レクサス NXのグレードを比較!装備やパッケージに違いはあるの?

レクサス NX グレード

2014年デビューの力強さと高い走行性能を持ち、都会に溶け込むことをコンセプトとされたSUV、それがレクサスNX!

菱形ボディが特徴的な車で、SUVとしての力強さと、レクサスとしての落ち着いた高級感とを感じさせてくれます。

革調の素材もふんだんに使われ、金属質間の骨格と調和することにより、「プレミアムSUVらしさ」も強調されているんですよね。

国産プレミアム・アーバンSUVというれくさすNX、その性能はどれほどなのか、装備は豪華なのか? 気になる点を、グレードごとに比較して紹介しましょう!

レクサス NX グレード表

グレード名 価格
NX300 4,400,000円(4,660,000円)
NX300 “I package” 4,580,000円(4,840,000円)
NX300h 5,040,000円(5,300,000円)
NX300 “F SPORT” 5,060,000円(5,320,000円)
NX300 “version L” 5,060,000円(5,320,000円)
NX300h “I package” 5,220,000円(5,480,000円)
NX300h “F SPORT” 5,700,000円(5,960,000円)
NX300h “version L” 5,700,000円(5,960,000円)
※()内にはAWD価格を表示しています。

最大130万円の価格差ですが、見てみるとNX300 “I package”とNX300だけがとても安いですよね。

表の三番目から急に500万円台になるから驚かされます。NX300とNX300hの違いかと思いきや、NX300の”FSPORT”と”version L”も500万円台!

どうしてこの二つだけ450万円台前後なのかが気になりますねえ。

価格差の謎も含めて、これから各グレード・パッケージの特徴を見ていきましょう!

各グレードの特徴や違いを解説

NX300とNX350h、違いはエンジンスペックとハイブリッドシステムの有無。

どちらがハイブリッドかは、名前「h」を見ればわかるとおり、NX350hがハイブリッド車なんです。

ガソリン車とハイブリッド車の違いが気になるところ! 装備内容は後で詳しく紹介するので、まずは性能・走行感覚などを語りたいと思います。

NX300

2.0L直列4気筒インタークーラー付ターボ搭載のガソリン車です。最高出力は175kW/4,800~5,600rpm、最大トルク350Nm/1,6504,000rpmとなっています。

市街地に溶け込むSUVというコンセプトなので、その用途に適した範囲の高性能モデルになっているというわけです。

この車のスポーツ性能をいたずらに高くしても、市街地に溶け込む雰囲気や市街地こそ一番快適な走り心地というような感覚が薄まりますからね。

走らせてみると、発進時から感じるラグの少なさにただただ感心させられます。

性能的に「ドカン」と大きなインパクトを感じさせてくれるほどのパワーは無いものの、低回転域から発生する高トルクを無駄なく伝えて確実に車を前へ進めてくれているんです。

その感覚は、しなやかな加速感覚。スポーツ性能を高めた車のような絶対的加速力じゃあなくて、市街地を快適に走ることが考えられた安定的な加速力というわけですねえ。

やはり、レクサスNXはアーバンSUVなのだ。

一方、ハンドリングは少しロールが大きいと感じます。全然不安定じゃないし、許容範囲の内ですけどね。

それに、ロールさせるような走り方は、この車に乗っていると「したい」という気持ちが起こらなくなります。

とにかく落ち着いて走りたいという、運転手をひとつ大人にしてくれる車とでも言うのでしょうかねえ。

内装も上質だし、外装はひたすらカッコイイし、走りは大人な感じで快適だし…。飽きが来ない車でありながらも、面白さや楽しさを感じさせてくれる、街乗りには最適な車だと感じさせられます。

NX300h

NX300hには、最高出力112kW/5,700rpm、最大トルク206Nm/4,400~4,800rpmの2.5L直列4気筒エンジンが搭載されています。

そこに、最高出力105kW、最大トルク270Nmのモーターが加わる形ですね。

運転してみると平坦な道の乗り心地のよさはやはり群を抜いています。

平坦な道なら、ガソリンエンジンよりも快適なんじゃないかなと感じるくらいです。

ただし、それ以外だと若干硬く感じてしまい、ガソリンエンジンのほうが快適に感じてしまいます。

これはハイブリッド独特の特徴なのかもしれませんが、途端にSUVらしさというのが少し薄れてくるんですよね。

個人的にはNX300hは加速すると「若干音が気になり始め、加速感だけで言えばNX300に軍パイがあがる」という印象がありますが、あまり加速をせずに安定した運転をするのならNX300hのほうが圧倒的に運転していて楽で快適です。

