フォルクスワーゲン Sharanのグレードを比較!装備に違いはある?

フォルクスワーゲン Sharan

VW Sharan(シャラン)、名前がなんともかわいらしくて面白いですよね。

可愛い名前をしているけれど、中身を見てみると実力派な実用車。なんて言ったってミニバンですからねえ。

フルサイズミニバンだけど、大きさを感じさせないようなシャープで高級感あるデザインと、取り回しの良さや見切りの良さが人気の車です。

1995年に登場して以来、販売終了を経て2018年4月現在は2代目。

フォルクスワーゲンのラインナップにおいて若干不遇な車と言えますが、だからこそ知る意味がある! Sharanの良さを、グレードごとに紹介しましょう。

フォルクスワーゲン Sharan グレード表

最初にSharanのグレード表を見てみましょう。

グレード名 価格
TSI Trendline 3,649,000円
TSI Comfortline 3,999,000円
TSI Highline 4,744,000円

グレードは全部で三つですが、VWを知る人間からするとそれぞれの違いがグレード名を見ただけでなんとなくわかりますねえ。

TSIという名前が付いているグレードしかないということは、パワートレインは一つだけと予想が付きます。

ただ、全体で100万円近い価格差があるため装備の違いはそれなりに大きいという予想もつくけど……。

さあ、実際のところは?

各グレードの特徴や違いを解説

グレード名と価格差から、各グレードの特徴をある程度予想しましたが、実際のところはどうなのかが気になるところです。

詳しい装備内容は後から見るとして、各グレードがどのような特徴を持っているのか、概要だけお話します。

TSI Trendline

予想通り、パワートレインは全グレード共通しています。

シャランに搭載されているのは、直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジン。

その最高出力は110kW/5,000~6,000rpm、最大トルクは250Nm/1,500~3,500rpmです。

排気量で言えば1.4L程度のもので、1830kgもの巨体が動くのかと不安にさせられます。

ただ、一度乗ってみるとその不安は解消されますよ。高速道路での追い越しや、上り坂の途中で加速するなどの状況以外だと、快活かつスムーズに走ってくれます。

問題が無いどころか、運転する楽しさをしっかり感じさせてくれるんです。

特に、スポーツモードにすると「これはスライドドアのファミリーカーなのか? ミニバンか?」と考えさせられるし、加速も気持ちいい。

人と荷物を乗せての実用ももちろん、運転自体を楽しむ目的にも使えます。

乗り心地の良さも、流石VW! と拍手したくなるくらい良い。ドイツ車らしく、しっかりとした乗り心地をたたえていますよ。

TSI Comfortline

Comfortlineは、アダプティブクルーズコントロール(ACC)など、先進予防安全装備や運転支援機能が充実したグレードです。

「コンフォート」という名前通り、シートバックテーブルなどの快適装備も追加されています。安定性と快適性を求める人のためのグレードと言えるでしょう。

TSI Highline

Highlineは、アルカンターラ&レザーシートなど、内装の質感を向上させながらも、実用性を更に強化したグレードです。

実用性強化という面でComfortlineと被っていますが、グレードを選ぶときには「どれくらい実用性を重視するか」のレベルを考えれば良いでしょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

各グレードの特徴を概要だけ語りましたが、詳しい装備内容が気になるところです。

最大100万円以上の価格差があるからには、しっかり装備の差があって欲しいですよね。

差が小さければベースグレード優位ですが、どうなんでしょうか?

