日産NV350キャラバンをグレード毎に分析、あなたのお気に入りは?

日産NV350キャラバン

キャラバンと言えば、商用ワンボックスカーとしてお馴染みですよね。1973年に初代が誕生してからというものの、個人事業の職人さんや大きな荷物をたくさん積まなければならない仕事をしている人たちの間で親しまれています。

また、この車を求める人にとっての「車」というのは「仕事道具」であり「ファミリーカー」であり「趣味」でもあり得るんですよね。仕事のために使い、休日の家族サービスに使い、自分の趣味でも利用する……。

NV350キャラバンを一言で表すとどうなるかと問われたら、「多目的で融通が利くが、職人気質な車」と答えます。

そんなNV350キャラバンは、あまりにもグレードが多い車です。どういうところが職人気質なのか、どういう特徴がある車七日を知るにはグレードごとに特徴を分析していく必要があります。職人気質な上、一見とてもわかりにくい車でもあるんです。

そこで、NV350キャラバンが気になるという方々のために各グレードの特徴を比較し、紹介しましょう。

日産 NV350 グレード表

グレード名 ガソリン車(2WD)価格 ディーゼル(2WD)価格 ディーゼル(4WD)価格
バンDX 2,239,920円 2,858,760円 3,224,880円
ワゴンDX 2,563,920円
バンDXクロムギアパッケージ 2,729,160円
バンプレミアムGX 2,814,920円 3,434,400円 3,648,240円
マイクロバスDX 2,856,600円 3,370,680円
マイクロバスGX 2,970,000円 3,484,080円
ワゴンGX 3,016,440円
プレミアムGXクロムギアバージョンブラック 3,052,080円 3,672,000円 3,885,840円
ライダー プレミアムバンGX 3,084,480円
ライダーブラックライン 3,160,080円
※ディーゼルや4WDの設定の無いものは空欄にしています。

バン・ワゴン・マイクロバスなど色々なタイプが見られますが、全部ひとまとめで、グレードは10個あります。ガソリン車のみで比べた場合、その最低価格と最高価格の差は、約92万円です。

100万円近くの価格差があるわけですが、10個もグレードがあるなら納得できますよね。むしろ、もう少し差が大きくてもおかしくはないのではないかと思わされます。

また、グレードによって設定はマチマチですが、ディーゼル車の2WDと4WDが用意されているところが憎いです。痒いところに手が届く感じがしますよね。

その分ガソリン車で4WDが無いのが少し残念ですし、4WDを選ぶならグレードが限られるところも気になってしまいます。

ちょっと余談ですが、個人的に面白いなと思うのがグレード名です。「DX」とか「GX」とか面白いですよね。デフォルトで「DX(デラックス)」と言い張るところが、日産の自信を感じさせられます。なんとなくDXとGXという言葉から「GXが上か」と想像しやすいところも良いです。

各グレードにしっかり違いがあるのだということを、あまり名前を変えずに感じさせるうまいネーミングと言えるでしょう。そんなそれぞれのグレードの違いにはどのようなものがあるのかを、これからじっくりと見ていきますよ。

各グレードの特徴や違いを解説

各グレードの違いを見るにあたって、本題はやっぱり装備になってくるわけですが、NV350キャラバンの各グレードの名前を見ていると「バン」とか「ワゴン」「マイクロバス」とかどうもタイプごとに違いがありそうだということが気になりますよね。

装備を詳しく解説する前に、まずはそういったタイプごとの違いなんかを簡単に見ていきましょう。

バンDX

バンは6人乗りの車です。標準の幅が1,695mmで、ボディ長は標準ルーフかハイルーフかによって変わります。標準ルーフは4,695mm、ハイルーフは5,080mmです。これらは自分の需要に合わせて選ぶことができます。

さらに、バンDXは、ガソリン車・ディーゼル車(2WD・4WD)の全てのタイプのエンジン・駆動方式を選べるのがいいですよね。バンDXで選ぶことのできるエンジン各タイプの性能は、以下のとおりです。

ガソリン車:最高出力108kW/5,600rpm 最大トルク213N・m/4,400rpm 燃費:9.1km/L

ディーゼル車:最高出力95kW/3,200rpm 最大トルク356N・m/1,400~2,000rpm 燃費:12.0km/L

ガソリン車のほうが高速走行は安定しますが、ディーゼル車のほうが低回転から中回転にかけてのパワーが大きいです。高速道路での運用が多いならガソリン車のほうがいいでしょうし、市街地での運用が多いならディーゼル車のほうが向いているでしょう。

