1955年創設のスポーツカーメーカー、アルピーヌ。1995年以降に活動を停止していたんですよねえ。40周年の年に活動停止したから、驚いたという方は多いと思います。
そんなアルピーヌが、2017年に新型「アルピーヌA110」を発表しました。
そのアルピーヌA110が、なんと日本国内での受注開始された!
現代に蘇ったアルピーヌ、その特徴とは?
アルピーヌってどんな車だっけ?

今回新型が発表されたアルピーヌA110というのは、伝説のスポーツカーと言われている車種なんです。
ル・マン24時間耐久レースという、24時間でサーキット何周できるかを競う世界的レースで成功を収めたり、記録を残しているんですよ。
ライバルと比べてかなり軽量化された車種という特徴があり、その特徴からラリー界隈を席巻。
さらにRR駆動によるトラクションの圧倒的性能が加わり、数多のラリーで好成績を収め・優勝経歴も華々しいです。
当時の競争相手はポルシェでしたが、生産が落ち込んだため1995年以降新型モデルは出しませんでした。
新型を出さなくなったため、伝説感が高まったという声もありますが、やはり車というのは「生き続けてこそ」。
復活を望む声もあり、今回の復活騒ぎは世界中のスポーツカーファンの話題をさらったということです。

新型アルピーヌA110はどんな車?
アルピーヌA110の概要をおさらいしましたが、新型がどのような車に仕上がっているのかが気になるところですよね。
圧倒的軽量さが売りだったアルピーヌA110は、どのように生まれ変わったのでしょうか?
デザインを見てみよう
新形アルピーヌのデザインは、先代の意匠を引き継ぎながらかなりシンプルになっています。特徴的なのはそのフロントライトまわりですね。
なんだかこういう顔をしたカエル、いませんでしたっけ? 両生類顔というか、爬虫類顔というか……なんとも面白い顔をしています。
過去のデザインもよく見たらそういう雰囲気があるため、完全に「過去のデザインを現代化した」かのようなものなのでしょうね。
流れるようなボディライン。リアスポイラーなどの無いスッキリとした雰囲気。ダウンフォースはリヤバンパー下部のディフューザーのみという設計です。
これで、最高速度250km/Lというのだから驚かされます。
設計は恐らく、白紙の状態で行われたんでしょうね。
一般道に向いた車にしようという前提にして、重心低くロールセンター位置も低く……。低重心にこだわり、車高を抑えることでサスペンションやタイヤに依存しないでも、高いダイナミクス性能を誇れるようになっています。
インテリアを見てみよう
インテリアは、かなり現代的&スポーティです。随所にアルミとカーボンが使われていて、スポーツカーということを物語っています。
インパネまわりのスッキリとわかりやすい感じは、「コクピット感」が強く演出されていて、これまたスポーツカーらしい。センターコンソールに走行モード切り替えスイッチもありますね。
再度サポートが高く立ち上がっているシートが、なんとも座り心地がよさそう。
長距離ドライブも全く苦にならず、アルミ・カーボン・レザーに覆われた上質な室内空間を楽しむ余裕がありそうです。
パワートレインを見てみよう
1.8Lターボ付直列4気筒エンジンを搭載、その最高出力は185kW/6,000rpm、最大トルクは320Nm/2,000rpmというやる気満々な雰囲気が漂っています。
駆動方式はMR、ミッションは7速DCTと時代に則している感じが好印象ですね。
1.8L直4ターボということで、あまり高い期待はできないと感じている方もいると思います。
確かにBMWのように燃え滾るような熱い走行感覚とは違うし、ポルシェほどリニアなレスポンスがあるわけでもありません。
それでも、「速い」んです。一般道で走らせるには、峠を攻めるには、あまりに速すぎるほどに速い。
この車の魅力は、エンジンだけでははかれません。設計が、この車の魅力を高めているんです!
価格と販売台数
新形A110の正式名称は、「アルピーヌA110 プルミエール・エディション」です。
日本においては50台限定で予約受注販売となっています。申し込みが50台を超えると抽選になるため、注意しましょう。
価格は790万円と高いですが、伝説のスポーツカーとまで言われた車の新型車種をこの価格で買えると思えば安いと思います。

まとめ
アルピーヌA110プルミエール・エディションは、世界中が注目しているスポーツカーです。
一般道に向いた形に設計されており、スポーツカーと言ってもピーキーな走りではありません。現代に生まれ変わった新しいアルピーヌA110は、個性が最後までたっぷり詰まったプレミアムな車と言えるのではないでしょうか。
予約販売限定、50台しか売られません。
購入を考えている方は、早めに予約を済ませましょう!
 
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