下記HPから装備表をダウンロードして、装備を一部抜粋して見てみましょう。
https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/sharan.html

全グレード共通標準装備

初めに全グレード共通装備を紹介していきます。

  • スタティックコーナリングライト
  • ドライバー疲労検知システム”Fatigue Detection System”
  • パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ)
  • オプティカルパーキングシステム
  • プリクラッシュブレーキシステム”Front Assist”(シティエマージェンシーブレーキ機能付)
  • フロントエアバッグ(運転席/助手席、助手席エアバッグカットオフスイッチ)
  • ニーエアバッグ(運転席)
  • オートライト
  • フォグランプ(フロント/リヤ)
  • 可倒式シート(助手席)・分割可倒式シート(2列目、スライド&リクライニング機能)
  • 分割格納式シート(3列目)
  • センターアームレスト(前席)
  • オートホールド機能
  • Blue Motion Technology(Start/Stopシステム、ブレーキエネグリー回生システム)
  • 電動パワーステアリング
  • エレクトロニックパーキングブレーキ

安全装備はComfortlineで追加されるものもありますが、標準装備だけでも充実しています。

特に、必要性が高いものは揃っているからベースグレードでも安全に運転できるでしょう。

予防安全も衝突安全も両方完成度が高く、特に衝突安全装備に関してはほぼ全部が全車標準装備です。

オプションと言えば、ひとつだけ、チャイルドシートがHighline限定オプションになっているくらいですから。

また、個人的にはシートアレンジ豊富なのがSharanの魅力だと感じています。

3列目シートを使用しないときには、レバーを一つ操作するだけで収納可能。

荷室の延長となり、フルフラットな空間が出現します。この状態のラゲージルームの奥行は130cmと広大!

5人乗りしかしないなら、むしろお得かもしれないと感じさせてくれますね。7人乗りをするのもいいけど、5人乗りで荷物をたくさん載せる方が個人的には好きです。

2列目シートは独立型、レバーひとつでアレンジができます。

片方だけ倒したり、スライドさせてみたり、用途に合わせて幅広くアレンジ可能。

日本車が得意とする荷室の使い勝手の良さを、VWもしっかり実現しています。これには、ミニバン愛好家の日本人もニッコリですね。

TSI TrendlineとComfortlineの装備、特徴、異なる点

続いてTSI TrendlineとComfortlineの装備を比較してみましょう。

TSI Trendline TSI Comfortline
  • クルーズコントロール
  • 205/60R16モビリティタイヤ
  • 6.5J×16スチールホイール(フルホイールキャップ付)
  • アダプティブクルーズコントロール”ACC”(全車速追従機能付)
  • リヤビューカメラ”Rear Assist”
  • ダークティンテッドガラス(リヤ/リヤ左右、UVカット機能付)
  • スマートエントリー&スタートシステム”Keyless Access”
  • シートバックテーブル(運転席/助手席)
  • シルバールーフレール
  • スポーツコンフォートシート(運転席/助手席)
  • パワーシート(運転席<リクライニング>)
  • パワーランバーサポート(運転席)/ランバーサポート(助手席)
  • シートアンダートレー(運転席/助手席)
  • シートバックポケット(運転席/助手席)
  • 215/60R16モビリティタイヤ
  • 6.5J×16アルミホイール(10スポーク)
※両グレードで異なる装備を集めました。

表を見たらわかる通り、Trendline特有の装備と言うのはありません。

ただ、ACCの代わりに通常のクルコンが搭載されているとか、アルミホイールじゃなくてスチールホイールが履かされているとか、そういう程度のものです。

ただ、全車標準装備が充実しているため、特に不足感はないでしょう。通常のクルコンも、搭載されているだけ嬉しいですしねえ。

Trendlineが劣っていると考えるのではなく、Comfortlineが特に充実していると考えるべきでしょう。

実際、Comfortlineの充実度は高いです。しかも、追加される装備のどれもが実用性の高いもの。

実用性をメインに考えるミニバンにはとてもよくハマるグレードと言えます。キーレスアクセスは、今やファミリーカーには無くてはならない機能ですしね。

ほかにも、シートバックテーブルがあれば2列目に座る子供は大喜び! ドリンクや本、ゲームを置くなどして遊べますから。

もちろん、運転席や助手席もパワーランバーサポートなど充実していて、どの席も快適度が高いです。

快適に乗れる、快適に使えるミニバンとしてとても重宝するのではないでしょうか。ルーフレールの追加により、用途も広がりますしねえ。

TSI Highline装備、特徴、異なる点

今度はTSI Highlineの装備について見ていきます。

  • ダイナミックコーナリングライト
  • ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)
  • リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
  • バイキセノンヘッドライト(オートハイトコントロール機能付)
  • ヘッドライトウォッシャー
  • ヒーテッドウォッシャーノズル(フロント)
  • パワーテールゲート(挟み込み防止機能、”Easy Open”機能付)
  • アルカンターラ&レザーシート
  • シートヒーター(運転席/助手席)
  • 225/50R17モビリティタイヤ/7J×17アルミホイール(5スポーク)

