エスクァイアHV実燃費を計測してみた。乗り心地や快適性もレビュー

実燃費エスクァイア

エスクァイアは燃費の低い車とは決して言えない車でした。

JC08燃費で最も燃費の良いグレードでも16.0km/L、実燃費だと10km/Lから15km/L程度の燃費が平均的です。ミドルサイズのミニバンなので多少燃費が悪くなってしまっても良いと考える人もいるでしょうが、実用的な車であるミニバンだからこそ燃費を抑えたいと考える人もまた多いでしょう。

ハイブリッドの購入を検討し始めると、まず最初に気になるのが燃費性能です。上記実燃費平均を見てみると、それだけでエスクァイア(ガソリン車)のJC08燃費を超えていて、ガソリン車よりも圧倒的に低燃費になっていることがわかります。条件によっては実燃費平均を大きく超え、時にはカタログ燃費を超えることも可能ではないでしょうか。

実際にはどのくらいの燃費記録を実現することができるのか、条件によってどの程度変わるのか、オーナーの実燃費記録から考えてみました。その上で自分自身でも運転をし、実燃費の検証をしてみます。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「地方で普通に走り、20km/L以上になりました。東京近辺だと15km/L、高速道路で80km/hで走ったところ、16km/L、高速道路で100km/hを超えると燃費は1桁代になります。高速道路よりも一般道でEV走行を効率よく使うほうが燃費が良くなるのではないでしょうか」

「郊外をドライブしたら21.5km/Lになりました」
「真夏に遠出をして19km/L程度でした」
「東京・仙台のアップダウンのある高速道路で19km/Lになりました」
「運転時はシートヒーター使いっぱなしで、市街地での通勤に使用。短距離で燃費に良い運転とは言えませんが、燃費は16km/L前後でした。想定内です」
「モニターでは19.3km/L、満タン法では18.4km/Lでした」
「平均燃費で19km/Lになっています」
「大人二人+子供二人の乗車で20km/Lになることがあるので、驚いています。燃費を気にせずに乗ったとしても15km/L程度です」
「600km走行して、18.6km/Lでした。高速運転時、車内がとても静かなことに驚きです」
「高速なら20km/L以上になることがあります。一般道でエコドライブをすると、16km~20km/L程度。短距離・エンジンつけっぱなしだと13~14km/L程度です。乗り方次第・条件次第で結構皮ってきます」

最低でも13km/L、最高でも21.5km/Lといったところでしょうか。

実燃費記録を見ていると、20km/Lを超えることは簡単そうですが、カタログ燃費である23.8km/Lを超えることは難しそうです。郊外の道を割合高めに高速道路を交え、長距離走行をすればカタログ燃費を超えることもあるのではないでしょうか。

運転方法や条件によっては、ガソリン車と変わらない燃費になってしまうので注意が必要です。

走行レポート。エスクァイアHVを実際に運転してみたら・・・

見れば見るほど、エスクァイアHVはエクステリアが特徴的です。

一度見れば記憶にインプットされ、町で見かければすぐに判別できるような、個性的なグリルをしています。この大きなT字のグリルの存在感が大きいために、エスクァイアHVの存在感も大きく感じるのでしょうね。ミドルサイズという実際の大きさも強調されているように感じます。

インテリアもチープということは決してなく、上質な雰囲気が漂っています。上級ミニバンであることを実感させられました。少しの緊張を感じつつ、エンジンスタート。ミドルサイズということもあって、出足はややゆっくりとしています。ある程度走り出してからは問題なく加速していき、「あっ」と言う間に巡航域に達しました。

非力だという評価がされることがありますが、実際に乗ってみたところ、平地においては十分な加速力を感じました。100km/hまでならスムーズに加速していきます。パワーモードにすれば坂道でのもっさり感も薄れ、地に足付けて確実に上っている感覚を味わうことが可能です。

ただ、このパワーモードが小さな落とし穴になっているように感じました。レスポンスが良いのはいいことですが、如何せんエスクァイアのパワーモードはレスポンスが良すぎる。

