グランドチェロキーに決め打ちしたいけどグレードは?後悔しないグレード選びの秘訣

 “ラグジュアリーSUV”と呼ばれる、デカくて豪華なSUVの中でもひと際存在感を放つJeep GRAND CHEROKEE(グランドチェロキー)

日本の道であればいつでも・どこでも走り切れそうな、それでいて国産車にはない都会的なラグジュアリー感のある見た目に一目惚れして購入を検討している方も多いですよね。

ただ、そんな人ほどネックになってくるのが『グレード』をどうするか

新車購入はもちろん、中古車購入でもここは悩みの種になってくると思います。

でも、実はグランチェロキーのグレードは、『LIMITED(リミテッド)』や『LAREDO(ラレード)』を多くの方が選択しているってご存知でしたか?

今回はなぜこれらのグレードが選ばれているのか、また他のグレードはどのような人が手を伸ばしているのか。

各グレードの違いや特徴から、その真相に迫っていこうと思います。

4つの基本的なグレードの中でも『LIMITED』『LAREDO』に限定されるワケ

そもそも、なぜ『LIMITED(リミテッド)』や『LAREDO(ラレード)』を選択している人が多いのか気になった方も多いはず。

まずはそんな疑問を解消するためにも、他の基本的なグレードとなる『SUMMIT(サミット)』や『SRT8®』がなぜ選ばれにくいのか、グレードごとの違いを見つつその理由について迫っていきましょう。

『SUMMIT』は見た目の変化しかないから選ばれない?

まずはSUMMIT(サミット)から。
サミットとリミテッドの装備の違いを見てみると、基本的には見てわかる変化が多いのが特徴的です。

中でも特に違いが判るのは、エクステリア(外見)とインテリアですかね。

エクステリアでは正面から見た時の印象がよりいかつくなっていることがわかりますし、内装を見てみるとレザーシートがグレードアップしていたり、木目調のインテリアパネルになっていたりと、プレミアムSUVらしさが出る装備が追加されています。

それにデュアルペインパノラミックサンルーフが新たに取り付けられているのもポイントですね。

ただ、機能的な面で見てみると追加・変更されている装備は全くないんですよ。

早い話、悪路やオンロードでの走行性はLIMITEDと大差ないってワケ。

それなのに、LIMITEDとの価格差が75万円とデカい。

そう考えると、見た目にとことんこだわりたいと考えている人には魅力的だと思いますが、それ以外の方は選択肢から外れると言えるのではないでしょうか。

『SRT8®』はJeepの中でも異色の存在

そしてLIMITEDとの価格に約230万円の差がある『SRT8®』ですが、はっきり言います。

別車種と考えていいです、コレ。

というのも、SRT8に搭載されるエンジンは燃料にハイオク(プレミアムガソリン)を使用する、6.4LのV型8気筒OHVエンジン。

最高出力344kW/6,250rpm、最大トルク624Nm/4,100rpmと、デカいボディにデカいエンジンを積んで加速させる、アメリカ人らしい発想とも言えますね。

自然吸気なのでアクセルの踏み増しに対し、エンジンがうなりを上げて正確に対応してくれるし、比較的重たい車体なのにGを感じながら加速できる。

理屈じゃない、新しい世界を見せてくれるのがSRT8®最大とも言えますね。

ただ、そのエンジンを活かすために足回りを大きくスポーティ路線に切り替えてしまっているため、本来持つ悪路走行性は影をひそめてしまっているのが難点な所。

雪道や豪雪地帯での運転など、特定のシチュエーションではめっぽう強くはなっていますが、Jeepの原点である『どんな悪路でも走り抜ける走行性能』はありません。

そう考えると、イメージ的には『V8エンジン搭載で4WD、そして積載量が多いGT-R』のような車種。

そのため、例えば結婚して子供ができたから…とパワフルなスポーツカーを泣く泣く降りたけど、あのパワフルな運転を忘れられない。

なんてSUVのカタチをしたスポーツカーに魅力を感じる人が選ぶ車と言えますね。

仕様車・限定車・高性能モデルって正直『買い』と言えるグレードなの?

このように、『SUMMIT』や『SRT8®』はグレードのキャラクターがハッキリしているからこそ、単純に「ただただグランドチェロキーに乗りたい』と思っている人にとってはなかなか食指が動かないグレードとなってしまっているのも事実なんですよ。