なお、これから説明する全てのグレードで、上記エンジン性能は共通しています。

バンプレミアムGX

プレミアムGXは、DXと同じくエンジンタイプや駆動方式を選ぶことができます。エンジンの性能などはDXで説明したものと同じです。ボディサイズもどれを選んだとしてもDXと同じ……。それじゃあ、いったい何が違うか気になりますよね。

DXとGXの違いは、装備内容です。

「プレミアムGX」という名前から想像がつくとおり、幾分か装備が豪華になっています。詳しくは後ほど述べますが、少し例を挙げましょう。

たとえば、プライバシーガラスが追加されていたり、メーター周りが見やすくなったり、収納などが増えて室内が使いやすくなっていたりします。

バンとして運用するのにより便利になっているだけでなく、室内の快適性が向上しているので、業務用としてだけでなく常用・家族サービス用にも便利になっているんです。

ワゴンDX

バンもワゴンも違いが少しわかりづらいですが、端的に言うなら「定員」です。バンは6人乗りですが、ワゴンは10人乗りとなっています。ボディ幅は1,695mm、標準ルーフのボディ長は4,695mmでハイルーフでは5,080mmです。

ご近所家族と二家族合同バーベキューに、これ一台で出発できるほどの定員ですよね。場合によっては三家族合同でも大丈夫でしょう。これだけの広さであれば、たいていの用途には困りません。

ワゴンGX

バンGXと同じく、DXよりも装備が豪華になったグレードです。これまた詳細は後ほど詳しく語るので、一部だけ紹介しましょう。ワゴンGXで追加されるのは、オートライトシステムや運転席シートバックポケット、マップランプなどです。

運転していて便利なだけでなく、室内快適性も向上させる。10人乗りのワゴンだからこそ、高い快適性は必要不可欠です。荷物がメインになるバンと違って、ワゴンは人が乗る前提で、人を乗せるのがメインですからね。

バンよりも、装備は重視したいポイントでしょう。

ワゴンDXやGXの装備が気になる方、もうしばらくお待ちくださいね。

マイクロバスDX

マイクロバスということだけあって、居住性がすごいです。

1,880mmのボディ幅に、5,230mmのボディ長、そしてスーパーロングボディ・ハイルーフという圧倒的大きさの箱が用意されています。その中に、14人も座れるというのだからすごいですよね。

この仕様を見るだけでもう、テンションが上がってしまいます。

仕事にも家族サービスにも趣味にも十分すぎるほど利用できるでしょうし、むしろこの広さ・定員はオーバースペックかもしれません。大人数移動をすることがある仕事での利用を考えているなら、マイクロバスはぴったりです。

ただ、座席のほとんどを取っ払ってキャンピングカー仕様にする人も多いようですよ。リヤエアコンが多数張り巡らされているので、夏でも快適な車中泊ができるということなんでしょう。

マイクロバスDXは、装備内容などでGXに劣るものの、そういった「大勢を載せて運ぶ移動手段」や「車中泊用の車」と考えると申し分ありません。

それどころか、使う人によってはGXの装備は持て余すかもしれませんし、かえってこれくらいがちょうどいいとも言えます。

マイクロバスGX

オートライトシステムやインテリアの各種収納・乗り降りに便利なアシストグリップがDXの装備内容に追加されているだけでなく、各種塗装や加工もパワーアップしています。

車中泊を前提としたり、趣味に利用するなら、どちらかというとGXのほうが向いているでしょう。

ただ、人によっては「ふーん」と言うくらいの追加変更でしかありません。自分にとってどちらが良いかは、装備を詳しく比較してから判断しましょう。

クロムギアパッケージ

クロムギアパッケージは、ブラックメッキを随所にあしらった特別仕様車です。エクステリアのいたる部分が専用の加工をされていて、見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれます。

黒を基調として高級感とギラギラとした男らしさを演出しており、そういった雰囲気が好きな方にはぴったりと言えるでしょう。

バージョンブラックって?

