エスクァイアHV グレードの違いまとめ。選択に迷っている方に

トヨタのミドルクラスミニバンであるエスクァイアはハイブリッド車を選択することができます。

同社のミドルクラスミニバンでは、ヴォクシーやノアもハイブリッドの設定があり、どれを選ぶか迷ったという人も多いでしょう。

エスクァイアは中でも上級なハイブリッドミニバンとして位置づけられているため、ノアやヴォクシーではインテリアの質感などが満足できないという人に人気があります。

そんなエスクァイアの燃費性能を高め、より経済的に実用することができるようになったエスクァイアHV。グレード数が少ない車ですが、だからこそどちらを選べばいいのかわからなくなってしまいがちです。

そこで、三つあるグレードの違いをまとめ、どのグレードを選べば間違いが無いのか検討してみることにしました。価格や装備の違いなどから、自分に合うグレードはどれか見極めましょう。

エスクァイアHVのグレード表

グレード 価格
HYBRID Xi 3,151,440円
HYBRID Gi 3,300,480円
HYBRID Gi
“Premium Package”
3,358,800円
※燃費表示はカタログより抜粋。( )内は4WD価格

ハイブリッド車はどのグレードも7人乗りの2WDのみの設定となっているので、注意しましょう。特別仕様車を別として考えると、エスクァイアHVに設定されているグレードはHYBRID XiとHYBRID Giの二つのみです。

両グレードとの価格差は15万円程度で、あまり差が無いように見えます。Giと特別仕様車との価格差は5万円で、「何か違いがあるのか?」と思わせるほど小さな価格差です。

他車種を見ていると、グレードごとに20万円の価格差がついていたり、他グレードは300万円代なのに特別仕様車だけ400万円代というようなこともよくあります。

15万円や5万円という小さな価格差で、大きな違いがあれば、上位グレードのお得感が演出され、上位グレードを購入する価値が生まれてくるでしょう。その価格差に見合う違いがあるか、価格差以上の価値はあるのか、その「差」について検証してみます。

各グレードの特徴まとめ

先ほども触れましたが、基本的なグレードはHYBRID XiとHYBRID Giの2つのみ。“Premium Package”はHYBRID Giをベースとして仕様変更を行った特別仕様車となっています。

各グレードの特徴ですが、Xiは最安価グレードでありながら、質感や実用性を損ねることの無いとてもお得感のあるグレード。Giよりも下位の装備・機能が付けられている部分もありますが、他の車種と比べればそういった点は少なくなっています。

Giは15万円ほどXiより高くなってしまいますが、その価格差を感じさせないような実用性の高い装備が揃っているのが特徴です。

“Premium Package”は、インテリアを黒に統一し、それにあわせた加工・装飾を施した、エクステリア・インテリアにこだわる人のためのグレードです。黒を貴重としたインテリアが好きだという人は購入を検討しても良いのではないでしょうか。

グレード毎の違いを分かりやすくまとめてみた

グレードごとの違いをわかりやすく浮き彫りにするには、装備内容の違いを見ることが近道です。

メーカーがどうしてグレードを分けているのか、その意図は装備内容に表れます。価格差が埋められるほどの装備や機能の違いがあるのか、グレードごとに異なる装備・機能をまとめることによって検証してみましょう。

全グレード共通の標準装備

  • 195/6515タイヤ&6Jハイブリッド専用アルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック)
  • ECB[電子制御ブレーキシステム]
  • モードスイッチ(エコドライブモード+EVドライブモード+パワーモード)
  • 高遮音性/UVカット・IRカット機能付ウインドシールドガラス(グリーン合わせ)
  • スーパーUVカット・IRカット機能+撥水機能付 グリーンガラス(フロントドア)
  • スーパーUVカット機能付プライバシーガラス(スライドドア・リアクォーター)
  • Toyota Safety Sense
  • 先行車発進告知機能
  • SRSエアバッグ(運転席・助手席)+SRSニーエアバッグ(運転席)
  • Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ
  • マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチTFTカラー)
  • ハイブリッド専用 オプティトロンメーター(メーター照度コントロール付)
  • ステアリングスイッチ(オーディオ+マルチインフォメーションディスプレイ)

このほかにも様々内容の標準装備がありますが、気になるものだけをまとめてみました。

エンジン・メカニズム関係、ウインドウ・ミラー関係、予防安全装備関係についてはほとんどが標準装備となっています。各装備について簡単に説明する前に、ガソリン車とハイブリッド車の装備の違いについても例を挙げて説明しておきましょう。

たとえばECBですが、ハイブリッド車では全グレード標準装備となっていますが、ガソリン車では設定がありません。その代わりにハイブリッド車には装備されていないアイドリングストップ機能が備わっています。

