「アルファードとヴェルファイアの違いって何?」
このページにたどり着いて人は、こう思っている人は多いはず。
はっきり言います。ぶっちゃけ違いなんてほとんど無いです!

上の画像を見て分かるように、標準グレードは両方『X』だし、エンジンも定員も価格も全て一緒。
とは言っても全部が全部一緒ってわけでもありません。
そこで今回はそんなアルファードとヴェルファイアを徹底比較した結果、見えてきた意外な違いについてお話します。
アルファードとヴェルファイアのどちらにするか、悩んでいる人は是非参考にしていってください。
目次
どこが違う?アルファードとヴェルファイアの違いをまとめてみた

先ほど説明した通り、そもそもアルファードとヴェルファイアは、基本性能もグレードごとに追加されていく装備も基本的に同じです。
というのも、実は元々ヴェルファイアはアルファードから派生し生まれた兄弟車。
そりゃ似ていて同然ですよね。
そこでまずは、ほとんど一緒のアルファードとヴェルファイアに対して、良く言われる違いを一緒に見ていきましょう。
フロントグリルの印象

見て分かるように、正面から見た印象は全然違うんです。
アルファードとヴェルファイアの車幅は一緒なんですが、なんだかアルファードの方がシュッとして見えませんか?
これにはフロントマスクの違いが大きく、例えるならアルファードが新幹線で、ヴェルファイアがガンダムってくらい別物に見えます。

ちなみにそれぞれに用意されているエアロボディを見比べても、歴然とした違いが見て分かるはず。
なんせフォグランプのところなんてデザインから何から全然違いますからね。
逆にこんなに見た目が違うからこそ、「実は中身も結構違うんじゃない?」って思う人も出てくるのではと勘繰っちゃうほどです。
販売店

そして細かいながらも、これから話していくことに大きく関わっていく違いとなるのが、ズバリ『販売店』。
そもそもアルファードはトヨペットを主軸に販売しており、ヴェルファイアはネッツトヨタが販売店となっています。
ちなみに販売店が違うとは言え、この2台は『元が一緒』なので、試乗するならアルファードでもヴェルファイアでもOK。
近場の販売店に足を運んで、まずは一回乗ってみるっていうのも良いでしょう。
購入者層(ターゲット層)
購入者層の違いには、販売店の違いが結構深く絡んでいます。
というのもトヨタの販売店ごとに以下のようなターゲット層になっているんです。
- トヨペットは40代以上の高所得ファミリーを中心に上級者を扱う店舗。
- ネッツトヨタは20~30代を中心にスポーティなモデルを扱う店舗
これに伴い、アルファードのターゲット層は40代以上、一方でヴェルファイアは20~30代向け、というような位置づけに。
そして実際にそのターゲットに多く売れているんですよ。
もちろんこれに囚われて車を選ぶ必要はありませんが、参考として一応覚えておいてくださいね。

えっそんなところで!?アルファードとヴェルファイア、明確に違いが生まれるポイント

アルファードとヴェルファイアは見た目を始め、販売店やターゲット層など様々な点に違いがありましたね。
でもこの2台を別角度から比べてみると、もっといろんな面で違いがあるんです。
ここからは“あなたが得する”アルファードとヴェルファイアの違いをお話するので、ぜひ見て行ってください。
ヴェルファイアの方が値引きしてもらいやすい!
アルファードとヴェルファイアのどちらかを購入するときに、やはり気になるのが『どれくらい安く購入できるか』ってところではありませんか?
その点で比較すると、実はヴェルファイアの方が10万円も安く値引きしてくれるんですよ!
その証拠に下のような知恵袋の投稿があります。