アクセルを軽く踏むだけでパワーが出ると言えばメリットですが、軽く踏まなければならないというデメリットをはらんでいます。坂道では便利ですが、平地で使うにはアクセルの調整が難しく、使い道が限られてくるでしょう。

エコモードは逆にもっさりとしすぎます。エコドライブをする際にも使わないほうが良いと感じました。動力性能は若干不足気味ですが、坂道でパワーモードを使えば十分満足できます。視界がよく市街地向きですが、低燃費なため長距離移動も得意なようです。

低燃費を心がけたら

エスクァイアHVだけでなく、トヨタのハイブリッド車は共通の運転のコツがあります。

普通ならアクセルを弱めにゆっくりと踏んで、ゆっくりと加速し、そこからはアクセルを極力動かすことのないようにするというのがエコドライブの基本です。

しかし、エスクァイアHVなどといったトヨタのハイブリッド車ではアクセルを踏んだり離したりすることで低燃費になります。

今回燃費を検証するにあたって走った道は、国道163号線。

大阪から日本海側へ結ぶ最短の国道です。全区間を走ると結構な距離になってしまうため、兵庫県川西市の市街地を抜けて田舎道に突入してから30kmだけ走りました。

山間部ですが坂道などもなく信号も少なく、とても走りやすい道です。走りやすいために速度の取締りをしている区間も多数あります。

発進時、普段と同じようにアクセルを踏み込みます。そうして周りの車の流れに合わせ加速し、ある程度まで加速したらアクセルを戻す。こうすることで50km/h程度の速度が出ていたとしてもEV走行をすることができます。

ある程度まで減速してきたら、またアクセルを踏み込む。そしてまたアクセルを戻す。ガソリン車ではご法度のインターバルですが、EV走行を効率的に取り入れるという意味で、ハイブリッド車では重宝されています。

しかし、60km/hを超えるとEV走行ができません。こういった走りやすい道だと、周りの流れに合わせているうちに60km/hを超えることがあります。

こうなれば後はプリウスで滑空と呼ばれているアクセルワークをするしかありません。口コミなどを見ていると、エスクァイアHVでも滑空は可能なようなので、やってみました。

エスクァイアHVはCHG(充電状態)かどうか、エコドライブができているかどうかをメーター左で確認することができます。滑空はCHGとECOの間に針が到達するまでアクセルを踏み込んで、そこでアクセルを離すというアクセルワークです。

これによって走行中の充電がされず、無理のない速度を保ちながら、ある程度の時間だけアクセルを踏まずに走ることができました。とはいえそんなに長い間滑空できないので、これを多様すると結構神経を使います。

こうやって、ハイブリッド車ならではのエコドライブを試しながら、信号に1度も引っかかることなく30km走り終えることができました。

その結果、燃費は22.4km/Lになりました。長距離運転で滑空を多様すればカタログ燃費以上の燃費を出すこともできるでしょう。

燃費なんて気にせず走ってみたら

燃費が悪くなる条件といえばいろいろありますが、口コミに「峠ののぼりでは9km/L程度だった」というものがあったのを思い出し、峠道を走ってみることにしました。市街地を抜けて田舎道を走っていましたが、引き返します。宝塚から国道176号線に入り、赤坂峠を走りました。峠道の前後も含め10km程度の走行です。

動力性能に不安があるので、パワーモードをオンにしてスタート。峠に突入する直前で加速し、峠に突入。峠道としてはそれほど急勾配というわけではありませんが、あまり走りやすい道とは言えません。上っているだけで結構疲れを感じます。

上り終えて燃費を計測してみると、10.3km/Lでした。確かに峠道を走ると燃費が著しく悪化するようです。

まとめ

エスクァイアHVの燃費を検証してみたところ、悪くとも9km/L~10km/L程度、良くて20km~23km/L程度であることがわかりました。カタログ燃費は滑空を多様するなどして実現することが可能かもしれませんが、多様するには神経を激しく消費するので注意が必要です。EV走行と滑空走行を織り交ぜるのが良いでしょう。

 

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