タントの購入を考えているけど、正直どこを見て選べばいいのか公式サイトを見てもさっぱり分からない。
かといってディーラーに聞きに行くのも面倒だし押し売りされそうだし。
そう思ってネットで調べてみた!なんて人は挙手!
確かにタントの公式サイトを見てみると、見やすいようでちょっと見難い作りになっていますし、しかもXとX”セレクション”の価格が一緒だから余計にチンプンカンプン。
もっと言うと車のことは詳しくないから、どこをどう見て選べばいいのかわからないって人も多いはずです。
そこで今回はそんなタントのグレードについて、徹底解説していきます!
公式サイトでは紹介しきれない注目ポイントやグレード選びのコツも説明していくので、参考にしていって下さいね!
※また、タントカスタムについては下の記事で紹介しています。
目次
1分でわかる!タントのグレードの超簡単な見極め方!
そもそもタントって『L』と『X』の2つのグレードしかないため、はっきり言うとそんなに難しく考える必要はないんですよ。
その2つのうち、基本になるグレードは『L』。
というのも、簡単に説明すると『L』は最低限の装備を付けた廉価グレードで、『X』はタントの魅力がギュッと詰まったグレードになるんです。
そして、そんなXをベースに設定されているのが『Xターボ』。
文字通りターボエンジンが搭載しているグレードになります。
タントのグレードって難しい!と考えていた人にとっては、たった2つしかないと考えるとかなり分かりやすくなったのではないでしょうか。

タントのグレードは『実用性』『快適性』で装備の違いをチェックしよう!

こうして見てみるとタントのグレードについてよくわかったと思いますが、どんな違いがあるのかはまだピンと来ていない人もいるはず。
そこでここからは、タントのグレードごとの明確な違いとなる装備について見ていきましょう!
『L』から装着される注目装備はコレ!
まず標準グレードの『L』で注目すべき装備は、ミラクルオープンドアとスマートアシストです。
この装備について軽く触れると、タントの象徴的な装備となるミラクルオープンドアは助手席側の『ピラー』と呼ばれる天井を支える柱がないため、ドアを開くと開放感がアップするのが特徴的になっています。
そのため子どもの乗り降りも楽に出来ますし、荷物が多くてもドアの開きが広く柱もない分、助手席側からでも車に楽に積み込みが出来ます。
また、スマートアシストによって安全機能が十分装備されている状態になっているので、運転技術に自信がない人でも安心して車に乗ることが出来るんですよ。

他にも、助手席にロングスライド機能も搭載されているので、後部座席に子どもを乗せていてもいちいち席を移動せずに近づくことも出来ちゃいます。
『X』で追加される装備の注目ポイント
それに『X』グレードになると快適機能がもっとプラスされるので、助手席イージークローザーによって半ドアの状態でも自動で全閉してくれるんです。
例えば画像を見ればわかる通り助手席のドアが中途半端に開いていると自動で閉まるため、お子さんのドアの閉め忘れもなくなりますし、お子さんを抱っこした状態でも楽に閉めることが出来ます。
ドアの閉め忘れや片手でドアを閉めるのって意外と大変なので、こういう細かい工夫はありがたいですね。
また、スライドドアにタッチ&ゴーロック機能が追加されているのもポイント。
この機能があると降車した際に助手席側からロック予約しておくだけで、全閉したタイミングで自動的にロックしてくれるんです。
しかも格納式リヤドアサンシェードでプライベートを守ることも出来ますし、強い日差しも防いでくれるので車内が熱くなりすぎないよう抑えられます。
このように、『X』グレードになると嬉しい機能が盛り沢山なんですよ!
『Xターボ』の追加装備はたった1つだけ!?
それから『X』グレードにはターボエンジンが搭載された『Xターボ』もあります。
このグレードはインパネセンターシフトがメッキ加飾され、ボタンがメッキボタンになるだけなので、特に見るべき点が少ないんです。
エンジンの違いは確かにありますが、そこまで気にしなくても良いグレードになると思いますよ。
”セレクション”の追加装備はベース車両で違う
ここまで『L』と『X』グレードの装備について見てきましたが、『L』と『X』にはさらに『セレクション』という上位のグレードも存在します。
と言っても基本車両によって追加の装備があるだけなので、実際に見てみるとそんなに難しくないんですよ!
『X”セレクション”』で追加される装備
Xセレクションの追加装備は、『X』グレードでは助手席のみだったロングスライドシートが運転席にも搭載され、自分で運転していても子どもに目が届きやすくなっています。
リヤシート左右分割ロングスライド機能もあるので座席の移動によって荷物の積み方も工夫できますし、チルトステアリングによってハンドルや座席の微調整も行われ運転しやすくなっているんです。
『Xターボ”セレクション”』で追加される装備
また、『X』ターボを基準としたセレクションだと、ステアリングホイールが本革巻きになるのでウレタンよりも握りやすくなっています。
さらに追従機能によって前の車に合わせて事故が起きにくいよう運転をサポートしてくれますし、LKC(レーンキープコントロール)によってハンドル操作のアシストもしてくれるため安全面はかなり安心出来るはずですよ。
特にドライブアシストイルミネーションによって、運転状況を照明色の変化で分かりやすく教えてくれるのも良いところだと思います。

女性・若者目線から見たタントのグレード選びのポイントはここだ!

