【ノア・ヴォクシー VS セレナ】 評判、性能比較。実オーナーの満足度が高いのは

ここ数年に渡ってこのMクラスミニバン市場での販売において独走してきたセレナに対し、常に最大のライバルであり続けてきたノアとボクシー。

直近の実績ではノア・ボクシーが立場を変え、販売も優勢な状況になってきています。常にお互いを意識しあうからこそ、車としての魅力の競い合いにつながっているのも事実です。

ここでは両者の違いを様々な面から見直すことで、それぞれの長所と短所を比較してみます。

価格、3年、5年ローンの支払い額を比べてみよう

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ノア・ヴォクシー セレナ 価格差
価格 2,284,691円 2,285,280円 -589円
3年ローン(月々) 63,464円 63,480円 -16円
5年ローン(月々) 38,078円 38,088円 -10円
※価格、ローンはベースグレードの金利なしで試算しております。ここでは両車種の価格差を参考にして下さい。

両者ともほぼ同じ価格で差はありません。
あとは3年ローンにするか、5年ローンにするかとなりますが、この手のミニバンは子供の成長に合わせて購入するもの。

通常の乗用車であれば最初の車検時期となる3年後が買い替えの一つの判断タイミングともなりますが、ここは人生での中期的な経済的負担を考えた上で、5年ローンで購入するのも検討すべきでしょう。

子供がまだ小さい頃は教育費がさほどかからなくても、将来の出費に備えて3年ローンとの月々の金額差(25,392円)を教育費として蓄えておくのも堅実な方法ですし、後々苦労せずに済むためにも効果的と思います。

一日あたりで850円ほどの差額になりますが、この際3年ローンを払っているつもりでその分を貯金に回してみてはいかがでしょうか?

車両価格は同等だが装備に差がアリ

一見してほぼ同じに見える車体価格ながら、注目すべきはそこに含まれる装備の違いです。

セレナはベースグレードでも様々な安全機能が標準装備となっていますが、ノア・ボクシーの場合はオプション扱い。以前は考えられなかったこうした安全装備が、今では軽自動車にも普通に設定されることになってきたのは喜ばしいことですが、前回のマイナーチェンジによってセレナにはエマージェンシーブレーキ機能や車線逸脱警報機能などの安全機構が標準装備されるようになりました。

今まで無かったこんな装備がこれからは必要不可欠となることからしても、これは嬉しい違いですし、これだけで実質的に10万円近くの価格差があることになってしまい、この実質的な価格差には大きなお得感があります。

劇的に車を安く購入する方法も紹介していますので、乗り換え検討中の方は一度ご覧ください。

燃費で比較。月々のガソリン代の差はどれくらい?

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ノア・ヴォクシー セレナ
実燃費 12km/L 10km
月々のガソリン代金 10,000円 12,000円
年間のガソリン代金 100,000円 120,000円
※実燃費はオーナー記録から抜粋しております(URL : http://review.kakaku.com/review/
※ガソリン代金は120円で統一。月々1,000km、年間1万km走行した場合の試算結果です。

平日は通勤に使ったり、買い物や子供の送り迎え、週末は家族そろっての小旅行やドライブと、この手のミニバンは結構使用頻度も高くなるもの。日々の小さな積み重ねによってガソリン代への費用負担にも大きな違いが出てきます。

・実燃費の比較結果考察。乗り手が実燃費を変える

共にJC08モードではカタログ数値で16.0km/Lという数値は、これだけ大きなボディながら一昔前には考えられなかったほどの良好な燃費です。

ただハイブリッドカーの普及に伴って現在では燃費に対する要求も非常に強くなってきており、このクラスのミニバンでも燃費の良さは重要な要素になってきています。

しかしながら、カタログ上では同じ16km/Lとはあるものの、ユーザーの実績によると両者の間には燃費に明らかな違いがありそうです。

ノア・ボクシーは最新のモデルチェンジによって、アイドリングストップ機能や、新プラットホームの採用による改良を行ったことによって、従来からの燃費から大きく改善しているようですし、一方のセレナはモデルチェンジ末期にあって次のモデルチェンジを控えており、どうしても不利になってしまうのはやむを得ないのも事実でしょう。

車体重量だけでもノア・ボクシーの方が50kgも軽く、いわば大人一人分の重量の違いがあることにもなって、こうしたことも影響しているのかもしれません。

単純にカタログ数値だけでは推し量れない違いを見出すためにもユーザーからのコメントを参考にさせてもらいましょう。

最新モデルではハイブリッド版もあるノア・ボクシーですが、ノーマルエンジン車との価格差も30万円以上と大きなものです。よほどの長距離を乗るのでもない限り、どうしても経済面でのメリットは小さくなってしまうのは仕方のないこと。

それよりも省エネ意識とハンブリッド車に乗っているという社会的責任への達成感の方が大きいのかもしれません。

室内空間、インテリアを口コミから比較。評価が高いのは

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ノア・ヴォクシー セレナ
室内長 2930mm 3060mm
室内幅 1540mm 1480mm
室内高 1400mm 1380mm

