なぜTXが人気?ランクルプラドのグレードごとの違いから見えてきた”リアル”な部分

なぜTXが人気?ランクルプラドのグレードごとの違いから見えてきた”リアル”な部分

ランドクルーザープラド(以下、ランクルプラド)は、現行モデルの登場から早11年。

町中で見る機会は増えてきていますし、魅力を感じてついつい目を奪われる方も多いと思いますが、リアのエンブレムを見てみるとほとんどが”TX”の場合が多いはず。

性能的には上級グレードの”TZ-G”が良いからこそ、

「なんでランドクルーザープラドの”TX”に乗っている人が多いんだろう…」

なんて思いませんか?

そこで今回は、なぜ街中を走るランクルプラドの殆どがTXなのか、それぞれのグレードの特徴を比較しながら紹介していこうと思います。

ランクルプラドに乗りたいけど、グレードはどうしようか悩んでいる人も、是非参考にしてみてくださいね。

なぜ『TX』を選ぶ人が多い?その理由は”日本ならでは”のことだった!?

なぜ『TX』を選ぶ人が多い?その理由は”日本ならでは”のことだった!?

冒頭でも軽く触れましたが、ランクルプラドのグレードは基本的に『TX』『TX”Lパッケージ”』『TZ-G』の順で装備が充実しているのですが、街を走るランクルプラドを見てみると圧倒的に”TX”のことが多いです。

でも、実はこれって超単純な理由からだったんですよ。

TZ-Gの最大の特徴となる”悪路走破性”は日本の道路事情には必要なし?

結論から言うと、ランクルプラドのTZ-Gの最大の特徴である、以下のような悪路を走破するための装備って日本の道路で使うシチュエーションがほとんどないから。

ランクルプラドのTZ-Gのオフロード標準装備、オプションでさらに装備をついかすることができます

確かにランクルプラドは本格的なクロカンモデルと言うことで、「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を実現した装備が充実していくことはもはや必然的です。

しかし、日本の道路事情でオフロードを運転するシチュエーションって、例えば道なき山を走り抜ける位しかないんですよね。

つまり、上記のような悪路走行に役立つ装備があっても使いきれないため、街乗りで充分した快適性を持つTXを選んでしまうことが多いってワケです。

そう考えると、よほどのことがない限りTXを選んでおけば後悔はしにくいと思えませんか?

(もっと言うと、後ほど触れるTX”Lパッケージ”のエンブレムがTXと表記されるのも一つの理由でもありますね)

他にもTXとTZ-Gのグレードごとの装備は何が違う?

とは言え、実用性重視のTXとTZ-Gで比べてみると意外と車内の快適性を高める装備が充実しているのも事実。

左:TZ-G、右:TX"Lパッケージ"それぞれの装備の比較

※左:TZ-G、右:TX

中でもわくわくする装備としては、チルト&テレスコピックステアリングやセンタークラスターモジュールスイッチと言ったコックピットのような感覚を味わえる運転席回りや、ラゲッジスペースのコンセント。

そして、オプションとなりますがクールボックスも便利ですね。

そう考えると、単純に悪路走行だけではなく車内の豪華さで選ぶ価値は十分にあると言えるのではないでしょうか。

TZ-Gは”ランクル”らしいオフロード性能を求める人向けのグレード

とは言え、TZ-Gの本来のイメージは、オフロードの運転自体が趣味な人向けのグレード。

例えばアウトドアが趣味のような方であれば存分にランクルプラド本来の機能を体感しやすいと思います。

逆に基本的には舗装された道を運転するといった方は、TZ-Gにのみ標準装備される悪路走行に役立つ装備はそこまで必要ありません。

そのため、日本の道路事情のことを考えるとTXの方が実用性は高く、TZ-Gは趣味性の高い車と捉えておくといいかもしれませんね。

TXは通常グレードとLパッケージのどっちを選ぶべき?

TXは通常グレードとLパッケージのどっちを選ぶべき?

そんな実用性の高いグレードとして紹介したTXですが、実は軽く触れた『TX “Lパッケージ”』の方が圧倒的に人気です。

といってもTX”Lパッケージ”は、言ってしまえば『街乗りすることの多い人向けの快適装備が充実しているグレード』だから選ばれているだけなんですよ。

装備の違いの注目ポイントはココ!

これは実際にTXとTX”Lパッケージ”の装備内容の違いで見た方が分かりやすいですね。

左:TX"Lパッケージ"、右:TX それぞれの装備の違い

※左:TX”Lパッケージ”、右:TX

こうして見てみると、内装の各所に本革が使用されていたり駐車時や走行時の利便性がたかまっていたりと、高級感のある内容になっていることがわかりますね。

中でも個人的に注目したいのが、ドアミラーにリバース連動機能が追加されている点と、センタークラスターサイドに本革素材が使われている点。

ランクルプラドは車体が大きく、運転中や駐車時に死角ができやすいため、リバース時にミラーの角度が変わり、目で見て判断できる機能があるのは地味に役立ちます。

加えて膝に当たるサイドニーパッドがウレタンか本革になっているので、運転時の疲労を取り除けるのも嬉しいところですね。

そう考えると最低限の加飾で大丈夫なのであればTXを、車内を一つの空間として長時間運転する場合や快適さを求めるのであればTX”Lパッケージ”を、というように考えておくようにしましょう。

オプションを付けるならどんな装備がおすすめ?