また、少しコツが必要な車だとも感じます。

ハイブリッド特有のゆったりした走りから加速をする際には、出来る限りやさしいタッチでトルクからパワーを引き出すイメージを心がける必要があるんです。

そうすると滑らかさが際立ち、そうしないと若干荒い加速感覚になります。

ただ、ハイブリッドだからこその効率の良さはとても魅力的!

通勤に使ったり、高速道路を淡々と流したりしたいという人にはとてもいい車になります。

用途で口コミが両極端に分かれそうですねえ。そう考えると、車としてというよりも商品として非常に面白いグレードなんじゃないでしょうか。

パッケージの紹介

レクサスNXには、NX300・NX300hそれぞれに三つのパッケージが用意されています。

性能ごとに大きな違いを持たせ、後はほぼ共通の装備パッケージを付けるというレクサスの戦略。

NXにはどんなパッケージが用意されているのか、簡単に見てみましょう。

“I package”

アクティブハイビームの追加や、三眼フルLEDヘッドライトへの変更などが行われているグレードです。

”version L”の元となっているパッケージなのか、共通点が多数あります。機能を豪華にしたい人向けと言えるでしょう。

“F SPORT”

スポーティな印象に特化したグレードで、エクステリアに専用装備を持ちます。

そのほか、アクティブ・サウンド・コントロールを使ったスポーツサウンドの表現、パフォーマンスダンパーなど足回りの変更点などが加わり、外装の印象も走りの印象もスポーティにしようという努力が見られるパッケージです。

“version L”

運転席ポジションメモリー機能付の本革シートなど、豪華さに磨きをかけています。

それだけでなく、Lexusロゴプレートなど所有する満足感を高めるようにも作られていて、あらゆる面で満足できるパッケージです。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

レクサスNXの性能の違いは詳しく紹介しましたが、装備の違いは傾向しか紹介していませんでした。

そこで、今度は装備から各グレードの特徴を見ていきましょう!

主にパッケージに装備の違いを持たせているレクサスNX、どのパッケージを選びますか?

なお、装備内容は下記URLから一部抜粋して紹介します。
https://lexus.jp/models/nx/spec_price/equipment_list/nx300/

全グレード共通標準装備

  • プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)
  • レーンディパーチャーアラート[LDA]
  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
  • ABS(電子制動力配分制御付)/ブレーキアシスト/S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)/TRC
  • 運転席・助手席デュアルステージエアバッグ/運転席・助手席サイドエアバッグ
  • 運転席ニーエアバッグ/助手席シートクッションエアバッグ/前後席カーテンシールドエアバッグ
  • バックガイド・サイドモニター
  • NX300専用リヤバンパーロアガーニッシュ
  • オートライトシステム
  • 運転席・助手席8Way調整式パワーシート(運転席電動ランバーサポート付)
  • 後席センターアームレスト(カップホルダー付)
  • 運転席・助手席独立温度調整式オートエアコン(花粉除去モード付)
  • 「ナノイー」
  • レクサスNXプレミアムサウンドシステム
  • ナビゲーションシステム(3メディアVICS[VICS WIDE対応]・Bluetooth携帯電話対応、DSSS対応)

先進安全装備に関しては、Lexus Safety System+を全部搭載して欲しかったなあという感じが否めませんが、全車速追従機能が付いているのは好印象です。

SRSエアバッグの類は完全装備されていて、衝撃吸収はバッチリというのもいいですねえ。

だからこそ、もう一歩という印象も強くなるんですが、そこは各種パッケージで補っているということでしょう。

価格帯的に全部は無茶があるのかもしれませんが、昨今の流れからして他を少し犠牲にしてでも安全性を……という声は上がってくるのではないでしょうか。

個人的には、8Way調整式パワーシートが搭載されているのがうれしいところです。

しかも、独立温度調整式エアコンや「ナノイー」まで搭載しているから、室内の快適性はとても高い!

