4WDミニバン人気決定戦。支持率が高いのはコイツだ!

唐突ですが4WDのミニバンにおいて最も支持率が高いのはデリカD:5です。

「ミニバンに本格的な4WD走行を期待するならデリカD:5」と言われるほどで、クリーンディーゼルを搭載したグレードではディーゼルならではの低速域での力強さを兼ね備え、他を寄せ付けない走行性能を持ったミニバンとなります。

ただ実際問題「他の4WDミニバンは良くないのか?」というと決してそうではありません。

何故ならおそらく多くの方が望むのは「4輪駆動車らしい走り」ではなくて「4WDシステムで安全性が高まるかどうか」ということではないでしょうか?そ

ういった点で言えば、現在の各社の4WDシステムは大いに発展していますので、価格や燃費そしてデザインの好き嫌いで選んでも遜色のない時代と言えるでしょう。

そこでこの記事では「4WDの必要性」や「低燃費車種のご紹介」そして「オススメのハイブリッド車」と言った点で書いていますので、ミニバン選びの参考にしてみてください。

4WDの必要性、メリット

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4WDという機能は「あるに越したことはない」というのが本音です。
日本で4WDを検討する方の多くは雪国にお住まいの方、或いは、スキー・スノーボードによく行かれる方でしょう。

そんな中「4WDはどう(必要)でしょうか?」という質問をする方がQ&Aサイトや口コミサイトでも多く見受けられます。

ただ、ご存知のように「雪国の方全てが4WDに乗っている」わけではありませんし「スキー場に行くなら4WDは必須」などという話でも当然ありません。

現に雪国にお住みの方でも「ドカ降りの日を諦められるならFFでも十分」と言う意見があり、スキー場に行く方でも「主に除雪された道を通るのだからFF車で大丈夫」という意見も多いです。では4WDを選ぶ必要性やメリットはどういうところにあるのかというと…

「ストレスを軽減したい人」にオススメです。
雪道を走るとよく分かりますが、普段の運転より気を使います。

程よい緊張感を持つことは運転者として当然のことですが、準備の度合いでそのストレス度も変わってくるものです。

購入検討中の方は、「4WD車を安く購入する方法」も紹介しているので、一度ご覧になってください。

安心度を増やすという考え

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例えば、ノーマルタイヤでは当然滑りやすいので緊張度は最大ですし、何より「安全意識が低い」とも言えます。スタッドレスタイヤにしても「安いものから高いもの」「効きのいいものからそうでないもの」そしてその効果は使用年数によっても変わってきます。

但し、スタットレスタイヤの効果に関しては実際に体験しなければイメージしにくいものなので、主に「ケチると安心度は下がる」と思って問題ないかと思います。(状態によってはノーマルよりはマシといった感じでしょうか)

その他にも「スタッドレスタイヤを履いていてもチェーンを備えておく」というのも備えとして最適です。そんな備えの一つとして4WDを設定しておくことは安心度が増すことに繋がると思いませんか?

因みに、ミニバンに積まれている4WDは主に「前輪が滑った事を感知すると後輪に駆動を割り当てる」というタイプです。これはつまり「本来FF車で動けなくなる状況でも動ける可能性が増す」ということなので、やはり「備えの一つ」という認識が正しいといえます。

そして近年4WDのシステムはどんどん発展しているため、燃費性能を含め、安全面を考えると決して不要なものではなく「あると安心な機能」と言えます。

逆に必要がないような方はどんな方?

主に「金銭的な部分が気になる方」や「本格的な4輪駆動を求めている方」には不向きです。

4WD車といえばガソリン車に比べて車体価格は当然高くなりますし、基本的に燃費も悪くなります。そしてミニバンに搭載されている主な4WDといえば、燃費性能も考えられた「補助的なシステム」であるため、本格的な4輪駆動の力強い走りや安定感を求める方には不向きと言えるでしょう。

また、「雪道での安全運転は当然だ!」という認識や乗員の命を預かる「スタッドレスタイヤをケチる気はない」という思いをお持ちの方。そして基本的に除雪されるような道(スキー場に向かう道や一般道は通常除雪されます)しか通らないのであれば「4WDはなくても構わない」とも言えます。

