もう5年くらいトヨタのポルテに乗っていますが、2人の子供も大きくなってきたので乗り換えを検討中です。
先日家内と話していた時に突然ハイブリッド車のことが話題になり、これは買い替えのチャンスと思ってのことなんです。ただまだ現時点では彼女にはまだ内緒なままで下見に行ってきました。
平日は彼女が運転することが多いので、運転しやすいクルマであることは必須となるのですが、自分としてはせっかくのチャンスなので中型のミニバンがいいと思っています。ただ大き過ぎるわけにもいかず、適当なサイズということで今回はシエンタとヴェクシーに的を絞っての検討を進めてみました。
ついでにいいチャンスでもあるのでハイブリッド化も検討してみようと思っています。最近ではハイブリッドでなければ時代遅れのような雰囲気もあるので、切り替えるならこのタイミングかなと思ってのことです。
そんな状況で会社の近くのカローラ店でシエンタを見せてもらった翌日に、家の近所のヴォクシーのディーラーのネッツxx店を訪問してみました。
ディーラーへ向かう前に
値引き交渉をするためには、値引きに持っていけそうな関連知識を持っておく必要があります。そこで、上手な商談をするための知識を3つ紹介したいと思います。
その3つとは
- ヴォクシーHVの値引き相場
- ヴォクシーHVの競合車種
- ヴォクシーHVの納期について
以上の3ポイントです。
早速1番の値引き相場についてですが、車両値引きだけで20万~30万。オプション値引きも含めるのであれば30万以上を狙っていきたいところですね。
ハイブリッド車にしてこの値引きは正直凄いと言わずにはいられません。流石トヨタと言ったところでしょうか。せっかく値引きに融通を利かせてくれるようなので、値引き目標額は20万以上をどっしりと構えていきましょう。
続いて競合車種について、こちらは同じミニバンであるホンダのステップワゴン。そして、日産のセレナハイブリッドなどが挙げられます。
新車価格で比較してみると、ステップワゴン・228万<セレナHV・284万<ヴォクシーHV・299万となり、ヴォクシーHVが一番高くなっています。
ディーラーとの交渉の際はセレナやステップワゴンも考えていると言えば、焦りだして、値引きに繋がるかもしれません。
最後に納期についてです。こちらは、1か月~3か月と、ミニバンであれば普通の納車期間となっていますね。あまりにも長い納期を告げられたら、「セレナはもう少し納車はやったんだけどなあ」なんて言ってみても面白そうです。
ディーラー到着

ここが近所のネッツ○○店。今乗っているクルマもここで買いました。
シエンタとヴォクシー
先ずはなぜヴォクシーかをお店の担当者に説明することから始めました。シエンタとの違いもプロの目からはどう見えるかを知ることも目的でした。





言われてみればその通りですね。確かにいつも試乗の時と同じ状況で乗っているわけではないですし、ある程度は最悪の状況も考えておかなければいけないのですから、これは家内を説得するためのいいヒントになりました。
現車を確認
そしてお決まりの車体のチェック。

ちょうど店頭に置いてあった試乗車の白いヴォクシー。
前から気に入っていた「ホワイトパールクリスタルシャイン」という塗装色です。
他にはグレーも良かったのですが、こちらの色の方が高級感があるように思います。
後のギリギリまで室内スペースを確保しているのが良くわかります。
中央部を横に走る黒い塗装によってボリューム感を減らしているように見せかけているのでしょうか?

メーター類は運転席の前に置かれたアナログタイプです。
私としてはセンターメーター式よりもこちらの位置の方が、視線の移動も少なくていいと思います。
前方の視界も抵抗なく、良好です。ボンネットも見えるので幅の感覚も掴みやすそうな感じです。
運転席もそれほど座面が高くなくて家内の抵抗も少なくて済みそう。
説明によるとサイドウインドウの位置も低くなったのと、フロントピラーも細くなって左右の視界もいいとのこと。それで大きな車体のわりには意外と運転し易そうに感じるのでしょうね。

助手席前の収納場所も色々と設けられています。
こういうのは女性の評価ポイントが高いんですよね。

地面から室内までの段差が36cmとのことで、小さな子供や年寄りにも乗り易そう。最近のクルマってずいぶん低くなっているんですね。
お陰で以前はよくあったバンに乗るときの面倒さが解消されて、極めて乗用車的なのがいい感じです。
足元のスペースも十分すぎるくらいの広さが確保されています。
さらに3列目シートを畳んで2列目シートを後ろにスライドさせれば、より広い空間を造り出せるようにもなります。家で飼っている愛犬を一緒に乗せる機会の多い我が家にとっては非常に嬉しい部分ですね。

3列目シートは折り畳んで車体の左右に収納されます。
シートが割と薄めなので、あまりかさばっておらず、結構広い空間が確保されています。
床面もフラットで使いやすそう。地面からの高さも50cmということで、これなら積み下ろしも問題なさそう。
室内の後部については床下にも結構しっかりした収納スペースがあります。
普段使わないものをしまっておくのに、こんな場所は結構重宝するものです。右側にある箱状のものは補機用のバッテリーとのこと。
ガソリンかHVか?
一番気になっていたガソリン車とハイブリッド車の燃費の違いについて聞いてみました。カタログ上では分っていたのですが、やっぱり実燃費がどうなのか生の声を知りたかったのです。















