「ベンツと言えばCクラス!」
「BMWと言えば3シリーズ!」
と思う方、多いのではないでしょうか?
事実、ベンツCクラスとBMW3シリーズは、メーカー内で一番の売り上げ実績を上げているのです。
そんな人気の両モデルですが、お互いを競い合わせたら一体どんな特徴が見えてくるのか、皆さんは気になりませんか?ここでは、両モデルを以下の
- 価格
- 装備
- 燃費
について比較し、結果どのような人に支持されているのか紹介していきたいと思います。
それでは、見ていきましょう。
目次
価格・ローンについて、どっちが安い?
まずは、『両方の価格』、『ローンで購入するなら毎月どのくらい支払う必要があるのか』の2つについて、簡単に表でまとめてみました。
《ベンツCクラス・ベースグレード》
セダン | ステーションワゴン | クーペ | カブリオレ | |
---|---|---|---|---|
価格 | 4,360,000円 | 4,600,000円 | 4,990,000円 | 6,060,000円 |
3年ローン(月々) | 121,111円 | 127,777円 | 138,611円 | 168,333円 |
5年ローン(月々) | 72,666円 | 76,666円 | 83,166円 | 101000円 |
《BMW3シリーズ・ベースグレード》
セダン | ツーリング | グランツーリスモ | M3セダン | |
---|---|---|---|---|
価格 | 4,090,000円 | 4,310,000円 | 6,330,000円 | 11,320,000円 |
3年ローン(月々) | 113,611円 | 119,722円 | 175,833円 | 314,444円 |
5年ローン(月々) | 68,166円 | 71,833円 | 105,500円 | 188,666円 |
ここでは、金利計算をせずに単純な計算をしています。両車種の比較のため参考にして下さい。
Cクラスは全ボディタイプの価格を足した平均が5,002,500円。同様に3シリーズは6,512,000円と価格差は1,509,500円にも及びます。
また、お互いの最高価格同士を比較した際は、5,260,000円もの差が生まれているのです。
そもそも、最高価格は共通するボディタイプではないため、単純に価格を比較することは出来ません。しかしながら、同じセダンタイプ同士を比較しても26万差と、そこそこの価格差がありますね。
比べる価格が大きいだけあって、「26万くらい大して変わらないじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。26万、これは非常に高い額だと思いませんか?
26万円もあれば、北は北海道、南は沖縄県と、日本全国どこでも旅行することが出来ますよ。
では、この価格差にはどんな特徴が隠されているのでしょうか?そんな秘密にも触れながら装備について見ていきましょう。
【ベンツ・Cクラス】VS【BMW・3シリーズ】装備を比較してみた
メルセデスは安全機能を重要視しており、対してBMWは走行性能に関して力を入れているメーカーです。ここでは、ベンツCクラス搭載の安全装備とBMW3シリーズ搭載の走行機能について比較していきたいと思います。
ESP® 【メルセデス・ベンツ最高の安全装備!】

ESP®とは、エレクトロニック・スタビリティ・プログラムと呼ばれる安全機能のことです。
具体的な機能内容は、まず危険な走行をしているというような状況を自動で察知します。その後に各車輪を個別で制御し、横滑りといった危険を防ぐ役割をしているのです。
これは、急なコーナリング時は勿論のこと、雨に日、雪道といった環境の変化に置いても制御機能が活かされ、事故対策から二次災害の予防にもつながる、非常に魅力的な安全装備になっています。
ベンツCクラスの装備をさらに細かく見たい方は下記ページを参照してください。
>メルセデス・ベンツ Cクラス セダン グレードの比較や特徴、あなたに適したグレードを徹底解説!
アダプティブMサスペンション 【BMW最高の走行機能!】