トヨタと日産という両雄がガチで競い合うこのクラス。

商品コンセプトとクルマ造り技術で、お互いにしのぎを削っていることがよくわかります。ミニバンにとって特に重要な室内空間に対する考え方にも違いがあるのは面白いのではないでしょうか。

実オーナーの感想で比較してみる

ファミリー用途で使うクルマだからこそ、居住性の良さはミニバンにとっては重要なポイントになります。

正面から見てセレナが台形なのに対して、ノア・ボクシーは四角い箱型であるのが室内幅の違いに表れています。またノア・ボクシーでは前モデルと比べて全長が100mm長く、ホイールベースも25mm拡大されていると共に、全高は25mm低くなりました。

ここでは室内空間・インテリアについて、ユーザーの口コミをまとめてみます。

:ノア・ボクシーの口コミ

評価の高い口コミ 評価の低い口コミ
ごちゃごちゃしてないしシンプルでいい。 3列目シートの跳ね上げは楽だが、左側面の窓に跳ね上げ手順の漫画が剥き出しになり、恥ずかしい
ウォークスルーだから乗り降りが楽 2列目、3列目へのパーソナルテーブルが全くありません
7人乗り購入ですがシートアレンジ及び2列目が広いので居住性は満足です。それと低フロアなので乗り降りが楽にできます。 2列目の窓が半分程度までしか降りないのは安全性のためでしょうか、ちょっと残念です。
2列目のロングスライドは乗車人数に合わせて、気分良く乗れるし、質感もちゃちくないし、お値段以上な感じがします。 インテリアのすべてプラスチックはどうかと思いました
ノアのセカンドシートのロングスライドはかなり心惹かれました。 シフトレバーの辺りのコンソールの形状のせいで左足の膝が窮屈。

:セレナのユーザー口コミ

評価の高い口コミ 評価の低い口コミ
3列目は、他社同クラスミニバンの中では最高だと思います 室内灯は暗いです。セカンド・サード席を照らすランプが、天井中央でなく、2列目左右に付いていますので、夜に車内で探し物をするのには不便でしょう。
特筆すべき、注目すべきは可動式のセンターシートですね。これの存在で極めて使い勝手のよい車になっている。発案者は、Mクラスミニバンを求める購入者層のことが良く見えています。 ETCの取り付け位置が、小物入れの中になっており、慣れないとカードの出し入れがしにくいです。覗き込まないと挿入口とかイジェクトボタンが見えません。電源ソケットもコンソールの下にあり、覗き込まないと見えません。
コストパフォーマンス的に良いと思いますよ。インパネもいまだに未来的。 内装はよく見るとダッシュボードの素材が2種類に分けてあったり、プラスチックが多く使われており、高級感はあまりない
あちこちに設けられたティッシュペーパーが箱のまま入る収納スペース・周囲を移動する物体が通るとソナーが反応してモニタに映し出されるてブレーキが掛かる安全装備など、楽しさ・安心・便利が満載された一台です ノアに比べると見た目より室内の寸法は狭くなるが、これらの機能を活用することで使い勝手を向上させている
セレナには二列目だけでなく三列目にもテーブルがあるので大人数での旅行などでパーキングエリアでの軽食などには重宝します。

車高が1865mmのセレナに対してノア・ボクシーでは40mm低いにもかかわらず、室内高では20mmも高くなっています。この寸法が逆転しているのは、トヨタがノア・ボクシーのために新たに設計しなおした低重心プラットホームのおかげ。

加えて2列目へ乗り込む際の段差が従来の465mmから360mmへと低くなったことで、大きな効果を生み出しています。

とりわけお年寄りのいる家庭では乗り降りするときのこの便利さは非常に大きく、お金に代えられない有り難さとなるでしょう。これが日常の使い勝手の向上に大きく貢献しており、まさにノア・ボクシーがノアを最大限意識して開発されたことを伺わせてくれると共に、このミニバンに対するトヨタの力の入れ具合がよくわかります。

一方のセレナでは運転席のヒップポイントもノア・ボクシーの720mmに対して760mmと40mm高く、乗り込む時の感覚がいかにもミニバンという印象が強くなってしまいます。

こんな日常的なことの積み重ねが、無意識のうちにも大きなイメージアップにつながることを、トヨタはよくわかってもいるようです。

家族使用にオススメなのは

セレナに装備された可動式の2列目センターシートはなかなか好評のようです。

普段は座席の一部として使う2列目シートの中央部分が1列目と2列目の間でスライド移動でき、収納ボックスとして使えると共に、とくに動き回りたい子供を相手にすることが多くなって来れば2列目と3列目の間のアクセスが容易になり、この便利さが一段と引き立つことにもなります。

ノア・ボクシーも2列目がキャプテンシートの場合は左右法にスライドさせる機能も付いており、後方へ810mmも移動できるなどのメリットもありますが、多様性という点ではセレナの方が勝っているようです。

またセレナには収納場所が多いのと、3列目にまでテーブルが用意されているなど、3列目の使用頻度が多くなるユーザーにとってはありがたい装備となるでしょう。

結論として敢えて言えば、より実用性に重点を置いたノア・ボクシーに対して、室内のユーティリティーの多様さではセレナといったところでしょうか。

運転のしやすさ、走行性能の快適性で比較

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女性が運転する機会も多くなるミニバンでは、体格の違いにあわせた配慮がなされているのかも重要な判断要素になります。

