ミニバン全盛の世の中で、自分が気に入ったクルマを思いのままに乗り回したいと思っている人たちも多いのではないでしょうか。
最近では趣味性の高いクルマが少なくなってしまった中で、このホンダ・ヴェゼルは貴重な存在として独特の存在感を放っています。
見積もり結果


いきなりですが見積もり結果を先に紹介します。
車両価格で266万円に諸経費で25万円。
試乗車に付いていたエアロパーツを全て含めてもらったのでこの価格になりましたが、これを外せば随分とお買い得な価格だと思います。
【商品名】 VEZEL FF
【タイプ】X
【ミッション】MAT
【オプション】ナビSパケ
【型式】 DBA-RU1 5ドア 1,500CC
【車体色】ルナシルバーM
【内装色】ブラック
お支払い現金合計 | 車両販売価格 ④ | 諸費用合計 ⑤ |
---|---|---|
2,910,612円 | 2,657,828円 | 252,784円 |
(内現金) 2,910,612円
車両本体価格 ① | 2,093,200円 |
---|---|
▲ ② | 50,000円 |
車両店頭引渡価格 ①-② | 2,043,200円 |
付属品計 ③ | 614,628円 |
車両販売価格 ④ (①-②+③) | 2,657,828円 |
諸費用合計 ⑤ (⑨+⑪+⑬+⑭) | 252,784円 |
合計 ⑥ | 2,910,612円 |
内消費税等合計 (④+⑪ X 8%) | 200,768円 |
諸費用明細 ⑤
自動車税(9月~3月) | 17,200円 |
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取得税 | 40,100円 |
重量税 | 16,800円 |
自賠責保険料(37ヶ月) | 40,040円 |
任意保険料 | |
印紙代 | 200円 |
計 ⑨ | 114,340円 |
販売諸費用 消費税等込 | |
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車庫証明代行費用 | 16,740円 |
検査登録届出代行費用 | 23,760円 |
納車費用 | 0円 |
リサイクル資金管理料金 ⑩ | 380円 |
希望ナンバー | 11,664円 |
計 ⑪ | 52,544円 |
非課税 | |
預り法定費用(車庫証明) | 2,500円 |
(検査・登録・届出) | 6,100円 |
リサイクル預託金合計 ⑫ | 12,850円 |
計 ⑬ | 21,450円 |
諸費用合計⑤=(⑨+⑪+⑬+⑭) | 252,784円 |
付属品明細(消費税等込)
ETCセットアップ | 3,240円 |
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カンゲンワリビキ | -540円 |
フォグライトG | 17,280円 |
ライセンスフレーム | 4,752円 |
ライセンスフレーム | 4,752円 |
フロントグリル | 34,560円 |
Sロアガーニッシュ | 49,032円 |
EXPKGセットA | 51,624円 |
テールGスポイラー | 40,716円 |
LEGフォグ | 63,720円 |
RRガ-ニッシュ | 22,032円 |
フロアマットスタンタ | 28,944円 |
ラゲッジトレイ | 14,040円 |
SステップGARN | 40,068円 |
セレクトノブ | 11,772円 |
ドライブレコーダー | 31,104円 |
ナビ175VFI | 172,044円 |
ナビATT | 2,160円 |
ドアバイザー- | 23,328円 |
付属品計 ③ | 614,628円 |
点検パック | 51,450円 |
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延長保証マモル | 13,000円 |
計 ⑭ | 64,450円 |
リサイクル法関連費用
リサイクル預託金額(シュレッダーダスト料金) | 8,800円 |
---|---|
(エアバッグ料金) | 2,010円 |
(フロン類料金) | 1,910円 |
(情報管理料金) | 130円 |
合計 ⑫ | 12,850円 |
資金管理料金(消費税等込) ⑩ | 380円 |
合計 | 13,230円 |
以降、商談する前に知っておくことや、実際の見積もりの様子などを紹介しているのでご覧ください。

商談する前に知っておこう
皆さんは商談する際に、何か調べてから行っていますか?ここでは、値引き交渉する時に最低限知っておいてほしいことを3つ紹介します。
それは
- ヴェゼルの値引き相場
- ヴェゼルの競合車種
- ヴェゼルの納期について
以上の3ポイント。
早速1番の値引き相場ですが、車両値引きで10万~15万という口コミが多いです。
ただ、20万値引きが実現したという報告もありますので、時期や高所次第ではもっと値引きしてもらえるのかもしれません。ただ値引き目標額としては、とりあえず10万を目指して交渉していくことが大切になってくるでしょう。
2番目の競合車種についてですが、マツダのCX-3などが挙げられます。
新車価格で比較してみると、CX-3は237万円。ヴェゼルが192万円スタートとなっているので、40万近くCX-3が高いです。
このポイントを上手く使って、「この値段だったら、もうちょっと奮発してCX-3買った方が良いのかなあ」なんて言ってみるのも面白いかもしれません。
最後に3番目の納期についてです。1か月~2か月程度だという報告が多いですね。
これについても、時期は非常に感消してきますが、「2か月はかかるのかなあ」と考えていたほうが良いです。あまりにも長い納車期間だったら、値引きに付け込んじゃいましょう!
ディーラー到着、実車確認

そしてやっと実現したホンダカーズ訪問。
普段街中では見かけるものの、実際に触れてみたことが無かった自分にとっては実に楽しいひと時になりました。

内外装とやり取りを紹介!



