初めてのベンツはGLCクラスで!グレードごとの違いから分かる絶対に後悔しない選択肢

「ベンツのSUVといえば?」

こんな質問をされると、一番にGLCクラスを連想する方は多いのではないでしょうか。

CクラスのSUV版として登場して以来、日本の道路事情にマッチした車体にSUVらしさが出た高いアイポイント。

それでいて車高が低く安定した走りや乗り味…と2016年の発売から4年経った今でも色あせない魅力に惹かれ、GLCクラスの購入を検討している方も多いと思います。

でも、ここで気になるのはやっぱりグレード。

2019年にマイナーチェンジされてグレードがディーゼル車の『220d』、そしてガソリンエンジンの『300』の2つに整理されたとは言え、どっちが自分にとってベストなのかが悩みどころ…ですが!

結論から言います!
GLCクラスを購入するのであれば『220d』を選んだ方が満足度は高いです!

今回はなぜそう言い切れるのか、各グレードの性能や装備、乗り心地といった点からその理由についてお話していこうと思います。

ちなみに…GLCクーペについては別途以下の記事で詳しく紹介しているので、GLCとGLCクーペの違いは何か知りたい方はそちらを参考にしてくださいね。

ベンツGLCクラス クーペ 各グレードを徹底考察!

GLCクラスのグレードごとの『装備』の違いはごくわずか

まず最初に知っておいて欲しいポイントがココ。

これはGLCクラスだけではなく、メルセデスベンツのすべての車種に言えるんですが、そもそも各クラスのグレード間の装備に違いがあることってほとんどありません。

そのためGLCクラスも冒頭でもお話した「エンジンの違い」がメインになるんですが、各グレードで細かな装備の違いがあるのも事実。

というわけでまずは簡単に、GLC220dとGLC300の装備の違いをサクッと確認しておきましょう。

サスペンション

標準装備されている装備の中でも大きな違いと言える装備が、サスペンション。

凄く簡潔に言うと「エアサスが標準装備かどうか」の違いとなりますが、乗り心地に影響する大きなポイントになってきますね。

とはいえAIR BODY CONTROLサスペンションは『220d』でもオプション装備として追加可能な装備ですし、しかもベンツでは定番のAMGラインで追加されるので、乗り心地はほぼ変わらないと考えても良いかもしれません。

タイヤサイズおよび加飾

また、GLC220dとGLC300の違いとして注目したいのが、穿いているタイヤのインチ。

GLC220dでは18インチ、GLC300では19インチのタイヤがそれぞれ標準装備になり、パッと見た印象に変化が出ていることがわかりますね。

ただ、インチが変更されていることで乗り心地も多少変化しているのも押さえておきたい所になってきますよ。

内装の加飾や装備の違いはここ!

次に見ていきたいのが車内空間の印象の違い。

と言ってもGLC220dとGLC300の内装面での違いと言えるのは、インテリアトリムの配色に変化がある程度。

どちらもシンプルでありながら高級感を感じさせる車内空間になっていることがわかりますね。

ただ、コックピットディスプレイは別。

GLC300にのみ、標準装備として12.3インチのコックピットディスプレイが搭載されているところに違いが表れています。

GLC220dはオプション(レザーエクスクルーシブパッケージ)で搭載することはできますが、オプション価格が68.8万円と超高額。

他の装備も充実するとは言え、コックピックディスプレイの為だけにオプション装備を付けるのはどうかと感じてしまいますね。

逆に共通している装備で気になるものってある?

とは言え、GLC220d・GLC300の共通装備の充実度はさすがの一言。

マイナーチェンジ後に搭載された、「ヘイ!Mercedes!」と話しかけることで立ちあがる音声認識システムを中心としたMBUXをはじめ、

いわゆる「置くだけ充電」ができるワイヤレスチャージング機能にフットトランクオープナー、そしてタッチ操作ができる10.25インチワイドディスプレイなど。

オプションなしでも充分に快適なドライブを実現していることがわかります。

その上、比較的大きなGLCクラスの取り回しをサポートしてくれる、バックカメラシステムも標準装備されているのも嬉しいポイントですね。

なぜGLCクラスは『200d』がベストだと言い切れるのか

このように、装備の違いを見ただけでは、どのように違いが出ているのかわからないのがGLCクラスのグレード選びの難所。

装備の違いが乗り心地に影響しているとは言いましたが、実際どれくらいの違いが生まれているのかも気になるトコロでもありますし。

そこでここからは、GLC220dがなぜベストだと言い切れるのか、その理由に迫っていきましょう!

