オデッセイHV実燃費計測。乗り心地、走行性能も一緒にレビュー

実燃費オデッセイHV

カタログ燃費:26.0km/L
実燃費平均:16.06km/L

2016年2月に登場したオデッセイのハイブリッドモデル。ホンダの上級ミニバンで初採用となったSPORTS HYBRID i-MMDを搭載し、モーター構造を巻線方式に刷新することにより、従来のモーターより小型・軽量化されつつも高トルク・高出力を実現することが可能となりました。

このモーターのおかげか、滑らかな加速をすることができるようになっています。それだけでなく、オデッセイHVはLサイズミニバンの中では群を抜いて低燃費。実燃費平均はガソリン車のカタログ燃費を上回るものとなっています。

動力性能と燃費性能両方ともにハイクオリティかつ高評価なオデッセイHVですが、実燃費平均でこれだけの低燃費を実現することができているのなら、場合によってはこれよりもさらに低燃費二運転することができるはずです。

そこで、各オーナーの実燃費記録を個別に見て条件による燃費の変化を知り、実際に運転することでそれを実証してみることにしました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「郊外の平坦な道を60km/h程度で10km以上流すだけで、簡単に20km/L超えの低燃費が出せます」
「アップダウンのあるワイディングロードを調子にのって走っていると、簡単に燃費が一桁になってしまいます。普段は燃費が良いのですが、ハイブリッドは燃費の変化が極端ですね。ただ燃費を悪くした分、高い走行性能を得られるのでそれはそれで満足できます」
「納車から2ヶ月、これまで1,500kmほど走って、現在平均燃費15km/Lです」
「流れの良い国道で10km以上も走れば、軽く20km/Lを超えます。チョイ乗りでも15km/Lは出るので、とても低燃費です」
「16km~18km/L程度であることが多いです。2トン近い重量を考えれば驚異的な数値ではないでしょうか」
「高速道路で20km/Lを超えました。このサイズ・重さでこれだけ出せれば十分すぎます」
「街乗りでも15km~18km/Lは安定しています。高速道路と郊外の道を片道80km往復する日は、最高24.7km/Lになりました」
「生涯燃費が納車からまだ数ヶ月程度で19.2km/Lとなっています」
「常時エコモードですが、燃費を気にした運転等はしておらず、エアコンも常時つけっぱなしで、燃費が16km~17km/Lとなっています」
「渋滞の少ない道を中距離、エコモードで走った場合には23km/Lとなりました。一方2km以内の超近距離を走行またはSレンジで燃費を考えずにスポーツ走行した場合、11km/Lになりました」

オーナーの実燃費記録を見ていると、一桁台から24.7km/Lまでととても極端な燃費になることがわかります。走り方によって大きく数値が変動するのはハイブリッド車にありがちなことですが、これほどまでに差が出るのは珍しいです。

エコモードに入れてゆっくり走るだけで20km/Lを超え、峠のワイディングをスポーツモードで駆け抜けると一桁になるということですが、そのような無茶な運転をしない限りは一桁台になることはまずないでしょう。

通常使用の範囲内で考えれば燃費が高くても11km~13km/L程度に抑えられると考えられます。

走行レポート。オデッセイHVを実際に運転してみたら・・

Lサイズミニバンということで、存在感はとても大きいですが、エクステリアはガソリン車と変わらない印象を受けました。

この度運転したのはベースグレードである「HYBRID」で、Honda SENSING等のオプションは付いていません。ガソリン車と違い、ベースグレードでもステアリングホイールが本革巻だというところが印象に残っています。エクステリアは変わらないように感じましたが、インテリアの質感はベースグレード同士の比較ならハイブリッド車のほうが良いのではないでしょうか。

発進時、ゆっくりと発進するとEVでの発進となります。EVでの発進はややもっさりとしており不評ですが、普通に踏み込んで発進すると発進と同時にエンジンがかかるようです。エコドライブする際には、ゆっくり発進してEVでの発進にし、燃費をセーブするのが良いでしょう。ただし、後続車に迷惑をかけることのない状況に限られます。

