ワゴンR、ワゴンRスティングレー。結局何が違うの?をわかりやすく比較・解説

ワゴンRスティングレー

軽自動車の中でも特に人気のあるワゴンR、そしてその名を冠するワゴンRスティングレー・・・名前だけでは、何がどう違うのかさっぱりわかりませんよね。ホームページをパっと見てみても、その違いがわかりづらいです。

「ワゴンRスティングレーはワゴンRを基にした車だということはわかるけど、それ以外はわからない」そういった人は多いでしょう。そんな人のために、ワゴンRとワゴンRスティングレーの違いについてまとめてみました。

価格編

まずは、ワゴンR・ワゴンRスティングレーそれぞれ価格の違いを見て行きたいと思います。

ワゴンR ワゴンRスティングレー
グレード 価格 グレード 価格
FA 1,078,920円 L 1,293,840円
HYBRID FX 1,177,200円 HYBRID X 1,488,240円
HYBRID FZ 1,350,000円 HYBRID T 1,658,880円
※表示価格は2WD

わかりやすく、ベースグレードの価格で比べると、だいたい214,920円の差があります。

5年ローンで購入したとすると、月々3,582円程度の差です。

この差をどう見るかによって、評価は変わるでしょう。差が大きいか小さいか、そこは個人の感覚ですね。

元々ワゴンRスティングレーはベースグレードで150万円を越える価格設定となっており、軽自動車としては非常に高い価格で販売していました。

それが2017年2月にフルモデルチェンジを経て、129万という価格帯からはんばいするようになったのです。

そのため、昔と比べるとワゴンRとスティングレーの価格差は大分縮まったように思います。

エクステリア編(外装)

続いての比較項目はエクステリア。

一見するとどちらも似たような姿をしていますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。まずは、全長・全幅・全高を見て行きたいと思います。

ワゴンR ワゴンRスティングレー
見た目
(クリックで拡大)
ワゴンR エクステリア ワゴンRスティングレー エクステリア
全長 3,395mm 3,395mm
全幅 1,475mm 1,475mm
全高 1,650mm 1,650mm

データ上では、ワゴンRもワゴンRスティングレーも同じ大きさですね。もともとワゴンRスティングレーの方が20mm高かったのですが、フルモデルチェンジ後に両車種とも高さを揃えたようです。

それでは画像を見てみましょう。ワゴンRは、どこか親しみやすいような印象があります。決してイカツイというようなことはなく、どんな場所でも溶け込みそうですね。

スティングレーのほうは、どことなくスポーティな印象を受けます。

ヘッドライトが、横に伸びた形になっており、その中で丸いライトが光っているというのが、そういった印象を生んでいるのでしょう。

ワゴンRは、スティングレーに比べてヘッドライトが大きく、若干つりあがったような見た目になっていますね。

両モデルの外装に関しての口コミを比較してみる

エクステリアに関する両車種の口コミを見てみましょう。

ワゴンR ワゴンRスティングレー
フロントグリルとヘッドライトのデザインが、個人的にはかっこ悪い。バンパーも、一枚板のような手抜きデザインに感じた 意地悪なフェイスだと言われていますが、個人的にはこの「意地悪さ」「チョイ悪」といった感じが気に入ってます。
ワゴンR史上最もパっとしないデザイン。ブルーイルミが似合わない。 ヘッドライトと一体型のイルミネーションがあり、夜になるとカッコいい。
シンプルイズベストって感じかな。目立たないけど印象には残らない。個人的にはイイと思う。 ポジションランプが電球なのがいただけない
かっこいいというよりは、機能的なエクステリアといった印象があります。 良く言えば飽きが来ないデザイン、悪く言えば無難で存在感が薄いデザイン。
老若男女問わず、誰にでも受け入れられやすいエクステリアではないかと思います。 全体的には好みですが、LEDイルミは不要だと感じた

どちらもLEDのイルミネーションに関する口コミがあります。ワゴンRはどちらかといえば、「イルミはいらない」という口コミが多いです。スティングレーのほうは、賛否両論といったところですね。夜になるとイルミネーションがかっこいいという人もいれば、イルミネーションはいらないという人もいます。