クロムギアパッケージをさらにギラギラさせたものが、バージョンブラックです。ブラックメッキバックドアフィニッシャーや、ブラックメッキグリルなどを備えています。

それだけでなく、通常のクロムギアパッケージには無い装備も搭載されているんです。

ライダー

ベース車と比べて、専用フロントグリルなど、エクステリアの変更点が目立ちます。

2017年5月現在公式ページに記載されている物だと、ライダーには「ライダー バン プレミアムGX」と「ライダーブラックライン プレミアムGX」の二つが販売されています。

ライダーの基本形は前者、後者はそれをさらに強化したものと考えて良いでしょう。

こればっかりはエクステリアの写真を見たり、装備を見たりしなければ何もわかりません。ライダーとはどのようなグレードなのか、後ほどしっかりと見ていきましょう。

ブラックラインって?

バン プレミアムGXをベースとする特別仕様車で、専用ダーククロムフロントグリルなどの専用装備を多数搭載しています。

通常のライダーは黒というより白を基調としているのですが、ブラックラインはその名前の如く黒を基調としているんです。そのため、専用グリルなどエクステリア各種がライダーから変更されています。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

これまで、NV350キャラバンの各グレードの特徴を簡単にかいつまんで説明してきました。

多くのグレードで「これは装備を見ないとな」と述べましたし、読んでいて同じように感じたという方も多いのではないでしょうか。お待たせしました、ここが本題中の本題……装備内容から各グレードの特徴を見ていきます!

なお、全ての装備を閲覧したい方は下記PDFをご参照ください。

バン・ワゴン:http://www.nissan.co.jp/NV350CARAVAN/PDF/nv350_caravan_specsheet.pdf
ライダー:http://www.nissan.co.jp/NV350CARAVAN/PDF/nv350_caravan_rider_specsheet.pdf
クロムギアパッケージバージョンブラック:http://www.nissan.co.jp/NV350CARAVAN/PDF/nv350_caravan_versionblack_specsheet.pdf

全グレード共通標準装備

  • ABS
  • 運転席SRSエアバッグシステム+2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト
  • フロントベンチレーテッドディスク式ブレーキ
  • 運転席シートベルト費着用時警告灯&警告音(シートベルト・リマインダー)
  • 運転席・助手席ELR付3点式シートベルト
  • ロードセンシブルバルブ
  • フロントスタビライザー
  • フルホイールカバー
  • スペアタイヤ(スチールホイール)
  • インストカップホルダー(2個)
  • ドライバーズポケット
  • パワーステアリング
  • チルトステアリング(手動)
  • 集中ドアロック(助手席ドア・スライドドア・バックドア連動)
  • オド・トリップメーター

全グレード共通の標準装備は、他の車と比べて少なめです。

そのため、上記の装備を見ると「たいしたことないな」と思うかもしれませんね。

これがすべてではないのですが、確かに現在発売されている他の車たちに比べて先進安全装備が乏しかったり、機能装備が少なかったりと全車標準装備が乏しいことは確かでしょう。

特に安全装備は、人や荷物を多く積むという関係上、もう少し充実していても良いのではないかと思わざるを得ません。

ただ、全車標準装備が少ないということで「楽しみ」が増えているところもあります。

それは、外装です。

バンもワゴンも、外装のほとんどの部分がグレードによって異なります。クロムギアパッケージやプレミアムGXなどさまざまなグレードがあるからこそですが、DXでもオプションでエクステリアを豪華にすることができるんです。

エクステリアにこだわりたい人にとっては、グレード選びで見た目に差がつくというところは楽しいでしょう。

良いところがあれば、悪いところもあるというのは人も車も同じですね。全車標準装備を見るだけでも、それがわかります。各グレードの装備を見ると、もっと「ここはいいけどここがダメ」というのが明らかになるでしょう。

良いところもダメなところも含めて愛するか、良いとこ取りをすべくとことんまでグレードを比較検討するかは個人の自由。ただ、お気に入りのグレードを決める際にはメリットもデメリットも両方しっかり考えておきましょう。

