レクサス ISをグレード別で比較!装備やパッケージは?選んで後悔しない選び方

レクサスIS

トヨタ アルテッツァ後継モデルとして2005年に登場した、レクサスIS。

静かで堂々とした雰囲気をまといながらも、アグレッシブな印象のあるプレミアムスポーティセダンとして上質な走りと快適な乗り味を実現した車です。

スッキリとしていながらも奥深さが感じられ、見ているだけでも面白いなあと思わされます。そんなレクサスISの特徴を、グレードごとに比較しながら紹介しましょう!

レクサス IS グレード表

グレード名 価格
IS300 4,700,000円
IS300h 5,150,000円(5,554,000円)
IS300 “F SPORT” 5,204,000円
IS300 “version L” 5,308,000円
IS350 5,599,000円
IS300h “F SPORT” 5,680,000円(6,385,000円)
IS300h “version L” 5,788,000円(6,192,000円)
IS350 “version L” 6,207,000円
IS350 “F SPORT” 6,303,000円
※()内にはAWD価格を表示し、表全体は2WD価格を基準に安い順に並べています。

グレードは大きく分けて3つ!

ガソリンエンジン車のIS300と、ハイブリッド車のIS300h、そしてガソリンエンジンを更にグレードアップしたIS350と、幅広い需要にこたえられる最低限度のパワートレイン設定という感じですね。

ただ、その中に素のパッケージと”F SPORT”、”version L”との3つが用意されています。

性能からグレード選びを行い、さらにパッケージをカスタムするという選ぶ楽しみと、わかりやすいグレード設定が非常にトヨタらしいのがレクサス全体の特徴です。

パッケージが豊富な分、価格差も結構開くため、自由に選ぶには予算に余裕が無いとキツイですねえ。

各グレードの特徴や違いを解説

レクサスISのグレード設定をザックリと語りましたが、実際各グレードにはどんな違いがあるのかが気になるところですよね。

特に、パワートレインの違い! IS300とIS350の差や、IS300hのハイブリッドはどんな感じなのか…。それらを重点的に語りたいと思います。

IS300

IS300は、2.0L直列4気筒インタークーラー付ターボエンジン搭載車です。

その最高出力は180kW/5,800rpm、最大トルクは350Nm/1,650~4,400rpmとなっています。

ターボエンジン搭載だけど、最大トルクの発生域から見るとやはり「コンフォートな走り」に向けた車だなあという感じがしますね。

走り始めて真っ先に感じるのは、立ち上がりの速さとスムーズさ。

アクセルを少し触れただけでグーッと走り始める感覚は、流石レクサスといったところでしょうか。

ほかのレクサスに比べて特筆すべき面白い走りをしてくれるかというとそうでもないかもしれませんが、レクサスとして正当に進化を遂げている安心感があります。

市街地を流しているときの信頼感と、高速道路を走っているときの充実感はとても高い! 日常を充実させてくれる車です。

高速道路に上り、さらにアクセルを踏み込んで加速してみると、ターボの存在を実感。

鋭い…というよりもアグレッシブな加速感覚が、我々の日常を吹き飛ばしてくれます。

ここからは非日常だと言わんばかりの走り、しかし非日常的過ぎることはなくどこか家の中にいるような安心した日常の香りも感じられる……。

IS300に乗れば、日常と非日常の境目をさまようことができるでしょう。

IS300h

最高出力131kW/6,000rpm、最大トルク221Nm/4,200~4,800rpmの2.5L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載したハイブリッド車です。

エンジンだけを見ると、排気量に比べて「なんだこんなものか」と思ってしまいますが、ここにモーターが加わるからこそのハイブリッド! 判断するのはまだ早い。

そんなハイブリッドの要とも言えるモーターの性能は、最高出力105kW、最大トルク300Nm!

発進時はこの最大トルク300Nmのモーターが車体をスムースに動かし、巡航速度まで速度を持っていってくれます。

気分と速度がノッてきたら、そこからはガソリンエンジンメインに切り替わり、モーターは補助に回り同時に駆動する。そこからが、この車の本番・真骨頂!

