ベンツ Sクラス マイバッハ グレードごとに考察、最適なグレードはどれ?

ベンツSクラスマイバッハ

マイバッハと言えば、2002年に登場したハイエンドプレミアムカーブランドです。ハイエンドプレミアムの名に相応しい高級な車を作っていたのですが、実際の販売台数は振るいませんでした。

そして、10年近くでブランドの幕を下ろしたのです。

しかし、それがメルセデスから復活しました! まだまだ新しい出来事なので、記憶に新しい方もおられるでしょう。結構早く復活したんだなという感じがしますが、それだけに気になっているという方も多いのではないでしょうか。

購入する・しないにかかわらず、もし自分が購入するならどうしようか悩むのがグレードです。価格の高い車で何を求めるのか、それを考えるためにグレードごとの違いを紹介しましょう。

メルセデス・ベンツ Sクラス マイバッハ グレード表

グレード 価格
Mercedes-Maybach S 560 23,540,000 円
Mercedes-Maybach S 560 4MATIC 23,540,000 円
Mercedes-Maybach S 650 28,770,000 円

パット見ただけだと、メルセデスバッハの最低価格は2354万円から…地方じゃ新築の家が1軒建ちます。

メルセデス・マイバッハには3つのグレードが設定されていて、最低価格と最高価格の差は523万円です。

ただ、S560とS560 4MATICは価格は同じ。
そのため価格が同じなら装備は同じなのか、性能が異なるのか、それとも……と想像が膨らみますよね。

想像を膨らませたまま、その想像が正解かどうか確かめるのを含めて、グレードの特徴について見ていきましょう。

各グレードの特徴や違いを解説

マイバッハの各グレードを見てみると、見た目では何も違いがわかりません。全て同じに見えますよね。エクステリアもインテリアもほとんど変わらないのであれば、どこが違うのか。それをこれから簡単に説明します。

Mercedes-Maybach S 560

マイバッハS560の特徴は、3,982ccの排気量を誇る8気筒ターボエンジンを搭載している点です。8気筒エンジンというとベンツの中でも特に高級なクラスの、それもさらに上位グレードにのみ付けられるような代物です。

ベースグレードから2000万円を超えているマイバッハだからこそ、標準仕様でこのクラスのエンジンが装備されていると言えるでしょう。

問題の性能ですが、5,250~5,500rpmで345キロワットの最高出力、2,000~4,000rpmで700N・mの最大トルクととても高性能です。これだけのトルクがあれば激しい坂道も山道もスイスイと上ることができます。

出力も日本国内では十分すぎるほど高く、他の追随を許さないほどにスムーズな加速ができるでしょう。ただ、日本は入り組んだ道が多いので、海外で乗らない限りはフルパワーを体感できないかもしれません。

Mercedes-Maybach S 560 4MATIC

マイバッハS560 4MATICは簡単に言えば、マイバッハS560の4輪駆動車です。エンジン性能などは変わりませんし、装備内容もほとんど変わりません。マイバッハS560と価格が同じなのはこのような理由があったからなんですよ。

また、4輪駆動なので荒れた道でも走りやすくなっていますが、オフロードを走る車でもないので、4輪駆動が必要に迫られるようなことはあまりないのではないでしょうか。

Mercedes-Maybach S 650

メルセデスベンツの中でも最高峰のエンジンの総排気量で、なんと約6,000cc! 正確には5,980ccですが、普通はこういうのを6,000ccと表現します。

S560より2,000cc以上排気量が多いということですが、性能も大幅アップしているんです。最高出力は4,800~5,400rpmで463キロワットで、最大トルクは2,300~4,300rpmで1000N・m。明らかに数字が大きくなってますよね。

S560の性能でも日本でフルパフォーマンスを活かせないのではないかというほどなのに、S650はそれのさらに上を行く。完全に趣味の世界であり、ロマンの境地ですよね。実用性があるかと問われると微妙ですが、心はとても惹かれます。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

これまで価格と性能をメインで述べてきましたが、その中でS560とS560 4MATICの装備内容がほとんど変わらないと説明しました。そればかりか、マイバッハは全グレード通して見てみても装備の違いはほとんど無いんです。

それじゃあどこが違うのか……それをこれから見ていきましょう。

なお、全ての装備を閲覧したい方は下記PDFをご参照ください。

http://www.mercedes-benz.jp/catalog/s-class/maybach_spec/index.html

全グレード共通標準装備

  • レーダーセーフティパッケージ
  • アダプティブブレーキ
  • LEDインテリジェントライトシステム
  • ナイトビューアシストプラス
  • 360度カメラシステム
  • ラグジュアリーヘッドレスト(前・後席)
  • 20インチマルチスポークホイール(鍛造)
  • パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)
  • フルレザー仕様(DINAMICAルーフライナー付)
  • マルチコントロールシートバック
  • リラクゼーション機能
  • ヘッドアップディスプレイ
  • マジックビジョンコントロール
  • ツインクロームエグゾーストエンド(スクエアデザイン)
  • エアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)

マイバッハは、ほとんどの装備が全車標準搭載されています。装備の違いはほとんど無いので、全車標準装備を知るだけでもマイバッハの装備の特徴を9割は知ることができるのではないでしょうか。

そんな全車標準装備の中から、注目したいものを十五個書き出してみました。

まずは安全装備について見てみましょう。マイバッハがベンツで復活したということですが、安全装備を見ると「あ、メルセデスのベンツだな」という感じがしますよね。これだけたくさん安全装備を搭載させるというのは、メルセデス特有です。