バンDXとプレミアムGX装備比較、異なる点

バンDX バン プレミアムGX
  • ステッキ式パーキングブレーキ(MT車のみ)
  • リモートコントロールエントリーシステム
  • 車両情報ディスプレイ
  • AM/FMラジオ
  • オゾンセーフエアコン(フロント)
  • センターシート(前倒れ機能・両面コンソールボックス付)
  • 一体式ヘッドレスト
  • プライバシーガラス(スライドドア、リヤサイド、バックドア)
  • フォグランプ
  • オートライトシステム
  • インテリジェントキー
  • カラー車両情報ディスプレイ
  • ファインビジョンメーター
  • オゾンセーフデュアルエアコン
  • 分割調整式ヘッドレスト
  • 助手席マルチシートバックポケット
  • 3人用5分割式リクライニングセカンドシート
  • マルチセンターコンソール
  • エマージェンシーブレーキ
※二つのグレード間で共通しない装備のみを挙げています。

この二つのグレード間の装備の違いは、あまりにも大きいです。まず収納の数が大きく異なります。プレミアムGXには、コンビニフックやスライドドアポケットなどDXには存在しない収納が多く用意されているんですよ。

収納だけでなく、内装全般が飛躍的に便利になっています。リクライニングができるセカンドシートや、各種アシストグリップ、運転席・助手席のマルチシートバックポケット、1個から2個に増えたリヤルームランプ……とにかく、乗る人の快適性がよく考えられているんです。

乗る人の快適性ということで言えば、空調も外せませんよね。

DXはフロントのみのオゾンセーフエアコンですが、プレミアムGXはリアヒーターもオゾンセーフ。そして、これはオゾンセーフではありませんが、リヤクーラーもしっかり完備! 室内温度をバッチリ保守して、荷物も人も快適に運ぶことができるというわけです。

また、DXではオプション設定となっている「カラードバンパー」「カラードスライドドアレール」「メッキグリル」などが、GXでは標準で装備されているなど外装もパワーアップしていますよ。

カラードということで、素地じゃなくしっかり塗装がされているところに大きな魅力を感じますね。

バンDXとプレミアムGXの装備の違いを見るに、荷物だけを運ぶならバンDX、人も乗せることがあるならプレミアムGXのほうが良いのではないかと思います。

装備の全貌を見たら、それがよくわかるので、気になる方は一度PDFを自分なりの観点でご覧になってください。

恐らく、多くの人がプレミアムGXに興味を持つのかなと思います。

だって、やっぱり、人も乗せたいじゃないですか。こんなに大きい車なんだから。ヒーターもクーラーも完備、分割式ヘッドレストとリクライニングセカンドシートで家族も大満足で快適な週末を過ごすことができます。家族のいる方はDXでは、ダメでしょう。

ワゴンDXとGX装備比較、異なる点

ワゴンDX GX
  • リモートコントロールエントリーシステム
  • 車両情報ディスプレイ
  • オゾンセーフティデュアルエアコン
  • 一体式ヘッドレスト
  • メッシュフラットトリコット/トリコット
  • インテリジェントキー
  • カラー車両情報ディスプレイ
  • ファインビジョンメーター
  • オゾンセーフティデュアルエアコン(後席個別吹き出し付)
  • 分割可倒式フロントヘッドレスト
  • 運転席シートバックポケット
  • シートバックカップホルダー+ネットポケット(2・3列目両方)
  • フリントスエード調トリコット/スエード調トリコットシート
  • スライドドアポケット
  • リヤトリムポケット
  • スライドドアオートクロージャー
※二つのグレード間で共通しない装備のみを挙げています。

バンDXやGXと共通する部分も多いですが、異なる部分もまた多いです。最初に「お、違うな」と気づくのがエアコンですよね。

ワゴンではDXでもデュアルエアコンですし、GXは後席に個別の吹き出し口が付きました。これによって、より空調がよくきくようになったのではないでしょうか。

また、シートバックカップホルダーやネットポケットもバンには無かった装備ですよね。ワゴンはバンよりも人が乗るというところを重視しているため、こういった装備が充実しているのでしょう。