積み替えられたエンジンはEクラスやCクラスと同様の型式なことに注目!

そもそもGLC220dはマイナーチェンジを経て、最大出力194PS・最大トルク400N・mを発生する、OM654型の2リッター直4のディーゼルターボエンジンを搭載しています。

実はこれ、欧州で導入された最新の排ガス規制への対応によるものなんですが、パーツの98%を刷新するほどの大改良をしている為、排出ガスの浄化性能がトップレベルでありながら最大出力・最大トルク共にパワーアップ。

9段ATとの組み合わせもありアクセルを踏めば出足からスムーズな加速を体感できます。

早い話速くてクリーンな上に、ディーゼルエンジンだと言うことも忘れられるほどのエンジンへと進化したってワケですね。

とは言え、アクセルを踏めば踏むだけの加速フィールに対してのエンジンやエキゾーストのサウンドははっきり言って論外。全く面白みがありません。

そう考えると、ガンガン飛ばす車と言うよりかはしっとり上品にドライブを楽しむ車と言えるのではないでしょうか。

セダンのようなSUV感を味わえる走行性能も注目したい

ただ、そんなダウンサイジングしつつもパワーアップされたエンジンを搭載している、GLC220dの静粛性は抜群。

加速した際の『いい音』は確かに聞こえてこないんですが、代わりにディーゼルエンジン特有の耳障りな音やロードノイズはきっちり遮断されています。

その上、操舵に対して素直に反応してくれるオンザレール感覚で運転し易いため、大きさもあまり気になることはありません。

加えて、ダイナミックセレクト機能を活用すれば、高い静粛性を保ったままスピードに乗り、直進安定性もあるので快適なクルージングを実現できるんですよ。

AIR BODY CONTROLサスペンションはアリ?ナシ?

ちなみに、先ほども触れたオプション装備扱いとなる『AIR BODY CONTROLサスペンション』の有無ですが、ここは完全に好みが分かれるポイントになります。

というのも、AIR BODY サスペンションがあることでボディを路面に吸い付かせて、カーブの切り返しでもスッと向きを変えてくれる…と絶賛している方もいれば、逆にAGILITYサスペンションの硬さが気に入った…という意見もあるんですよね。

そのため、ここばっかりは是非試乗し、ご自身で乗り心地を判断することが大事になってくると思いますよ。

一方でガソリンエンジンの『GLC300』はどんな人におすすめの1台と言えるの?

さて、ここまででディーゼルエンジン搭載のGLC220dの良さや気になるポイントをいろいろとお話してきましたが、ガソリンエンジン搭載の『GLC300』も別に悪いグレードというわけではありません。

だからこそここであえて『GLC300』を選ぶ理由は何なのか、細かく分析しながらお話していこうと思います。

近距離の運転が基本となる人やガンガン回す楽しさを味わいたい人はガソリンがベスト

まず結論から入りますが、ガソリンエンジン仕様の『GLC300』は短い距離を運転することが多い人、例えば都市部で運転する比率が多い人におすすめのグレードになります。

これはディーゼルエンジンの特性を考えれば当然っちゃ当然。

確かにディーゼルエンジンって燃料代もそこまでかかることはありませんし、燃費にも明確な差が生まれてしまっているんですが、何かと手間がかかるんですよね。

(燃費はカタログ値でGLC22dが15.1km/L、GLC300が10.7km/L)

例えば、窒素酸化物(NOx)を浄化する尿素SCRシステムに必要不可欠なアドブルー(高品位尿素水)の補充は必須。

約1000kmで1Lと消費は少ないものの、なくなるとエンジンの再稼働もできない状態になるので、定期的に購入する必要があるんです。

(ちなみに、アドブルーはだいたい10Lで1,500円前後)

もっと言うと、ディーゼルエンジンはチョイ乗りを繰り返すと『スス』も溜まるため、何かとディーラーに持ち込む頻度が確実に増えるんですよ。

そう考えると、毎日ほんの数分程度(距離にして数キロ程度)の運転が多い人は、ディーゼルエンジンよりもガソリンエンジン仕様の『GLC300』がベストだと言えるのではないでしょうか。