室内を楽しく彩るためにレクサスNXプレミアムサウンドシステムも搭載しているし、先進予防安全装備以外に関する不満店はまったく見当たりません。

NXプレミアムサウンドシステムは、「演奏会の熱気・空気感を車内に。

臨場感あふれる音楽シーンを提供する」がコンセプトとなっているサウンドシステムです。

音源を忠実に再現することに特化しているフルデジタルClass-Dアンプを採用し、中高域の透き通るような音と低音の厚みが表現されています。

10スピーカーによる高音質で楽しめるため、ドライブのワンシーンをより楽しく演出することが可能ですよ。

パッケージの装備比較

ここからがメイン! パッケージごとに装備を比較していきます。

パッケージ間で共通しているものは「○○共通」と記載し、記載していないものに付いてはそのパッケージ独自のものです。

さあ、どんな違いがあるのか、見てみましょう。

“I package”

  • アダプティブハイビームシステム(“version L”共通)
  • 三眼フルLEDヘッドライト(“version L”共通)
  • ヘッドランプクリーナー(“version L”共通)
  • 広角・自動防眩・リバース連動チルトダウン・メモリー・ヒーター付オート電動格納式ドアミラー(“version L”共通)
  • L texシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ヒーター付)

ヘッドランプ周りの機能・装備を強化した感じですね。

特に、アダプティブハイビームが搭載されているところが実に好印象。

時速15km以上という広範囲の作動域、精度の高い検出用カメラに、それを反映させるシステムの充実度……どれをとってもハイクオリティで、夜間の視認性がかなりアップします。

さらに、三眼フルLEDヘッドライトは視認性だけじゃなく、エクステリアのデザインに与える視覚効果も高い! これがすごくカッコイイんですよねえ。

“F SPORT”

  • “F SPORT”専用スピンドルグリル(漆黒メッキモール/メッシュタイプ)/”F SPORT”専用フロントロアバンパーモール(高輝度シルバー塗装)
  • “F SPORT”専用リアロアバンパーモール(高輝度シルバー塗装)
  • アクティブサウンドコントロール
  • パフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)
  • NAVI-AI-AVS
  • オートマチック灰ビーム(素のパッケージ共通)
  • タイヤ空気圧警告表示 マルチインフォメーションディスプレイ表示
  • LEDヘッドランプ(ロー/ハイビーム)(素のパッケージ共通)
  • “F SPORT”専用ブラック塗装/広角・自動防眩暈・リバース連動チルトダウン・メモリー・ヒーター付オート電動格納式ドアミラー
  • Sport S+/Sport S/Customモード追加
  • “F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)&”F SPORT”専用ディンプル本革シフトノブ
  • “F SPORT”専用アルミ製スポーツペダル&フットレスト
  • “F SPORT”専用LEXUSブラックロゴ
  • “F SPORT”専用メタルフィルムオーナメント
  • 専用本革スポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能・ヒーター付)
  • ハンズフリーパワーバックドア(“version L”共通)

ほかのパッケージに比べて、優遇されている感がありますよね。

専用装備の豊富さには目を見張るものがあります。

専用装備はエクステリアとインテリアに搭載されているんですが、個人的にはやはりアルミ製スポーツペダル&フットレストに惹かれてしまいますね。

これがあるだけで「スポーティ」な印象になります。

ステアリングとシフトノブもスポーツ感がアップしてカッコイイ! パドルシフトがあるのも、運転の楽しさがアップしていいですよね。

また、足回りの変更点についてはやや硬くなるものの、平常時から硬さを実感することはあまりありません。

平坦な道を普通に走っているときには安楽な運転を楽しむことができ、加速すると少し硬くなったかなということを実感します。

一番実感するのはワインディングだから、たまにスポーティな走りを楽しみたい方にはピッタリですね。

走りをより楽しめる仕様にしたついでに専用装備が付いてくる、しかもハンズフリーパワーバックドアまで! と考えると価格に対する印象も変わるんじゃないでしょうか?