エンジンだけだと物足りない加速力をモーターが補い、高い静粛性を誇ったまま車の速度をグイグイと上げてくれます。

見事なまでのアグレッシブ・ランナー! 加速も気持ちいいが、ステアリングホイールを切る感覚がまた気持ちいい。

高い速度を保ったままコーナーを全力で駆けていくから、凄まじい。

タイヤの設置性が高いと感じられます。IS300hにだけAWDが用意されている理由が、よくわかる。確かに、この車はAWDの方がいいかもしれません。

好きな音楽を鳴らしながら、エンジン・モーター両方を使ってノリノリな走りを楽しみたくなるグレードと言えましょう。

ターボ車と同等かそれ以上の楽しさ、スポーツ性能というところが非常に魅力的だなあ。

IS350

IS350に搭載されるのは、3.5L V6エンジン! 最高出力234kW/6,600rpm、最大トルク380Nm/4,800rpmという、見るからにやる気満々の性能を持っています。

直4ターボ、ハイブリッドと来てV6……スポーティセダン見本市のようなラインナップですよね。

IS350のポテンシャルは、非日常を体感するのに十分なほどあるんです。

市街地走行とか高速道路の走行とかだけだと、持て余すほどに。

市街地巡航の快適度が高いとか、どっしりと構えた安心感のあるパワフルな走りをしてくれるとか、そういう点はIS300から正当進化したかのように感じられます。

日常の走行体験はとことん快適。

非日常は? ポテンシャルを全て解放するにはサーキットしか場所がありません。

解放してみると、全ての回転域において吹き上がりがものすごく小気味いい。アクセルを思い切り踏み込んだ瞬間にグッと体がシートに沈み込み、走行に必要な情報以外はインプットされなくなる。

圧倒的なまでの没入感、タイトな駆動力とその伝達力を味わいながらの走行は、官能的と言わざるを得ません。

高速道路の走行時に加速しても、似たような感覚を味わえますし、峠道などのワインディングも非常に楽しめます。

ポテンシャルの解放はサーキットでしか行えないけれど、どちらかというと一般道・高速道路を駆ける方が走りの好感度は高いです。

ポテンシャルを残しながら堂々と走るのは優雅さを感じるし、時折加速して非日常を楽しむという日常と非日常のシームレス感も楽しい。

V6だと身構えるよりも、IS300の乗り心地が進化したものと思って気楽な気持ちで乗りたい車ですね。

パッケージ紹介

性能から選び、パッケージを選ぶレクサスのグレード設定。選ぶ楽しみはこれからもまだまだ広がっています。

パッケージごとの詳しい装備内容は後述しますが、各パッケージがどのような特徴を持っているのか、概要だけ簡単に紹介しましょう。

“F SPORT”

エクステリアに専用装備を加えるなどして、スポーティな印象を強めたパッケージです。

日常的な走りの快適度を邪魔しない程度のスポーツサスペンションも搭載されるため、加速を楽しみたいときにも、「少しスポーティな走りを体験してみたい」というスポーティセダン入門として、も優秀なパッケージと言えます。

“version L”

インテリアの素材・機能装備などを強化した、豪華版パッケージ。

”F SPORT”のように明確なコンセプトに基づいたものというよりは、全体的に装備・機能を充実させたものといった雰囲気があります。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

“F SPORT”や”version L”という、装備をまとめたパッケージの概要を紹介しました。

スポーティな印象特化と、全体的な装備の充実度を高めたパッケージとがあるということでしたが、具体的にはどんな違いがあるのでしょうか?

装備の違い・特徴を、下記HPから一部抜粋して紹介しましょう。
https://lexus.jp/models/is/spec_price/equipment_list/is300/

全グレード共通標準装備

  • プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)
  • レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)
  • オートマチックハイビーム
  • レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
  • バックガイドモニター
  • ポップアップフード
  • SRSエアバッグシステム
  • LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)
  • オートライトシステム
  • フロントカップホルダー
  • 運転席・助手席独立温度調整オートエアコン
  • [ナノイー]
  • レクサスISプレミアムサウンドシステム
  • G-Link(3年間無料)
  • イルミネーテッドエントリーシステム

安全装備が充実しているように感じられますが、個人的に残念な点がひとつあります。

全車速追従ACCじゃなくてレーダークルーズコントロールが搭載されているのが、少し残念。

この価格帯の車なら全車速追従ACCが搭載されて然るべきだと感じるのですが、これは次回のモデルチェンジまでお預けなのでしょうか。

それ以外の部分は、先進予防安全装備が充実していてバックガイドモニターが搭載されるなど視認性も高く、とてもいいんですけどねえ。

SRSエアバッグシステムも、運転席・助手席デュアルステージ、運転席・助手席ニーエアバッグ、運転席・助手席サイドエアバッグ、前後席カーテンシールドエアバッグなど充実していますし……。