また安全に対しても万全な状態で運転したいもの。両者それぞれに様々な検討がなされています。

:ノア・ヴォクシーの口コミまとめ 

評価の高い口コミ 評価の低い口コミ
大きなボディーですが、通常の市内走行においては、十分な性能と思います。高速走行も流れに乗って走行するには、十分です エコモードは燃費重視なのがはっきりとわかる位もたつきます
重心が低いためか、カーブでは4つのタイヤがしっかり踏ん張っている感があり、安定しています。 赤信号に向かっていく時にアクセルオフで惰性走行すると、CVTの味付けでしょうか減速感が強くて違和感あり。
室内は静かですし、エンジンがかかっているのか分からないくらい遮音性は向上しています。 冷えている時のエンジン音: アイドリング回転数が高いのか、意外とうるさい。
新型ヴォクシー&新型ノアは低床設計で走行安定性が確保されており、操舵感は自然な印象だ。 ハンドル軽すぎで怖いです。ママ仕様だとああなるのは仕方ないのでしょうか。
ヴォクシー&ノアが新型になって最大トルクの発生回転数を3,800rpmに下げたので、実用回転域の駆動力が高まって運転がしやすい。 直進安定性に欠ける

やはり低床化した効果がみてとれます。
低重心化による運転安定性の向上と共に、ボディ剛性の向上とサスペンションの見直しにより、体感するボディの傾き方が以前よりも小さく感じられてもいるようです。

言わばミニバンとしての欠点であった車体のふらつきが抑えられ、車体の姿勢がゆっくりと変化するために乗員が不安を感じにくくなって、より高級な乗り心地につながってもいるのでしょう。

またメーター部分にも改良がくわえられ、一般的なハンドルの奥に設置された形状になったことや、車高が低くなったにも関わらずドライバーの視点の高さを以前とは変えなかったことによって、前方の視認性が向上してもいるようです。

ボンネット手前の部分もわずかながら見えるようになり、車幅を把握しやすくなると共に、サイドウインドウの下端を低くしたことによって側面への視認性も改善され、ミニバンであることのデメリットが少なくなったことにも注目です。こうした安全性への細かな配慮は非常に重要ですね

:セレナの口コミまとめ

評価の高い口コミ 評価の低い口コミ
車体の大きさ・重量に対して必要十分な性能のエンジン、としか言いようがありません。 このボディーには2リッターは非力で、発進時もたつきます。
セレナはエンジンのどの回転数でも静粛性に優れ、さらに背の高いボディでありながら狙ったラインを難なくクリアできる、非凡なまでのハンドリング性能を持っている 坂道発進はトルクがないです。特にストップ状態から段差に上がるのに吹かさないと動きません。
高速道路でも100km/hなら1750rpmくらいであまりエンジン音も気になりません。 ホイールベースが長いため直進安定性は良いのですが… 背高ミニバンなので、例に漏れず横風に煽られやすいです。
室内空間の広さに対して車幅は小さいので、狭い道でも運転し易い 少々重い感じは否めない。
静かで乗り心地いい。高速で走っててもうるさくない。目線も高くて運転しやすい。

メーターがインパネ最上部の奥まった位置に設置されており、視認性に優れているのが特徴です。前方からメーターに視線を移す時も視線の移動と焦点合わせが少なくてすみ、よりすくない負担での運転が可能となっています。

ただインパネの最上部が比較的高めなので、小柄なドライバーが運転するとなると少し圧迫感を抱くかもしれません。このあたりは試乗車で確認しておきましょう。

また側方視界を良くするためにサイドウインドウの下端を低く抑えていることも重要なチェックポイントです。動力性能については両車とも必要十分というところ。ガンガン走りまわすクルマではないだけに、ある程度は妥協することも必要と思います。

【ノア・ヴォクシー VS セレナ】比較結果まとめ。こんな人はこっち

小さな子供がいる家庭をターゲットとしたこのクラスでは、財布を握っている奥様の意見が一段と重要さを増すことでしょう。また女性が運転する機会も多くなることから、女性に配慮した「運転のしやすさ」「負担の少なさ」も重要な判断要素になります。

そのあたりへのメーカーの考え方が両車に対しても、良く現れてもいるのではないでしょうか。ユーザーから見ても、こうした競い合いは嬉しいことでもあり、一方で購入を決断するタイミングをどうするかで悩ましいところでもあります。

甲乙つけがたい両者とはいえ、モデルチェンジが新しいノア・ボクシーの方が有利な面が多くなってしまうのは致し方ないこと。さらにハイブリッドモデルも加わって、ノア・ボクシー側の印象が強くなってしまうのはやむを得ないでしょうが、近々モデルチェンジが予想されるセレナに期待するところ大でもありますね。

特に燃費性能の改善には大いに期待したいところです。どちらもミニバンとしての完成度が高く、人気がある理由がよくわかります。

 

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