「ぶっちゃけN-BOXカスタムってどれも一緒でしょ?」
そう思っている人は多いはず。
N-BOXカスタムと言えばN-BOXの公式カスタム車で、何かと装備が充実している1台ではありますが、何がどう違うのかあまりピンとこない人もいると思います。
かといって、全部似たようなもの、と思いつつもその違いを知らずに選ぶのはさすがにちょっと不安ですよね。
そこで今回は、そんなN-BOXカスタムのグレードの違いやどこに注目して選べば良いのか、運転することが多い『女性』の目線から色々と見ていこうと思います!
あなたに合った1台を見つけるには、「自分の生活にどれだけマッチしているのか」
ここを見るのが重要になります。
これからお話しすることを聞けば、きっと疑問が解決されますよ!
女性でも一目でわかる!N-BOXカスタムの各グレードの基本的な違い

N-BOXカスタムのグレードは基本的に『G・L』『G・EX』『G・スロープ』の3種類あります。
そして、そこからさらに各グレードにノンターボ・ターボ車に分かれているんですよ。
元々は文字通り『N-BOXのカスタム仕様』のため似ている部分が多いのは事実ですが、何がどう違うのか、という細かい部分を見るとまたガラッと変わってくるんです。
では早速各グレードについて、注目ポイントだけまとめてみたので一緒に見ていきましょう!
全グレード共通装備は基本的に充実している
まずは全グレード共通している装備から簡単に説明していきます。
といっても、共通している中から特に注目して欲しい3つの装備をピックアップしてみたので、とりあえずここだけは見ておくようにすると良いですよ。
Honda SENSING

最初に紹介するHonda SENSINGとは、いわゆる安全装備のことです。
この機能によって周囲の状況を確認し、事故の危険性を減らしてくれるんですよ。
例えば居眠りして前の車が止まったことに気づけないときなど、警告音が鳴ってブレーキの制御をし、衝突事故を回避するよう補助してくれます。
ロールサンシェード

次にロールサンシェードとは、カーテンのようなものと考えて良いと思います。
夏場とか日差しが車の中に差し込むと、とても暑くなりますよね?
クーラーにも限界がありますし、これによって熱中症の危険性を防ぐことが出来るんです。
それに、プライバシーの保護に使うことも出来ちゃうんですよ。
プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコン

また、プラズマクラスター技術搭載のエアコンも付いているので、車内を涼しくしながら空気の清浄が出来るのも嬉しい機能です。
このプラズマクラスターが搭載されていれば車内に浮遊するウイルスやカビ菌などの働きを抑えて守ってくれるので、子どもを乗せても安心出来ますよね。
このように元々がN-BOXの『カスタム』車であるため、装備がこれだけ充実しているんです。
特に家族にはうれしい安全機能や内装の機能面が多いので、とても安心出来るポイントだと思いますよ!
グレードの違い=シートが違うと覚えておこう
そんなN-BOXカスタムのグレード間の違いですが、基本的には『シート』の違いで見ると見分けやすいんです。

N-BOXカスタムの標準グレードとなる『G・L』はフロント部分、いわゆる運転席・助手席のシートがベンチシートになっているので、体にフィットしやすく運転もリラックスした姿勢で出来ます。
軽自動車の基本的な形ともいえるので、元々軽自動車を愛用している人にとっては一番運転しやすいシートになると思いますよ。

一方でG・EXグレードは運転席・助手席が独立し、さらに移動距離も増えた『スーパースライドシート』仕様になっているのが特徴的です。

実はスーパースライドシートはシートアレンジが多彩なので、画像のように大きいものを積めるスペースもありますし、座席を全部倒して長い荷物を置くことも出来ちゃいます。
背の高い荷物も置くことも出来て、足を伸ばしてリラックスできる空間も確保できるんですよ。
つまり、ベビーカーを積むことやお子さんと一緒に車内でくつろぐことも出来るんです。
おまけに、後部座席に子どもを座らせているときなどすぐ近くまで座席を下げることも出来るので、会話などしやすいですよね。

そして、G・スロープは福祉車両的な扱いの車種になるためシートの可動域が少なくなる分、車いす用のスロープが取り付けられています。
確かに可動域は狭いですが、福祉車両として使えることも出来るから嬉しい機能ですよね。
ノンターボとターボの違いは『加速』と『燃費』、それから『価格』に注目
それから次に気になるのが、ノンターボとターボの違いかと思います。
わからない人に簡単に説明すると、ノンターボとターボの違いは大きく『加速能力の上昇』と引き換えに『燃費の悪化』を引き起こしていると考えると良いんですよ。
というのも、ノンターボの加速はアクセルを踏んだ時にスタートダッシュがゆっくりなのに対し、ターボはアクセルを踏むと素早く発進できるようになっています。
ただ、その分ターボは大きなパワーが出るので燃料の消費が早く燃費も悪くなるんです。
そして、その加速を生み出すためにはエンジンから変えていく必要があるため、より手がかかっているターボ車の方が高くなる、というわけです。
つまりターボは、軽自動車のわりには車自体のパワーが上がって運転性能が良くなったため、価格が高くなっているってことになります。
さらにN-BOXカスタムでは、他にもシフトノブやステアリングホイールといった部分が本革巻となっているのもポイントですよ。