だからこそ残念。

ただ、レクサスISプレミアムサウンドシステムなどこだわる部分にはこだわられています。

G-Linkもオペレーターサービス・エージェントサービスなどが3年間無料だし、レクサスとして最低限守るべき約束事は守られているという感じでしょうか。

パッケージの装備比較

レクサスISの全車標準装備を見てきましたが、基本的に各グレードごとの装備の違いはありません。

ただ、IS350は他に比べてパッケージの内容に少し違いがある程度となっています。

そこで、素のパッケージと”F SPORT”、”version L”の違いを紹介しましょう。

“F SPORT”

  • F SPORT専用スピンドルグリル(メッシュタイプ)
  • F SPORT専用フロントロアバンパーモール(漆黒メッキ)&サイドガーニッシュ(ダークグレーメタリック塗装)
  • F SPORT専用リヤバンパー(ロアガーニッシュ)
  • スポーツサスペンション
  • NAVI-AI-AVS
  • フロント:対向4ポッドキャリパー・334mmスパイラルフィン式ベンチレーテッドディスク(高摩擦ブレーキパッド付)
  • フロント 225/40R18 88Yタイヤ&18×8J “F SPORT”専用アルミホイール
  • リヤ 255/35R18 90Yタイヤ&18×8 1/2JS”F SPORT”専用アルミホイール
  • ドライブモードセレクトスイッチ(ECO/NORMAL/SPORT/SPORT S+/CUSTOMIZE)
  • “F SPORT”専用TFT液晶メーター
  • “F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)&”F SPORT”専用ディンプル本革シフトノブ
  • “F SPORT”専用アルミ製スポーツペダル
  • フロント”F SPORT”専用ステンレス(LEXUSブラックロゴ)/リヤ:樹脂スカッフプレート
  • “F SPORT”専用ウェッジメタルオーナメントパネル
  • “F SPORT”専用ファブリック/L texスポーツシート
  • VDIM(アクティブステアリング統合制御付)-350のみ
  • LDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)-350のみ

専用装備の圧倒的多さ! エクステリアからインテリアまで専用のものが多く、なんだか嬉しくなってしまいますね。

”F SPORT”を選ぶことの特別感があり、思わず選びたくなります。内外装ともに洗練された雰囲気をまとい、スポーティな印象を得たため、どのグレードを選んでも加速を楽しみたいモチベーションが高まりますねえ。

内外装以外の専用装備を見ても、スポーツサスペンションやNAVI-AI-AVS、ブレーキ・タイヤ回りなどなどスポーティ走行用のものになっています。

特にタイヤからは、後輪を大切にしているのが伝わってきて好印象ですね。やはり、スポーティな走りをするときには後輪が重要ですから。

ちなみに、少し聞きなれないNAVI-AI-AVSというのは、低速時の高い乗り心地と、高速走行・コーナリング時の安定性を両立させる制御システムのことなんです。

プリクラッシュセーフティシステムと連動をしているため、危機回避時の減衰力を適切なものに設定してくれます。

車輪速度・出力トルクや車体の上下加速度・操舵量と方向に水平方向加速度などなどを協調感知・制御して、減衰力を常に最適に制御するというもの。

あまり大々的にこの機能をアピールしないんですが、実はすごい技術というわけですよ。

“version L”

  • 電動チルト&テレスコピック(オートアウェイ&オートリターン&メモリー機能付)
  • 後席サイドエアバッグ
  • フルLEDヘッドランプ(ハイビーム・三眼ロービーム)&LEDフロントターンシグナルランプ
  • 広角・自動防眩・鏡面リバース連動ラストメモリー付チルトダウン・メモリー・ヒーター付オート電動格納式ドアミラー
  • パワーイージーアクセスシステム(運転席オートスライドアウェイ&リターンメモリー機能)
  • 電動リヤウインドウサンシェード
  • フロント:ステンレス/リヤ:樹脂スカッフプレート
  • レーザーカット本杢(サペリ/ブラック)
  • セミアニリン本革シート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)

“version L”は、”F SPORT”に比べると追加変更が少ないと感じられますが、それは”F SPORT”が内外装のデザイン・パーツ変更が多かったからでしょう。

最上位パッケージとしては十分な追加装備があると言えます。

電動チルト&テレスコピックステアリングにはメモリー機能が追加され、ヘッドランプはフルLEDになり、ポジションメモリー機能付きのセミアニリン本革シートも搭載。

「シートの調整機構は?」と思うかもしれませんが、それは素のパッケージの時点で8Wayパワーシートが搭載されているんです。

質感も機能も高められ、まさに最上級パッケージ!