元来の「Mercedes-Benz」らしさを味わいたい人にはベストな1台

そんなGLC300ですが、GLC220dと比べて『乗り味』も変化しているのも押さえておきたい所。

メルセデスらしい素直なフィーリングとなっており、例えばBMWのような機動力を重視したセッティングがされていません。

そのため、ハンドリングはドライビングモードを変えても基本的には、緩すぎず、俊敏過ぎず。

コーナーでは少し前下がりのロールをしながらクリアしていき、動力性能とマッチした回頭性でナチュラルな操舵感を味わうことが可能です。

そして乗り心地や静粛性は、マイナーチェンジで遮音や吸音対策を念入りに行ったのか、一段と洗練されたような印象が味わえます。

そのため、路面によっては低速域で細かな凹凸を多少伝えてくるものの、同クラスの中では上々といえる出来映えと言えるんですよ。

そしてGLAよりは大きく、GLEより小さい。

日本の道路事情、よくわかってんじゃんと思わずつぶやきたくなる『ちょうどよさ』も選ばれる一つの理由になっていると思いますよ。

試乗する際に見ておきたいGLCクラスの気になるポイント、まとめました!

ここまでお話した点をどうとらえるかは自分次第。

自分の運転事情や状況に合わせて選ぶのも大事といえます…が。試乗して初めて気づくことも色々とあるのも事実。

そこで最後になりますが、そんな試乗してみないとわからないポイントをまとめてみました。

運転してみて初めてわかるGLCクラスのここが気になる!

まずは運転して初めて気づく、または気になるポイントについて簡単に触れていきましょう。

ヘッドアップディスプレイ

GLCクラスの全グレード標準装備となっているヘッドアップディスプレイですが、はっきり言って結構見づらく、眩しくてサングラスをかけたら全く見えなくなるなんてことも…。

その上、方位・速度・道路名が目の前に表示されるのは良いんですが、もう少し欲しい情報を表示してほしいところ。

例えば、その道の制限速度が表示されると便利だと思ってしまいますね。

後部座席のシートベルト

また、後部座席のシートベルトのバックルも結構厄介な存在。

というのも、運転中の揺れかなんかで異音が出ることもあるんですよね。

一度気になればずっと気になりますし、ディーラーに持ち込んでも結局差込口のような場所にバックルが差し込まれてはい終了…。

直すことができないとは言え、後部座席に乗る頻度が少ない場合は最初から音が出ないように注意する必要がありますね。

純正ナビ

そしてここが一番の『気になるポイント』なんですが…純正ナビ、正直気になることはなく遠回りするルートをナビしてくるんですよね。

yahoo Mapのようなナビに切り替えられることもできるんですが、設定がちょっと面倒なのも気になるトコロになってくると思いますよ。

サウンドシステム

ちなみにこれはオプション装備となるんですが、ブルメスター(Burmester)サウンドシステムのイコライザーはそれほど細かく設定することはできません。

とは言え、低音も十分でドア内側のスピーカーもシルバーで存在感があるので、わざわざ社外品に変更する必要もないでしょう。

逆に運転してみて凄さを体感できるポイントはどこ?

一方でGLCに試乗して、『新感覚』を味わうことができた場所と言えば…、やっぱり先進安全装備ですね。

Sクラスと同等レベルの運転支援システムである、『インテリジェントドライブ』が標準化されている為、衝突時の安全や車線逸脱抑制といった安全装備は全て標準装備されています。

その中でも特に、自動再発進機能付のアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックやアクティブステアリングアシストは秀逸!

国産車はどちらかと言うと、とにかく『事故予防に努める』ために取りすぎとも思える安全マージンがあるのに対し、GLCは極めて実用的。

長距離運転や高速道路を走行する際にはほとんど自動運転モードにできるため、右足が全く疲れません。

これは是非試乗して体感してほしいポイントになってくると思いますよ。

総評

「まるでセダンなSUV」
ひとことでGLCクラスを説明するのであれば、この言葉が似あうのではないでしょうか。

SUVらしい高いアイポイントでありながら、ステアリングを握ってアクセルを踏めばセダンらしさも残る締まった乗り味を楽しめます。

それでいて、ディーゼルエンジン仕様の『GLC 220d』は静粛性もとにかく高く、移動空間は思っている以上にコンフォート寄り。

一方でガソリンエンジン仕様の『GLC 300』は、山道から流れのはやいバイパスまで、どんな道でも申し分ないパワーを容易に引き出せるというように、キャラクターが明確に分かれている為、自分に合っているグレードも見つけやすいと思いますよ。

 

 

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