それにしても、シートの背面にカップホルダーとネットポケットがあるというのは、観光バスの車内を彷彿とさせますよねえ。

これで灰皿が各席シートバックにあれば、完全に観光バスですよ。最近では灰皿が無い観光バスも多いらしいですが。

マイクロバスDXとGX装備比較、異なる点

マイクロバスDX マイクロバスGX
  • AM/FMラジオ(2スピーカー)
  • 一体式ヘッドレスト
  • メッシュフラットトリコット/トリコットシート
  • プライバシーガラス
  • オートライトシステム
  • CD一体AM/FMラジオ(4スピーカー)
  • 分割調整式ヘッドレスト
  • 運転席シートバックポケット
  • シートバックカップホルダー+ネットポケット(2・3・4列目両方)
  • フリントスエード調トリコット/スエード調トリコット
  • スライドドアポケット
  • リアトリムポケット
  • 大型一体スライドドアステップトリム
※二つのグレード間で違いのある装備のみを挙げています。

バンやワゴンと共通する部分が多いですよね。シートバックカップホルダーとネットポケットは「マイクロバスだから」ということでDXにも付いているのかと思いきや、GXだけというところが少し残念です。

灰皿も、各シート背面には無いんですね。運転席周りには全車標準で付いていますが、全シート背面に付いていたら面白かったなと思います。

また、違いのある装備はワゴンとほとんど同じなのですが、DXとGXで共通する部分に関してはワゴンよりも豪華になっていますよ。

たとえば、リヤルームランプです。ワゴンはDXが1個、GXが2個でしたが、マイクロバスは両方2個となっています。その反面、インテリジェントキーの装備が無く両方のグレードでリモートコントロールになるところは残念ですね。

これもまた、良いところもあれば悪いところもあるということでしょう。

どのグレードと比べても、マイクロバスGXは人が乗ることを重視していることがわかりますが、もう少し装備面でワゴンと差別化をしても良かったのではないかなと個人的には思います。

クロムギアパッケージ装備、特徴、異なる点

DX GX
  • カラードバンパー(フロント・リア)/メッキグリル(標準幅車のみ)
  • ブラックメッキグリル
  • バイキセノンヘッドランプ(ハイ/ロービーム、LEDポジションランプ、オートレベライザー付)
  • ブラックメッキバックドアフィニッシャー
  • 専用ドアトリム地
※二つのグレードで共通しない装備のみを挙げています。

DXのカラードバンパー/メッキグリルに関しては、標準幅車のみ標準装備です。それら以外はEXパッケージを付けることによって装備させることができます。

EXパッケージの内容は、主にエクステリアの塗装です。塗装をしっかりして欲しいという方は、DXにEXパッケージを付けるという選択肢も考えると良いのではないでしょうか。

ただ、ギラギラとしてカッコいいブラックメッキグリルが付いていて、なおかつバイキセノンヘッドランプ搭載のGXのほうがお買い得です。

やっぱり、GXのバージョンブラックのほうが「クロムギア」という名前に相応しいような気がしますよね。

クロムギアパッケージ共通の装備

  • 専用防水シート地(セルクロス/カプロン/パートナー)(フロント&セカンド)
  • 専用15インチアルミホイール(15×5.5J)、インセット:45.P.C.D.139.7)(6穴)
  • 専用電動格納式リモコンメッキドアミラー
  • 専用本革巻3本スポークステアリング(シルバー加飾付)

違いのある装備を見ているとDXには個性が感じられませんでしたが、共通の装備を見ていると、やっぱりバンDXとは違うということを実感します。

各々気になるところがあるでしょうが、個人的には防水シート地に心惹かれますね。カップホルダーが所々にありますし、やっぱり運転している人も乗っている人も乗りながら何かを飲みたいと思うタイミングは多いです。

カップホルダーが手の届く範囲にあると、ついついそこに飲み物を置いて、何度でも手を伸ばしたくなるんですよね。

ただ、運転しながら飲んだりすると手元が滑ってこぼすことがあります。飲み物でシートが濡れるというのも、防水シートなら少しは防げるでしょう。

そうでなくても、たくさん荷物を積むバンですから、濡れた荷物などを運ぶときもあるでしょう。

雨の日なんかは特にそうですよね。防水シートなので、少しの水滴はなんのその。雨で濡れた荷物でも安心して運ぶことができるのは、バンとしてポイントが高いです。

GXのほうが選ぶ価値は大きいという意見は変わりませんが、DXもしっかり選ぶ意味があると言えるのではないでしょうか。

ライダー装備、特徴、異なる点

  • 専用LEDデイタイムランニングライト
  • 専用本革巻3本スポークステアリング(シルバー加飾付)
  • 専用防水シート地(セルクロス/カプロン/パートナー)(フロント&セカンド)
  • 専用ドアトリム地
  • 専用フロントプロテクター
  • ライダー専用フロントグリル
  • ライダー専用エンブレム
  • ブラックライン専用ダーククロムフロントグリル
  • ブラックライン専用エンブレム
  • ブラックライン ブラックメッキバックドアフィニッシャー

