外車クーペランキング・日本で選ばれる外車は?

外車クーペランキング

数ある乗用車の中でも群を抜いた華やかさを誇るのがクーペと呼ばれる2ドアのクルマ。国産車ではめっきり見かける機会が減ってきた一方で、輸入クーペは花盛りの状況です。

ここでは数あるモデルの中から、現在を代表するドイツ御三家と大衆車として名高いフォルクスワーゲンから5モデルを取り上げて見ました。いずれも個性派揃いの人気車であり、誰もが憧れる要素が満載であることに注目です。

1位メルセデス・ベンツ Cクラスクーペ

世界の乗用車をリードする存在はクーペの世界でも同様。その卓越したプレステージ感は全ての自動車メーカーの目標ともなるレベルの高さを維持し続けています。

車種の特徴

メルセデス・ベンツのSクラスとCクラス。そしてセダンとクーペ共にその名前だけで想像できるステータスが大きな誇りであると共に、その時代における立場をエクステリアからも明確に表した存在になっています。

Sクラスクーペとも共通するCクラスクーペのイメージは明らかにメルセデスを代表するラグジュアリーカーファミリーの一部を成していることを意識したもの。

誇らしげなダイヤモンドグリルのフロント部、柔らかな曲線を生かしたルーフライン、そしてリアに向けて絞り込まれつつ力強く張り出したフェンダーが造り上げる美しく上品なフォルム。

どの方向から見ても、メルセデスベンツであることを意識した秀逸なデザインであるだけでなく、エアロダイナミック的にも優れたものであることが、このクルマの真骨頂になっています。

インテリアは基本的にセダンに準じたものではあるものの、クーペならではの専用スポーツシートを装備し、スイッチ類にも配慮が行き届いた素材が使われているところなど、同クラスモデルより数段勝る上質感はであることは、メーカーのプライドさえ感じさせる部分になっています。

アルミを多用して車体を軽量化し、高強度の素材による高剛性化は最近の核メーカーのお決まりではあるものの、ダウンサイジング化された高性能エンジンとの最適な組み合わせによって、パワーと落ち着いたハンドリングに相応しい乗り心地を与えてくれるのはさすがのレベルとも言うもの。

安全装備についても世界最先端クラスの衝突防止システム「レーザーセーフティパッケージ」を備えて万全であることも、このクルマに相応しい機能です。

モデル 価格 車長 x 車幅 x 車高 燃費
C 180 Coupe 499万円 4690 x 1810 x 1405 15.7 Km/L
C 180 Coupe Sports 563万円 4690 x 1810 x 1405 15.7 Km/L
C 300 Coupe Sports(受注生産) 708万円 4705 x 1810 x 1405 14.4 Km/L
Mercedes-AMG C 43 4MATIC Coupe 905万円 4705 x 1810 x 1405 11.8 Km/L
Mercedes-AMG C 63 Coupe 1236万円 4750 x 1875 x 1400 9.7 Km/L
Mercedes-AMG C 63 S Coupe 1348万円 4750 x 1875 x 1400 9.7 Km/L

AMG仕様に設定された3000CC、4000CCエンジンを持つモデルは全くの別物。足回り、内装のあらゆる部分に手を加え、まさに自分だけの1台として仕上げることで至極の贅沢を極めています。

Cクラスクーペの魅力をもっと知りたい方はこちら!下記ページではCクラスクーペの装備や内外装、そして走行インプレッション等を詳しく紹介しています。
>ベンツ Cクラス クーペ グレードごとに比較、あなたに適したグレードは何!?

日本で支持される理由

現在の国産車には見られない流麗なプロポーションはドライバーに大きなプレステージ感を与えてくれるメルセデスならではのもの。

日本の道路事情にも合うサイズであることに加え、車幅のわりに最小回転半径が5.2mと、高級車である割に取り回しがいいことも、人気の理由になっています。

若々しいスポーティさもアピールしつつ、所有しているプライドを最大限満たしてくれるプレステージカーとして、日本市場では格好のモデルということなのでしょう。

2位アウディTTクーペ

ど肝を抜く派手なスポーツカーというのではなく、どこにもない上品さと目を奪うデザインが魅力のクルマ。先端機能も備えたスペックで、オーナーの所有欲を満たしてくれます。

