オデッセイ グレード毎の違い、特徴まとめ。どれが自分に適している?

ホンダの上級ミニバン、オデッセイ。

1994年に初代モデルが発売されてから、現行は6代目。クイリエイティブ・ムーバー(生活創造車)の第一弾として発売されてから現在に至るまでヒットを続ける、ホンダの基幹車種のひとつです。

時代や需要の流れとともに仕様が変化し続け、初代から4代目にかけて優しい顔つきだったのが、5代目では現在主流の釣り目の厳ついスタイルになり、6代目ではさらに高級感が増したスタイルになりました。

3列目を含めた座り心地がミニバンの中でも最高峰だと言われており、荷室がとても使いやすいのも特徴的です。また、安全装備も充実しており、大柄なボディでありながらも人気のある車になっています。

そんなオデッセイを購入しようというときに迷ってしまいがちなのが、どのグレードを選ぶかということ。オデッセイはグレードにより装備の細かい差があるため、カタログを見ていると頭が混乱してしまうという人も多いでしょう。

そこで、オデッセイのグレードごとの違いや特徴についてまとめてみました。自分にはどれが一番適しているのか、見定めましょう。

オデッセイのグレード表

グレード 定員 価格
G・AERO
Honda SENSING
8人 2,980,000円
(3,180,000円)
7人 3,066,400円
ABSOLUTE
Honda SENSING
8人 3,240,000円
(3,440,000円)
7人 3,326,400円
ABSOLUTE・EX
Honda SENSING
7人 3,540,000円
8人 (3,653,600円)
※( )内の価格は4WD車の価格となります。

上記3つが、オデッセイに設定されているグレードです。このほかにもハイブリッド車の各グレードがありますが、今回は割愛します。

全てのグレードに7人乗り・8人乗りとありますが、基本的に4WDが設定されているのは8人乗りだけですね。

価格を見てみると8人乗りで約70万円、7人乗りで約48万円の価格差がありますが、グレード間で見ると価格差が20万円台となっており、グレードごとに装備が明確に違うことが分かります。

装備や仕様の違いなどから、そのグレードの価格が適当かどうかを検証しましょう。

各グレードの特徴、捉え方

基本的に、グレードはGとABSOLUTEの2つに分けられます。これは仕様の違いによって分けられているものです。仕様の違いについて、まずサイズから見てみましょう。

Gと名のつくグレードでは全長:全幅:全高=4,840:1,820:1,695(4WD:1,715)となっています。ABSOLUTEと名のつくグレードでは、4,840:1,820:1,685(4WD:1,715)となっており、高さが10mm大きくなっているのです。

エンジンも異なります。Gは4WDで129[175]/6,200の最大出力、225[23.0]/4,000の最大トルクとなっているのですが、ABSOLUTEでは4WDで136[185]/6,400の最大出力、235[24.0]/4,000の最大トルクとなっているのです。

つまりABSOLUTEのほうが加速力に優れているということになります。簡単に違いをまとめると、Gは通常仕様、ABSOLUTEはスポーツタイプと言えます。

これからさらに装備内容を充実させたのがABSOLUTE・EXです。ABSOLUTE・EXでは通常のABSOLUTEにさらに装備を加えたグレードになります。

Gは必要最低限の装備のみを揃え価格を抑えており、ABSOLUTEでは走りの快適さを考えた作り、さらにはABSOLUTE・EXでは車内空間のやライト周りの装備を充実させたグレードになっています。

オデッセイではそれぞれのグレードにHonda SENSINGという先進安全装備が装備されています。機能内容は以下のとおりです。

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

ミリ波レーダーと単眼カメラで、先行車両・対向車・歩行者を検知し、衝突の恐れがあるとコンピュータが判断した場合、ディスプレイの表示や音にて警告。

それでも接近している場合には軽いブレーキをかけて体感的に警告をしてくれます。さらに緊急性が高まれば、ブレーキが強くなるという、心強いシステムです。

 歩行者事故低減ステアリング

CMBSと同じ仕組みで路側帯の歩行者や車線を検知し、歩行者と衝突する可能性がある場合にディスプレイの表示や音で警告。ステアリングを回避方向へと自動制御し、ドライバーの回避操作を促してくれます。

ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

先行車両との車間距離と速度差を検知し、予め設定された車速内で加速・減速を行い、先行車両に追従します。適切な車間距離を保つように自動でアクセルおよびブレーキの制御を行うので、高速道路を運転するときの運転者の負荷を軽減することが可能です。

LKAS(車線維持支援システム)

車線を検知して車線の中央を維持するよう、ステアリング操作を支援、運転負荷の軽減に繋がり、予防安全にも繋がります。

路外逸脱抑制機能

車線を逸脱しそうな場合、ディスプレイの表示・ステアリングの振動で警告してくれます。同時に車線内へと車体を戻すよう、ステアリングを自動制御します。

誤発進抑制機能

名前のとおり、不注意による急発進を抑制して注意喚起を行ってくれる機能です。停車時・約10km/h以下で走行中、近距離に先行車両があると検知した場合に作動します。

後方誤発進抑制機能

停車時や10km/h以下の低速後退時、ほぼ真後ろの近距離にある障害物を検知して、ドライバーがアクセルペダルを踏み込んだ場合の、急な発信を抑制します。

先行者発進お知らせ機能

信号待ちなどで、先行車両の発進に気づかずに停止を続けた場合に音と表示で警告してくれます。

標識認識機能

案外見落としがちになる道路標識を単眼カメラで認識し、ディスプレイにその内容を表示します。

オートハイビーム

夜間走行時、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。

装備を基準にグレードの特徴を見てみる

オデッセイはグレードごとにボディの大きさや動力性能といった仕様も異なりますが、それだけでは価格差が適当かどうかは判断できません。グレードが違えば当然装備も異なるものです。

装備ごとの装飾や加工・素材の違い、装備の有無といった違い・・・ここでは装備を基準にグレードごとの特徴について紹介します。

全グレード共通の標準装備

  • エコアシスト(ECONモード、コーチング機能)
  • アイドリングストップシステム
  • 両側パワースライドドア
  • Hondaスマートキーシステム
  • アレルフリー高性能脱臭フィルター
  • 3列目床下格納シート
  • センターコンソールリフトアップトレイ
  • 室内確認用ミラー付サングラスボックス
  • リアコンビネーションランプ(LEDストップランプ&LEDテールランプ)&LEDリアライセンスランプ

オデッセイは全グレード共通で付けられている装備が多いのですが、加工や装飾まで全て共通している装備というのはそれほど多くありません。

同じ装備が付けられていたとしても、加工・装飾に差が出ていたり、上位グレードでは機能が強化されていたり、何かと違いを持たせています。加工や装飾が違うが物としては全グレードに装備されているものについては、これから詳しくみていきましょう。

仕様まで全部同じ装備について、簡単に説明します。エコアシストは、ECONモードスイッチを入れると低燃費モードに切り替わり、動力にセーブがかかる機能です。

ただセーブがかかるだけでなく、コーチング照明でエコドライブができているかどうか・その上達をサポートしてくれる機能もあります。この機能を使ってエコドライブの練習をすると燃費が向上するのではないでしょうか。

アイドリングストップは最近の車には当たり前のように付けられている、停車時にエンジンを自動停止するシステムのことです。

アレルフリー高性能脱臭フィルターは花粉やホコリなどのアレルゲン(アレルギーの要因)をシャットアウトするフィルター。においの元になるガスまでシャットアウトしてくれ、室内の空気をきれいに保ちます。

センターコンソールリフトアップトレイは、必要なときにだけトレイを上げ下げできるので、とても使い勝手が良い収納です。このほか、多くの収納が全グレード標準装備となっています。