前半五つは共通している専用装備ですが、ライダーとブラックラインとで微妙に仕様が異なる場合があります。後半五つは、ライダーとブラックラインとで完全に仕様が異なる装備です。

両方共通して大きな特徴となっているのが、LEDデイタイムランニングライトですね。

これまで見てきたどのグレードのライトとも違うものが付けられているということで、特別感があります。LEDデイタイムランニングライトというのは、簡単に言えばLEDヘッドライトです。

デイタイムランニングライトというのは、長年多くの国で搭載が義務付けられているライトで、近年は国内でも使うことができるようになりました。

元々国内では使えなかったんですよね。

デイライトというネーミングからわかるとおり昼間に付けるライトということですが、国内ではまだまだ全然搭載車を見ません。国際的には何も新しくはありませんが、日本国内の車としては目新しい装備と言えるのではないでしょうか。

これ以外の装備に関しては、やはり質感やデザイン性に関するものが多いです。ここは完全に好みなので、明るいライダーがいいのか、暗く重厚感があって男らしいブラックラインがいいのかは自分の好みによって選ぶと良いでしょう。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

これまで、NV350キャラバンの各グレードの特徴について語ってきました。幅や長さ、定員数といった根本的な部分から、装備内容・デザインまで各グレードに個性がありますよね。

その個性と自分の好みが合致するグレードを選べばいいわけですが、色々見てきたので、どのグレードが誰に合うのかがよくわからなくなってきませんか?

そこで、各グレードがどんな方にオススメなのかを、改めてまとめてみたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
バンDX ☆☆☆ 荷物を運ぶことが多いが、人はあまり乗せない方へ。
バンプレミアムGX ☆☆☆☆☆ 人も荷物も乗せる機会が多いが、大人数ではない方へ。
ワゴンDX ☆☆☆ 仕事で比較的大人数を乗せる機会がある方へ。
ワゴンGX ☆☆☆☆☆ 家族サービスや大勢での旅行などにも使いたい方へ。
マイクロバスDX ☆☆☆ 仕事で大人数の送迎をしたり、キャンプでの車中泊をしてみたい方へ。
マイクロバスGX ☆☆☆☆☆ より過ごしやすいマイクロバスが欲しい方へ。
クロムギアパッケージ ☆☆ 黒の重厚感と男らしさを追求したい方へ。
ライダー ☆☆☆☆ デイタイムライトに興味があり、内外装にもこだわりたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

バンDXの評価

大きな箱を持っているが、乗員数は少ないというバンの特徴から、一人か二人で乗車して荷物をたくさん運ぶことが多い人にオススメです。

個人事業で職人系の仕事をしている方なんかは、バンDXくらいがちょうどいいのではないでしょうか。人をあまり乗せないならGXの装備は不要ですし、十分満足することができます。

たまにアウトドアの趣味などに家族だけで出かけるというのにも、良いかもしれません。ただ、その頻度が高いなら、GXをオススメします。

バンプレミアムGXの評価

荷物をたくさん載せることはもちろんのことですが、人も快適に過ごせる室内空間が欲しいという方にはプレミアムGXのほうがいいです。

リヤクーラーやヒーターが充実しているところや、アシストグリップの数・リアルームライトの数が多いところが、DXよりも遥かに快適な空間を演出してくれています。

仕事だけでなく、家族サービスでも使いたいという方には、こちらのほうがいいでしょう。

また、積荷の関係上クーラーやヒーターが充実しているほうが良いという方もDXよりGXのほうがオススメですよ。

ワゴンDXの評価

ワゴンということでバンよりも定員が4人増えて、10人乗りとなっています。

10人も乗れるなら、仕事で大人数乗せるときにも大丈夫ですし、家族ぐるみの付き合いにも駆り出せて実用にも私用にも大活躍できますよね。楽しみが広がって、何に使おうかと考えるだけでもワクワクしてきませんか?