ここまでの内容でグレードの基本的な違いや見方が分かったところで、いよいよグレード選びのポイントとなる部分を簡単に確認していこうと思います。
グレードの種類は少ないと言ったものの色んな機能があると分かりにくいと思うので、一緒にもう一度チェックしていきましょう!
やっぱり気になるのは『スライドドア』の機能
先ほど説明した通り、タントのスライドドアは従来よりもかなり幅広く開くので、買い物で多くなった荷物の積み下ろしやチャイルドシートの取り付けが楽に出来ます。
それに子どもがドアを開閉するときに隣の車両にドアがぶつかる心配がないなど、様々なメリットが存在するんですよね。
そのうえタントは『X』グレードから多機能的になるので、ドアを自動開閉する機能や半ドアから全閉にしてくれる機能等によって、きちんとドアが閉まっていなかった、なんてこともなくなります。
このことから、タントは他の車よりもかなり使いやすくなっているといえると思います。
実用性が高い『スライドシート』の存在
次に気になるといえば車内の装備ですよね。
例えば車内の移動が楽に出来るスライドシートは、助手席に座ったまま後部座席に近づけるためコミュニケーションがとりやすくなります。
荷物を後部座席に置いていても、いちいち助手席や運転席から後ろに手を伸ばしてとる必要もないですし。
普段はそこまで必要!という部分ではなかったかもしれませんが、いざこうして見ると実は結構実用性が高い機能だというのが分かるかと思います。
こういう細かい機能が意外と役に立つことが多いので、タントはかなり嬉しい機能が盛りだくさんの車になると思いますよ!

総評!タントのグレードで悩んだらこうやって選べ!

今まで確認してきたタントのことを改めて確認しても、まだどのグレードが良いのか悩む人もいると思います。
そんな人に向けて、ここでは総評としてタントの選び方を簡単にまとめていきますね。
結局どれが良いの?と余計に分からなくなった人は是非参考にして下さい!
グレード選びは『X”セレクション”』を基準にして考えよう!
そもそもグレードを選ぶときに一番悩んだのが、『X』と『X”セレクション”』の価格という人も多かったのではないでしょうか。
ここまでの説明を見た人なら『X』と『X”セレクション”』は装備に違いがあるのに、価格が同じということに疑問を持った人もいるはず。
実はこの2つのグレードの価格が同じなのは、販売時期が違うことが関係しているんですよ。
というのも、『X』は19年10月に販売されているのに対し、『X”セレクション”』は19年12月に新シリーズとして同価格で販売されています。
そのため、はっきり言って『X』は度外視しちゃってもいいと言えるんですよね。
となると標準グレードとなる『L』はそもそも除外されますし、『Xターボ』は『X』から装備品が1つプラスされる他にターボエンジンになるだけなので、特別視するほどでもないと思います。
ターボエンジンによって車の走りが良くなるなどのメリットはありますが、その分価格が99,000円も高くなりますし。
この事からタントを購入するのなら装備品によっぽどこだわらない限り、『X”セレクション”』が一番ちょうどいいという事になるんですよ。
ちなみに、各グレードの価格は以下の通りとなります。
グレード | 価格 |
---|---|
L | 1,331,000円 (1,457,500円) |
X/ X”セレクション” | 1,490,500円 (1,617,000円) |
※()内は4WDの価格
ちょっと悩む『ターボ車にするかどうか』についてお答えします!
しかし、『X”セレクション”』に絞ったとしても、ターボ車もちょっと気になる…という人もいると思います。
確かにターボ車はターボエンジンが搭載されていない車に比べて走りがスムーズになりますし、ドライブをするにはうってつけになると思います。
しかし、その分パワーが必要なので燃費が悪くなってしまうんですよ。
アウトドアが好きな人などにとっては、ターボエンジンの方が山道など運転しやすくなるので重要な見極めどころになりますが、街中を走ることが多い人にとっては普通のエンジンで十分とも言えます。
そのため、例えば家族でキャンプに行くことが多いとか、アウトドアが趣味!という人以外はターボ車をそこまで視野に入れなくても良いと思いますよ。
グレード | 価格 |
---|---|
Xターボ | 1,589,500円 (1,716,000円) |
Xターボ”セレクション” | 1,644,500円 (1,765,500円) |
※()内は4WDの価格

まとめ
タントはグレードの種類は少ないとはいえ、価格や装備によって結局なにが一番良いのか分かりにくくなっていた部分が多いですよね。
特に『X』と『X”セレクション”』の同価格は、装備品を知るとますます疑問が浮かんでしまいますし。
でもそんなタントの分かりにくいグレードも、グレードごとに装備品をチェックしてみるときちんと違いが見えてくるので、今回の説明でかなり選びやすくなっていたら幸いです。
 
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