Jeep NEW COMPASSのグレードを比較!装備やオプションはどう選ぶ?

ジープと言うと、日本におけるアメ車界隈の異端児ですよね。アメリカの車は日本だと売れないものが多いんだけど、ジープだけはなんだか売れているんです。

特に、ジープのエントリーモデル「COMPASS(コンパス)」は注目されることも多いと思います。

高性能高価格が多いジープの中だと、比較的気軽に買えて気軽に運用できますからねえ。

そんなコンパスが、2017年にフルモデルチェンジしました。新しいコンパスの特徴と魅力を、グレードごとに比較して追っていきましょう。

Jeep NEW COMPASS グレード表

ジープ コンパス グレード
グレード名 価格
SPORT 3,230,000円
LONGITUDE 3,510,000円
LIMITED 4,190,000円

価格表を見ていると、確かにエントリーモデルという感じがしますよね。

1200万円程度の飛びぬけて高いモデル・グレードもある中で、323万円から419万円という価格帯はとても大きなありがたみがあります。

最大96万円という価格差にどれほどの違いが込められているのかが、気になるところです。

入門モデルのベースグレードはどれほどのものなのか?

上位グレードにはどんな装備が搭載されているのか?

気になるところをじっくりと段階を経て説明していきますよ。

各グレードの特徴や違いを解説

COMPASSは、どのグレードもエンジン性能自体に違いはありません。

ただ、足回りの装備・機能が異なるため細かい走行感覚に違いが出ることがありますし、もちろん装備内容はグレードごとで違います。

まずは共通の性能を確かめてから、各グレードの概要だけを簡単に紹介しましょう。

SPORT

ジープCOMPASSに搭載されているのは、2.36Lの直列4気筒マルチエア16バルブエンジンです。その最高出力は129kW/6,400rpm、最大トルクは229Nm/3,900rpmとなっています。

他のモデルに比べると明らかに性能が抑えられているのが、数値を見るだけでわかりますねえ。

それでもやはり本格SUVのジープらしく、入門モデルとは思えないほど性能が高いです。

ジープの特徴は「アクセルを踏んだ瞬間からの重厚なトルク」という印象がありますが、コンパスはアクセルを踏み込んだときにトルクが大きく出力も高くなる傾向があります。

エンジン回転数が上がっていくと、それに合わせて振動が活発になってエンジンが活き活きとし始めるんです。

スタートした時点だと、かなり静かなんですよね。ジープとして考えると、最初はびっくりすると思います。

「オフロードを走るような車ブランドだし、静かさなんて期待できないでしょ」というイメージは、エンジンスタートの瞬間に打ち消されるんです。

そこからアクセルを踏み込んでエンジンを回転させると、車が元気になっていく。それにつれて運転手のテンションも上がり、元気になっていきます。

中高回転域あたりから感じるとても軽快な感覚は、筆舌に尽くしがたい快適さと楽しさがありますよ。

走りがしなやかでフラット感があり快適そのもので、すばやい加速感覚も楽しい。快適性を重視しながらも楽しめる車と考えると、とてもレベルが高いです。

入門モデルながらも、ジープのイメージを根底から覆すような車と言えるのではないでしょうか。

オフをガンガン走るというよりも、オフ車っぽいカッコイイ車を普段から使いたいという人にはコンパス、ハマリそうです。日本人受けしそうな感覚は、ジープの中だと最高峰かもしれません。

LONGITUDE

革巻きステアリングホイールなどの追加で質感を高めながら、収納を増やすなどして快適性と利便性を高めているグレードです。

SPORTの装備がかなり抑えられているため、装備が豪華になったとは言えないかもしれませんが、より実用性が増して使いやすくなったとは言えるでしょう。

使いやすさ重視なら、SPORTよりLONGITUDEのほうが輝きそうですね。

LIMITED

一番大きな特徴は、9速ATが搭載されているという点じゃないでしょうか。

他のグレードは、FFに6速ATを組み合わせる形をとっているんですが、LIMITEDは9速。これまでのグレードよりもエンジンが軽く吹き上がって、加速感が軽快になっています。

日本の道路事情だと9速全部を使うことはないでしょうけどね。

ほかにもセレクテレインシステムやACCなどたくさんの機能・システムが追加されています。詳しくは、これからじっくりと見ていきましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

エンジン性能が共通しているため、ある程度の走行感覚は共通しています。グレードごとに異なるのは、細かい装備やシステム関係。

特にLIMITEDに搭載されるセレクテレインシステムなどは、必見です。下記PDFから装備を一部抜粋して、各グレードの違いをより詳しく見ていきましょう。

https://www.jeep-japan.com/content/dam/cross-regional/apac/jeep/ja_jp/spec/pdf/MY17_M6.pdf

