ベンツ Gクラス グレードの比較や考察、あなたに適したグレードを紹介!

ベンツGクラスは、カクカクしたシルエットで最低地上高がとても高い昔ながらの四駆です。

無骨な戦車のようなルックスが、多くの男たちを魅了しています。もともと軍用車両として設計されているものですから、道なき道でも雪道でもどこでも走れるのです。

未だ舗装されていない道が多く残り、冬には雪道になる地方が多い日本にもってこいの車と言えます。

そんなGクラスを購入しようという方にとって、特に悩ましいのがグレード選びですよね。二つのグレードがありますが、見た目ではあまり違いがわからないため、どれを選べばいいのかわからないという人が多いのではないでしょうか。

そこで、Gクラス各グレードの特徴を比較してみました。

メルセデス・ベンツ Gクラス グレード表

グレード 価格
G 350 d(従来型) 11,020,000 円
G 550(新型) 15,930,000 円

AMGデザインを除くと、Gクラスにはグレードが二つしかありません。それにも関わらず、価格差はなんと491万円!従来型、新型と違いがあるとは言え、価格差はとても大きいですよね。490万円もあれば、安い新車がもう一台買えてしまいますよ。

これだけ価格差が大きいのだから、二つのグレードの違いも大きいのだろうと無条件に期待が大きくなってきませんか? 期待に胸を膨らませたまま、これからの各グレードの特徴についての説明をご覧ください。

各グレードの特徴や違いを解説

Gクラスの二つのグレードは、見た目ではあまり違いがありません。

そのため、性能や装備内容などを見なければ判別がつかないでしょう。装備内容を詳しく比較する前に、まずはそれぞれの判別をつけるため、簡単に各グレードの特徴について説明します。

G 350 d

右ステアリングの、ディーゼルエンジン搭載車です。G350 dとG550の特徴をわかりやすく説明するには、エンジン性能を見るのが最も早いので、まずG350 dのエンジン性能を見てみましょう。

最高出力:180kW[244PS]/3,600rpm EEC
最大トルク:600N・m[61.2kg・m]/1,600-2,400rpm EEC

アクセルを強く踏み込まなくても180キロワットの最高出力が出るということで、高速道路以外での走行に向いています。トルクが大きいので坂道や山道もグイグイ走れますが、鋭い加速感を味わうことはできません。

そのため、高速道路でガンガン加速して走るという用途には不向きです。
ただ、オフロードを走るのであれば十分な性能を備えています。

G 550

左ステアリングの、プレミアムガソリンエンジン搭載車です。早速、エンジン性能を見てみましょう。

最高出力:310kW[421PS]/5,250-5,500rpm EEC
最大トルク:610N・m[62.2kg・m]/2,000~4,750rpm EEC

G350 dはエンジンが3,600回転時に最高出力が出ますが、G550は少なくとも5,250回転させないと最高出力が出ません。ただ、最高出力自体に大きな差があるので、どんな場面でもG350 dより鋭い加速感を体感することができるでしょう。

高速道路でガンガン走らせるのにも向いていますし、一般道や山道でも大きな力を発揮してくれます。オン・オフ両方とも走れる車として、とても高い性能を誇っていると言えるのです。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

二つのグレードの特徴を性能から比較しましたが、今度は装備内容を基準に比較してみましょう。

性能と装備の二つを見れば、Gクラスの各グレードの特徴がハッキリとわかります。自分の欲しい装備はどのグレードで揃うのかということにも注目して、ご覧ください。

なお、全ての装備を閲覧したい方は下記PDFをご参照ください。
http://www.mercedes-benz.jp/catalog/g-class/ebook/spec/index.html

全グレード共通標準装備

  • ディストロニックプラス
  • アダプティブブレーキ(ホールド機能、ヒルスタートアシスト)
  • SRSエアバッグ(運転席・助手席)
  • SRSサイドバッグ(前席)
  • SRSペルビスバッグ(前席)
  • LEDライセンスライト(リア)
  • メモリー付パワーシート(前席)
  • シートヒーター(前席・後席)
  • 電動チルト&テレスコピックステアリング
  • クルーズコントロール&可変スピードリミッター
  • ディファレンシャルロックスイッチ
  • トランスファースイッチ(ローレンジ機能)
  • マイクロエアフィルター&チャコールフィルター

安全装備・内外装・機能装備すべてがとても充実しています。まずは、メルセデスお得意の安全装備から見てみましょう。

アダプティブブレーキライトや前席の充実したSRSエアバッグなどは、ベンツの多くのクラスに標準装備されています。その中でも注目なのが、ディストロニックプラスです。

これは、最適な車間距離を自動的に保ってくれる機能。中・長距離対応のレーダーと、短距離対応のレーダーが、先行車を認識します。

そして、その速度に応じた車間距離を維持してくれるのです。先行車との距離が急に縮まったら、ディスプレイと音で忠告してくれます。

これはクルーズコントロールに似ていますよね。

また、先行車がいるときには、アクセルもブレーキも操作せずに追従していくので運転手の負担が減ります。交通量の多い高速道路だと、本当にペダルを何も踏まずステアリング操作だけやっていればいいのです。

2つのグレードでより機能的になっているかどうかの違いはありますが、こういった安全かつ便利な機能を多数揃えている他、ディファレンシャルロックやトランスファーなどといった、オフロード系の車には付いていて欲しい装備がしっかり搭載されています。