ワゴンはシート数も多くなってきますから、シートを必要に応じて取り除くなどしてカスタムする人も多いです。室内は結構シンプルなので、アレンジやカスタムを自分で行う余剰があるというのも男心をくすぐります。

GXには搭載されているけどDXには装備されていないというようなものも、後から自分好みのものを付けることができるでしょう。

ワゴンGXの評価

バンDXと同じく、室内を快適に過ごすための装備が充実している点がとても良いですよね。

カスタムやアレンジする余白もまだまだ沢山ありますし、デフォルトで便利な装備が揃っているというのは安心感もあります。仕事でもプライベートでも、しょっちゅう人を乗せることがあるという人はワゴンDXが良いのではないでしょうか。

マイクロバスDXの評価

ワゴンは荷物を載せるついでに人もたくさん乗せるような用途に適していますが、マイクロバスは人を乗せることに特化しています。

シートを取り除いてフラットにする方もいますが、そのままの状態だと荷物を載せられるところは他のグレードと比べて狭いです。

送迎バスのような感覚で利用するのには、ちょうどいいですよね。フラットにしたら車中泊にも十分すぎるほどの広さを確保できるというところも、良い感じです。

バンもワゴンもシートを取り除いたら同じように利用できますが、マイクロバスを車中泊に利用する人が数人見られるというのは、キャンピングカー並みの広さが欲しいということなんでしょうね。

ただ寝るだけでなく、そこで過ごすことを目的とするなら、確かにマイクロバスのほうが適しているのかもしれません。

マイクロバスGXの評価

マイクロバスは人を乗せることに特化していて、送迎バス感覚での事業利用やプライベートでの車中泊に使うことが想定されるということを、これまで何度か述べてきました。

その用途で言うなら、DXよりGXのほうが使いやすいです。特に、「バス」と名前につくからにはシートバックカップホルダーとネットポケットはあって欲しい! ……と、個人的には思います。

冗談ではなく、個人の快適な車内ライフを考えるとあった方が良いんです。

それで言うなら、分割調整可能なヘッドレストも必須でしょうし、乗降用グリップも充実していて欲しいところですよね。それら全てが揃っているのが、マイクロバスGX。予算に余裕があるなら、乗る人のことを考えるなら、DXよりGXです。

ただ、自分の趣味のために欲しいなら、DXでも問題ないでしょう。

クロムギアパッケージの評価

完全に、黒々としたデザインが好きな人向けのグレードです。所々素地でも良いという方はDXのクロムギアパッケージを購入すると良いでしょうし、もっと黒々とした重厚感と高級感・男らしさを追求したい方はGXバージョンブラックを購入すると良いでしょう。

完全に需要が限られる車なのでオススメ度は低いですが、ズビビッとくる方は多いはずです。エクステリアを見て「これだ!」と何かの信号をキャッチした方は、買いですよ。そうでない方は、買うべきではありません。

ライダーの評価

国内ではまだ珍しいデイライトによる高い安全性を確保しつつ、デザイン性に優れているのがライダーです。通常のライダーと、ブラックラインでエクステリアの演出の方向性が異なる点も、選んでいて楽しいところですよね。

デイライトに関してはこれまで日本で付けられなかったということから不要なのではないかという感じがしますが、少しでも気になるなら試してみる価値はあるでしょう。

NV350キャラバンの総合評価

NV350キャラバンは、面白い車だなと感じさせられます。

バン・ワゴン・マイクロバスの三つのタイプがあり、それぞれのタイプで装備はほとんど共通しているものの、どこか一箇所二箇所に個性が感じられる。その違いを見分けるのも楽しくあり、タイプ別に異なる需要を抱え、それにあった装備が付いているという気づきもまた、楽しいです。

室内は収納が豊富ではありますが、どのグレードもとてもシンプル。簡素で物足りなさは確かにありますが、自分なりに室内アレンジができるところが楽しいですよね。

バンを使う方は荷物で埋まるから気にしないかもしれませんし、ワゴンやマイクロバスは乗員みんなのことを考えて空間作りをするのが面白いかもしれません。

遊べる余白を残しながら、快適性の高い室内空間を実現し、仕事でもプライベートでも使いやすい車にしているNV350キャラバンには、きっと「唯一無二の価値」があるのではないでしょうか。

 

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