「公式サイトを見たけど、グレードが沢山あって分かりにくい!!」
これから増える家族の為、友達とキャンプをするためにと購入を考え始めた日産セレナ。
でも思っていた以上にグレードがあって自分に合うグレードってどれなの?って思った人が多いはず。
確かに公式サイトに書いてあるセレナのグレードは全27種で4WDを加えると40種を越えます。
買う予定のないハイブリッドや4WDもごちゃごちゃまとめてあって、分かりにくいったらありゃしない!って感じですよね。
そこで今回は、こんなセレナの『ガソリン車』のグレードについて超分かりやすくまとめてみました!
「セレナに乗りたいけど違いが判らない」なんて人は是非参考にして行ってくださいね
※ちなみに、ハイブリッド車について知りたい方は下の記事にどうぞ。
目次
これを見れば一発で分かる!セレナのグレードはココが違う!

まずはセレナのグレードについてザックリ見て行きます。
上の画像を見ればグレードの大枠は分かって頂けると思いますが、ぶっちゃけ何が違うのかはピンと来ないはず。
だからこそまずは、セレナの各グレードの違いを簡潔に見て行きましょう。
標準グレードとハイウェイスターの違いは『面構え』が分かりやすい

セレナの標準グレードとハイウェイスターの明確な違いは、正面の面構えです。
特に違いがあるのは、日産マークを囲んでいるフロントグリル。
この違いで標準グレードは落ち着いたスマートな印象、ハイウェイスターはスポーティーでやんちゃな印象を持ちますよね。
パーツがちょっと違うだけで印象が変わってしまうんですから、重要なポイントです。
またハイウェイスターには専用装備が追加されています。
専用装備の中には、先ほどのフロントグリルはもちろん、エアロパーツやリアコンビネーションランプ、そしてサスペンションも専用のものを使用。
これによってよりスポーティーな走りを意識したボディに仕上がっているんですよ。
AUTECHは社外ブランドチューンと覚えておけば問題なし

セレナには上で話した2種類のほかに、社外ブランドチューンのAUTECHがありましたよね。
このモデルはセレナをより大人向けに美しく仕上げたモデル。
外見はどちらかと言えばハイウェイスターよりですが、やんちゃさはなくアダルトな雰囲気があり、専用カラーのブルーがそれをより引き立てます。
また装備についても人気のある装備、パーソナルテーブルや各座席のUSB電源ソケット、ハンズフリーオートスライドなどを標準装備しているんです。
ちなみにプレミアム仕様となっていますが、ハイウェイスターの中位モデルVと価格がそれほど変わらないのもポイントになっていますよ。

グレードアップするとどれくらい装備に違いが生まれるの?

ここまでセレナの各グレードについてザックリとした違いを見てきました。
しかし、それぞれがどんな装備でそれがどんなものなのかはイマイチ理解できていないはず。
そこでここではグレードアップするごとに、どんな装備差が出るのかを一緒に見て行きましょう。
標準グレードとのグレードが上がるごとに増える注目装備と価格差
まずは標準グレードの価格差と装備を見て行きましょう。
グレード | 価格差 |
X | – |
XV | 160,600円 |
G | 324,500円 |
価格はグレードが上がるごとに16万円ほど増えているって感じですね。

そんなセレナの廉価グレードであるXですが、標準装備も充実しています。
特に快適装備に当たる部分は特に素晴らしいです。
後席専用モニターやパーソナルテーブルのおかげで家のような快適性を。
インテリジェントキーはキーを使わずにドアロック出来るから、いちいち鍵を探す煩わしさを解消してくれるでしょう。
そしてデュアルバックドアのおかげで後ろのスペースが小さい駐車場でも荷物の出し入れができます。
これは一見すると地味ですが、使ってみると意外と便利ですよ。

続いてGですが、こちらは安全装備が追加されるだけではなく、より豪華で質の高い内装になっています。
廉価グレードから32万円も高いですからそれなりの質感はあるようですね。
インテリジェントルームミラーは、車両後方にあるカメラ映像を映しだし、乗員や積載物などで遮られがちな後方視界を確保。
またシフトノブやシートは本革や合成皮革となっていて、室内の上品さがUPしています。
従って高級感や利便性をより求める人はGグレードがおすすめです。
ハイウェイスターのグレードが上がるごとに増える注目装備と価格差
続いてハイウェイスターのグレードの価格差と装備を見て行きましょう。
グレード | 価格差 |
ハイウェイスター | – |
ハイウェイスターV | 227,700円 |
ハイウェイスターG | 240,900円 |
まずはハイウェイスターの廉価グレードを見て行きますが、比較対象として標準ボディのXを用意。
Xと比べて追加されている装備を見てみましょう。
先ほどお話したハイウェイスター専用装備以外にも、ステリングやシート素材も違うんですね。
Xも無印ハイウェイスターも、ボディの廉価グレードですがハイウェイスターの方が全体的に質の高い装備になっていますよ。
続いて無印ハイウェイスターの1ランク上のハイウェイスターVで新追加される注目装備がこちら。

