2012年9月に誕生し、2014年にマイナーチェンジされ、2016年2月現在も現行モデルとして活躍中の5代目ワゴンR。中古車では2013年のものから多数出回っています。そんな5代目ワゴンRを中古車で購入しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
5代目ワゴンRを中古車で購入する際、どの車両がお得なのかということを事前に知っていれば、中古車選びに失敗することはありません。まずはひとつかふたつ、最重要視したい条件を選んでから読み進めていってみてください。
失敗しないために、自分の条件と照らし合わせて、5代目ワゴンRの中古車の相場について見ていきましょう。
相場に関して
価格と年式
年式が違えば価格は違います。2012年9月に5代目ワゴンRは誕生しているので、そこから2016年2月現在までの車で見ていきましょう。台数が最も多いのは、2015年の90万円台の車です。時点で、2014年90万円から110万円までが多くなっています。
2014年の80万円から120万円台、2015年の80万円から120万円台までの車が最も多いです。相場も、その程度になってきます。新しいもので探すのであれば、2015年の80万円から120万円台までで探してみると良いでしょう。
逆に、2012年・2013年の車は比較的少ない傾向があります。それでも一定数見受けられますが、2012年・2013年の車を探すメリットは薄いです。70万円台までなら多くの車両が見つかりますが、それよりも安くなると数が減ってきます。
下限が10万円の差であれば、新しいもので探したほうが良いでしょう。
価格と走行距離
まず、5代目ワゴンRの中古車ではどういった走行距離の車が多いのかを見ていきましょう。5代目ワゴンRの中古車は、500km未満の車が圧倒的に多いです。1000kmから7000km未満といった車両も多く見受けられますが、500km未満の車両の4分の1以下の数になります。
そのため、500km未満の車にどういった価格帯の車両が多いのかを見ていきましょう。5代目ワゴンRで500km未満の車両に多いのは、やはり80万円台から120万円台の車両です。特に多いのが、90万円台となっています。
130万円台も一定数見受けられますが、70万円台・140万円台となると一気に数が減ります。一応1000kmから7000km未満の車両について見てみると、このくらいの走行距離になれば70万円台の車両も比較的多くはなりますが、それでもまだ90万円台の車両が多いです。
価格と走行距離の相場は、500km未満で80万円台から120万円台、少し数が減って130万円台までとなります。
価格の傾向に関して
5代目ワゴンRの中古車市場平均価格は、105万円程度となっています。価格の推移に関してですが、2015年7月頃から急激に下がっていっており、2016年2月現在は安定してきているといったところです。
2015年7月価格が下がった理由
2015年8月18日に一部改良された車両が発売されたので、その影響だと考えられます。今後の推移に関してですが、公式で2016年にモデルチェンジされると発表があったわけではありません。ただ、2016年8月または9月ごろにフルモデルチェンジがされるとの噂があります。
時期的にも、2014年にマイナーチェンジされてから2年であり、2012年に5代目になってからは4年が経つ2016年にモデルチェンジされる可能性は大いにあると言えるでしょう。日本の自動車のモデルチェンジ周期は4年と言われています。そのため、噂どおりであれば今後も価格は下がっていくことが予想されます。
価格が高いもの
続いて、価格の傾向について見てみましょう。まずは、価格の高いものから見ていきます。純正ナビが付いているものももちろんですが、純正CDオーディオが付いている車両も多いです。S-エネチャージが搭載されている=後期型の車両も多くなっています。
色はクリスタルホワイトパールやパールホワイトなど白系のものや、パープルやパープルメタリックなどパープル系のものが特に多いです。
価格が安いもの
今度は価格の安いものを見ていきましょう。価格の安いものに多いのは、ブラックの車です。価格の高い車だとパープル系が多く、黒系でも単なるブラックというのは見受けられなかったのですが、価格の安いものは単なるブラックが多くなっています。
価格の安いものでも、エネチャージ搭載の後期型の車両が多く、CDプレイヤーが付いているものも一定数見受けられます。前期型の車が全体的に少ないからこそですね。
装備に関しては、価格の高いものには「S-エネチャージ搭載」の車が多く見受けられ、価格の安いものには「エネチャージ搭載」の車が多く見受けられるという違いがあります。また、高いものにはナビが付いているものが見受けられるのですが、安いものにはほとんど見受けられないという違いもあるので気をつけましょう。
5代目の中古車はココをチェック!
オプションに関して
まず最初に注目したいのが、エネチャージ搭載かどうかです。全体的な数的には、エネチャージ搭載車の割合が大きいのですが、後期型でもFAにはエネチャージが標準装備されていません。特に気をつけたいのが、「エネチャージ」なのか「S-エネチャージ」なのかです。
S-エネチャージはエネチャージの改良版で、標準装備になっているのはFXというグレードのみになっています。そのため、S-エネチャージが欲しいという場合は気をつけなければなりません。
また、キーレスプッシュスタートシステムはFZに標準装備、FXにはレーダーブレーキサポート装着車に対してメーカーオプションとして付いています。同様に、レーダーブレーキサポートはFZに標準装備、FXにはCVT車にメーカーオプションとなっていますよ。
上記のように、欲しいオプションがあるのであれば、その車のグレードとオプションの項目をよく見ておく必要があります。それらが標準装備されている車となれば価格の水準が高いものになるということも覚えておきましょう。
結局どの程度の価格だとお得?
年式・走行距離・価格・オプションなどさまざまな相場や傾向を見てきました。5代目ワゴンRの中古車市場平均価格をもう一度述べておくと、105万円程度となっています。
この平均価格と、年式や走行距離・オプションについて考慮すると、90万円から110万円台の車両のものがお得だと言えるでしょう。S-エネチャージが搭載されている車などオプションが充実している車が、110万円台のものには多いです。
90万円以上で条件が著しく悪いものは少なく、数も多く比較対象が多いので検討がしやすくなっているというところも良いところですね。様々な条件を捨てることなく、価格を抑えたいというのであれば、90万円台から110万円台の車の中で探すとお得に購入できるでしょう。
 
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