イルミネーションは、映える色とそうでない色があるようです。LEDイルミネーションは、どちらもブルーですから、その色を念頭において「映える色」と「映えない色」を分類してみると良いのではないでしょうか。似合う似合わないは個人の感覚も含むので、ここで「この色だとLEDイルミが映える」とは断定しませんが、事前にイルミとの折り合いをつける形でカラーを選べば、不満点にはならないでしょう。

ワゴンRもワゴンRスティングレーも、どちらも「無難」な印象を持っている人が多いようです。スティングレーのほうは「意地悪な顔」「チョイ悪」とも言われていますが、それでもまだ無難にまとまっていると言えるのではないでしょうか。どちらを選んだとしても、男女ともに受けが悪い見た目ではないということです。

インテリア編(内装)

次はインテリアに着目して比較していきたいと思います。

両車種ともフルモデルチェンジ後を経て、非常に大きな室内空間の実現に成功しました。その広さはいかほどか見てみましょう。

ワゴンR ワゴンRスティングレー
見た目
(クリックで拡大)
ワゴンR インテリア ワゴンRスティングレー インテリア
室内長 2450mm 2450mm
室内幅 1,355mm 1,355mm
室内高 1,265mm 1,265mm

室内空間の広さは、データの上ではまったく変わりません。

見た目の印象としては、ワゴンRよりも、ワゴンRスティングレーのほうが高級感があるといったところでしょうか。

ハンドル周りはどちらもスッキリとしていて機能的という印象を受けます。

収納については、どちらもあまり変わらず、豊富です。

インテリアで大きく異なるのは、パネル周りです。詳しくは装備の違いの項目で説明しますが、スティングレーのほうがパネル周りが充実し、より機能的になっています。

両モデルの内装に関しての口コミを比較してみる

続いて両車種の口コミを見ながら比較していきましょう。

ワゴンR ワゴンRスティングレー
そこそこの質感を備えた無難なインテリア。面白みはないけど、実用的です。 メッキ加工やピアノブラック加工がされていて、高級感がある。ただ、指紋と傷が目立ちやすいので、気をつけなければならない。
パネル全体がすぐへこむ。おもちゃの車のようなチープなつくり。 シートアレンジが多彩で使いやすい
メーターのデザインがクールで、なおかつ視認性がよくて気に入っている。 デザインは高級感がありますが、パネルなどは触ると安っぽさを感じてしまう。
全体的にまとまった雰囲気のあるインテリアだと思う ドアの内張りがペコペコとしていて安っぽい
プラスチックが目立つ 高級感とスポーティな見た目が好き

ワゴンRもワゴンRスティングレーも、どこかしらに安っぽさを感じる部分があるようです。ただ、どちらも違った雰囲気でありながら、ひとつにまとまっていて、デザインとしては高評価になっています。ワゴンRは無難でシンプルにまとまっていて、スティングレーは黒を貴重とし、高級感のある雰囲気にまとまっていますね。

スティングレーのメッキ加工やピアノブラック加工ですが、指紋と傷が目立つ原因になっています。全体的に黒を基調としているため、メッキ加工・ピアノブラック加工がなされていない部分でも、傷や指紋は目立つでしょう。ワゴンRはグレーが基調となっていて傷や指紋は目立ちませんが、汚れは目立ちます。

ワゴンRは「チープ」「安っぽい」という口コミが多いですが、これはスティングレーも同じです。スティングレーの場合は、高級感を感じる部分と安っぽさを感じる部分がはっきりと分かれています。シートの柄や質感、メッキ加工やピラノブラック加工されている部分などには高級感を感じる人が多いです。

しかし、パネル周りやドアの内張りは安っぽさを感じるという人が多く、そういったところで軽量化を図っているのでしょう。

燃費、走行性能編

今度は燃費に着目して比較していきたいと思います。

ワゴンR ワゴンRスティングレー
カタログ燃費;ガソリン 26.8km/L 26.8km/L
カタログ燃費:HYBRID 33.4km/L 33.4km/L
実燃費:ガソリン 19.11km/L 19.13km/L
実燃費:HYBRID 24.06km/L 24.06km/L
※実燃費はオーナー報告の平均値
※カタログ燃費、実燃費ともに2WDの数値です。