まず注目して欲しいのは、超便利な両側ハンズフリーオートスライドドア。
だって手を塞がっていても、足をボディの下に入れるだけでドアが開いちゃうんです。
お子さんを抱っこしていたり、荷物を持ってたりしたときは便利すぎて感動しちゃうかもしれません(笑)
そしてステアリングスイッチと防水シートは、セレナの中でも“ハイウェイスターVだけ”に付く装備です!
ステリングスイッチは運転手の利便性・安全性に関わりますし、防水シートはジュースをこぼしやすい小さなお子さんがいる人には特におすすめします。
最後はハイウェイスターGの注目装備がこちら。

ハイウェイスターGのエアコンは、消臭や空気の浄化をしてくれるプラズマクラスター搭載。
お子さんが外で遊び疲れた後や、パパやママのスポーツ後の汗臭さが車に付かないから、室内がいつも快適に過ごせるはずですよ。
ちないにハイウェイスターGは標準グレードのGのハイウェイスターVer.といったところ。
インテリジェントルームミラーなど、ほとんどの装備が同じだと覚えても大丈夫ですよ。

乗客目線から見たセレナの各グレードの注目装備

ここまでセレナの各グレードの装備について見てきました。
出来るだけ噛み砕いて紹介しましたが、まだちょっと分かりづらいよって人もいるかもしれません。
そこでここからは、乗客・運転手の2つの目線からセレナの装備を見て行こうと思います。
特にセレナは家族で乗るって人が多く、あなたも乗客目線の装備が一番気になっているはず!
そのためまずは乗客目線から見て行きましょう。
安全のことを考えるなら『X』は除外してもよさそう
乗客目線で言うとやっぱり安全性は捨てがたいです。
特にお子さんを乗せるファミリーカーとして購入を考えているなら尚更でしょう。
そう考えると、廉価グレードのXは選択肢から外しても良いかもしれません。
だってカーテンエアバックやふらつき警報機能など、安全装備が標準装備されていないどころか装備することもできないんです。
そんな車を家族のためのファミリーカーに買うって、何だか気が引けませんか?
やっぱり乗客目線から見ると廉価グレードのX以上をおすすめします。
XVとハイウェイスターの価格差で見た快適性能の違い
「Xは安全装備が使いないからダメ。じゃあその次に安いのにしよう」なんて人は、XVとハイウェイスターの2択で悩むと思いますが、はっきり言ってコスパが良いのはXVです。
だって両モデルの価格差は、ハイウェイスターの方が22,000円高くなっています。
それなのに内装や快適装備はXVの方がずっと良いです。
乗客目線で考えると、どう考えてもXVの方が魅力的。
確かにハイウェイスターの見た目や足回りの変更も良いですが、乗客を優先して考えるならハイウェイスターはおすすめしません。
GやハイウェイスターGはどうしても『XV』に劣る!?
セレナにはGやハイウェイスターGといった最上位グレードがありますよね?
最上位グレードと言えば、他にはない装備が揃っているものなんですが、実はXVやハイウェイスターVとほとんど差はありません。
明確な違いはエアコンの性能だけって言ってもいいくらい、差が小さいんです。
それなのに価格差は10万円以上。
だったら最上位グレードじゃなく、XVやハイウェイスターVを買ってオプション装備を充実させた方が好みの一台が出来上がるでしょう。

運転手目線から見たセレナの各グレードの注目装備

上では乗客目線から見たセレナの各グレードの装備を見てきました。
全体的におすすめなのは中間のグレードのXVやハイウェイスターVが良さそうでしたね。
そして次は運転手目線からみたセレナの各グレードの注目装備を見ていきましょう。
XVかハイウェイスターかは正直『見た目』とタイヤの違いで選ぶことになりそう