ウインドウについても、高遮音性ガラスはガソリン車には使われていません。ガソリン車とハイブリッド車とではそのような違いがあることをまず前提に置いておきましょう。

Toyota Safety Senseというのはトヨタの先進安全装備の総称です。
プリクラッシュセーフティシステムは、先行車両との衝突が予想される場合に警報を鳴らし、運転手に衝突回避を促す機能となります。約30km~80km/hといった中速域で運転していた場合は、ブレーキアシストまで行ってくれるので、一般道での予防安全効果が期待できる装備です。

レーンディパーチャーアラートは、ウインカーを出さず走行レーンを逸脱しそうになった際に警告してくれる機能となっています。オートマチックハイビームは、自動でハイ・ローを切り替えるシステムです。

ハイビームで走行可能だとコンピュータが判断した場合、常時ハイビームで走行し、先行者や対向車のランプや街路灯などを検出すると、自動でロービームに切り替わります。

オプティトロンメーターは従来のようなメーター表示全体を照らしていた照明を、文字の裏側を照らす方式に変え、視認性を高めた装備です。明暗のコントラストがくっきりと浮き彫りになっています。

ハイブリッド専用オプティトロンメーターは、それだけではなく、メーター左側の表示を「CHG(青色)」「ECO(緑色)」「PWR(白色)」と色と文字での表示に変え、運転状況がダイレクトに伝わるようになっているのです。

このように、エスクァイアHVは標準装備だけでも非常に充実した内容となっています。そのため、グレードごとに異なる点は装備内容自体ではなく、その装備に備わった機能の違いや素材の違いであることが多いと言えるでしょう。

HYBRID Xiの装備、インテリア、エクステリア

トヨタ_エスクァイアHV_Xi外観
トヨタ_エスクァイアHV_Xiコックピット
トヨタ_エスクァイアHV_Xiシート
  • 本革巻き(シルバー塗装) 3本スポークステアリングホイール
  • センタークラスターパネル(ピアノブラック+シルバー塗装)
  • フロントドアスイッチベース(ピアノブラック塗装)
  • サイドレジスターベゼル(ピアノブラック塗装)
  • リヤクーラー
  • ファブリック(消臭機能付)シート表皮
  • 助手席側 ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(デュアルイージークローザー+挟み込み防止機能付)
  • 4スピーカー

Xiは標準装備すべてを備えつつ、インテリアの高級感を感じられるつくりになっています。素材や装飾が異なると言っても、ステアリングホイールはウレタンではなく本革巻きになっていますし、ファブリックシートにも消臭機能が付けられています。

他車種では当たり前のようにされている素材面での厳しいコストカットですが、エスクァイアHVではそれをあまり感じさせません。これだけでも十分、所有する喜びが感じられますし、実用的な装備も揃っています。価格と装備のバランスから見てもお得感のあるグレードですね。

HYBRID Giの装備、インテリア、エクステリア

トヨタエスクァイアHVGi外観
トヨタエスクァイアHVGi内装
トヨタエスクァイアHVGi内装
  • 本革巻き(黒木目調加飾付+シルバー塗装)3本スポークステアリングホイール
  • リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)
  • 「ナノイー」
  • 合成皮革(昇温降温抑制機能付)シート表皮
  • メッキガーニッシュ付 助手席シートバックテーブル(カップホルダー2個付)
  • デュアル(両側) ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(デュアルイージークローザー+挟み込み防止機構付)
  • バックドアイージークローザー
  • 6スピーカー

素材や装飾の違いは、黒木目調の加工が施されたステアリングホイールに、合成皮革シートのみです。ステアリングホイールが茶木目調ではなく黒木目調なのもポイントでしょう。

木の色と言えば茶色ですが、茶木目調はクラシックなイメージがあり、若年層にはいまいち受けが悪い傾向があります。黒木目調にするだけでも若者に受けの良いデザインになるものですし、エスクァイアのシックなインテリアにとてもマッチしたものとなるのです。

また、シートは合成皮革に変更されているだけではなく、温度の上がり下がりを抑制する機能が付いているところもポイントと言えます。夏場に車を放っておくとシートが異様に熱くなり、冬場には異様に冷たくなるものですが、それを抑制するだけでも運転の快適性は上がるでしょう。

Xiではリヤクーラーだけだったものが、リヤヒーターを備えたリヤオートエアコンになっているというのも大きな変更点。さらにナノイーまで追加され、室内の空気を綺麗な状態に保ってくれるようになりました。

