ノア HV実燃費計測レポート。高速、一般道でそれぞれ計測してみました

実燃費ノアHV

カタログ燃費:23.8km/L
実燃費平均:16.75km/L

5ナンバー箱型ミニバンの中で、ノアHVは圧倒的に低燃費です。

いくらハイブリッド車とは言えども、これだけの燃費性能を実現するのは難しいでしょう。現に他のミニバンハイブリッド車を見てみても、この燃費記録に追いつく車はほとんどありません。

実燃費平均だけでも16.75km/Lなのですから、良い記録を出す人はカタログ燃費も実現できているのではないかと期待が募ります。燃費は条件や運転方法によって大きく変わるものです。

オーナーの実燃費記録をひとつ一つ紹介します。その上で私自身が計測してみることで、ノアHVの燃費性能を明らかにしてみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「信号の少ない田舎の裏道を7割、市街地を3割の割合で走りました。その際、燃費計は19km/Lを記録していました。もう少しEVを賢く使うことができれば、20km/Lも狙えそうです。」
「特に燃費を意識せずに普通に乗って、15km/Lです。EV走行を使うように少し意識すると、18km/Lになりました。ミニバンと考えると驚異的な燃費で驚いています」
「高速3割、街乗り7割で二日間出かけた際、燃費は19km/L前後でした」
「満タン法で23.73km/L記録したことがあります。最高記録です」
「山道・一般道・高速など様々な道で、エコ・ノーマル・パワーモードといろいろ試してきました。それらを平均すると、16km/L。エコドライブをしっかりと意識すれば、もう少し伸びるかもしれませんね」
「関東近郊の街乗りで、16~18km/Lです」
「一般道では16~20km/Lです。最大21km/Lを記録したこともあります」
「高速道路を通勤片道60km、坂道の多い区間走りました。平均速度は110kmでしたが、燃費は14~16km/Lです。平均速度90kmの場合は、16~19km/Lです」
「エアコン前後かけっぱなし、6名乗車しています。燃費は14km/Lです」
「普通に走って17km/L、気をつければ20km/L。街乗り約100kmくらいしか、これまで走っていません。エアコンは常にかけているような状況です」

平均燃費前後の記録を出している人が多いです。
中には20km/Lを超える記録を出す人もいますが、そう多くはありません。

反対に15km/Lを下回っているという人もなかなかいません。誰でも平均燃費前後で燃費を安定させることができるでしょう。いずれにせよミニバンハイブリッドとしては十分な記録が出ていると言えます。

走行レポート。ノアHVを実際に運転してみたら・・・

オーナーの実燃費記録を見るより前に、ノアHVを運転しました。そのときの様子を徹底レポートします。走り始める前は、実燃費で15km/Lを超えれば十分だろうとタカをくくっていました。

オーナーの記録を見てわかるように、そんなレベルではありません。低燃費に走った結果も気になるところですが、まずは気楽に運転して走行性能などについて確かめてみました。運転したグレードは、HYBRID Xです。

ボディサイズ・重さとエンジン性能については、事前知識として頭に入っていました。総排気量1,800ccのエンジンで総重量2トン(車両重量1,610kg)の車を引っ張っていくのには、やはり不安があります。

発進時はEV走行になりました。ノーマルモードだと静かでスムーズです。エコモードだとやはりゆっくりな発進になりますが、これは燃費のためだと納得できます。

ガソリン始動時の音や違和感もほとんどなく、快適です。インフォメーションディスプレイを見ていなければ気づきませんでした。ノーマルモードだとEV走行時間が短いですが、エコモードで意識しながらだとEV走行の時間も延びます。いわゆる「ふんわりアクセル」ですね。

坂道ではアクセルを踏み込まなければならず、その際のエンジン音は結構聞こえてきます。正直ううるさいですが、エンジン性能を考えると仕方がないといったところでしょう。

高速道路は90~100km/hで走る分にはまったく問題ありませんが、追い越しはできないと考えたほうが良いです。ほかのトヨタのミニバンハイブリッドと比べても、やや非力といった印象を受けます。