セレナのグレード間で明確な違いがあるのがタイヤ。
グレードが上がる分、アルミホイールだったりインチアップされたりとより豪華なタイヤになっていくんです。
運転手目線で言えばやっぱりかっこよさや性能に関わるタイヤの違いは気になるはず。
まずは大きさについてですが、小さければ燃費が良く走行音も小さめで乗り心地も良い傾向があります。
逆にタイヤが大きいと値段は高くなりますが、グリップやコーナリングなど運動性能が向上するんです。
また素材の違いですが、正直見た目の自由度がアルミの方が高いってだけで性能にはほとんど違いはありません。
それにタイヤ以外の違いと言っても、それこそ見た目くらい。
XVかハイウェイスターかは見た目の好みで選んじゃっても良いでしょう。
ちょっと気になるAUTECHで追加される装備の違いは何?
セレナは家族のための車として買うつもりだけど、お財布にも余裕があるから色々こだわりたいって人もいるはず。
そんな人はやっぱりAUTECHが気になっちゃいますよね。
AUTECHとそれ以外では外装も内装も結構違いがあるんです。

まず外装についてはやっぱり専用カラーがあることが大きいな違い。
大人っぽいブルーはやっぱり他のセレナとは一線画したプレミアム感があります。
またグリルやバンパーなどエアロパーツもAUTECH専用です。
タイヤのホイールデザインも違うなど、様々な違いがありますね。
続いては内装の違い見ていきましょう。

このようにブルーとブラックでシックにまとめられた内装は、まさに大人の一台ってイメージ。
プレミアム感にこだわりたいって人は迷わずAUTECHを選ぶと良いでしょう。
また剛性をUPしたボディに、専用タイヤ・ホイール・サスペンションを採用した、SPORTS SPECもあるので走りにもこだわりたいって人は要チェックです。

総評!各グレードの装備の違いから見たセレナのグレードの選び方

ここまでセレナのグレードの違いや立場の違いから見る注目装備について見てきました。
あなた好みのグレードはある程度固まってきたでしょうか?
最後は様々な要素を総合して、どのグレードがおすすめなのかをご紹介します。
一緒に見ていきましょう。
間違いないのは『XV』または『ハイウェイスターV』
結論から言いますが、セレナなら中間グレードのXVやハイウェイスターVを選べば間違いありません。
本ページの文脈で何となく分かっていたかもしれませんが、何よりもコスパが良いっていうのがおすすめのポイント。
だって装備は最上位グレードのGとほとんど変わらずに、価格も抑えられてますからね。
さらにXVやハイウェイスターVでしか選べない防水シートや、オーディオスイッチ込みのステアリングスイッチなども魅力的。
防水シートは室内でジュースを飲んだり、お菓子を食べたりするお子さんがいる家庭には欲しいところでしょう。
セレナのグレードで迷ったらXV、ハイウェイスターVが良いですよ。
『X』や『ハイウェイスター』は最低限度の装備で安く購入したい人向け
XやハイウェイスターVはとにかくセレナに乗りたいって人におすすめな一台。
ぶっちゃけ快適装備などは物足りない印象はありますが、標準装備は十分かつ価格もグッと抑えられるので安く購入したい人にはぴったりでしょう。
またセレナのデュアルバックドアは他車種には無い魅力ですし、「セレナが良いけど装備を充実させるのはちょっとお金が…」なんて人にはおすすめです。
『G』や『ハイウェイスターG』はよほどのことがない限り選択対象にならない
正直に言いますが、GやハイウェイスターGは避けちゃってもいいと思います。
確かに最上位グレードなだけあって内装の高級感は多少増えますし、ある程度の多機能さも出てくるでしょう。
しかしXVやハイウェイスターVと見比べたとき、その差はエアコンにプラズマクラスターが付いたり、タイヤが1インチ大きいなど微々たるもの。
それなのに価格は10万以上変わるとなると、「ちょっとそれってコスパ的にどうなの?」って思っちゃいますよね。
従ってセレナはGやハイウェイスターGを買うより、コスパで勝るXVやハイウェイスターVを買ってオプションを追加した方が自分のため、家族のためにもなりますよ。

まとめ
本ページではセレナのグレード、その違いについてお話ししてきました。
装備が少ない廉価グレードに、いいとこどりの中間グレード、あまり豪華じゃない最上位グレードとなんだか微妙なグレードわけだなっているのが正直な印象。
おすすめは中間グレードのXVですが、あなたの状況な好みによって自分に合った一台を選べることを願っています。
 
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