雪国でおすすめできるSUVとできないSUV

間もなく訪れる冬、日本は豪雪地帯を持つ国土にあり、雪に強い車が様々な地方で必要とされています。特に北海道、東北地方は雪国の特徴が顕著に表れており、必要とされている車の種類も特色が表れます。

車の種類は色々ありますが、その中でも雪国で重宝されるのはSUVやクロカンといった4WDを搭載し、積雪でも車体が高く走ることができることが求められる条件です。

今日はそんなSUVでも雪国でもおススメできるSUVとできないSUVのそれぞれの売れ行きを見ながら理由を解明していきたいと思います。

雪国でおすすめできるSUV3選

まずここでは雪国でおすすめできるSUVを紹介していきます、以下の3つは雪国以外でも売れ行きが好調な車種ですが、雪国においては群を抜く人気である。

その所以は最新技術の4WDと安全性能にあるのでそれぞれの特徴を見ていきましょう!

エクストレイル

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エクストレイルの4WDは「ALL MODE 4×4-i」を搭載したハイブリッドがあります。これはセンサ-を駆使しアクセルやステアリングなどの状態をコンピュ-タ-で把握してくれます。

これにより前輪・後輪のトルクバランスを細かくコントロールしてくれるため、運転が得意でない方が雪道を走っても安心して乗ることができるのです。

エクストレイルはあらゆる路面状態であっても変な挙動を起こしにくいのです。突然の積雪路に見舞われてもアンダ-ステアやオーバーステアにはならず、コ-ナ-を立ち上がっていきます。

またアクティブドライブコントロ-ルで雪の氷でデコボコした路面の振動も抑え込んでくれるので初心者でも不安を受けることなく、また熟練者は雪道でも静かな走りを体感することができるのです。

これらの成果から、エクストレイルは道路公団の様な過酷な状況でも出動しなくてはいけない職種では「エクストレイル」を採用している所が多いのです。

エクストレイルは初心車~熟練者まで誰もが納得する車と言えるです。

アウトランダー

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アウトランダーは4WDのスペシャリストでもある三菱自動車の車です、三菱はパジェロやデリカなどのミニバンをはじめ、ギャランなどの乗用車にも4WDを搭載する、フルラインで8種の4WDでもお馴染みの信頼のおける4WDです。

アウトランダーの魅力の一つは、とにかくコストパフォ-マンスがいいということです。雪道で必要な制御システムをオプションで追加しても8万円程度、車両価格で見ても300万以下で抑えることができます。

アウトランダーの4WDはリアのデフ前に配置している電子制御式のカップリングによりトルク配分をおこなっています。

またS-AWCをオプションで付けることで、フロントデフの差動を電子制御するAFD(アクティブ フロント デフ)や電動パワ-ステアリングとブレ-キを最適に制御するAYCを追加した高度な制御システムが備わります。

電気制御と聞くと本格的な4WDよりも制御性能が劣るという印象を受ける方もおおいと思いますが、アウトランダーはドライブセレクターで2WDと4WDの切り替えができますし勿論AUTOでもOKです。

本格4WD並みに4WDロックモードも備えていて、三菱の電子制御4WDは今までの機械式4WDとは一線を画しています。

雪道でもスタックしそうな状況に陥った際にはトルク配分を後輪に向けるので脱出性に優れる他、低速から高速まで低燃費も意識した走行を実現したのであります。

CX-5

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マツダといえばスカイアクティブエンジンというイメ-ジが強いですよね。マツダは進化を遂げて、今や新しいAWD(=電子4WD)の形を物にしたメ-カ-であります。

その新しい形が、「i-ACTIVE AWD」である。
これは俗にいう「パッシブ・オン・デマンド」(主に前輪の空転の回転差を利用して後輪に駆動を伝える)の欠点である必要に応じてAWDになる為、前輪の空転を受けてから後輪が駆動するのでタイムラグが生じてセンタ-デフ式に比べて劣ってしまう。