オンもオフも楽に走破できることが、Gクラスの二つのグレードを通して変わらない特徴と言えるのではないでしょうか。

G 350 dとG 550の装備比較

G 350 d G 550
  • ディストロニックプラス
  • シルバーペイント18インチ5ツインスポークアルミホイール
  • ファブリックシート
  • 本革巻ステアリング&シフトノブ(ナッパレザー)
  • パワーウインドウ
  • アンビエントライト
  • ボトルホルダー(後席)
  • COMANDシステム
  • harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
  • ITSスポット対応DSRC車載器(ETC機能付)
  • アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
  • 19インチ8スポークアルミホイール
  • 本革シート
  • スポーツステアリング(ナッパレザー)ワンタッチパワーウインドウ(挟み込み防止機能付)
  • アンビエントライト(マルチカラー)
  • カップホルダー(前席・後席)
  • COMANDシステム
  • Burmester®サラウンドサウンドシステム
  • ETC2.0対応車載器
上の表では変更されている装備のみを挙げています。

【G350 dだけの装備】

  • AMG オーバーフェンダー
  • バイキセノンヘッドライト&ヘッドライトウォッシャー
  • サイドアンダーミラー
  • アンスラサイトポプラウッドインテリアトリム
  • アームレスト(前席)
  • 電動ランバーサポート
  • USBインターフェース

【G550だけの装備】

  • レーダーセーフティパッケージ
  • タイヤ空気圧モニタリングシステム
  • アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)
  • 360°カメラシステム
  • SRSニーバッグ(運転席・助手席)
  • マルチビームLEDヘッドライト
  • アダプティブハイビームアシスト・プラス
  • LEDリアコンビネーションランプ
  • ガラス・スライディングルーフ(挟み込み防止機能付)
  • ステンレス製ランニングボード
  • ラゲッジルームプロテクター
  • マッドフラップ(リア)
  • サイドストリップライン(ブラックストライプ)
  • ラグジュアリーヘッドレスト(前席)
  • アームレスト(前席・後席)
  • トランクスルー機能
  • イルミネーテッドステップカバー(前席・後席)MercedesーBenzロゴ付
  • アナログ時計
  • ドアポケット
  • ラゲッジネット
  • キーレススタート
  • 12.3インチコックピットディスプレイ

何から何まで、本当に全てが違います。
従来型と新型ですので、違いは全クラスの中でも特に明確ではないでしょうか。

特に明確な違いとなっている点を挙げるとすれば、シートの材質とCOMANDシステムでしょう。G350 dはファブリック、G550は本革となっているので、それだけでも質感は全然変わってきます。

COMANDシステムは、ディスプレイの大きさやタッチパッド機能など、G550の方がより最新の機能が搭載されています。

また、二つのグレードで追加できるオプションに違いがあります。

G350 dには、スライディングルーフや本革シートを追加できるラグジュアリーパッケージだけが設定可能。それに対しG550は、ラグジュアリーパッケージを標準装備とし、AMGライン・designo レザーエクスクルーシブパッケージが設定可能となっています。

さらに、G550にだけボディカラーやインテリアトリムのオプションを設定することができます。ボディカラーは、designoメタリックペイントなど三つのペイントから選ぶことが可能。インテリアトリムは、desino仕様とAMG仕様のどちらかを選ぶことができます。

G550の方がデフォルトで豪華な仕様になっているだけでなく、選ぶ楽しみまであるのです。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

各グレードの特徴が出揃いましたが、結局どんな人にどちらのグレードがオススメなのかが知りたいですよね。そこで、二つのグレードの評価をしながら、どんな人にオススメなのかについて語りたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
G350 d ☆☆☆☆ 普段は一般道走行が多く、週末レジャーにも使いたいという方へ。
G550 ☆☆☆☆☆ とにかくスポーティに、男らしいガンガン攻める走りがしたい方へ。
評価は5段階でオススメ度を表しています。

G 350 dの評価

ディーゼルエンジンを搭載しているという都合上、ガンガン攻めて走るよりも落ち着いた走りをする方がG350 dには向いています。平地での落ち着いた走りはもちろん余裕で可能です。

さらに、山道でも落ち着いた走りができます。加速感は弱いですが、それを発進時から感じる強いトルクが支えてくれているのです。

また、比較的燃費が良いですし、装備と価格のバランスからも実用車として使うことができます。趣味と実用の両方を兼ねたいという方には、ピッタリです。

G 550の評価

価格的にも、性能的にも完全に趣味の世界です。実用することもできますが、それよりも舗装されていない道をガンガン攻めてみたり、高速道路で思い切り飛ばしてみたりする方がG550には似合っています。

また、走りだけでなく、G550は細かい部分にもこだわられているのです。

重厚でカッコイイ響きのドア開閉音に、エンジンをスタートさせたとき室内に鳴り響く「ブロロロォォウゥン」という乾いたサウンドが運転手のテンションを上げてくれます。

なんとも男らしい遊び心。こういうオンオフ両用系の古典的な4WD車が消え行く中、そして遊び心満載の車が減っていく中、とても貴重なグレードだと言えるのではないでしょうか。

Gクラスの総合評価

Gクラスのような車は、最近ではランクルくらいしか無くなってきていて、高級かつ四駆らしさのある四駆というのは最早Gクラスだけなのではないかというくらいです。

ベンツの中でもかなり異端ですが、日本国内で販売されている車全体の中でもかなり異端と言えます。

そんなGクラスの特徴を最大限発揮できるのは、G550ではないでしょうか。

もちろん、G350 dにもディーゼルエンジンという需要があります。趣味性の強い昔ながらの四駆が欲しいけど、趣味性に振り切るのはちょっと……という方はG350 dを選ぶといいでしょう。

それ以外の方には、予算の都合がつくならG550をおすすめします。

 

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