妥協だけはするな!Gクラスのグレード選びに悩んだらまず見て欲しいポイントまとめ

武骨、そして不変。
正にそんな言葉が当てはまるのが、ベンツのGクラス(ゲレンデヴァーゲン)ではないでしょうか。

軍用車として開発されてから40年。
現行モデルも先代モデルを並べてみても大きな変化がない貫き通したボディスタイルに、どんな悪路も走り抜ける性能に…と多くの男性はこの魅力に憧れさえ抱いているはずです。

とは言え、そんなGクラスを購入できる!と考えた時に、そのグレードを決めるのは一筋縄ではありませんよね。

決して安くはない車体価格にオプションも付けると考えると、グレードもそうですし新車・中古車のどちらを買うかも悩むところ。

そこで今回はそんなGクラスのグレードについて、色々とまとめてみました。

妥協せず、10年乗り続けられる乗り味のグレードは何なのか、しっかり考えてみたいと思っている方は是非参考にしてみてくださいね。

現行モデルのGクラスの違いは『エンジン』で考えた方がいい!?そのワケ

Gクラスは価格差=装備の違いと考えない方がいい

そもそもGクラスは歴代グレードを含めて、ディーゼルエンジンとハイオク(プレミアムエンジン)の2つが用意されていることは周知の事実ですよね。

グレード 価格
G 350 d 11,920,000円
G 550 16,230,000円

現行グレードも例外ではなく、シンプルなグレード構成となっており、その価格差は431万円と非常に差があります。

と言うことは、その分豪華絢爛な装備が搭載しているのでは…と邪推してしまう方も多いと思うが、Gクラスにおいてはその考えははっきり言って捨てた方が良さそうです。

ぶっちゃけ基本的なオフロード性能に違いはない

というのも、Gクラスのオフロード性能は基本的に同じ。

基本的なオフロード性能はG350dもG550も変わらない

現行モデルの『G350d』『G550』で見てみても、強靭なラダーフレームが採用されたボディ骨格に新開発されたフロント・リアで違うサスペンション、電子制御ディファレンシャルロックと基本構造に変わりはありません。

このように、どんな道でも進み続けることができる悪路走行性能はどちらもあるって言えるんですよね。

ただ、唯一の違いと言えるのがアダプティブダンピングシステム

凹凸やギャップのある道での振動を抑えるシステムが『G550』では標準装備されています。

とは言え、『G350d』でもオプションで追加可能なんですけどね。

装備の違いも微々たるもの

装備の主な違いはアルミホイールのインチとスライディングルーフ、そしてサラウンドシステム

そして、現行モデルの各グレードの違いと言える装備なんですが、先に紹介したアダプティブダンピングシステムのほかに

  • 19インチ8スポークアルミホイール
  • スライディングルーフ
  • スピーカー数(7-15)
  • Burmesterサラウンドシステム

この4つしかありません。
その上、19インチのアルミホイールは変更できませんが、他の全ての装備はオプションで追加できるんですよね。

オプション名 価格(円)
アダプティブダンピングシステム 153,000
ラグジュアリーパッケージ

  • ガラススライディングルーフ
  • スピーカー(7⇒15)
  • Burmesterサラウンドシステム
306,000

また、オプションでAMGライン(38.7万円)を付けると、各部の装飾に加えタイヤも18インチから20インチへと変えることができます。

そう考えるとフルオプションが前提となるとは言え、『G350d』と『G550』の装備の違いって正直ないと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、共通している標準装備について知りたいと思っている方は、以下を参考にしてくださいね。

http://www.mercedes-benz.jp/catalog/g-class/ebook/spec/index.html

各グレードの価格差の殆どが『エンジン』につぎ込まれている!?

グレードの価格差の殆どがエンジンとなっているその理由

とはいえ、グレードの価格差は400万円超え

『G350d』をフルオプションで組んだと想定しても、その価格差には到底及びません。

つまり、Gクラスの400万を超える価格差の殆どが装備ではなく、『エンジン性能の差』が大きいと考えることができてしまうんですよ!