その欠点を払拭させてセンターデフ式に勝る機能を備えたのが「アクティブ・オン・デマンド」です。これは前後車輪の間に電子制御カップリングが備わり、更にカップリング内には多板クラッチを装着しているので、クラッチの圧着状況で2WDとAWDを制御できるようになったのです。

また「i-ACTIVE AWD」は多くのセンサ-からの情報を分析して、走行状態や路面状態を検知する、その結果「予兆制御」を実現しました。

ここからがCX-5の凄さ!
これ「予兆制御」を実現したことで、雪道に車が乗るとセンサ-からの情報で路面状況が変わったことを検知して前後車輪に最適な駆動力を配分してくれる。

またこの予兆制御は2WDでは不可避的に発生する微妙な駆動輪の空転もゼロに近づけることができる為、2WDよりも優れたAWDが実現できて燃費向上にも役立っているのです。

雪国でおすすめできないSUV3選

ここからは雪国ではあまりおススメできないSUV3車種をご案内していきます。

ハリアー

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トヨタの高級SUVのハリア-、走行性能や乗り心地は価格が高いこともあり申し分はありません。4WDも「ダイナミックトルクコンロ-ル4WD」で前輪駆動と4輪駆動状態を電子制御によって自動的に切り替えるシステムを搭載しています。

通常は前輪駆動ですが、発進時の路面状況に合わせて最適なトルクバランスにします。車がコーナーリングで膨らむ時はブレ-キ制御と協調させて安定した旋回ができるようにコントロ-ルします。

またハイブリッドはE-Four制御で操縦安定性を確保してくれます。しかしハイブリッドのE-Fourはあくまでもモ-タ-で補助的に制御します。雪道を本格的に走るのであればガソリン車と選択する方が良いです。

ハリア-に関しての性能も雪国では十分発揮できますが、エクストレイルなどの「雪国で売れているSUV」と比較すると価格が100万円近く高くなります。

性能的には劣っていないが、高級志向であるハリア-は何かとコストパフォ-マンスが悪い印象を与えてしまっているようです。

ヴェゼル

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ホンダはCR-Vが無くなり、SUVはヴェゼルのみとなってしましました!ヴェゼルは2年連続SUV販売NO1を獲得しているので、雪国での評価も上々?と思いますが、現実はうまくいかないようで「雪国でおススメできないSUV」にランクインです。

まずヴェゼルはAWD(4WD)を選択してもらえば除雪が弱い地域の道路でも十分走行能力は備えています。

ヴェゼルのAWDはリアルタイム4WDなので前輪が滑り出したら後輪のトルク配分を上げてきます、なので雪道においても制御はしやすく燃費も向上します。

ではなぜヴェゼルが雪国でおススメできないのか?

1つの理由としては馬力が低いことが言えます。
ヴェゼルの馬力は130PSに対して、エクストレイルは147PSとなります。毎日乗車する雪国の方たちにはこの微妙にも見える馬力差がストレスに変わるのです。

2つ目の理由はFF→AWDへの価格差が高いことと、やはりヴェゼルの2WDでは雪国走行に不安を覚えることです。価格差は20万円程度ですが、AWDにしないと馬力も弱いことから雪国の走行に不安を感じるオ-ナ-が多いこともおススメできない要因となっています。

XV

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スバルのXVはインプレッサの派生モデルとして進化している車種です。そもそものコンセプトはオンロ-ドからラフロ-ドまで走れるライトSUVを狙って作られています。その為車高を高くすることで悪路走破性を高めていて雪道に最適ともいえます。

エンジンもスバルの水平対向エンジンで燃費効率を高め、馬力も150PSと申し分ありません。4WDも「アクティブトルクスプリットAWD」という電子制御を搭載しており、前輪60:後輪40のトルク比を滑り具合で50:50まで配分調整することができる。