女性目線で見たN-BOXカスタムの注目ポイント

ここまで各グレードのざっくりとした違いを見てきましたが、肝心なのは女性目線で見た時にどこがポイントになるかですよね。
違いが分かっても、結局どういう部分に注目すればいいのかイマイチしっくりこないと思うので、ここからはそんな女性特有の目線で見たときの重要なポイントを確認していきますよ!
基本的な候補としては『G・L』か『G・EX』かで良い
最初に言っておきたいのが、よほどのことがない限り選ぶグレードは『G・L』か『G・EX』かのどちらかにした方が良いということです。
というのも、先ほどグレードの違いについて見た人ならわかると思いますが、G・スロープは基本的に車いすに乗る人用の車になるので、身内に車いすを使用する人がいない限りは『G・L』か『G・EX』の2択になるんですよ。
車いす用にすると座席の可動域も狭くなりますし、出来ることがある程度制限されてしまいますからね。
基本的な事としてこれだけは覚えておくと良いですよ。
ノンターボ・ターボのどっちにするかは『住んでいるところ』がキモ
また、ノンターボかターボか決めきれないときは、『居住住宅がある地域』を思い出すと決めやすくなると思います。
例えば、『ノンターボ』は燃費が良いのでガソリン代がそこまでかからない代わりに、パワーが物足りないため坂道などはかなりアクセルを踏み込まないとスピードが出にくいんです。
一方で、『ターボ仕様』はパワーがあるため買い物の荷物をたくさん積んでも走りやすいですし、坂道もスルスル登れる代わりに燃費が悪く、ガソリン代が多くかかってしまいます。
このことから自分の住んでいる地域と照らし合わせて選ぶと、まず間違いはないと思いますよ。

総評!N-BOXカスタムのグレードはここで選べ!

今まで全体を通して色々とお話してきましたが、結局のところはっきりとどっちが良いの?と思った人のために、あくまで私の主観ですがどっちが良いのか、簡単に総評してまとめてみました。
参考程度に是非見てみて下さいね。
安くN-BOXカスタムを乗るなら『G・L』
まず車を買い替えるのって、そんなに安いことではありませんよね。
かなりの大金を支払って買うため車の機能にそこまでこだわりがない、基本的な機能さえあれば十分、という場合はやはり安く済む『G・L』がおすすめ!
『G・L』は基本的な装備を搭載しているため、先ほど紹介したHonda SENSINGなども使えますし、安全面がきちんとしていれば小さいお子さんがいる人は子どものことを気にしながら運転してもリスクを軽減してくれるんです。
特に、自分で車を運転することが多い人だとこちらでも十分だと思います。
逆に助手席に座ることが多い人なら運転面の部分よりも他の部分を重視した方が良いので、違うグレードを選んだ方が良いのかもしれませんね。
シートアレンジで収納のアレンジを増やしたいならやっぱり『G・EX』
次に自分で運転することが少ない人や、ある程度車内をカスタムしたい人は『G・EX』を選ぶのがおすすめです。
『G・EX』は助手席のシートの可動域が広いので、後部座席に子どもを乗せていてもすぐに近づくことが出来ますし、手が届く範囲で子どもを見ることも出来ます。
それに車内の収納を増やすことも出来るので、荷物の多い人や色んなものを常に車に常備しておきたい人はこちらの方が良いと思いますよ。
収納できる部分が多いと、その分お子さんのための荷物も沢山用意しておくことが出来ますし、何かあった時にすぐに対応できますよね。
上記の点から『G・EX』を選ぶのなら、自分で運転するよりも助手席に座る人で、何かあった時のために車に必要なものを常備しておきたい人におすすめになりますよ!

まとめ
車の買い替えは簡単に出来るものではないので、そのせいもあって購入するときは慎重になりますよね。
どういう部分が良いのかも車に詳しくないとよく分かりませんし、N-BOXカスタムを買う!と決めていてもちょっと不安になる人がいるのも仕方がないと思います。
これからN-BOXカスタムに買い替えるのなら、グレードは『G・L』か『G・EX』の2択にすると選びやすいので、そこから自分に合ったものを選ぶときっと目的の車を見つけることが出来ると思いますよ!
 
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