…と言われると、どれほどまでに性能が違うのか気になった方も多いはず。

そこでGクラスのたった2つのエンジンの性能がどれほどの違いがあるのか、またどのような走行性能となるのか、試乗して感じることをまとめてみました。

『G550』に搭載するガソリンエンジンは高くて当たり前だった

そもそも、G550に搭載している4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンは、Mercedes-AMGの最先端テクノロジーが投入されたMercedes-AMG GTのエンジンがベース。

わかりにくい人に向けて簡単なイメージを説明すると、『最先端の高級スポーツカーのエンジンを70ランドクルーザーにぶち込んだ』といったところでしょうか。

これはあくまで主観を絡めた例えとなるが、そう考えると価格差が出るのも当たり前と考えられるはず。

もちろん、価格に見合った性能があるのも忘れないで欲しいです。

エンジンをかけただけなのに、所有欲を満たしてくれるV8サウンド。

圧巻のそのボディ

そして時代は『エコ』を主張していますが、それに対抗するかのように貫き通したハイパワーな出力・トルクは実用車としては充分すぎるほどの高性能で、メルセデス自製の9段ATともよくかみ合い変速ショックを感じさせず、2.5tの巨体を軽々動きます。

オン・オフどちらの道もその高いパワーで引っ張りまわしてくれること間違いなしですね。

ディーゼルエンジン搭載の『G350d』の良さ

一方でディーゼルエンジンはどうでしょうか。

搭載されている3.0L 直列6気筒直噴ターボディーゼルエンジンは、ベンツ最高クラスの『Sクラス』でも搭載される最新型。

ただ、G350dらしさを損なわないチューニングが施されており、アイドリングやアイドリングストップから再始動する時の音や振動はそれなりにありますが、不快感は全くありません。

それでいて、窓を閉めている限りはディーゼルの音や振動はほぼ感じられないのもポイント。

地価駐車場でアイドリング状態にしても、意識しないとディーゼル車と言うことが聞き分けられませんし、走っていても9段ATの『エンジンのおいしい領域』で律儀に1段ずつシフトを変えてくれるためスムーズな走行性能を味わうことができます。

街・山の両方で映える見た目と、見た目に負けない走行性能

こうして見てみるだけでも、多くの人が『GクラスはG350dが本命』と考えてグレードを選ぶのも、あながち間違いではない。

そう感じさせるほど、エンジン性能はガソリン車と引けを取らない実力があるんですよ。

独断と偏見でオススメするなら『G350d』

両車両のエンジン性能や走行フィーリングを見つつ、個人的な意見も絡めて話すとやはり『G350d』の方が完成度は高いように感じます。

確かに40年前に設計されたラダーフレームのボディに、現代のV8ツインターボを詰め込んだ無理矢理さが面白い『G550』も非常に魅力的ではあります。

しかしそれ以上にG350dのハンドルを握った時の方が、世界が変わった感じがありました。

2.5tと車の中でも巨漢な車体ながら、スイスイ街を駆けまわり「あの巨体がまるでコンパクトカーのよう」な走行を楽しむことができますし。

Gクラスはどこでも走り切れる。

ある時はジンワリ、またある時はドカンと強力なトルクを武器に悪路を駆け巡る。

実用性も本来の走りも実現しているからこそ、憧れの車に乗ってちょっと幻滅…なんてことにもならないはずです。

とはいえ、逆に高回転を保って走る…といった楽しみは正直ないですね。

そのため、日常ではちょっとのんびり走ろうと考えておいた方が得策だと思います。

ちなみにこれは余談なんですが、『G550』のアクセルペダルを踏み、ふと目を移した燃料メーターの減り具合には戦慄しました(笑)。

プレミアムガソリン(ハイオク)をここまで消費するのは、正直な話ちょっと貧乏性の自分では乗り続けることはできない、流石高級車と感じましたね。

中古車購入に待った!現行グレードと先代グレードの違いは結構デカい!