高級車だからこそ安全をしっかり保証しようということでしょうね。

特にナイトビューアシストプラスやインテリジェントライトシステムなんかは、ベンツでも高いクラスに標準装備されているものです。ナイトビューアシストプラスは、夜間で街灯も無いような道で前方に歩行者や動物がいたら、それをディスプレイで表示してくれます。

人はともかく、街灯の無い夜道で動物を轢いてしまうということはよくありますからね。日本だと、鹿を轢いてしまって車が凹んだという話をよく耳にします。田舎を走ることがある人や、そもそも田舎に住んでいる人にはありがたい機能です。

そういった「視認性」を向上させる機能が多く、インテリジェントライトシステムもそのうちのひとつと言えます。

また、安全装備以外も特徴的ですよね。20インチアルミホイールというホイールの大きさにまず驚きますし、インテリアのフルレザー仕様や前・後席両方にリラクゼーション機能がつけられているのにも驚かされます。

リラクゼーション機能は上位クラスでも前席のみというものが多いのですが、マイバッハは前後どちらにも搭載されているということで、乗員全員が気持ちよく快適に楽しいドライブを楽しむことができるのです。ちょっと休憩しようかというときにありがたいですよね。

車って運転手はもちろんですが、乗っているだけでも少し疲れてきませんか? そういうときリラクゼーション機能があれば、そのちょっとした疲れを癒せていいですよね。

このように、全体的に装備はとても豪華! 乗員全員の「快適性」を考えて設定されていると感じさせられます。流石2000万円超えの高級車といったところでしょうか。

各グレードの装備、特徴、異なる点

S560 S560 4MATIC S650
  • ESP®
  • マジックボディコントロール
  • 4ESP®
  • AIRマティックサスペンション
  • ESP®
  • マジックボディコントロール

全車標準装備以外の各グレードの標準装備を挙げました。
表を見てわかるとおり、マイバッハ各グレードの装備内容の違いというのは、4輪駆動だけマジックボディコントロールが装備されていないということだけです。

それでは、唯一の装備の違いであるマジックボディコントロールとは何なのかを簡単に説明します。

マジックボディコントロールというのは、Sクラスから投入された技術です。

これが採用されていることで、フロントガラスに搭載されているステレオカメラを使って、前方15メートルの路面状況を確認し、サスペンションを制御して常に最適な乗り心地を維持してくれます。

たとえば、ちょっとした段差があるとフロントサスペンションを伸ばして段差に乗ったところでサスペンションストロークをたっぷりとして衝撃を吸収し、フラットな乗り心地になるということです。

マジックボディコントロールによって乗り心地は、滑っているかのようになります。タイヤが地面について走っているという感覚すらなく、少し宙に浮いてホバリングしているかのような感覚。静かで衝撃もないので、車酔いしやすい方でも快適なのではないでしょうか。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

マイバッハ各グレードの違いや特徴は、もう出揃ったと言っても良いでしょう。ただ、他の車に比べてグレードごとの違いがあまりにも小さいため、特徴を知ったからこそ何を選ぶべきか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

そこで、各グレードを評価しながら、どんな人にオススメなのかを語りたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
S560 ☆☆☆☆☆ 豪華な装備と高い性能を両立させたい方へ。
S560 4MATIC ☆☆☆☆ 少々荒れた道を走ることがある方へ。
S650 ☆☆ 圧倒的な高性能の車を手に入れたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

S 560の評価

装備がほとんど変わりませんし、性能も十分すぎるほどなので何も考えずS560を選んでも損はしないのではないでしょうか。マイバッハを購入しようと考えている方であれば、万人にオススメできるグレードです。

特に装備の豪華さが魅力的ですよね。

標準装備ではありませんが、オプションで専用収納と台座付きのシャンパングラスを付けることができるというのには思わず笑ってしまいます。

標準装備でもやりすぎなくらい豪華だと思わされるのに、オプションでさらに豪華にすることができるというのがもう「徹底しているなあ」という感じですよねえ。

S 560 4MATICの評価

4輪駆動が必要だという方には、S560と価格が変わらないので良いグレードと言えるでしょう。

価格が変わらないという点でオススメ度が高く、マイバッハで4輪駆動の必要性に駆られる方は日本国内では少ないのではないかということでオススメ度が少し低くなっています。ただ、必要だという方には魅力的であることは確かです。

S 650の評価

とても高い性能を誇っているところは衝撃的ですし、面白いなと思わされます。シリンダーが12個も付いているというところには、男心くすぐられますよね。

活かせないのではないかと思いながらも、このエンジン性能にはついつい心が躍ってしまうのではないでしょうか。

ただ、やはりこのエンジン性能だけで選ぶには価格が高いです。装備がS560と少しでも違っていれば、もう少し買いやすいのではないかと思わされます。

Sクラス マイバッハの総合評価

Sクラス マイバッハは「豪華さ」をとことん追求した、面白い車ですよね。どのグレードを選んでも装備内容が変わらないように性能や駆動方式だけ変えているというのは、そういった豪華さへのこだわりのためなのでしょう。

グレードを選ぶ際には、何も考えずにS560を選んでもいいですし、どうしても4輪駆動が必要ならS560 4MATICを選ぶのも良いでしょう。大きなロマンを感じてS650を選ぶというのも、面白い選択だと思います。

このように、純粋に性能の違いだけで選ぶことができるというのは、豪華さを追求したマイバッハを購入しようと考えた方にとっては良いことなのかもしれませんね。

 

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