また通常トルク配分は60:40とスポ-ティ-な仕上げになっているので雪道での高速走行においても効果を発揮できます。

ではなぜXVは雪国でおススメできないのか?
その理由の一つとしてはSUV根本の話になるが、インプレッサ派生の車なので車内が小さい、コンパクトな印象を受けてしまうことです。

特にスキ-やスノボを良く滑るオ-ナ-にとっては4人で行く時などには不便さを感じてしまいます。

もう一つはセッティングです。
スバルらしさですが、セッティングがスポ-ティな印象です。

トルク配分なども前輪のトラクションを稼ぐようにセッティングになっているので、雪道という観点で言えばあまり必要性を感じないのであります。

雪国の中古車データから、よく売買されている中古車を調べてみた

ここで紹介したSUVは6車種でしたが、実際にはもっと数多くの車種が市場に出回っています。雪国においてどのくらい出廻っているのかを中古車情報で拾ってみてみましょう!

北海道 青森 岩手 秋田 山形 福島 宮城 7県平均
FJクルーザー 21 2 2 0 2 10 4 5.9
ハリアー 54 6 6 3 9 13 29 17.1
ハリアーHV 2 1 1 0 0 0 1 0.7
ランドクルーザー 38 6 2 0 1 0 2 7.0
ランドクルーザー・プラド 123 11 10 2 7 20 29 28.9
エクストレイル 288 19 32 18 35 32 60 69.1
エクストレイルHV 25 0 0 0 1 0 1 3.9
ジューク 46 45 5 3 6 14 16 19.3
ヴェゼル 10 1 0 1 3 2 8 3.6
ヴェゼルHV 26 3 6 3 4 4 16 8.9
エクシーガ・クロスオーバー7 30 5 8 5 4 5 9 9.4
スバルXV 5 4 5 1 5 3 2 3.6
スバルXV HV 2 0 0 0 3 3 2 1.4
フォレスター 115 28 16 9 14 9 31 31.7
レガシィ アウトバック 33 6 12 7 4 6 17 12.1
CX-3 11 0 2 3 2 2 4 3.4
CX-5 45 11 9 5 8 6 27 15.9
SX4 S-CROSS 1 0 0 0 0 0 1 0.3
エスクード 41 1 4 2 3 2 14 9.6
RVR 7 1 2 2 0 1 3 2.3
アウトランダー 38 8 9 3 5 10 13 12.3
アウトランダーPHEV 2 0 3 3 4 9 4 3.6
パジェロ 43 3 7 2 7 13 12 12.4
カーセンサーからデータ使用
分析日 2016/10/18

結果を考察

雪国でのSUVの人気車種は北海道の中古車市場をみれば一目瞭然ということがわります。とくにエクストレイルの北海道・東北地方の中古車数は他の車種と比較しても群を抜いて飛び出ています。

北海道で支持されている=雪国でおススメできる車種ということで間違いないようです。

また雪国でおススメできないランキングにランクインしたヴェゼルも宮城県ではよく出ているようです。やはり宮城まで下がると雪の量も少なくなるので、乗りやすいライトSUVの需要が高まる傾向が見えてきます。

雪国でオススメ出来るエクストレイルのことをもっと知りたい方は必見!下記ページにて、エクストレイルの装備や特徴を詳しく紹介しています。
>エクストレイル グレードの違いを分かりやすく解説。相性の良いグレードを探せ!

雪国SUVまとめ

ここ最近販売されているSUVは全体的に見て電子制御の4WD(AWD)を採用しており、初心者や運転が不慣れなドライバ-が運転しても電子制御で安心して運転できる安全性能を備えています。

その為、今回紹介したどの車種に乗っても4WD(AWD)であれば雪国は問題なく走りぬけることができるのです。

最終的な決断の要因は、価格や車のサイズが結局のところです。どの車を買うか決めるのはあなたです、折角欲しいSUVならば、スタイルや内装、オプションであなたが欲しいSUVを探してみてください。

 

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