タイヤ]
※二つのグレードで共通しない装備のみを挙げました。

カラー塗装部分がメッキ加工になり、ホイール径が大きくなってステアリングホイールが本革になったのがターボ車ということです。

内外装が若干のパワーアップを遂げていますよね。ホイールの大きさが上がったのはターボで加速を前提とするようになったため、安定性を考えてのことでしょう。

ターボ車の装備は、個人的にクルーズコントロールとパドルシフトがメインだと考えています。

ターボ車の性能は高速道路を走るのに十分ですから、そうなるとクルコンが欲しくなりますよね。定速で楽に高速道路を走ることができたら、嬉しい。

軽ハイトワゴンということで横風の影響もあって、高速道路を走るのがしんどいですよね。その負担を少しでも減らし、ハンドリングに専念できるのは非常に良いところではないでしょうか。

また、加速して走りを楽しむなら、ちょっとした直感的操作がしたいものです。

CVTで直感的なシーケンス操作をしようと思ったら、パドルシフトが役立ちます。手軽なシーケンシャル操作系統なのですが、これが意外と楽しいんですよね。プラスマイナスを押していく感じが、自転車と似ています。

ただ、どちらの装備も「ターボの性能を活かして利用する」という方向性のものなので、やはり性能でターボの有無を選ぶべきでしょう。

ユーティリティパッケージの装備

  • 「ナノイー」
  • バックアイカメラ
  • 後席両側ワンアクションパワースライドドア[挟み込み防止機構付]
  • フロント2ツイーター&リヤ2スピーカー
  • プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)

ユーティリティパッケージをメーカーオプション設定すると、以上の装備が付いてきます。これを付けるかどうかは、上から三つの装備に魅力を感じるかどうかで選べば良いでしょう。

三つの装備のうち、二つくらいに魅力を感じるなら付けたほうが幸せになれますし、お得です。一つも魅力を感じないなら、付けないほうが良いでしょう。

ユーティリティパッケージは、8万円程度で取り付けができます。デュアルカメラブレーキサポートと合わせると16万円近く予算を上乗せすることになりますが、実用的な装備が多いのでお得です。

少しでも予算に余裕があるなら、検討してみてはいかがでしょうか。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

スペーシアカスタムZの特徴を性能・装備などから見てきましたが、案外面白いですよね。

カスタムとの違いはグレード設定もそうですが、エクステリアと「デュアルカメラブレーキサポート」が全車に取り付け可能になったという二つです。特にエクステリアは劇的な変化を遂げているので、魅力的ですよね。

さて、スペーシアカスタムZ自体の魅力はそういったところにあるわけですが、これまでグレードごとに特徴を比較してきて、各グレードにも魅力を感じませんでしたか? 『こっちのほうがいいなあ」というのが、少なからずあるでしょう。

そこで、各グレードの魅力について、個人的な評価や見解を交えながら語りたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
カスタムZ ☆☆☆ 滅多に高速道路を利用しない方へ。
カスタムZターボ ☆☆☆ 高速道路を頻繁に利用する方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

カスタムZの評価

カスタムZとカスタムZターボは性能で選ぶと良いということを何度か語りましたが、もう少し簡単な選び方として「高速道路の利用頻度」を提唱します。

高速道路を頻繁に利用するなら、ターボ車が必須です。ノンターボでもハイブリッドの恩恵を受けてパワーに余裕が見られますが、それは一般道での話。

高速道路だと追い越しもろくにできないため、たまに利用するくらいなら困りはしないでしょうが、頻繁に利用するならすぐに嫌になりかねません。

逆に、高速道路をほとんど使わず一般道メインという方はターボの性能を持て余す可能性があります。だから高速道路を滅多に使わないなら、カスタムZがいいのです。

カスタムZターボの評価

カスタムZの評価で述べた理由から、高速道路を頻繁に利用する方にはカスタムZターボをオススメします。

ところで、上の表「評価」の欄を見ると、両方とも☆三つ止まりになっていますよね。

両方とも同じオススメ度にしているのは「高速道路の利用頻度」で需要が分かれるため、両方とも同じくらいオススメできるということですが、もう少しオススメ度を高くしてもいいんじゃないのかと思う方が多いでしょう。

オススメ度を☆三つにしているのは、オプション装着を勧めたいからです。個人的に、スペーシアカスタムZのオススメ度は、「デュアルカメラブレーキサポート」を付ければ一段階上がり、ユーティリティパッケージを付ければまた一段階上がります。

両方付けて完成、オススメ度マックスというわけです。

これはカスタムZターボだけでなく、カスタムZにも言えます。

スズキ スペーシアカスタムZの総合評価

スペーシアカスタムZは、なんと言ってもエクステリアが面白いですよね。挑戦的なフロントフェイスだと思います。スペーシアカスタムと比べても、全然違う。

エアロ形状のフロントバンパーにメッキフロントグリル、そして大型メッキフロントミドルグリル。これら三つの相乗効果というのが、もう見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれるほどに大きいんですよ。

このデザインの組み合わせ、よく考えたなあと感心させられます。

だからこそ、インテリアの差別化ももう少し欲しかったというのが正直なところです。ファブリックシートとかドアアームレストとか、若干異なってはいますが、エクステリアに比べると地味。外装を見て期待値が上がるため、内装を見てガッカリしてしまいます。

基本的に良い車だと感じるだけに、そこが残念なんですよ。

また、スペーシアカスタムは大人しい印象だったため、N-BOXカスタムのようにイカツイ見た目を好む人の需要には、対応できていなかったんですよね。ライバル車はカスタムになるとイカツクなっていたのに、スペーシアは……。

そこで、カスタムZでは大人しい印象を捨て去り、攻撃的でイカツイ車に仕上げてきたところが好印象です。「これぞカスタム車だよ」という感じでしょうか。

 

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