一方で仕様車となるALTITUDE、限定車のTrail hawk、そしてSRT8®よりも高性能のTRACKHAWKはどうなんでしょうか。

それぞれのグレードの違いから、選ばれないワケを探ってみました。

『ALTITUDE』は手を伸ばしやすいグレードではあるけど…

LAREDO(ラレード)をベース車両とした仕様車となるALTITUDE(アルティテュード)で追加・変更される装備は主に見た目。

特に通常モデルだとメッキ塗装される箇所がブラックアウトされており、全体的にシックなイメージを持つ車へと変化しているんですよ。

また、ラレードでは非搭載だったエアサスペンションが取り付けられている為、オン・オフロードどちらでも高い走行性能を体感することもできますし。

ただ、イメージ的には「痒い所に手が届く」状態ではあるが、逆に言えばそれだけしかないんですよ。

ACCやクルコン、それに自動ブレーキといった運転手のサポート機能は軒並み非搭載のまま。それでいて、価格差(42万円)とちょっとお高めなのもいたい所。

とは言え、ちょっとラグジュアリー感を出したい、ラレードではちょっと内装に不満があるといった人にとっては魅力的に映るかもしれませんね。

高性能モデルの『TRACKHAWK』は価格が問題!?

そして、グランドチェロキーの中でも最高スペックを誇る『TRACKHAWK』ですが…。

単純に『車体価格の高さ=希少性が高いだけ』と考えた方が良さそうです。

確かに、SRT8®をベースにしたハイパフォーマンスな性能は魅力的ではありますが、1356万円とかなり高額。

また、その価格差の高さ故に、ランドローバーやポルシェカイエン、ベンツのGクラスのような超高級プレミアムSUVも候補に挙がってきますし、何より見た目がガラッと変わることはないため、知らない方にとっては『SRT8®』と区別もつかないです。

そう考えると、TRACKHAWKは購入できる人が限られており、かつ比較対象も変わってくるからこそ、希少性が高い1台となってしまっているんですよ。

『Trail hawk』は選ばれにくいというより、希少性が高すぎる

ちなみに、特別限定車となるTrail hawkは限定100台しか販売されないのが一番の理由。

LIMITEDをベース車両とし、グレーを基調とした配色の変更や専用デザインのアルミホイールにシート。そしてTRAIL RATEDバッチ。

見た目の大きな変更が施されており、特別な1台と言うことがわかります。

その上、Trail hawkにのみ搭載されているクォドラTRACKⅡもポイント。

必要に応じて前後にトルクを配分することでスリップを抑制するため、ぬかるみをはじめとした悪路を難なく突破することも可能です。

とは言え、先ほども言った通りTrail hawkは限定車の為、なかなか見つけることは難しいと思いますし、他のグレードでも日本の道路であれば対応できます。

そのため、中古車市場などでなかなかお目にかかれない、希少性の高い車として考えおいた方がいいのかもしれませんね。

もちろん、そこに魅力を感じているのであれば、見つけたら即買いしても良いと思いますよ。

どっちを選ぶ?『LIMITED』と『LAREDO』の明確な違いをはっきりさせてみた

さて、ここまでで各グレードがなかなか選ばれない理由についてあれこれとお話してきましたが、逆に『LIMITED』と『LAREDO』のどちらを選んだらいいのか、気になってきた方も多いと思います。

価格差も135万円とかなり幅がありますし、どこがどう違っているのかも気になるトコロ。

そこで『LIMITED』と『LAREDO』のグレードごとの違いをまとめてみました。

外観は細かい違いと思いきや意外にも機能的になる

そもそも、ラレードとリミテッドはそこまで見た目に違いはありません…が!

細かく見てみると、以下の違いを見つけることができます。

  1. フロントバンパーにクロームアクセントが追加
  2. ヘッドライトにオートハイビーム機能追加
  3. ドアミラーが多機能化
    (運転席メモリー・リバースチルト機能・自動防眩機能・パドルランプ)
  4. ドアハンドルがボディ同色からクロームへ変更
  5. クローム加飾が施されたマフラーカッターが追加
  6. エアサスペンションが追加

中でも特に注目したいのがやはりエアサスペンション。

燃費効率の改善や走行中のスムーズなハンドリングに、悪路走行の走破性アップ…といった走りの質の変化もありますが、単純に乗り降りの際に車高が上下に動くのは意外に面白いですね(笑)

ドアミラーに自動防眩機能が付いたことで後続車のライトが当たっても眩しくならず、かつ駐車時に角度が変わって駐車しやすくしてくれるのもポイントですし、そう考えると見た目以上に多機能的になったと思っておいていいでしょう。

シートの材質及び機能と室内の快適装備

また、内装も色々な部分でグレードアップしているのもポイントの1つ。

こちらも外観と同様に違いを挙げると、以下の違いがあります。

  1. ファブリックシートからレザーシートへ変更
  2. 運転席にシート座席の状態を保存できるメモリーが追加
  3. フロント・リアの両方にヒートシーターが追加
  4. フロントシートに排熱機能の追加(ベンチレーテッドフロントシート)
  1. 電動チルト&テレスコピック機構付パワーステアリングの追加
  2. ステアリングホイールを温めてくれる機能の追加