燃費の数値はほぼ一緒。エンジンは二つとも同じR06A型の水冷4サイクル直列3気筒です。

そのため、走行性能にも違いがありません。ただ、ワゴンRスティングレーは、スタビライザー形式が前後ともトーション・バー式となっています。

大まかな走行性能に違いはなくとも、横揺れ防止やカーブの安定性は、スティングレーのほうが高いと考えられるでしょう。

またワゴンRはHYBRID設定のグレードがあります。そのため非常に燃費の良い軽自動車となっていますね。

こちらも同じエンジンを使用していますから、燃費の点において大きな差は出ていないようです。

装備編

  • ディスチャージヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付]
  • LEDフロントフォグランプ
  • オートライトシステム
  • フルオートエアコン[抗菌処理タイプ/カテキン・エアフィルター付]
  • 6スピーカー(フロント2、リヤ2、ツイーター2)
  • 電動格納式リモコンドアミラー
  • パドルシフト
  • サテンメッキエアコンルーバーリング
  • メッキインサイドドアハンドル
  • ピアノブラック調ドアアームレスト
  • フロントアームレストボックス
  • フロントグリル[スケルトンタイプ]
  • LEDイルミネーション(ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー)
  • バックドアメッキガーニッシュ
  • Bピラーブラックアウト
  • フロントスタビライザー

上記の装備は、ワゴンRのFZとスティングレーのXとを比べ、スティングレーのみの装備となっているものを書き出しています。上位グレードとベースグレードを比較すれば、スティングレーのみに装備されているものがわかるということです。

また、LEDイルミネーションに関しては、ワゴンRはフロントグリルのみとなっています。また、ワゴンRで不満点となることがあったヘッドランプのブルーメッキは、スティングレーニはありません。その代わり、ヘッドランプにイルミネーションがつきました。

インテリアやエクステリアの装備の違いに関しては、完全に好みなので、特に必要というわけではありません。スティングレーのみの装備となっているもので、あれば便利なのはフルオートエアコンですね。ディスチャージヘッドランプもあれば便利ですが、どちらもなくても困りはしません。

どの装備も、特に必要だとは言えません。ただ、フルオートエアコン、ディスチャージヘッドランプ、フロントスタビライザーあたりは必要性を感じる人も多いでしょう。

ワゴンR・ワゴンRスティングレーの違いまとめ

  • ワゴンRスティングレーはコンパクトカーが買えるほどの本体価格である
  • ワゴンRスティングレーはメッキ加工やピアノブラック加工があり、高級感のあるデザイン
  • ワゴンRのFZとスティングレーの燃費は同じだが、その他グレードとスティングレーの燃費は異なる
  • ディスチャージヘッドランプ、フルオートエアコン、フロントスタビライザーなどはワゴンRにはない

ここまで述べてきた中での、大きな違いと思われる部分のみ箇条書きにしてみました。こうしてみると、違いが大きいようで小さいような印象を受けます。そのため、できるだけ予算を低く抑えたいという人はワゴンRを購入するほうがいいでしょう。

ディスチャージヘッドランプやフルオートエアコンなどの装備が必要だと考える人は、スティングレーを選ぶしかありません。価格を重視するならワゴンR、装備を重視するならスティングレー・・・と、非常にわかりやすいですね。

燃費を重視する人の中でも、装備と価格なら価格を優先させるという人はFZ、装備を優先させるという人はスティングレーのXを選ぶといいでしょう。ワゴンRの燃費はグレードごとに異なるので、自分がどこまでの燃費性能が欲しいと考えるのかによって決めてもいいかもしれません。

いずれにせよ、価格or装備と燃費性能のバランスをとって、ワゴンRとワゴンRスティングレーのどちらを購入するのかを決めると良いでしょう。

 

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