G・AEROの装備、インテリア、エクステリア

オデッセイ G・AERO エクステリア
オデッセイ G・AERO フロント
  • 17インチアルミホイール
  • アイドリングストップシステム(オフスイッチ付)
  • エコアシスト(ECONモード、コーチング機能)(ティーチング機能なし)
  • 畜冷エバポレーター
  • フロント・フルオートエアコン+リア・マニュアルクーラー
  • 2列目/3列目シート用独立エアコンアウトレット
  • 全ドアワンタッチ式パワーウインドウ(挟み込み防止機構/キーオフオペレーション機構付)
  • メーター照明色:ホワイト
  • 1列目シートアームレスト(角度調整式)
  • 運転席用&助手席用バニティミラー付サンバイザー
  • センターピラーグリップ
  • UVカット機能付フロントウインドウガラス
  • 高熱線吸収/UVカット機能付フロントガラス(フロントコーナー)

加工が施されていない・装飾がないなどといった違いはありますが、Gには主に上記のような装備が搭載されています。上位グレードに比べるとGには装備されていないものも多いですが、それでも必要最低限はそろっているといったところでしょう。

特にこだわりがなければ、これで走り出すのには十分です。ただし、上級ミニバンとしてやや物足りない部分もあると考えられます。

ヘッドライトや内装にこだわらないのであれば、十分な装備ですが、少しでもこだわりを持っている人にはあまりおすすめできないグレードでしょう。とは言え、7人乗りだとオデッセイが本体価格300万円未満で手に入るという魅力は大きいです。

ABSOLUTEの装備、インテリア、エクステリア

オデッセイ ABSOLUTE エクステリア
オデッセイ ABSOLUTE インテリア
  • 17インチアルミホイール
  • フロントフルオートエアコンディショナー
  • 2列目/3列目シート用独立エアコンアウトレット(クロームメッキリング付)
  • メーター照明色(レッド)
  • コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
  • 運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後)
  • 本革巻ステアリングホイール
  • インストルメントパネル&フロントドアパネル(黒木目調)
  • 黒木目調スライドドアパネル
  • 運転席用&助手席用バニティミラー付サンバイザー(照明付)
  • センターピラーグリップ(クロームメッキモール付)
  • パドルシフト
  • ABSOLUTE専用チューニングサスペンション

 

G・AEROと異なる装備をまとめました。

サスペンションがABSOLUTE専用チューニングサスペンション になり、黒木目調スライドドアパネルや本革巻ステアリングホイールが付きましたので、見た目がさらにかっこよくなっています。

ところどころに加工・装飾を施し、照明を付け高級感を演出しているのも特徴的です。便利な装備が豊富になっていますので、25万円近い価格差も納得できます。

高級感も実用性も向上し、内装と実用性どちらも捨てられないという人におすすめできるグレードです。

ABSOLUTE・EXの装備、インテリア、エクステリア

オデッセイ ABSOLUTE エクステリア
オデッセイ ABSOLUTE インテリア シート
  • LEDアクティブコーナリングライト
  • マルチビューカメラシステム
  • Hondaスマートパーキングアシストシステム
  • パーキングセンサーシステム
  • 後退出庫サポート
  • ブラインドスポットインフォメーション
  • 運転席&助手席シートヒーター
  • トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)
  • コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
  • 運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後)
  • 助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)
  • 本革巻ステアリングホイール
  • 黒木目調スライドドアパネル
  • インストルメントパネル&フロントドアパネル(黒木目調)
  • ABSOLUTE専用チューニングサスペンション
  • パドルシフト

ABSOLUTE・EXは現行のオデッセイの中では最高級のグレードになります。価格差もG・AEROと比べると50万円程度の差が出ていますが、エクステリアやインテリアをかなり充実させていますので、それでも満足できるグレードと言えるでしょう。

装備についてそれぞれ簡単に説明しましょう。

LEDアクティブコーナリングライトは、夜間に曲がる方向を先に照らしておいてくれる機能です。ウインカー・一定以上のステアリング操作に連動して、約40km/h以下で点灯します。

ブラインドスポットインフォメーションは斜め後ろに車両が存在するときに、その方向のドアミラー内にあるインジケーターが点灯してお知らせしてくれる機能です。

トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)は、運転席・助手席・後席の3つのゾーンに分けてエアコンの温度調整ができる機能となっています。