この時期に出された大きなテレビ、どこのメーカーに対しても圧倒的な優位性能を持った環境性能、優れた燃費性能とか、今後5年、10年単位で乗っていくうえで、このクルマのシステムで乗っておけば、5年経ったとしても他のメーカーはまだ追いついてきてないよね。というように先々のアドバンテージも見据えてご検討いただくというような方が選ばれていますね。
普通のタイプと「煌II」の違いは
子供が二人いるので、両側が電動ドアのタイプを欲しかったのですが、ちょうど「煌II」という特別装備車が出たばかりだというので、これで見積もってもらうことにしました。
このタイプは通常のグレードにエアロパーツが加わったグレード「ZS」に、更に次の装備が追加され、それで価格は10万円高とのことです。
- 左右のスライドドアが電動になる。
- フロントフォグランプがLEDタイプに変更
- スピーカーが4個から6個に増える。
- フロントガラスとサイドガラスがUVカットタイプに変更
- センタークラスターパネルがピアノブラック調にグレードアップ
- フロントグリルやドアノブにメッキの加飾が追加される、
サイドドアを両側とも電動化するだけでも59,400円ということなので、「煌II」の方がお得と思い、これのハイブリッドタイプにしました。
価格について









見積書公開

【おすすめ車両】 ヴォクシー HV ZS“キラメキ2”
【ボディタイプ】 キャブワゴン7ニンノリ
【排気量】 1800CC (2ZR-FXE)
【駆動】 FF
【ミッション】 デンキシキCVT
【ボディカラー】 ホワイトパールクリスタルシャイン
【型式】 ZWR80W-BPXSB©
車両本体価格 | 3,321,000円 |
---|---|
値引き | 200,000円 |
計 8% | 3,121,000円 |
※1 メーカーオプション価格 8% | 32,400円 |
※2 付属品価格 8% | 409,644円 |
車両現金販売価格(消費税込)① | 3,563,044円 |
下取車価格(-) | 0円 |
下取車残債 | 0円 |
差引お支払い額 ② | 3,563,044円 |
※3 税金・保険料 | 56,440円 |
課税販売諸費用等 8% | 56,509円 |
預り法廷費用等 | 18,660円 |
その他 | 11,550円 |
計 ③ | 143,159円 |
消費税・地方消費税合計 | 268,115円 (%は消費税・地方消費税率) |
現金販売時お支払総額(②+③) | 3,706,203円 |
※3 明細
自動車税 10月登録 | 16,400円 |
---|---|
自動車取得税 | 0円 |
自動車重量税 | 0円 |
自賠責保険料 37ヶ月 | 40,040円 |
税金・保険料 小計 | 56,440円 |
OSS申請代行費用 | 30,857円 |
納車費用 (店頭) | 0円 |
下取車手続代行費用 | 7,560円 |
下取車査定料 | 7,020円 |
資金管理料金⑥ | 380円 |
希望&抽選申請費用 | 2,700円 |
ETCセットアップ | 7,992円 |
課税販売諸費用等 小計(消費税込)④ 8% | 56,509円 |
預り法定費用(検査登録法定費用) | 3,240円 |
(車庫証明法定費用) | 2,600円 |
(下取車法定費用) | 350円 |
預りリサイクル預託金 ⑤ | 12,470円 |
公正証書作成費用 | 0円 |
預り法定費用等 小計 | 18,660円 |
自動車保険料 | 0円 |
希望ナンバー法定費用 | 0円 |
メンテナンスパック | 0円 |
つくし保証 | 11,550円 |
その他 小計 | 11,500円 |
※1 ※2 メーカーオプション・付属品明細(消費税込)
[内装] | エアロセンヨウファブリック/ダークブルー&ブラック(標準) |
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[タイヤ] | 205/55R16タイヤ&6Jアルミホイール(標準) |
[メーカーオプション明細] | |
ホワイトパールクリスタルシャイン | 32,400円 |
メーカーオプション計 | 32,400円 |
[付属品(おすすめ)明細] | |
サイドバイザー(RVワイドタイプ) | 26,352円 |
付属品(おすすめ)計 | 26,352円 |
[付属品(その他)明細] | |
ETC2.0ユニット(ビルトイン・ナビレンドウ) | 42,120円 |
マルチビューバックガイドモニター(16モデル) | 28,188円 |
TCナビ10インチ16モデル「NSZN-Z66T」 | 312,984円 |
付属品(その他)計 | 383,292円 |
リサイクル法関連費用明細
預りリサイクル預託金 ⑤ | 12,470円 |
---|---|
内訳 (シュレッダーダスト料金) | 8,760円 |
(エアバッグ類料金) | 1,930円 |
(フロン類料金) | 1,650円 |
(情報管理料金(消費税込) | 130円 |
資金管理料金(消費税込)⑥ | 380円 |
計 | 12,850円 |
査定のタイミング



値引きについて


あと査定の額をプラスで5万円、値引きだけじゃなくて、下取り例えば20万円つけますといえば、無条件に5万円上乗せして構わない、っていうような決まりがあるんですね。


特に大きな値引きを出すとなった場合に、うちの店長が上の方、役員に話を通す時に、「どういった経緯のお客様なんだ」と説明する必要があるんですよ。これが「初見のお客様ですよ」といった場合ですと、必ず蹴られてしまうんですよね。で、「我々のお客様ですよ」とか「リピートのお客様で、ご主人も今実際にプリウスを継続してお使いいただいています。併用されているお車を我々のお店で下取りさせて頂きます」と言ったりして。えこひいきの理由というのをいつも問われるんです。



下見を終えて
とりあえずは馴染みの客だということで20万円だけ値引いてくれました。あとは下取りに出すかどうかと、付属品をどうするか次第というところでしょうね。
今回は初めての下見でもあるし、まだヴォクシーと決めたわけでもないので、これで了解して帰宅しました。これから家内の説得から始めなければならないので、ちょっと大変です。
 
車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。
私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。