フリードHV実燃費計測レポート。実際に高速道、一般道で計測してみた

実燃費フリードHV

カタログ燃費:27.2km/L
実燃費平均:15.63km/L

フリードは高さが抑えられていて空気抵抗も比較的少ないため、ガソリン車でも、ミニバンの中では低燃費な車だと言えます。それがハイブリッドになると更に燃費性能が高まるということで、期待している方も多いでしょう。

上記燃費を見ていると、カタログ燃費と実燃費との乖離はそれなりにありそうですが、確実にガソリン車より低燃費になっているのが見てとれます。

平均で15.63km/Lですから、実際には20km/Lに近い記録を出している人も多いのではないでしょうか。そういった、平均だけでは語れない「実際」の部分を、私なりに検証してみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「試乗車をメーター読みしてみて、20.5km/Lでした」
「買い物や通勤・送迎といった利用が多いですが、燃費は17~18km/Lと概ね良好です」
「主に田舎道や高速道路を利用しており、燃費は17km/Lになっています」
「試乗なので燃費はあまり評価できませんが、50kmの走行(新車状態)で18km/Lをメーターが示していました」
「日々の子供の送迎や、週末にまとめ買いをする際の買い物、渋滞の高速を合わせて100km程度走りました。燃費は15km/L程度です」
「片道40km、田舎道を通勤で往復しています。これを1週間続けて、20km/Lとなりました」
「トータルで平均14km/L程度です」
「ちょい乗りが4割、郊外の道が3割、田舎の高速道路が3割程度で走っています。満タン法で16.4km/Lとなりました」
「片道60kmのところにある実家に帰ったとき、20km/Lになりました。3割は市街地で、残り7割は田舎道です」
「一年間の実燃費記録を集計した結果、平均燃費は19km/L弱となりました」

試乗車で20.5km/Lだったとありますが、メーター読みとは言え、驚くべき記録だと言えます。試乗車は加速性能を試したり、短距離走行ばかりだったりと、燃費に良い運転をされることは、なかなかありません。

それで20.5km/Lを示すということは、エコドライブをすればもっと良い数値になるのではないかと考えられます。

ただし、満タン法(給油時から次回給油時までの距離で計算する方法)で計算した結果よりも、メーター表示のほうが多少甘くなるので、参考程度です。

他の燃費記録を見てみると、15km~18km/Lが日常的な運用で実現しやすい範囲だということがわかります。20km/Lは田舎道を走ったり、車どおりの少ない高速道路の区間を走れば実現できるでしょうが、短距離運転がメインになる方には厳しいでしょう。

走行レポート。フリードHVを実際に運転してみたら・・・

オーナーの実燃費記録を見ているだけでも、実際の燃費は把握できるのですが、やはり検証するからには自分で確かめてみたくなります。そこで、私もフリードHVを運転してみることにしました。今回運転したのは、ベースグレードであるBです。

スペックを見たところ、このグレードが理論上最も低燃費になるということでした。冒頭に記載しているカタログ燃費は、このグレードでの数値です。

フリードのガソリン車は以前乗ったことがあるので、エクステリアには特に感動はしませんでした。ガソリン車とは特に差別化されておらず、フリードのエクステリアが好きな私にとっては、とてもありがたいです。

「そうだよ、この卵型がいいんだよ」と誰に言うでもなく呟きながら、ドアを開けます。セカンドシートのキャプテンシートが、少し羨ましいです。自分で運転しているとセカンドシートに乗ることがなく、自分の車だとセカンドシートの乗り心地などは知る由もありませんから。

試しに座ってみたところ、左右独立で存在しているので、運転席に座っている感覚とそう違いはありません。走り出してからでないと、セカンドシートの快適さはわからないのでしょう。あきらめて、運転席に座ります。

ハイブリッドはエンジンスタートボタンでなく、パワーボタンを押して、運転開始です。発進時は、やはりEV走行になります。モーターが頑張って、ゆっくりとではありますが、車体を動かすのです。そうしてある程度速度が出てきたところで、エンジンがかかります。