車種の特徴

コンパクトながらも、どの車にも比較できないお洒落さ溢れたその存在。道端に停まっているだけで中を覗いてみたくなる、みるからに魅力いっぱいのデザインです。

それでいてスポーティであることが、このクルマの存在意義を一目で、そして明確に表しています。それは決して筋肉感剥き出しのクルマというのではなく、あくまでお洒落さが先に立っていることに、大いに意義があるのでしょう。

インテリアにはアウディとして初めて採用された「バーチャルコクピット」が大きな特徴で、今までになかった斬新さを与えることにつながっています。

メーター類が液晶画面にグラフック表示されると共にナビ画面までがそれと一体となり、運転中に最低限の視線の異動で必要な情報が提供されるというだけでなく、

必要に応じた情報が簡単に取り出せることによって、走りに集中できる大きなメリットが得られる新感覚のヒューマンインターフェース。未来的なこんな部分が、このクルマのショーアップにも極めて効果的になっています。

エンジンは2000CC直列4気筒ターボのみ。

上位モデルTTSには230PSから286PSへと出力を高めたタイプが使われ、6速Sトロニックトランスミッションと組み合わせによって、文字通りスポーティな走りを楽しめるのは言うまでもないこと。中でもTTSの0-100km/hは4.7秒という刺激的なものになっています。

モデル 価格 車長 x 車幅 x 車高 燃費
Audi TT Coupe 1.8 TFSI 469万円 4180 x 1830 x 1380 16.6 Km/L
Audi TT Coupe 2.0 TFSI quattro 589万円 4180 x 1830 x 1380 14.7 Km/L
Audi TT Roadster  2.0 TFSI quattro 605万円 4180 x 1830 x 1360 14.4 Km/L
Audi TTS Coupe 768万円 4190 x 1830 x 1370 14.9 Km/L

一般的なFFモデルと、フルタイム4WD、コンバーチブル、そして強力エンジンタイプとシンプルな4モデル。まさにTTに何を求めるかによって選択されることになります。

日本で支持される理由

特にロングノーズでもないのにスポーツカーらしさを感じさせるそのデザインは、日本人だけでなく全ての人に「美しい」印象を与えるユニバーサルなもの。

クーペの大きな目的がそのエクステリアの特別感にあることを、身を以って示してくれています。

有り余る流麗感なフォルムに加えて最新技術をふんだんに取り入れた装備と足回りを持つともなると、もはやスポーツカーとしてのアウディTTは盤石とも言えるでしょう。

ちなみに「TT」とは、かつてヨーロッパ各地で開催された2輪/4輪による公道レース「Tourist Trophy」にちなんだもの。クルマ好きのノスタルジーを喚起してくれる堪らない響きです。

3位BMW 4 シリーズクーペ

3シリーズクーペから独立して誕生した4シリーズクーペ。独自のナンバリングを与えられたことからも明らかなように、新たなイメージのクーペとして生まれ変わりました。

車種の特徴

基本的なプラットフォームは3シリーズと同じながら、車高を下げ、車幅を広げてよりパーソナルカーであることを主張するフォルムは4シリーズならではのもの。

敢えて3シリーズから独立させて新たなシリーズを登場させることによって独特の立場を与えるという、BMWの強い意志を表しています。

そしてもともとスポーティなBMWの中でも、その外観が単なる美しさだけに拘ったものではなく、より精悍で逞しい印象を与えるデザインなのはいかにもBMWらしさが表れているところにもなっています。

3種類設定されたエンジンの選択が可能なことも、走ることには妥協しないBMWの心意気の表れということなのでしょう。

3シリーズとも共通のドライバーズレイアウトに加え、インテリアでは一層の高級感を醸し出す上質な素材に取り囲まれた特別感はクーペであることの証であり,また操作する楽しさを与えてくれるのも大きな特徴になっています。

モデル 価格 車長 x 車幅 x 車高 燃費
420i クーペ Sport 536万円 4640 x 1825 x 1375 16.0 Km/L
420i クーペ Luxury 559万円 4640 x 1825 x 1375 16.0 Km/L
420i クーペ M Sport 557万円 4640 x 1825 x 1375 16.0 Km/L
430i クーペ Sport 667万円 4640 x 1825 x 1375 15.4 Km/L
430i クーペ Luxury 690万円 4640 x 1825 x 1375 15,4 Km/L
430i クーペ M Sport 688万円 4640 x 1825 x 1375 15.4 Km/L
440i クーペ Luxury 807万円 4640 x 1825 x 1375 13.5 Km/L
440i クーペ M Sport 824万円 4640 x 1825 x 1375 13.5 Km/L