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

各グレードの性能とパッケージの装備を見てきましたが、どのグレードも実に面白いですよね。

プレミアムスポーティセダンとして求められるあらゆる需要に応え、あらゆる可能性を探求しているように感じられて、個人的にとても好印象。

そんなレクサスISの各グレードとパッケージを、独断と偏見で評価してみたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
IS300 ☆☆☆☆☆ 日常と非日常の境目を楽しみたい方へ。
IS300h ☆☆☆☆ ハイブリッドによる快適かつ楽しい走りを楽しみたい方へ。
IS350 ☆☆☆ スポーティな走りを楽しみたい方へ。
パッケージ名 評価 こんな人オススメ
“F SPORT” ☆☆☆☆ 特別感とスポーティさを楽しみたい方へ。
“version L” ☆☆☆ 快適性をアップさせたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

IS300の評価

個人的に、一番大きな価値を感じているグレードです。

性能はもちろんIS350の方が高いというのは言うまでもありませんが、価値があるのは「価格と性能のバランス」と、「日常感覚と非日常感覚のバランス」の二つなんですよ。

パッケージを選ばなければ470万円程度で購入可能、それにしては快適な走行感覚とスポーティな感覚の両立が素晴らしい。

非日常的な走りを楽しんでいるときにも、どこか日常らしさが感じられて完全に解離されていない点がさらに好印象なんです。

超高級ホテルはワクワクするし楽しいけれど、なんだか落ち着かないなあという方も多いと思います。たとえるなら、超高級ホテルにいるのに家にいるかのような落ち着きが得られるのがIS300なんです。

そのどちらの良さも併せ持っているからこそ、気軽に楽しくドライブできるでしょう。

IS300hの評価

IS300hは、ハイブリッド特有の走行感覚と吸い付くような4輪のAWDが選べる点が魅力的ですよねえ。

ハイブリッド車と言えども、スポーツ走行に特化しているため燃費を求めるより、両方の駆動系を同時に使ってガンガン走るのが楽しい!

ワインディングを思い切り駆け抜けたくなる感覚は、まさにスポーティセダンと言えます。

山道にも、アウトドアにも駆り出したいですねえ。

IS350の評価

V6のスポーツ性能が魅力のグレード。明らかにスポーティ特化な雰囲気を感じられ、ガンガン走らせると無条件に楽しめます。

日常よりも非日常に少し寄っている感覚だから、超高級ホテルにいるような落ち着きの無さを少し感じるかもしれませんが、ほかのスポーツセダンと比べるとまだまだかわいらしい方です。

レクサスが得意とする高い快適性も、落ち着きもしっかり残っています。

普段より少しスポーティな走りを楽しんでみたいという方には、オススメしやすいですね。

パッケージ別評価

各グレードの評価をしましたが、パッケージも独自に評価してみたいと思います。このグレードにはこのパッケージというのも、個人的な意見を交えて紹介しましょう。

“F SPORT” の評価

“F SPORT”を選ぶと、走りのクオリティと安定性が上がります。

スポーツサスペンションの硬さは不快な突き上げを感じる程度ではなく、程よく硬い。

普段は低速域の快適性をNAVI-AI-AVSなどを駆使して保持してくれます。

本当にスポーツ走行を楽しみたいときにだけ、しっかりとした硬さを感じることが可能だから、誰にでもオススメできるパッケージではないでしょうか。

IS350にも合いますが、案外IS300hにも合いますよ。

“version L” の評価

魅力的なパッケージだけど、”F SPORT”のインパクトを前にして影が薄くなりがち。

このパッケージは、シートポジションメモリー機能やセミアニリン本革シート、本杢などの快適性と質感を重視する方に選んで欲しいですね。

どのグレードにも合いますが、一番はIS300じゃないでしょうか。

レクサス ISの総合評価

レクサスISは、日常と非日常の距離感が絶妙な車だと感じました。

特にIS300のバランス感覚がとても良いんですが、全体を通してそういう傾向があるんですよね。

ワクワクするし楽しいんだけど、安心感・信頼感・落ち着いた雰囲気が内外装と走り全体から感じられ、飽きがきそうにありません。

マイホームのように、長く楽しめる車と言えるのではないでしょうか?

 

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