何故なら、近年のスタッドレスタイヤの性能はとても素晴らしく、わきまえた運転が出来るなら「通常の状況ではFF車でもまず問題がない」という実情もあるからです。

低燃費でお財布にやさしい車種はどれ?実燃費で比較

順位 車種名 カタログ燃費 実燃費
1位 ステップワゴン 15.4 12.37
2位 ウィッシュ 14.4 11.92
3位 シエンタ(旧型) 13.2 11.42
2015年9月現在7月に登場したシエンタの実燃費情報が不足しているため旧型で比較

ステップワゴン

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ウィッシュやシエンタを抑えてステップワゴンが1位です。
排気量を抑えながらもターボで力不足を補い「2.4Lの車と比べても遜色ない走りにも満足」という声もあるステップワゴン。その車体の大きさや車両の重さからは想定外の順位となりました。

もちろん、今回の実燃費データもあくまで参考値なので一概には言えませんが、これも「ダウンサイジングターボ」の力と言ったところでしょうか。「リアルタイムAWD」という新しい4WDシステムを含め、全てが上手く噛み合った結果がこの実燃費を生んでいるのかもしれませんね。

ウィッシュ

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燃費に目を向けるとコンパクトミニバンにも劣らないウォッシュが2位。
ウィッシュはスノーボードを楽しむ方がよく検討する車種の一つです。4WDが選択肢として有ることに加え「雪道でウィッシュぐらいが適度な重さで走りやすい」といった声もその後押しをしています。

しかもウィッシュは実燃費がいいだけでなく、他車に比べて「2WD車との価格差の少なさ」も魅力の一つと言えるでしょう。

シエンタ

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旧型でも上位に食い込む人気のコンパクトミニバン・シエンタが3位。
新型の燃費情報が出てくる頃には順位の上昇も期待できるシエンタですが、カタログ燃費上での2WDとの燃費差が大きい(※)のは正直気になるところですね。

4WDは6人乗りに限定されている上に、車両重量の増加も他のグレードと変わりは無いので、何がそんなに燃費に影響したのかはわかりませんが、実燃費でどの程度変化が出てくるのかは楽しみです。

補足
他のトヨタ車は2WD車と比べてもリッター1~2キロ程度に対し、シエンタは5キロほどの差があります。

やっぱり4WDだと燃費も悪くなる?

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どうしても燃費が悪くなることは避けられません。
ミニバンに搭載されている4WDシステムが補助的な役割であると言っても、やはり同じ車の2WDと比べて車両重量が80~100キロ増します。

実燃費の数値に頼らずとも、これだけでも燃費が多少悪くなることは確かなのが分かると思います。そしてそのシステムが活躍する場面ではエンジンにかかる抵抗が大きくなるので燃費に影響するのもまた当然と言えるでしょう。

ただ、実燃費に目を向け情報を集めている方にとって上記の数字は「2WDに比べてそんなに悪い数字ではない」という印象を受ける方も多いのではないでしょうか。

当然、実燃費情報とは「情報量に対する平均値」でしかないので参考程度に考えるべきなのですが、それよりも目を向けて欲しいのは、「運転の仕方によって燃費は変わるのだ」という事実ではないでしょうか。

4WDのオーナーは安定した走りが出来る地域にお住まいの方が多いのか、燃費を意識している方が多いのか、実燃費の情報上では2WD車とさほど差がない傾向が伺えます。

仮に4WDを検討中のあなたもいずれかであるなら、同車種の2WDの実燃費情報よりも高い燃費を記録することも可能ですし、「思ったより悪くない」と言う感覚で燃費に対する不安も拭うことが出来るかもしれません。

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各社の4WDシステムについて

スタンバイ式4WD

ミニバンに搭載されている多くの4WDシステムは「スタンバイ式4WD」になります。各社細かい違いは当然あると思いますが、主に前輪が空転したことを察知して適切な駆動力を後輪に自動的に割り当てるというシステムです。

いわゆる多くの方がイメージしている4輪駆動とは異なり、基本的には2WDで走るため低燃費も実現したシステムといえます。

また今回の比較にも登場したウィッシュ・シエンタを含みヴォクシーなどのトヨタ車、日産のセレナ、ホンダのフリードやマツダのミニバンはこのタイプです。

切り替え式4WD

「2WD・AUTO・4WDLOCK」と切り替えが可能なタイプもあります。

2WDはそのままですが、AUTOが主にスタンバイ式に近い形となります。そして砂地や降り積もった雪道でも高い走行性能を発揮できる4WDLOCKと3段階設定です。ミニバンでは日産のエルグランドと三菱のデリカD:5がこの形になります。