全グレード共通標準装備

  • マルチステージ フロントエアバッグ
  • フロントシートサイドエアバッグ
  • フロント補助サイドカーテンエアバッグ
  • タイヤプレッシャーモニタリングシステム
  • フロントアクティブヘッドレスト
  • アダプティブリヤブレーキライト
  • オールスピードトラクションコントロール
  • ブラックフロントグリル(クロームアクセント付)
  • ボディ同色ドアハンドル
  • リア読書灯
  • スライディングアームレスト付センターコンソール
  • 電動パワーステアリング
  • チルト&テレスコピック機構付パワーステアリング
  • カーゴタイダウンフック
  • コートフック
  • シートバックポケット

必要最低限の安全装備・システム面をしっかり備えて、さらに室内の快適性と利便性を高めているといった印象を受けます。

リア読書灯がこの価格帯にかかわらずしっかり搭載されていて、スライディングアームレストが付いたセンターコンソールも装備。

「快適性と利便性」にこだわられているなあということを、ヒシヒシ感じますね。

また、収納が充実しているところが個人的には気に入っています。

コートフックは上着だけじゃなくいろいろなものをかけられて便利だし、シートバックポケットがあると雑誌などを入れられて便利ですよね。

読書灯もあるし、本や雑誌を持ち込んだり常備したりしておきたくなります。バスみたいな感覚でリアシートに乗れるのは、とてもいい。

さらに、カーゴルームカバーやカーゴタイダウンフックなど、ラゲージスペースの利便性も高く多目的に使えます。

ただ、その分先進機能に関しては犠牲になっている感が否めません。

先進機能はその多くがLIMITEDから搭載されるということで、入門モデルとして価格帯をなるべく落としながらも先進機能を備えたグレードも用意しておこうということなんでしょう。

SPORTとLONGITUDEの装備、特徴、異なる点

SPORT LONGITUDE
  • AM/FMラジオ 7インチタッチパネルモニター
  • 16インチアルミホイール
  • 215/65R16 3シーズンタイヤ

 

  • リアディープティンテッドガラス
  • コーナリング フロントフォグランプ
  • フルカラー7インチマルチビューディスプレイ
  • 革巻きステアリングホイール
  • オーディオナビゲーションシステム8.4インチVGAタッチパネルモニター
  • 照明付バニティミラー付スライディングサンバイザー(運転席・助手席)
  • 可倒式助手席
  • 助手席下収納
  • クロームウインドウモールディング
  • ブラックルーフレール
  • ブラックペイントルーフ
  • LEDテールランプ
  • クロームマフラーカッター
  • 17インチアルミホイール
  • 225/60R17 3シーズンタイヤ
二つのグレードで共通する装備のみを集めました。

助手席下に収納が増えたことと、可倒式になったことが嬉しいですねえ。あとは、ブラックルーフレールやブラックペイントルーフがカッコイイくらいでしょうか。

ルーフレールが付いたということも、SUVとしての利便性を高めていて好印象。やはりこういった本格SUVというからには、見た目的にも利便性的にもルーフレールは欲しいですよね。

ほかには、オーディオナビゲーションシステムがしっかり搭載されている点に心が惹かれます。

あまり派手な変更はないものの、需要が高いものをしっかり装備しており、買いやすいグレードではないでしょうか。

LIMITEDの装備、特徴、異なる点

LIMITED以外共通装備 LIMITED
  • ハロゲンヘッドライト
  • スピーカー(6基)
  • ファブリックシート
  • 60:40分割可倒式シート
  • START&STOPシステム
  • クルーズコントロール

 

  • バイキセノンヘッドライト
  • オートハイビームヘッドライト
  • オートヘッドライト
  • 革巻きシフトノブ
  • Beats Audioプレミアムサウンドシステム(9基)
  • フロントドアシルスカッフパッド
  • レザーシート
  • 運転席8ウェイパワーシート/助手席4ウェイマニュアル調整機構
  • 運転席メモリー機能
  • 運転席4ウェイパワーランバーサポート
  • フロントシートヒーター
  • 40:20:40分割可倒式リアシート
  • クロームフォグランプベゼル
  • ブライトルーフレール
  • 115Vアクセサリー電源アウトレット
  • アダプティブクルーズコントロール<STOP&GO機能付>
  • LaneSense 車線逸脱警報プラス
  • 前面衝突警報(クラッシュミディゲーション付)
  • ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション
  • ParkSenseフロント・リアパークアシスト
  • ParkSense縦列/並列パークアシスト
  • ParkViewリアバックアップカメラ
  • セレクテレインシステム
  • Jeepアクティブドライブ
  • 18インチアルミホイール
  • 225/55R18 3シーズンタイヤ