G・AEROおよびABSOLUTEと異なる部分は、助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)、マルチビューカメラシステム、Hondaスマートパーキングアシストシステム、パーキングセンサーシステムなどです。おもに、狭い道や駐車時に役立つ機能が豊富に搭載されています。

実用的な部分はある程度ABSOLUTEのままですが、程よく高級感を演出することができており、20万円程度の価格差に見合った装備内容だと言えるのではないでしょうか。

G・AEROやABSOLUTEに高級感が足りないと感じる人はこちらを選んでみてもいいかもしれません。

G・AEROの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダオデッセイG内装

G・AEROの最大の魅力は価格です。

オデッセイという上級ミニバンをできるだけ安く購入することができ、なおかつ必要最低限の装備は全て揃っているというのが魅力的。

安全性能をすべて兼ね備えたHonda SENSINGも搭載されていますし、2列目/3列目シート用独立エアコンも標準搭載されています。

ですのでG・AEROを購入して、あとは各々必要な装備だけメーカーオプションで装備させているというオーナーが多いのが現実なんです。

高級感は気にしなくても良いから実用的な装備がほしいという場合にはG・AEROがとっておきのグレード!

このように各々の需要を満たし、お得に購入しているようです。標準装備だけで十分にインテリアの質感が高いと感じる人はG・AEROを選んでいますよ。

ABSOLUTEの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダオデッセイABSOLUTE内装

よく走り、よく曲がり、よく止まる。

基本がしっかりとしているオデッセイの走行性能にさらに磨きをかけているのが、ABSOLUTEです。動力性能に魅力を感じないのであれば購入する意味はありません。高速道路や山道でも重さやもたつきを感じないほどの動力性能があります。

サスペンションも専用チューニングがされており、コーナリング性能がG・AEROよりも安定しているようです。そういった走行性能の高さ・安定性をGに20万円程度プラスしただけで得られるというのが、ABSOLUTEの魅力となっています。

頻繁にレジャーに行くという人は購入すると得をするでしょう。

オデッセイに興味をもった方は必見!オデッセイアブソルートの値引き交渉をしてきました。
その全貌を下記ページにまとめているので、ぜひご覧ください。
>【見積書公開】オデッセイ値引きレポート。ディーラー突撃取材

ABSOLUTE・EXの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダオデッセイABSOLUTE・EX内装

ABSOLUTEの動力性能とEXパッケージに含まれている装備が両方欲しいという方は、このグレードを選ぶしかありません。このグレードを購入する人は迷わず「これしかない」と感じて購入する人が多いです。迷うのであれば購入を避けたほうが無難でしょう。

購入したオーナーもEXについている装備の必要性を感じながらも、価格設定は高いと感じている人が多いです。

ABSOLUTE・EXは乗っているだけで優越感に浸れるような、高級感あふれるインテリアが魅力的!

「購入するなら最上級グレードしかない。」と思っている方でしたら、ABSOLUTE・EXがとっておきのグレードと言えます。

総合的に売れているグレードを考察

オデッセイはグレードごとの役割分担がとてもよくできていて、自分が必要だと思う装備内容によって選ぶべきグレードは変わります。

G・AEROグレードを基準とし、そこから何か装備をプラスするのかどうかによってグレードを選ぶという選択方法がおすすめです。

何も付ける必要が無く、オデッセイの基本的な機能だけで十分!という方でしたら、無理に上位グレードは購入せず、G・AEROに必要なオプションだけを追加で購入すると良いでしょう。

また同じく、ABSOLUTEやABSOLUTE・EXもこれまでご紹介してきた装備が必要な場合にのみ、選択すべきグレードです。

低価格で高級感が味わえるオデッセイですので、本当に自分に必要な装備なのか、また、自分のお財布の負担にならないかを考えてグレードの検討・選択をすると満足できる車に出会えるのではないでしょうか。

 

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