ここまでさまざまな装備・機能について触れてきましたが、最も大きな変更点はクルーズコントロールの追加でしょう。

Xiではオプションで付けることもできないクルーズコントロールがGiには装備されており、クルコンが欲しいという場合にはGiを選ぶほか無くなります。

以上の装備内容を見ると、15万円という金額差が気にならないほどの追加・変更点がGiにはあるのだということがわかるでしょう。Xiに負けないほどのお得感があります。

特別仕様車 HYBRID Gi “Black-Tailored”の装備、インテリア、エクステリア

  • LEDコーナリングランプ
  • マルチインフォメーションディスプレイフード(ダークシルバー塗装)
  • 本革巻(ブラウンサイバーカーボン調加飾付+ダークシルバー塗装)3本スポークステアリングホイール
  • ステアリングヒーター
  • ブラウンレーザーライン加飾付+ダークシルバー塗装 センタークラスターパネル
  • ブラウンレーザーライン加飾付 フロントドアスイッチベース
  • LED ルームランプ(フロントパーソナル/センター/リヤ)
  • ダークシルバー塗装 サイドレジスターベゼル
  • ブランノーブ®+合成皮革 シート表皮

Giをベース車として用意されているPremium Packageは、Giの装備内容に加えて主にエクステリアやインテリアの装飾・加工の変更がされています。各所にダークシルバーの塗装がされていることで、よりシックで大人な雰囲気を演出していますし、質感はかなり高まっているのも特徴的ですね。

4万円で上記の変更がなされるのですから、インテリアやエクステリアの雰囲気にこだわる人にとってはお得なグレードだと言えるのではないでしょうか。

各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

各グレードの装備内容から、グレードごとの違いについて検証してきました。

装備の違いはそれほど大きくはありませんが、価格差を埋めるには十分な差があることがわかったでしょう。あとは、どういった人がどういった理由でそのグレードを選んでいるのかということで、自分が選ぶべきグレードも決まってきます。

各グレードの魅力について整理し、選んでいる人の傾向をつかみ、本当に自分に合った得するグレード選びをしましょう。

HYBRID Xiの魅力、選んでいる人はこんな人

エスクァイアは上級ミニバンとして位置づけられているもので、その価格は決して安くはありません。

ガソリン車でも本体価格だけで270万円近くにまでいく価格が、ハイブリッド車では315万円近くから。エスクァイアHVが欲しいという人は、その全てが上級ミニバンを容易に手にすることのできるほどの予算の余裕があるわけではありません。

それよりむしろ、ハイブリッド車を購入するという選択によって予算を圧迫している人が多いです。それでもエスクァイアHVが欲しいと感じている人は、できるだけ安く手に入るXiグレードを選びます。

標準装備だけでも実用には十分の装備がありますし、Giとインテリアの差はほとんどありません。

ステアリングホイールなどは自分で後から簡単に装飾を施すことができますし、「ナノイー」やリヤオートエアコンの為に15万円出してGiを購入する意味が大きいとは言えません。

このことからXiのほうが魅力的に映ることでしょう。
そのためか、使用目的は買い物や通勤・送迎がメインだという人が多いです。

HYBRID Giの魅力、選んでいる人はこんな人

前モデルではクルコンはこのグレードから!という明確な違いが分かれていたので、レジャーに利用する頻度が高い人や、高速道路で通勤をする人にとっては運転時に楽ができる事から魅力は充分だったんですが、モデルチェンジ後は全グレード共通装備となっています。

しかし、Giには両側にパワースライドドアがあるということを理由に、Giを選んでいる人が多いです。

それだけでなく合成皮革のシートも好評な様子。
一見何気ない装備だと切り捨ててしまいそうなところにも、高い利便性を感じている人が多いです。長距離運転が日常化している人にとっては細かな気遣いを感じさせる装備が多く、運転していて快適だというところに大きな魅力があります。

 HYBRID Gi “Premium Package”の魅力、選んでいる人はこんな人

実際にGiと見比べてみたという人も多く、見比べるとそのインテリアの雰囲気の差に皆一様に驚くようです。

黒を基調インテリアに統一感が生まれ、ドアトリムオーナメントにも合成皮革を使うなどしてより高い高級感を演出していますし、シートの質感を高めているのに対して、5万円という価格差。

Giよりも質感・装備にこだわるのでしたら、Premium Packageを購入したほうがお得なのではないかと考える人が多いのが現状です。

総合的に売れているグレードを考察

約20万円と比較的幅がない価格差をどう考えるかによって、購入すべきグレードは変わってきます。エスクァイアの『高級感』を感じられるGi”Premium Package”を取るか、コスパだけを追い求めてXiを取るか、全てはアナタの判断次第。

ただ、コチラとしてはベースグレードである「HYBRID Xi」がおすすめです。

標準装備で十分実用性の高い装備が揃っていること、実用性だけでなく高級感もしっかりと演出されていること、エスクァイアHVという上級ハイブリッドミニバンを最安価で購入することができることが、その理由です。

これよりさらに高級感を演出する場合、自分でパーツを揃えて装飾・加工を施すなどしてオリジナリティを出してみるのも面白いでしょう。

実際にそうやってベースグレードをカスタムしているという人も多いです。標準だけで十分な完成度の高さを誇っていながらも、自分自身でカスタマイズする余地が残されているというのは、車好きの方にとっては面白みのある点と言えるのではないでしょうか。

 

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