Gクラスは現行のグレードと旧グレードで結構違いが大きかった

さて、ここまでで現行モデルのグレードの違いについてお話してきましたが、Gクラスの購入を検討している人の中には、

「現行モデルはまだちょっと予算的にしんどいから中古車で…」
「旧グレードこそランクルの良さが感じられるんだ!」

そう考え、中古車市場を見ている方も多いのではないでしょうか。

確かにGクラスは、ぱっと見では現行モデルか先代モデルかは分かりにくいですし、今でも旧グレードの人気はかなりあります。

とはいえ、現行グレードと先代グレードには明確な違いがいくつかあるんですよね。

そこでここからはそのポイントをまとめて紹介していこうと思います。

『乗り味』は圧倒的に現行グレードの方が上

乗り味は圧倒的に現行モデルの方が上。

まずは乗り味。
旧グレードはハンドルが勝手に戻らず、コーナーを過ぎるまでハンドル操作が必要となる上に直進でもふらふらします。

確かにこれはGクラスの『味』ですし、軍用車として開発されている『個性』ともいえる部分といえなくもないですが、日常的に乗るとなると熟練ドライバー並みの運転技術が必要になることが容易に想像できますよね。

その上、グレードにもよるトコロはありますが、基本的にアクセルが非常に重く長時間運転するとなると結構疲れてしまうこともありますし。

一方で現行グレードの『G350d』も『G550』はと言うと、ステアリング形式がボール&ナット式からラック&ピニオン式へ変更され、かなり身軽に曲がれるようになっています。

また、アクセルも軽くなり軽く踏み込むだけでしっかりと加速するんです。

それでいて、継承し続けているドアの開閉時の独特なサウンドもポイントですね。

実際に乗り比べてみないとわからない違いとは言え、明らかにその乗り味は進化しているのは、かなり魅力的に映るのではないでしょうか。

サスペンションの違いも非常に大きい

また、現行のグレードと旧グレードの明確な違いともいえるのが『乗り心地』。

そもそもラダーフレームという構造上、どうしても『トラック並み』の乗り心地となってしまうのが先代グレードまでの常識でしたよね。

(この頑丈極まりない乗り心地が好きだというファンもいますが、正直私は苦手でした)

しかし、現行のグレードから変えられたサスペンションやダンピングシステムは、忖度なしにかなり進化したと感じさせてくれます。

オンロードでもすいすい進むし良く曲がるGクラス

フロントに独立懸架サスペンション、リアにリジットサスペンションに変更することでギャップをしっかりいなし、縦揺れはかなり減少されトラックを彷彿させる乗り心地を感じることはなくなりました。

そう考えると、乗り心地は「ラダーフレームを用いたクロカンの常識が塗り替えられた」と言っても過言ではないと言えるでしょう。

まさに、ほとんど再設計されているというのは伊達ではないですよ。

総評。Gクラスは『G350d』が一番後悔しないグレード

Gクラスの総評

いかがだったでしょうか。

40年と長い歴史の中でちょっとずつ変化はありますが、ほとんどその姿を変えないGクラス。現行モデルのグレードを見てみると、更なる進化を遂げていることがわかります。

大型クロカンとしての乗り味を持ちつつも、現代的な乗り心地に先進安全技術も兼ね備えた現行モデルは、きっと新しい『憧れの車』のカタチとして君臨し続けるはず。

もっと言うと、旧グレードに憧れてはいたけど、試乗してみて感じたスパルタンな乗り心地に二の足を踏んでしまった人もその所有欲を満たせるようになっていると思います。

そんなGクラスは『G350d』がおすすめ。

購入を検討しているなら、是非一度試乗してみてはどうでしょうか。

 

車を安く乗り換える上で最も大切なこと
ご存知ですか?


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です