またデリカD:5の本格的な4輪駆動による安定走行を高く評価する方も多くいます。

これからの4WDシステム

4WDシステムはどんどん発展しています。
運転状況・路面状況・走行状況など多角的にシステムが判断して最適な駆動力を配分するという形に進化しているのです。

つまり「滑ってから対処」ではなく「滑る前に制御」ということが可能になり、より低燃費で安全・安定性にも優れたシステムと言えるでしょう。

各社独自に開発しているシステムなので一括りにするのは少し横暴かもしれませんが、車種で言えばホンダのステップワゴンやオデッセイが新しい4WDシステムを搭載していて、三菱のデリカD:5もこちらに近いです。

そしてマツダは近年発売されているモデルではすでに多く実装されているものの、ミニバンに搭載されるのはまだ先のようです。今後に期待ですね。

ハイブリッドで4WD。おすすめはどれ?コストから比較

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車種名 価格 実燃費
ヴェルファイア 416万円 12.72
エスティマ 392万円 12.27
車体価格はベースグレードに統一

2015年9月現在、ハイブリッド車における4WDはわずか3車種(ヴェルファイア、アルファード、エスティマ)のみとなっています。しかも実燃費もほぼ変わらずリッター12キロ代で大差ありません。

つまりコスト面で差があるとすれば車体価格でベースグレードを比較した時にエスティマが約24万円ほど安くなっています。

その他、アルファードとヴェルファイアは基本的に同じ車ですが、ヴェルファイアのほうが人気が高くよく売れています。そして中古車市場でも同様なので数年で乗り換えを検討している場合にはヴェルファイアを選択するのも良いでしょう。

ただ、「燃費の良い(=ハイブリッド)2.4リッタークラス4WDミニバン」という括りで考えるなら、コスト面で言えば「クリーンディーゼルを搭載したデリカD:5」も候補に入れるとまた様子が一変します。

デリカD:5 352万円 10.81

なるほど。「車体価格は40万ほど下がるけど、実燃費も少し下がるのか…」と思いませんでしたか?でもよく考えて下さい。ガソリンと軽油では全国平均で23円ほどの差が生まれます。この金額差を燃費に換算した場合、デリカD:5の燃費は約13.1となり燃費で見ても他車を上回ることになります。

しかも、クリーンディーゼル・デリカD:5の特徴はそれだけではありません。ディーゼルエンジンならではの低速域での力強さに加え、4WDシステムも他のミニバンと違い、3通りのモードを選ぶことが可能となっています。

まずは燃費にも優れた「2WDモード」続いて必要に応じて駆動力を自動で配分してくれる「4WDオートモード」そして悪路での走行で力を発揮する「4WDロックモード」を選ぶことができます。

言い換えると、「多くの方が思い描く通りの4WDを搭載した車である」とも言えます。そしてもちろん、雪道での発進や加速、坂道の上りには高い安定性を得られるということも言えます。

以上の様に2.4リッタ-クラスの低燃費車(ハイブリッド)に比べてクリーンディーゼル車であるデリカD:5は4WD性能及びコスト面ではお得に感じる方も多いのではないでしょうか?

4WDミニバン人気決定戦まとめ

この記事の書きだしでも触れましたが、最も支持率の高いミニバンはデリカD:5です。他のミニバンでは感じられない「4輪駆動車らしい」と言う部分がその評価を生んでいるといえます。

一方でミニバンに搭載されているスタンバイ式4WDについてはネット上で賛否両論ありますが、「安全に対する備えの一つ」としては十二分の機能だと個人的には思います。また、雪道における4WDの特性とは主に発進や上り坂で力を発揮するものです。

多くの方が「4WDは雪道でよく走る&止まれる」と勘違いされているようですが、止まるのはタイヤの性能ですし「ブレーキをかけて滑る」のはどの車でも同じです。それをタイヤの性能や、別の安全機能として車側が補ってくれているだけです。その特性を理解し過信してスピードを出したりしないようにしましょう。

因みにスキー場に向かう道中で「田んぼや道路脇の溝にハマっている車は4WD車が多い」と言う事実があるのをご存知ですか?おそらく4WDであることを過信していることが原因でしょうけど、折角の楽しい時間に水を差すことになるので何れにしても気を付けたいものですね。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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