発進してからすぐ、加速性がとても良いということに気がつきました。滑らかに加速していくスムージーな性能。音もほとんどなく静かで、EVからエンジンに切り替わる際にもあまり音がしません。この重量の車を動かすのに滑らかに発進・加速するというのですから、驚きです。ただ少しアクセルレスポンスが悪いのが気になりました。

低燃費を心がけたら

郊外の平坦な道を10km以上走ると20km/Lを容易に超えるというオーナーからの情報を頼りに、郊外の平坦で信号の少ない道を30km走ってみました。

エアコンは使わず、ECONのスイッチを入れて、ゆっくりと発進します。ゆっくりと発進するように心がければ、やはり発進時はEVになりました。発進時はガソリン消費がとても激しいので、ここをセーブできるのは大きいです。

発進してからはアクセルをある程度まで踏み込んで60km/h程度にまで加速します。そうしてアクセルを戻して穏やかに走ることを心がけました。加速してからの惰性走行というのはハイブリッド車ではよく使われる運転方法。郊外で車どおりの少ない道が続く場合、このように速度を上げないように穏やかに走ると燃費が向上するのです。

次の信号までの距離も見計らい、ブレーキを踏むタイミングをギリギリまで引き伸ばします。アクセルを離してから信号まで惰性で走行し、信号が赤から青に変わればまた加速、赤のまま停車位置まで来たならブレーキを踏むのです。今回走った道は走りなれている道でしたので、信号の予測も容易でした。

このようにして燃費に良い走りを心がけると、燃費は21.6km/Lになりました。確かに容易に20km/Lを超えます。心がけたことと言えば、加速してから惰性走行でゆっくり走ること、信号で止まるタイミングを引き伸ばすことだけです。いずれも郊外だからこそできる運転ですが、それだけで高速道路走行並みの燃費になるのはありがたいですね。

ちなみに、高速道路を50km走行してみると、23.5km/Lになりました。カタログ燃費を超えることは難しいですが、それでも十分低燃費です。

燃費なんて気にせず走ってみたら

今度は燃費を気にせず、どこまで燃費が悪くなってみるのか試してみました。

オーナーからの情報にワインディングロードを駆け抜けると燃費が一桁になったというものがあったので、まずは曲がりくねった峠道を登ってみます。Sモードにしてエアコンを使いながら、峠道の手前から発進。思い切り加速して峠道に突入しました。

峠道を走っていて感じたのは、走行性能の高さです。低重心だからか、峠道が不向きなミニバンの中でも特に峠を走りやすく感じました。非常に安定しています。

走り終えて近くのコンビニの駐車場に停車。燃費を計測したところ、9.7km/L。ギリギリ一桁台になりました。極端ですが、下がるときはここまで下がるという参考までに頭にとどめておいてください。

今度は普段から考えられる状況で試しました。信号の多い道路をエコモードを使わず、エアコンをオンにして10kmだけ走ります。10kmだけ走るのでも信号が多い市街地だと何度も信号に引っかかってしまいました。

流れが速く後続車もいるので、青信号になってからは急発進。惰性走行など出来るはずもなく、赤信号になれば急停止。高燃費になる運転の手本(反面教師)のような運転をし、燃費は14.2km/Lとなりました。

まとめ

実際に運転してみて、確かに燃費の幅が極端だと感じました。それでも普段から頻繁に起こりえる状況下での運転であれば、低燃費で運用することができます。Lサイズミニバンであることを考えると信じられないほどの低燃費で、ホンダの本気が伺えました。

確かに価格は高いですが、燃費は他のどの上級ミニバンのハイブリッド車にも負けません。

燃費で選ぶならとても良い車です。

 

車を安く乗り換える上で最も大切なこと
ご存知ですか?


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です