そもそもサスペンションとは、車体と車輪をつないでいる部分のことであり、路面上の衝撃を吸収して車体を安定させる機能となっています。
そんなサスペンションですが、BMWでは走行性能をより有意義にするための工夫を施しているのです。
このアダプティブMサスペンションは、以下の特徴があります。
- 標準モデルよりも車高を10㎜低く設定し低重心化
- 走行時、センサーで走行状況、路面状況を察知、その後電子制御式ダンパーによるそれぞれのホイールを制御
- 電子制御ユニットによる、『回転速度』『横方向加速度』『前後方向加速度』『車速』『ステアリングの切れ角』の5つについて情報を分析し、臨機応変に走行性能を変化
これらの機能によって、滑らかなコーナリング、そして、環境に左右されない走行を楽しむことが出来るのです。これは、ドライバーのパフォーマンスをフル活用することができる魅力的なサスペンションだと言えますね。
装備に対する口コミ
装備に対する口コミを表でまとめました。
Cクラス | 3シリーズ |
---|---|
速度リミッターを設定することで、高速走行時に知らないうちにスピードが上がっていることが無くなり安心できる。(セダン) | カーナビとiDRIVEがとてもよく、他の後付け製品では太刀打ちできないでしょう。(セダン) |
アイサイトでも誤作動を起こし、衝突しそうになったことがあるため、ドライバー自身の制御が一番大切。(セダン) | アクティブクルーズコントロールや自動ブレーキといった最新機能が、とにかく非常に魅力的だった。(セダン) |
ディストロニックプラスは本当に便利で、夜間走行時でも苦がなくなりました。(ステーションワゴン) | 重く安心感のあるしっかりとしたハンドリングが魅力的。 |
レーンピーキングアシストがほぼ自動運転レベルというのは本当でした。 | 電子制御でグリップコントロールされており、かなり攻めてもアンダーを感じない。(グランツーリスモ) |
ドライブモードが設定出来て、道路状況やソンヒの気分に応じた走りが可能。(クーペ) | ダイレクトなハンドリングは時に過敏な反応を示し、直進安定性は今一(M3セダン) |
Cクラスにおいては、安全装備やアシスト機能に対しての口コミが多く、非常に高く評価されていることが分かります。やはり安全志向のメルセデスですね。
どの車種においても、高い安全性とボディ耐久の2点に置いて、いかに力を入れているかということが分かります。
対して、3シリーズですが、こちらは装備に対する口コミが少なく、上に挙げた口コミは主に走行インプレッションに関する意見になっています。やはり、走行時のストレスレスな部分が評価されているようです。
両モデルのエクステリア・インテリアを比較!
具体的なエクステリア・インテリアの特徴に迫る前に、全長・全幅・全高について表にしてまたのでご覧ください。
【ベンツ・Cクラス】 | 【BMW・3シリーズ】 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
全長 | 全幅 | 全高 | 全長 | 全幅 | 全高 | |
セダン | 4,690mm | 1,810mm | 1,445mm | 4,645mm | 1,800mm | 1,440mm |
ステーションワゴン/ツーリング | 4,705mm | 1,810mm | 1,450mm | 4,645mm | 1,800mm | 1,460mm |
クーペ/グランツーリスモ | 4,690mm | 1,810mm | 1,405mm | 4,825mm | 1,830mm | 1,510mm |
カブリオレ/M3セダン | 4,705mm | 1,810mm | 1,405mm | 4,685mm | 1,875mm | 1,430mm |
比較してみると、大きさにはお互い差が無く、大体同じであるということが分かるかと思います。
では、口コミをもとに、それぞれのエクステリア・インテリアを比較していきましょう。
エクスエリア・インテリアに対する口コミ・オーナー意見
下記の表は、それぞれのエクステリア・インテリアに対する口コミをまとめています。
【ベンツ・Cクラス】 | 【BMW・3シリーズ】 |
---|---|
国産車に無い色気、ダイナミックなデザインがお気に入りです。(セダン) | ギドニーグリスの位置が低く見た目がスポーティーでかっこいいです。(セダン) |
未来的で進化しているデザイン。(セダン) | 黒と赤とシルバーの内装が格好良く、ハンドルが好みのため購入しました。(セダン) |
見る位置によって変化するプロポーション。一日眺めていても飽きがこない。(ステーションワゴン) | 見れば見るほど精悍なマスクと流れるようなフォルムが美しく、惚れ惚れしてしまいます。(ツーリング) |
黒を基調にした落ち着きのあるインテリアが魅力的。(クーペ) | 色んな人に振り向かれるほど、後ろからの眺めが最高。(グランツーリスモ) |
オープン時に風の吹きこみが少なく、女性の髪が巻き込まれなくて良い。(カブリオレ) | 日本車にはない独特の世界観があり、スタイリングと室内の高級感が魅力的。(M3セダン) |
どちらの車種にも共通して言えることは、国産車では見ることが出来ない、珍しいデザインであるということですね。この理由としては、フロントバンパー・リアバンパーのスポーティー仕様になっていること、そして、前から後ろまでをつなぐ一つの波のようなスタイルが挙げられます。
ここからは、私の個人的な感想を紹介しましょう。
まず、Cクラスに対しての私の意見は、3シリーズと比較したときに、Cクラスの方がどっしりとした重厚感があるように感じています。
そして、弾丸のような角ついたフェイスに私の胸は打たれました。一見両車種を見てみると、変化はそれほどないようにも見えますが、Cクラスの「私がベンツだ」と言わんばかりの表情に圧倒されてしまいます。
それでは、BMWはどうでしょうか。
私がBMWに抱く感想は、「スタイリッシュだなあ」という言葉です。サイズ的にはCクラスと大差ありませんが、3シリーズを横から見たときに、その言葉の意味が分かってきます。
その理由として、低くなっている部分と、高くなっているところとで繋がる線がなめらかで、美しい曲線を描いているからなのです。
この意見は口コミと私個人の感想になってしまっているので、どちらを選ぶかは好みの問題になっていきますね。
【ベンツ・Cクラス】と【BMW・3シリーズ】燃費がいいのはどっち?