ただ、ハンドルが結構軽く、小回りが利くという利点があります。5ナンバーサイズだということもあって、街中でとても扱いやすいです。

Siグレードだと3ナンバーになるので、その場合はどうかはわかりませんが、市街地での扱いやすさには目を見張るものがあります。箱型ですが、カーブで極端に車体が不安定になるようなこともありません。

動力性能を求める場合は不満が出ますが、低燃費を追い求めたい場合には満足できる車です。

低燃費を心がけたら

普段からエコドライブを意識すると言っても、基本的かつ簡単なもの以外はなかなか難しいものです。誰でも簡単に行うことができる、ハイブリッド車のエコドライブの基本のみを抑え、運転してみました。

状況も燃費を左右するため、田舎道や高速道路など燃費が抑えられる道を選んで走ります。もちろん、エコモードはオンです。

まずは田舎道を30kmだけ走ります。田舎と言えども、神戸市のベッドタウンとして機能している町です。極端に田舎の部分もあればある程度栄えている部分もあります。

その中でも特に田舎の道を選んで走りましたが、「田舎道」と聞いて想起するよりも、おそらく信号は多いです。30km区間で4回引っかかりました。その分坂道は少ないので、その点は安心です。

ゆっくりとした発進をし、踏み込みすぎないように気をつけて加速。オプティトロンメーター内、ハイブリッドインジケーターを見て、出来るだけPWRエリアに入らないようにします。

流れに乗ってきたら、ECOエリアをキープするように気をつけることが大切です。そこでさらにEVを多用します。

PWRエリアに入らないように注意して、目標速度に達したら、アクセルを一瞬離すのです。こうするとEV走行モードに切り替わります。このあとは速度が落ちない程度に、少しだけアクセルを踏みましょう。

これでEV走行が持続します。減速するときには出来るだけ回生させるように、信号手前早めにブレーキをかけると良いのです。

ハイブリッド車特有のエコドライブをしているとき感じたのは、やはりハイブリッドインジケーターの重要性ですね。これを見ながらだと本当にエコドライブがしやすいです。運転する際は意識してみると良いでしょう。

そうして30km走った結果、燃費は22.5km/Lとなりました。カタログ燃費は超えられませんでしたが、それに大きく近づく形となり、満足です。高速道路でも50km走ってみましたが、燃費は18.3km/Lとなりました。

ノーマルモードで平均速度90~100km/hです。クルーズコントロールは装備されていないので、使えませんでした。

高速道路だとEV走行ができないのであまり燃費は伸びないようですが、EV走行を多用しやすい田舎の一般道だと燃費を稼ぎやすいです。

燃費なんて気にせず走ってみたら

今度は、日常的に考えられる、燃費が悪化する状況を作って走ります。友人を呼んで5人でショッピングモールに買い物に行き、ショッピングモールから最寄りのスターバックスまで約13kmだけ走りました。

都会ではありませんが、地方の市街地でショッピングモール付近なので車どおりが激しく、信号も多い道です。買い物帰りなのでラゲッジにも荷物をたくさん積んでいます。

エアコンは暖房でMAXにして、パワーモードをオンにしました。パワーモードを使いはしましたが、数百キロも重量が増している状況なので、パワーモード本来の性能が発揮できません。アクセルを踏み込むと、ハイブリッド車だということを忘れるほど、エンジンが大きな音をあげます。

赤信号では急停止、青信号では急発進。これだけ条件を揃えて、燃費は12.5km/Lでした。これでも10km/Lを下回らないというのは流石といったところでしょう。

まとめ

低燃費を追求するハイブリッド車として、HVは非常に良くできています。

市街地走行においては動力性能に不満もありません。日常的に考えられるシチュエーションでは10km/Lを下回ることがなく、通勤や送迎やちょっとした買い物であれば15km/Lすら下回ることはないでしょう。

実用性の高いミニバンであるノアを、さらに上の次元へと押し上げているのがノアHVだと私は考えます。そう考えさせてくれるほど、驚くべき燃費性能がノアHVにはあるのです。

 

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