用意されたエンジンは3系統。BMWの新コンセプトであるモジュール構造を採用した新世代版は一気筒500CCで統一され、直列に配置された2000CCの2タイプと3,000CCの3種類。一方では3シリーズで採用されている1500CCは不採用となっています。

日本で支持される理由

メルセデスベンツCクラスをを横目で意識しながらも、自分は走りに拘るというユーザーの自己主張を強く反映してくれるのがBMW4シリーズ。

一人用あるいは2人用としてみれば実用性の上でも遜色ないこのモデルであれば、快活に街中を走り回るうえでも、高速道路での胸のすくような加速感を味わううえでも文句なしの一台となるでしょう。

誰もがその特徴的なフロントエンブレムと共に、その見事なフォルムに見とれ、視線を集めることは保証されたようなもの。

BMW製のクーペを所有することが、クルマ好きにとっては堪らない憧れであることは日本でも同様です。

4位アウディA5クーペ

見られることを最大限意識したクーペとしてアウディからは2台目のランクイン。ベースとなるセダンの基本的なフォルムが優れているからこそ、クーペとなってもその優美さが引き立ちます。

車種の特徴

スポーティさとエレガンスさを融合したエクステリアはいかにもアウディらしさを主張する流麗さ。派手さは表に出さないまでも、気品あるデザインで落ち着いたステータスを感じさせるのは、アウディが最も得意とするところです。

いかにも正統派クーペという感じのロングノーズとショートデッキのプロポーション、そして長いホイールベースを利用した低いルーフラインが綺麗な曲線を描いて、その特徴を際立たせています。

これまでのアウディデザインと比べても横に広がりのあるフロントグリルとエンブレムが引き立ち、綺麗なカーブによって形作られたリアへと続くラインは見とれてしまうほどの流麗さ。そして車内に目を移すと、水平方向のラインが意識されたインテリアはこのクラスのアウディに共通のイメージを持つデザインで統一されています。

エンジンは4WD「quattro」モデルに合わせた252PSの2000CCTFSI。スムーズな変速とダイレクト感ある走行を可能とする7速Sトロニックトランスミッションとの組み合わせが、一層軽量化と高剛性化されたボディとも相まって、上品で滑らかな加速感を実現してくれます。

加えてWRCの世界で名をはせた独自の4輪システム「quattro」が標準装備され、前後輪のトルク配分を変化させることであらゆる場面での走行性能を高めていることも、走りにもこだわったこのモデルの特徴として注目すべき部分。

加えて「TT」や「A4」に先行採用されている12.3インチ液晶画面による「バーチャルコクピット」がA5にも採用され、メーター類とナビが合体したこの先進的なスペックが今後のアウディの主流ともなっていくのでしょう。

高速LTEでインターネットと接続するAudi connectと、スマートフォン同様の使い勝手で操作できるAudiスマートフォンインターフェイスを備えたMMIナビシステムも標準装備し、最先端技術を提案し続ける上でもアウディは積極的です。

モデル 価格 車長 x 車幅 x 車高 燃費
Audi A5 Coupe 2.0 TFSI Quattro sport 686万円 4690 x 1845 x 1365 16.5 Km/L

日本で支持される理由

A5セダンでも定評あるデザインの美しさは誰もが認める優れもの。その上品なフォルムがクーペではさらに際立って見えます。

最近街中で見かける機会が少なくなってきた2ドアモデルとしてだけでなく、さりげなく落ち着いた大人のイメージを与えてくれるのが、このクルマの魅力。

車内スペースの制約を取り払うことで、クルマのイメージもここまで変わるという典型でもあるのでしょう。

5位VWビートル

よく見て見れば、あのビートルもクーペの一種。「ザ・ビートル」と名付けられ、まさに「ビートルの決定版」とうたった最新モデルは、同時に「最後のビートル」という意味にも聞こえます。

車種の特徴

一見して従来のビートルの系譜を引き継いでいながらも、よりワイド&ローになったボディは車幅も1815mmと、そのコンパクトなイメージにはそぐわないサイズになったのはちょっと驚き。