こんなに差があるのは、質問者の見間違いやスタッフの違いではありません。
この価格差は『販売店の規模』のせいで起きるもの。
というのもトヨペットとネッツトヨタの2つは、販売会社・販売店舗数が圧倒的に違うんです。
その差は以下の通りになります。
- トヨペット⇒各都道府県に1販売店が基本
- ネッツトヨタ⇒各都道府県に経営母体の異なる店舗2~3つ
つまり、アルファードを販売するトヨペットは基本的に競合が少なく、一方でヴェルファイアを販売するネッツトヨタは、店舗数が多いおかげで値引き競争が過激になっているんです。
その結果、ヴェルファイアの値引き額は高くなり、10万円もお得に購入できるってワケ。
ちなみに、都市部よりも地方の方が値引き競争は過激だって噂ですよ。

その上、2019年上半期の販売台数を見てみると、ヴェルファイアの方が1万台近く多く売れているって事実もあります。
そう考えると、ヴェルファイアは更なる値引きができると考えても良いでしょう。
買取価格ベースだと実はアルファードに軍配が上がる!
ヴェルファイアの方が値引き額は高い一方で、『高く売れるどうか』でみると逆にアルファードが優勢です。

この数値はあくまで参考ですが、同じ装備内容・同じ走行距離で販売価格が約50万円も違うことが分かりますね。
また平均買取相場で見ても、アルファードは2,149,000円、ヴェルファイアは2,121,000円とアルファードの方が高く売れるっていう結果が出ているんです。
売却価格は購入者の乗り方に左右されるとは言え、この違いはアルファードの方が需要は高いとはっきり分かるでしょう。
そう考えると、「今までの車を大事に乗ってきたし、何年か乗ったら買い替えるつもり」って人は、長い目で見るとアルファードの方がお得だと言えますね。

アルファードとヴェルファイア、どっちにするかの決め手はココだ!

ここまで様々な側面からアルファードとヴェルファイアの比較をしてきました。
でもぶっちゃけ「中身は同じだしどう選ぶか困ってる」なんて風に、購入の決め手が見つかってないって人も多いはず。
そこで最後に、アルファードとヴェルファイア、あなたはどっちを選ぶべきかお話しましょう。
ぶっちゃけ見た目で選ぶのが正解
結論から言います。
正直なところアルファードとヴェルファイアは、『顔つきの好み』で選んじゃってOKです。
だって基本性能も各グレードの装備内容も、中身に関しては全てが一緒なんですからね。
もしあなたがフロントグリルは大きく派手で、シュッとしたイメージのある方が好きならヴェルファイア。
大人しめなフロントグリルが好きで、ドシっとした雰囲気に魅力を感じるならアルファード。
こんな感じで、見た目の好みや直感でどっちが良いか決めちゃっても後悔しないですよ。
『購入する』時に得するか、『売る時』に得するかで選ぶのも一つの手
たった今、見た目で選べばいいって言ってしまいましたが、もう1つだけ決め手があります。
それは『どのタイミングで得するか』で選ぶってこと。
購入する時に得をして、安く買い叩かれるヴェルファイアを選ぶか。
それとも購入時にちょっと背伸びをして、売却時に高く買い取ってもらえるアルファードを選ぶか。
このように安く買いたいか、高く売りたいかが、この2台を選ぶ決め手になるでしょう。
とは言え、ファミリーカーとして家族で乗ることを考えると、個人的にはヴェルファイアの方が良いと思います。
だってお子さんがいたら、どう頑張っても室内は汚れちゃうし、お子さんが成長するまで乗り続けるって考えなら買取価格の違いも微々たるもの。
それだったら購入する時に安く買った方がお得ですよ。

まとめ
本ページではアルファードとヴェルファイアの比較や違いについて見てきました。
正直言ってこの2台の中身は同じなので、乗り心地や性能には違いはありません。
しかし、見た目や値引き価格などその他の部分では、意外と様々な違いがあるのが印象的でしたね。
とは言えどちらもファミリーカーとしては非常に優秀なので、ぜひ購入の検討をしてみてくださいね。
 
車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。
私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。
コメントを残す