ベースグレードからクルーズコントロールは搭載されているんですが、LIMITEDからはACCにグレードアップします。

STOP&GO機能もそこに集約され、より自動運転感覚が増しているというわけですねえ。高速道路を巡航する際には、使いたい機能です。

他にもたくさんの機能追加がありますが、やはり先進安全機能の追加が大きい。

車線逸脱警報プラスをはじめ、前面衝突警報などのアラート類がしっかりそろっているのが好印象。

それだけでなく、駐車をアシストする機能が豊富なところがいいですよねえ。

駐車が苦手という方は案外多いですが、これだけたくさんのアシスト機能があると不安も無くなるというものです。

個人的には運転席の調整が可能になったところや、メモリー機能・ランバーサポートがとても嬉しいですねえ……。

この手の車を走らせていると結構疲れることが多いんですが、調整が細かくできると疲労は軽減されますし、ランバーサポートがあるだけでもかなりマシになります。

しかもメモリー機能があるから毎回毎回調整しなくてもいい! 最高です。

また、セレクテレインシステムが搭載されるのもいいなあと感じます。

これは、路面状況に応じて最適なモードを選択し、走れるシステムです。

たとえば砂利道を走るときにこういう機能がないと、アクセルの踏みすぎで空転してしまうということがあるんですよ。

走りづらい道を走るとき、運転者の技術にすべてがゆだねられてしまうんです。

こういうシステムが搭載されていると、走行モードを調整するだけで誰でも比較的楽に走れるようになります。

モードの種類も豊富で、「AUTO」「SPORT」「SNOW」「SAND/MUD」「ROCK」が設定されていますよ。オフロードを走るなら、絶対必要です。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

コンパスは、入門モデルということもあり「ジープらしさ」と「ジープらしくないところ」を融合させています。

オフロードよりオンロードを前提に作られていて、快適性と利便性重視。ただ、グレード選びによってはオフロードも走行可能というのが特徴的ですね。

そんな役割分担がはっきりしていそうな、コンパスの各グレードを独断と偏見で評価してみました。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
SPORT ☆☆☆☆☆ コストを抑えながら快適性と利便性が高いSUVが欲しい方へ。
LONGITUDE ☆☆☆ 少し質感を高めたい方へ。
LIMITED ☆☆☆☆ オフロードを走る方へ。

※評価は5段階でオススメ度を表しています。

SPORTの評価

LONGITUDEとLIMITEDに比べると、SPORTの価値が低いように感じる人も多いと思いますが、個人的にはSPORTはとてもよくできたグレードだと思います。

LONGITUDEと装備内容を比べた表だけを見るとあまり価値が無いように思えても仕方が無いけれど、LONGITUDEと共通している装備を見ると評価が変わるんです。

クルーズコントロールなど需要が高い機能をしっかり備えながら、質感を抑えることでコストを抑えているところが好印象。

機能面を抑えるほうが派手なコストカットができるけど、それをしすぎてしまうとベースグレードとしての価値が低くなってしまいます。

選びやすいようにしっかり機能は残しながら、LONGITUDEとは質感で差をつけるというのがウマイ!

コンパスは入門モデルだから、ベースグレードが買いやすいのが一番です。そういうわけで、これだけの高評価をつけました。

LONGITUDEの評価

質感がコンパスより高いのが魅力的ですね。ルーフレールもしっかり搭載され、色が塗られています。

ステアリングホイールには革が巻かれ、室外と室内の装飾もSPORTに比べると豊富だから、SPORTはそういう点で劣るなあと感じている人にとってはLONGITUDEのほうが選びやすいでしょう。

LIMITEDの評価

正直、「ジープ」として一番オススメしたいのはLIMITEDです。

コンパスはオンロードのほうに力を入れているように感じますが、やはりジープというからにはオフロードも走りたいじゃないですか。

せっかく車高が高めのSUVなんだから、アウトドアに行くとき砂利道を安定して走れるだけでも嬉しいと思うんです。

逆に、それが無いとキツイですよね。

雪道・砂利道・山道などなど、いろいろな場面で力を発揮できるジープの魅力を、LIMITEDが一番体言しています。

入門モデルだからこそ、強くオススメしたいんです。

Jeep NEW COMPASSの総合評価

コンパスは、従来のジープのイメージと比べて、かなりライトな車になっています。

ジープ乗りというと、なんだかヘビー層のユーザーが多いイメージですよね。アウトドア大好きな人が乗っていたり、オフロードをガシガシ走りたいという人が乗っていたり……。

ちょっと手が出しにくい印象があります。

ただ、コンパスは違うんです。

ライトに乗るにも快適だし、LIMITEDを選べばオフロードも走れるようになる。

初めてジープに乗ってみたいという人に二つの選択肢を用意してくれている、最上の入門モデルと言えるでしょう。

 

車を安く乗り換える上で最も大切なこと
ご存知ですか?


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です