次に燃費を比較したいと思います。
下記の表には、両モデルの燃費をまとめてみました。
【ベンツ・Cクラス】 | 【BMW・3シリーズ】 | |
---|---|---|
セダン | 16,1km/L | 17.2km/L |
ステーションワゴン/ツーリング | 15,7km/L | 17,0km/L |
クーペ/グランツーリスモ | 15,7km/L | 15,4km/L |
カブリオレ/M3セダン | 14,3km/L | 12,2km/L |
これは、メーカーで表示している燃費になります。
総合的に見ると、BMWの方が燃費は良いと言えるでしょう。しかし、燃費に関しては実際に運転してみないと分からないことが多く、データだけで判断することは難しいです。
実際に乗っている人は、どんな燃費を体感しているのでしょうか?続けてみていきましょう。
燃費に対する口コミ
実際に使用してみて、どのような燃費結果になっているのか口コミを表にしてみました。
【ベンツ・Cクラス】 | 【BMW・3シリーズ】 |
---|---|
田舎道が多く、頻繁に止まることが無いため、平均して13㎞/Lです。(セダン) | 通勤時が13km/L、高速でクルコン仕様の100km/h走行で20km/L到達しないかするぐらい。(セダン) |
高速走行時で15㎞/L。飛ばし気味の方が燃費は良い感じがする。(セダン) | 街中15km/Lくらい(セダン) |
BMWだと11,2km/Lでしたが、Cクラスだと13km/Lと良くなっている。(ステーションワゴン) | 高速を含めた出張時は18km/Lで走ってくれます。(ツーリング) |
市街地は8km/L、高速は12km/Lでした。(クーペ) | 重量とパワーを考えるとかなり優秀。市街地13km/L、高速走行時は90㎞/hで抑えると20km/Lは可能です。(グランツーリスモ) |
セダンよりも150キロほど重く、燃費の悪さに影響している。(カブリオレ) | 市街地で4.5km/Lと非常に燃費が悪い(M3セダン) |
Cクラスの方には、3シリーズよりも燃費が良いと思っている方がいますが、数値を見ると「3シリーズの方がいいんじゃない?」と思いますね。
やはり、メーカー数値にもある通り3シリーズの方が少しだけ燃費は良いようです。もちろん燃費においても、グレードごとに違いがありますし、運転の仕方も個人差があるため、一概にこっちが良いとは言えません。
あくまでも参考までに見るようお願いいたします。
【ベンツ・Cクラス】・【BMW・3シリーズ】にはどんな人が乗っているの?
ここまで、装備・外観・内観・燃費といった部分に視点を当てて説明してきましたが、実際にどんな人が、どのようなニーズに合わせて購入しているのか気になりませんか?
では、それぞれ購入している人はどんな人なのかを具体的に挙げて、比較していきましょう。
【ベンツ・Cクラス】に乗っている人はこんな人!
ベンツCクラスに乗っている人10人に調査してみました。
分析結果は以下のグラフになります。

年代別に見ると、30代が5人、40代4人、50代1人という結果となり、比較的に30代40代の男性で、家庭を持ち始めてから落ち着いた頃に買う傾向があるようです。
また、利用目的を調べてみると、「スポーティーな走りでどこまでもドライブしたい」というよりも、日常的にファミリーカーとして使いたい人。また、通勤時に使うといった、生活内で利用している人が多いということも判明しました。
もちろんカブリオレに乗るとなると、日常的な使い方とはまた別の目的になるかと思います。しかしながら、Cクラスを総合的に見たとき、安全機能の充実している部分が家庭に愛され、「家族の車」としても使っている方が多いようです。
【BMW・3シリーズ】に乗っている人はこんな人!
Cクラス同様に3シリーズを愛用している10人に調査をしてみました。
分析結果は以下のグラフになります。

年代別に見るとなんと40代が9人、70代1人と、圧倒的な40代の多さにびっくりしてしまいました。
もちろん今回調査させていただいた方々が、たまたま40代であったということもあると思います。しかし、10人中9人が同じ年代だということには驚きですね。
そんな中、利用目的を尋ねたところ、写真が趣味ですとか、ゴルフや釣りが趣味といったアウトドアを好む人が多いという結果になりました。
ある人は語ります、
日常的な生活の中で使用するというよりは、家の外へ出て、アウトドアを楽しむと同時に、この車は旅を有意義にしてくれる『パートナー』なんですよ
とても心に響きますね。このように、BMW3シリーズを乗っている方は、ドライブが好き・外で活動するのが好き、という方々に愛されているということが判明しました。
比較結果
ここまで、両車種を比較してきましたが、あなたはどちらを魅力的だと思いましたか?
実用的かつ安全を考えるのでは断然ベンツCクラスだと私は思います。しかしながら、ドライブそのものを楽しむのであればどちらが良いでしょうか?
それは自分自身で決めることです。
両方とも魅力的な部分、そして、好きなところがたくさんあったかと思います。
それぞれ自分のニーズに合わせて、購入することが大切ですね。
 
車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。
私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。
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