レザーシートになることでグッと高級感が出ますし、ヒートシーターだけではなく排熱機能も追加されるので、冬場だけでなく夏場の運転も快適に。

ここは是非一度試乗し、その違いを体感してほしいですね。

その上、バックドア(トランクのドア)がボタン一つで開くパワーリフトゲートになっているのもポイントになりますよ。

 

このほかにも、クルーズコントロールがACCになっていたり、縦列や並列駐車をアシストする機能が搭載していたりと、安全性も確かなものと言えそうです。

装備の違いから見て取れる『LIMITED』と『LAREDO』、それぞれのイメージ

  • LAREDO
    ⇒最低限困らない装備は充実している為、「この価格でプレミアムSUVを新車で購入できる」満足感がある。
  • LIMITED
    ⇒プレミアムSUVらしさがある豪華装備が充実しつつ、600万円台で乗り始められる魅力がある。

こうして見てみると、『SUMMIT』や『SRT8®』でも紹介したように、ラレードやリミテッドにもそれぞれキャラクターがあることがわかりますね。

もっと言うと、中古車市場を見てみるとLIMITED・LAREDO共に意外に国産の高級SUVとそこまで価格に違いはないです。

そのため、Jeepというブランド力と所有欲を満たす外見に魅力を感じるのであれば『買い』、そしてできることなら『LIMITED』に狙いを定めておくのが吉といえるでしょう。

試乗・中古車購入を検討しているなら見逃せないグランドチェロキーのここが難点!

ただし!
9年と非常に長い期間販売されてきている現行モデルのグランドチェロキーは、全グレードで共通している『どうしようもない欠点』があるのも事実。

そのため、以下のポイントは乗る前にしっかりチェックしておいた方がいいですよ。

ナビは非常に残念!

まずはコレ。

実はグランドチェロキーの純正ナビ、営業マンも『使いづらいし見づらい』と断言することがあるほどの残念なポイントなんですよ。

というのも、2018年くらいからスマホのGoogleMapをナビに映すことができるようになっているんですが、画面がとにかく狭いし、ルート案内が意味不明。

さらに画像の解像度も低く、上下のボタンの帯も画面の半分を占めるほどデカい。

ハッキリ言っちゃうと、別途ポータブルナビを付けた方がいいくらい使いにくいものなんですよ。

uconnectの反応が悪いこともしばしば…

ちなみに純正ナビに搭載しているuconnectやETCカード・Bluetoothなどの反応も、ちょっと悪いので注意しておきたいポイントになりますよ。

後部座席のシート

そしてこれは主に後部座席に乗る方が気になるポイントになるんですが、グランチェロキーの後部座席は基本的にリクライニングできません。

つまり、前に倒して荷室を増やす程度のことしか出来ないため、快適性は微妙なラインとも言えますが、そもそもJeepは元々軍用に開発されたオフロード車。

そう考えるとある程度妥協せざるを得ないと言えるのではないでしょうか。

とは言え、最初から倒しておくことを前提にするなら話は別ですし、トランクルームは後部座席を倒すと足伸ばして寝られる程広いので、ニーズは少なそうですが車中泊にも適していると思いますよ。

エンジンがかからなくなるトラブルがあるのも注意

そしてこれはかなり重要なポイント!
特に中古車を購入した時に当てはまることになるんですが、グランドチェロキーはエンジントラブルが意外に多いんですよ。

例えば、フォーエルポンプや燃料ポンプといった部分が少し弱く、故障すると17.5万円ほどの修理費がかかってしまうことも。

ただし、普段から粗悪燃料を使用していたり、いつも燃料タンクが空に近い状態まで給油しなかったりなど、フューエルポンプが壊れやすい原因もいくつかあるので、そこまで過敏になるほどもろい車というわけではありません。

つまり特段古いアメ車のような存在は別として、最近のアメ車はこまめにメンテナンスさえしていれば壊れることはないんですよ。

そのため個体差はあるとは思いますが、こういったエンジントラブルを避けるためにも、修理・点検や給油はこまめにやっておくべきだと思いますよ。

総評。ぶっちゃけjeepグランドチェロキーはアリ?ナシ?

国産車ではような圧倒的な存在感とjeepというブランド力。

それなのに街で走っている姿をなかなか見かけない希少性の高さ。

それでいて最終的に、このサイズと装備で比較して日本車とそんなに変わらない価格。

グランドチェロキーの魅力は、そんな高級SUVの中でも変に片意地を張らずに乗ることができるのもところも1つの理由です。

その上、例えばトヨタのランクルのように中古車でも高い価値がある車ではないため、盗難に気を使う必要もないですし(流石にドアロックしないまま放置するのは良くないですけどね)。

そんなグランドチェロスキーと日本車と比べると、良くも悪くもアメリカを感じるおおざっぱさはありますが、そんなことはどうでもよくなるほどの世界観をくれるのは間違いないと言えるのではないでしょうか。

 

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