その代わりに、これまでよりも後ろまで伸びたルーフラインによってデメリットとされていた後席の頭上空間が広がり、居住性を高めたところは嬉しい進歩とも言えるでしょう。

インテリアはアナログの円形メーターがレトロ感溢れるものであると共に、車体色と同じインパネの色使いであるのが新鮮な印象を与えてくれます。

座り心地がよくドライビングポジションに優れたシートと共に、余裕ある室内空間のお陰で長時間運転でも快適なのは意外なところ。クーペとはいいながら、後部座席にも十分な配慮がされているのも好印象です。

ゴルフと同じプラットフォームを持ち、直進性にも優れるカッチリとした足回りであるのは、長年に渡るフォルクスワーゲンの伝統とも言えるもの。ダウンサイジングされた1200CCの直列4気筒直噴ターボエンジンは車体サイズからして大きなものではないものの、ビュンビュン走り回るクルマではないだけに、これでも十分なものになっています。

モデル 価格 車長 x 車幅 x 車高 燃費
The Beetle Base 234.9万円 4285 x 1815 x 1495 17.6 Km/L
The Beetle Design 266.9万円 4285 x 1815 x 1495 17.6 Km/L
The Beetle R-Line 294.5万円 4285 x 1815 x 1495 18.3 Km/L
The Beetle 2.0 R-Line 345.9万円 4285 x 1815 x 1495 13.4 Km/L

あの外観ながら、1400CCと2000CCのハイパワーターボエンジンモデル「R-Line」がラインナップされているのも意外なところ。これらは車体の下部が黒い塗装で取り囲まれ,ワイルド感が強調されたSUV的風貌になっているのも特徴です。

日本で支持される理由

徹底して歴史ある外観にこだわるというのであれば、見まごうことなくザ・ビ-トルはそれにふさわしいクルマの一台です。そしてこれまで培ってきたフォルクスワーゲンの品質に対する絶対的な信頼感も、このクルマのイメジアップに貢献しているのは確かでしょう。

単に2ドアのクーペであるからということではなく、その偉大な存在感は今の時代のどこにも見られない希少価値を持ち、いつになってもフォルクスワーゲンの遊び心を楽しめるのは嬉しいところ。

とくにクルマが生活の一部となった現代においても、機能一辺倒でないところがお洒落さを感じさせてくれています。日本の風景にもよく馴染むクルマであることが、その人気の理由でもあるでしょう。

クーペという特別な存在

セダンであれは後席にも配慮しなければならないものが、前席だけに特化することで、見栄えの違いを成すことも面白いものです。

それは何でも詰め込んで家族や仲間と過ごすことを目的にした実用性重視のミニバンとは対極にあるクルマであり、そしてそのクーペに対して何を目的に特化しているかを見ることで、そのメーカーの志向するものも見えてきます。

ただその実用性の乏しさと共に、日本では駐車スペースの制約から一家に一台とならざるを得ない社会事情もあり、第一優先としては選ばれにくいクルマであることも否定できません。

一方では欧州を中心に、クーペ自体がクルマ世界のヒエラルキーの頂点に位置づけられるという立場の違いも無視できない背景もありそうです。

かつての貴族に代表される身分ヒアエラルキーが明確に存在した欧州と、現在の日本での事情とは根本的な違いのあるのも致し方のないこと。そんな社会的背景をも背負って登場したクーペに対する認識も、日本でのそれとは違って当然でもありましょう。

まとめ

ほぼ2人乗りとしてしか考慮されていない割り切ったクルマ。その代わり見栄えの華やかさが独特のプレミア感覚を刺激するものにもなっています。

同じ2ドアでも豪勢さを求めたものと実用性に根差したものという2極化しているのもクーペの特徴。共に現在の日本では成り立っていない要素であることも印象的です。

今や街中で見かけるクルマはミニバンに代表されるボックスカーかSUVばかりという中、数は少ないながらもクーペのようなクルマに出くわすと、クルマの原点でもある所有することへの憧れの気持ちが喚起させられてしまいます。

日本ではいつの間にかクルマの実用性ばかりが重視され、「格好良く走り回る」快感を忘れていたことを思い起こされると共に、最近のSUV人気はその反動のようにも見えてしまい、一回りして原点回帰しているかのようにすら感じてしまいます。

また都会でこんな実用性は二の次となるクーペを所有することには経済的にも大きな制約が付きまとうことも否定できない事実であり、逆にそのことが日本のクーペオーナーに「特別感」を抱かせてくれることにも繋がっているのでしょう。常に理想だけは高く持っていたいものです。

 

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