“version L”

  • LEXUSロゴプレート
  • 本革シート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能・前後席シートヒーター)
  • 後席6:4分割可倒式シート(電動リクライニング&電動格納機能付)
  • AC100V・100W/センターコンソール後部

これまで”I package””F SPORT”の装備を紹介したときに共通と記載したものを除くと、上の四つだけになります。

完全に”version L”だけの装備というのは、案外少ないんですよね。

総合的な完成度は高いけれども特別感には欠けるし、一番需要がありそうなヘッドライト周りの機能は”I package”にも搭載されているということで、若干不遇な気がするパッケージです。

とはいえ、本革シートの機能はどのパッケージよりも充実しています。

また、アクセサリーコンセントを標準搭載しているのは、NXの中でも”version L”だけです。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

レクサスNXの各グレードの特徴・パッケージの内容などを見てきましたが、なんとなく個々人の評価も固まってきたのではないでしょうか。

そんな中、改めて各グレード・パッケージを独断と偏見で評価してみたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
NX300 ☆☆☆☆☆ 市街地を安定して走れる加速力の高さ、そして走る楽しさを感じたい方へ。
NX350h ☆☆☆ 通勤利用や、ゆったり流したい方へ。
パッケージ名 評価 こんな人にオススメ
“I package” ☆☆☆☆☆ ヘッドライト周りの機能を強化したい方へ。
“F SPORT” ☆☆☆ スポーティさを高めたい方へ。
“version L” ☆☆ 全体的な快適性、完成度を高めたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

NX300の評価

市街地を快適に走れて、たまに加速感を楽しめるというアーバンSUVとしての機能を一番よく果たしてくれているのが、NX300だと感じました。

スムーズな加速と、硬すぎずやわらかすぎずの足回り調整、楽しいけれど飽きが来ないような感覚すべてが「プレミアムなアーバンSUV」を名乗るのにふさわしいです。

NX350hの評価

ハイブリッド特有のスムーズな発進、静粛性の高さが魅力的。

思い切った加速をするとガソリンエンジンに比べてなんともいえない違和感というか、しなやかさに欠ける感覚がしてしまいますが、通勤に利用したりゆったりと流したり、淡々と走る目的にはとてもよく合うグレードです。

加速を楽しみたいならあまりオススメできませんが、そういうわけではなく効率重視という考え方なら、NX350hがオススメ!

要は用途と考え方なんですよねえ。

パッケージ別評価

ここからは、パッケージ別に評価をしたいと思います。個人的に一番オススメなのは、表を見たらわかるとおり「NX300 “I package”」、その理由を簡単に紹介しましょう。

そして、あなたなりの一番しっくりくる組み合わせを見つけるヒントにしていただければ幸いです。

“I package”

一番需要が大きいパッケージが、”I package”なのではないでしょうか?

スポーツ性能の高さなどは人によって需要が異なりますが、視認性の高さに関しては誰もが「出来れば高いほうがいい」と考えるものだと思います。

だからこそ、一番オススメできるパッケージなんです。価格も一番お得感がありますしね。

“F SPORT”

ガソリン車のNX300と組み合わせるのが前提のようなパッケージです。

300hに合わせてもいいかもしれませんが、それほど高くマッチはしないでしょう。

ガソリン車のしなやかな加速感覚とあわせることにより、走る楽しみをより高次元に持っていくことが可能になります。

価格は高くなりますが、”version L”と同じ価格でこれだけたくさんの追加変更があると考えるとお得感があるのではないでしょうか。

“version L”

完成度が高いパッケージなんですが、”F SPORT”と価格が同じということと、”version L”だけに搭載されるという特別な装備が少ないことがネックとなり、オススメはしづらいというのが正直な感想です。

もう少し特別感を演出するなど、わかりやすく「豪華版のパッケージですよ」というアピールがあれば買いやすいのかもしれませんね。

とはいえ、全体的な完成度が高いのは先述のとおりなので、ハイクオリティなパッケージを求めるなら買いですよ!

レクサス NX の総合評価

レクサスNXは、比較的購入しやすい価格帯の「プレミアム・アーバンSUV」です。

そう考えたときの「性能がぴったりハマっている感覚」と「デザインの秀逸さ」はとても高く、ほかのレクサスをも凌駕するほどの魅力が得られると感じています。

グレード選びによっては露骨に後悔したり、高く満足したり極端になる可能性が高いため、用途に応じてぴったりなグレードとパッケージを選びましょう。

 

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