Highlineは質感の向上もありますが、しっかり実用性も高くなっているところがいいですよね。

どちらかと言えば実用性メインと言えます。シートヒーターが搭載されているのが個人的に気に入っているところです。

ミニバンとしての実用性を語るなら、パワーテールゲートも外せませんよね。

たくさんの荷物を抱えているときにテールゲートを手動で開けるのは、何気にストレスになります。電動で開けられたら、荷物の積み下ろしがとても捗りますねえ。

他にも安全機能の追加がありますが、安全機能に関してはComfortlineにもオプション搭載させることが可能です。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

VW Sharan(シャラン)の特徴を見てきましたが、この車は走りはドイツ的、実用部分は日本的と言えるかもしれませんねえ。

1995年に登場し、1999年に一度日本販売が終了しましたが、その後しばらくして再登場したのも納得です。

そんなシャランを、グレードごとに評価してみたいと思います。自分にとって良い一台を見つけましょう!

グレード名 評価 こんな人にオススメ
TSI Trendline ☆☆☆☆ 豊富なシートアレンジを楽しめ、運転を楽しめるミニバンが欲しい方へ。
TSI Comfortline ☆☆☆☆☆ ACCが欲しい方へ。
TSI Highline ☆☆☆ パワーテールゲートが欲しい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

TSI Trendlineの評価

シャランの良さは、シートアレンジが豊富なところと運転が楽しいというところです。

日本のファミリーカーと言われるものは、運転の楽しさを犠牲にしている傾向があります。

もちろん、価格帯を低くするために必要なことですが、実用も運転も楽しみたいという人も多いでしょう。

そんな人の受け皿となるのが、シャランだと思います。

出来れば価格は低い方がいいが、両方楽しみたい。そんな欲張りさんのためのTrendlineと言えるのではないでしょうか。

TSI Comfortlineの評価

Comfortline以降は、何かひとつの装備の有無だけで選んでもいいと思います。

Comfortlineなら、ACC。この装備があるだけで高速道路の巡航が圧倒的に楽になりますからね。

実用を考えるなら出来ればあった方がいいし、通勤利用するなら絶対あった方がいいと思います。

疲れるところは楽をして、楽しみたいときのために体力と気力を温存しましょう。

また、ACCだけを理由に買ったとしても、たくさんの「使える装備」があるからコスパもいいです。一番積極的に勧めやすいグレードと言えるのではないでしょうか。

TSI Highlineの評価

パワーテールゲートという、ミニバンにとって大事な機能を追加したグレードです。

それだけで購入価値があります。考えることはふたつだけ、パワーテールゲートが必要かどうか、そして予算の都合がつくかどうか。

最上位グレードにパワーテールゲートを持ってきたVWは、商売上手かもしれませんねえ。

この装備が無いと、Highlineは完全にComfortlineに食われてしまいかねませんから。

フォルクスワーゲン Sharanの総合評価

フォルクスワーゲンSharan(シャラン)は、VWの中だと売れにくい車だとは思います。

しかし、日本人にとっては日本のミニバンに飽き飽きした方の受け皿にぴったりな車なんです。高めのファミリーカーは日本にもありますが、それらと肩を並べる存在と言えるでしょう。

運転の楽しさを実用性と同じくらい大切にしているなら、Sharanはオススメ。

あとは、装備と価格のバランスを見て、自分に合うグレードを決めましょう。

 

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