そしてそんなランクルプラドの各グレードのオプション装備ですが、基本的には足回りとナビをどうするかで見ておくのがポイント。

例えばTXやTX”Lパッケージ”に加えて電動リアデフロックやタイヤのインチを変えてオフロード性能を高めることもできますし、

オプション装備が可能なT-Connectナビ

純正ナビを付けることでマルチテレインモニターでより駐車がしやすくすると言ったことも可能ですよ。

ランクルプラドのここが乗っていて気になるポイント!

ランクルプラドのここが乗っていて気になるポイント!

このようにグレードの違いについて見てみると、確かにTXが人気ではあるものの、TZ-Gの悪路走破性がある趣味性の高い車と言うことは理解できたと思います。

ただ、そんなグレード以外にも乗っているうちに気になるかも…と思えるポイントもあるんですよね。

中でも特にこれからお話する3つのポイントは抑えておいた方が良いと思います。

使いこなすためには相当な知識が必要

まずはTZ-Gに搭載される数々のオフロード関連の装備!

何が起こっているかを考えることでランクルプラドを深く知ることができるとは言え、何気なく運転中や駐車時にボタンをポチポチいじってしまうと、変に燃費がわるくなったり、最悪故障の原因に繋がってしまったりすることって結構多いです。

とは言え、悪路走行性能のメインであるマルチテレインセレクトやエアサスペンションは基本的にオプション扱いなので、そこまで必要性を感じなければ付けなければ大丈夫そうですね。

リアのトランクは正直好みが分かれるところ

またランクルプラドの気になる装備として個人的に上げたいポイントになるのが、ラゲッジドアの開閉方向。

確かにドア型なので女性でも開け閉めしやすくなってはいますが、横に開くため狭小地やショッピングモールなどの駐車場での開け閉めに場所をとってしまって気になります。

リア部分のガラスだけを開け閉めすることができるとは言え、個人的には上開き。

もしくは昔のような観音開きにしてほしかったところです。

3列目の電動シートはぶっちゃけ使い勝手が悪い!

そしてこれは後述することにもつながると思うんですが、3列目のシートの使い勝手は意外に良くないです。

というのも、TX”Lパッケージ”やTZ-Gの3列目シートは『電動』で格納してくれるんですが、チープな音が響き渡しますし、何より長押ししないとシートが倒れてくれないんですよね…。

しかも段階別にシートが停止するため、はっきり言って手動の方がやりやすかったりしますし、3列目シートを出したままにすると運転席から後方を見た時の妨げになることも。

試乗することがあったら、こういったところにも目を向けてみるのもいいかもしれませんね。

グレード選びの前に考えておいて欲しい2つのポイント

グレード選びの前に考えておいて欲しい2つのポイント

さて、ここまでランクルプラドのグレードの捉え方やグレードごとの違いといった点についてお話してきました…が。

そもそもランクルプラドってガソリン車とディーゼル車のそれぞれが用意されている上に、5人乗り・7人乗りと言ったところから選ぶ必要があります。

そこで最後になりますが、簡単にそれぞれの違いについて触れつつ、個人的にオススメしたいのはどちらかについてもお話しておこうと思います。

ガソリン車かディーゼル車かはおさえておこう

まずランクルプラドのガソリン車とディーゼル車のどちらかを選ぶかですが、結論から言うと個人的には少々高額になりますがディーゼル車を選んだ方が得策だと思います。

ランクルプラドのガソリン・ディーゼルそれぞれの燃費や出力、トルク

というのも、それぞれの燃費や最大出力・最大トルクを見てみると意外とディーゼル車の方が力強い運転を行うことができるんですよ。

もっと言うとグレードも現状ではディーゼルの方に軍配が上がります。

だからこそ、ランクルプラドは基本的にディーゼル車の購入をおすすめしますよ。

価格をどう捉えるか

また、各グレードの価格をどう捉えるかも考えておきたい所。

というのも、ランクルプラドって5人乗り・7人乗りの違いで約16万円、各グレードのガソリン・ディーゼルのエンジン機構の違いで約63万、そしてグレードごとの違いで50~70万円と価格の幅が結構広いです。

だからこそ、自分がランクルプラドをどう使うかを考えて、グレードを選びつつオプションを付けていくことが大切です。

例として独断と偏見でグレード・オプションを考えてみた!

因みに、個人的の意見とはなりますが『もし自分がランクルプラドを購入する』ことを考えて、グレードやオプションを組んでみると…

グレード・オプション 価格(円)
TX”Lパッケージ”
(5人乗り・ディーゼル)
4,754,200
ルーフレール 27,500
T-Connect SDナビゲーションシステム
マルチテレインモニター
623,700
寒冷地仕様 28,600
合計 5,434,000

※金額は税込

このようなイメージになりますね。

まとめ

ランクルプラドは本格的なクロカン車ではありますが、どちらかといえばオンロード寄りのバランスが取れた1台。

ファミリーカーとして、趣味の車として落ち着いたドライブを楽しみつつ、街に山に海にとアクティブに動き回ることができると思います。

だからこそ、グレードは自分の運転状況に合わせて選んでいくようにしてくださいね。

 

車を安く乗り換える上で最も大切なこと
ご存知ですか?


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です