一番目立つフロントマスクはクルマの個性を決める重要な部分です。
ヴェゼルもオデッセイやレジェンドにも通じる、最近のホンダ車によく見られるデザインになっています。ホンダの場合、「ソリッドウイングフェイス」といって、大体似たような感じにしてきているそうです。
今トヨタが一緒にしているのと同じで、パッと見ホンダだと分かるような外見になっているとのこと。
リアに注目すると、後部にかけて大きくうねって流れるラインが特徴的。このクルマの性格を表すような躍動感を感じさせてくれています。
一見すると後部ドアのハンドルが見えないような処理がされていることによってクーペのようにスポーティに見せているのも、このクルマの大きな特徴になっています。
小振りながらも小気味よさを感じさせるSUVらしさ一杯のデザインですね。ここで1つセールスマンとの会話を紹介します。


荷物容量もフル乗車時でも約400リッターありますし。サイズ的に競合すると言えばCX-3とかになりますね。ただ日産のジュークよりは大きいので広さもありますし、このコンセプト自体がミニバンの収納力と、あとSUVの運転感とクーペのユーティリティを入れたものになっています。
敢えてハイコンフォールにしてコックピットに座っているような形のものにして、運転席と助手席の空間を敢えて分けているとか。
まさに、街乗り様として『丁度いい大きさ』です。

室内に関して

助手席とは完全に分離した運転席はタイト感があるスポーツ感覚あふれるもの。
写真では分りにくいものの、サイドミラーも大型でSUVらしいものが使われています。グレードによっては明るい茶色の内装パネルが選べるタイプもあります。
シンプルなメーター類はアナログタイプ。左にタコメーター、右側には燃料計を始めエアコン情報が表示されています。

インパネの上部やセンターコンソールのサイドにはソフトパッドで覆われており、このクラスのクルマとしては満足いく質感を感じさせてくれます。
エアコン操作は静電式のタッチパネルで最近の流行に沿ったもの。センターコンソール部には2個のUSB端子やHDMI端子も備えられていて、機能的にも満足の行く仕様になっています。
助手席の前にもソフトパッドが多用されていることでプラスチック感が払しょくされているところは嬉しいところ。

ホンダご自慢のセンタータンクレイアウトの効果によって、後席の足もとのスペースも十分に確保されています。
SUVらしく、後席をフルフラットに出来たり、跳ね上げられたり、空間を自由に使い分けられるのも、このクルマの大きなメリットになっています。
ユーティリティの高さを示す広いカーゴスペース。
セカンドシートを折り畳めば長尺モノでも積めてしまうのはSUVとしては重要なスペックですが、フロアが低くて高さ方向にも余裕あるサイズになっています。
これもフィットがベースとなるセンタータンクレイアウトのお陰とのこと。後席を倒してしまえばフルフラット状態になり、使い勝手の良さは抜群です。




大きなテールゲートスポイラーがこのクルマ独自の雰囲気を盛り上げます。
空力的だけでなく、スポーティさを感じさせるデザインが嬉しくなってしまう部分ですね。



25万円だすと、エアロパーツが追加され、もっとかっこいいデザインになっています。
ガソリンとハイブリッドどっちがいいの?
ヴェゼルにはハイブリッド車もあるため、ガソリン車で良いか迷ってしまいますよね。
インターネットでどちらが良いのか調べて見ても、信憑性が無い情報ばかりです。今回はこの悩みを解決するためにも、しっかりと聞いてきました。会話形式でご覧ください。








価格差でペイできないんだったら、正直ガソリン車でいいですよね。それ以外に何かハイブリッドを選ぶ理由が無いのであれば、ガソリン車の検討で間違いないと思います。
ハイブリッドと装備の違いは?

ハイブリッドの装備と比べると、意外とお客様が欲しい装備はハイブリッドには最初から付いていて、ガソリン車だと後付けできない装備というのがあるんですよ。なので、そこを見比べて頂くと、「そしたらやっぱりこっちかな」っていう風になる方が多いです。


正直見た目は全然変わらないので、ガソリン車で十分だと感じました。
見積もりと値引きについて
いよいよ本題の値引き交渉についてです。商談はどんなものだったのか、実際のお話を会話形式で紹介していきます。

私、ちょっと悪趣味かもしれないけど、いろんなところに行ってみるんです。出来るだけ色んなセールスマンと話をしてみたいんで、いろんなところに行って話を聞くんです。ホンダもここで4件目で。


勿論どこのホンダさんに行っても値引きの話はするんですけど、この価格自体が企業努力をして出しているものなので、これ以上車体で下げるのはちょっと難しいですと言われるところばかりですね。聞いても5万円から10万円、良くても15万円というところで提示されるんですけど。

それを知ってからは、お客様には納得いただくのは難しいんですけど、そうでないところで満足して頂いて買っていただくように努めてはいるんですけど。



それで普通、どのくらいの値引きだったら行けそうな感じですか? 本当に買う時は、もっといろいろと話をさせてもらいながら削れるところは削ったりはすると思うんですけど、今日はまだ一回目なので。

その時であれば5~10万円位であれば何とかなりそうに思います。あと3月の決算期とか。登録する都合もあるので、2月頃には本格的に選び始めて、3月になれば本当に決めて頂けるという状態であれば、おそらく15万円とか。



以上が交渉の現場になります。1社だけ20万円とか30万円とかあったりすると私も不安に思うのですが、みんながみんなちゃんと同じことを言っているようで安心しました。見積もり結果は上に公開していますので、ご覧ください。

まとめ
コンパクトながらSUVらしさは損なわれていないヴェゼルが良く売れている理由が良く分かりました。
街中が中心になるとはいえ、こうして違った雰囲気のクルマに乗ってみるのもオシャレでいい感じですね。女性に人気があるというのも良く理解できます。
トヨタが新しく発売するというCHRとも見比べて決めようと思いますが、ユーティリティの優秀さだけは、このヴェゼルには敵わないのではないでしょうか。いずれにせよ近々比較してみるのを楽しみに待っているところです。
 
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