こうすることで、発進時の余計なエネルギー消費を防いでいるのです。

案外早めにエンジンがかかったように感じましたが、その分EV走行にもなりやすいなと感じました。40km/h前後で走っていると、頻繁にEV走行モードになります。田舎の道だと40km/hが制限のところもありますし、そういったところを走る分には良いでしょう。

それ以外の道だと、軽い下り坂などでEVになる傾向があります。

乗り心地は、硬すぎることなく、かといってふんわりともしていない、バランスがとれています。運転席の座り心地もとても良いので、長距離運転でも疲れないだろうなと感じました。

加速してみると、案外力強く加速してくれます。こういう驚きは、ガソリン車にもありました。フリードは思ったよりも走ってくれるので、いつも驚かされます。気分や場合によっては、あまり燃費を気にせずに加速してみるのも良いのかもしれませんね。

低燃費を心がけたら

走行性能や乗り心地を試したところで、今度は極力低燃費になるように心がけ、エコドライブをしてみました。走った道は、約40km程度の田舎道です。途中、1km程度の制限速度40km/h区間に、3度差し掛かりました。

信号はそれなりにありますが、市街地より少なく、急な坂道もありません。

エコモードのスイッチを入れます。エコモードを使っても、発進時の感覚はあまり変わりません。いずれにしてもEV走行モードから始まるので、ここは変わらないのです。ゆっくりと加速して、ある程度の速度でエンジンがかかります。

エンジンがかかるとき、思わず踏み込んでしまいたくなるのですが、その気持ちをグっと抑えました。引き続き、ふんわりとした力でアクセルを徐々に踏みます。

そうして巡航速度まで達したら、一旦アクセルから足を離すのです。こうすることによって、意図的にEV走行モードにすることができます。力が弱く減速してしまうので、ある程度まで減速したらまたアクセルを踏んで加速。そうしてまたアクセルを戻す……この繰り返しです。

40km/h区間では、何度か自動的にEVに切り替わりました。バッテリー要領が少ないので、ずっとEVというわけにはいきません。信号や坂道などで減速する際のエネルギーの再利用を効率よく行わないと、意図的にEVを活用しようとしても、なかなか厳しいです。

こうやって40kmを走り終えたところ、燃費は18.7km/Lとなりました。

続いて高速道路を50km走ってみたのですが、その際の燃費は20.3km/Lです。

高速道路だと20km/Lを超えますが、EVモードは完全に使えないので、田舎道を走る際との差が小さいように感じました。高速道路で気をつけたのは、車間距離を空けることのみです。Honda SENSING搭載車だと、ACC(追従型のクルーズコントロール)を使うことで、車間距離を自動で空けてくれるようになります。

燃費なんて気にせず走ってみたら

今度は、特に燃費を気にすることなく走ってみました。むしろ、燃費を悪くしてやろうと、悪い顔をして企んでいます。友人2人を呼びつけて、セカンドシートに座らせました。感想を聞くと、「めっちゃいい気分」とのことです。「キャプテンシート」というだけあり、占有感があって気分が良くなるということでしょう。

人が2人増えたことによって、重量が増しました。燃費が悪くなる条件には、「重い」「短い」「急」という3拍子があります。極力重くして、短距離走行をして、急加速急停止をしてやるのです。

市街地を10km程度走りました。目的地は特になく、ただ走るだけです。信号が青になった瞬間に、急加速をします。ガソリン車よりレスポンスは悪いですが、踏み込むとしっかり最初から加速してくれるようです。エンジンがすぐかかって、加速感が変わりました。

車が流れに乗り、私が調子に乗り始めるところで信号が赤になり、急停止。そしてまた急加速……この繰り返しです。

その結果、燃費は12.4km/Lとなりました。

日常で考えうる程度に燃費が悪くなる条件を揃えたのですが、それにしては良い記録ではないでしょうか。

まとめ

今回検証してみて感じたのは、フリードHVはどうあがいても10km/Lを下回ることがないということです。丁寧に運転してやれば、17km~20km/L程度は簡単に出せます。少し荒い運転をしたとしても、13~15km/L程度といったところでしょう。

こちらが燃費を意識して運転すれば、確実にそれに応えてくれます。燃費を追求するのは面倒だと思っていたのですが、フリードHVでは案外ゲーム感覚で行えてしまうので、楽しいです。

 

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