日産が、2018年2月26日に、『テラ』というSUVを発表しました。
これは、日産の新中期計画となる「Nissan M.O.V.E. to 2022」の事業の一環となる新型車第1号という位置づけで、2022年にかけての日産の指針となる車と言えるでしょう。
そんな『テラ』は、特徴的なデザインと「フレーム構造」という点が注目を浴びています。
テラとはどんな車なのか、フレーム構造のSUVとは何か…? 現在判明している情報を基に、紹介しましょう。
まずはデザインを見てみよう
なんだか微笑んでいるような、見ているうちに口角が上がってくる面白い顔をしていますね。
どことなく、ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのスライムに似ているような気がします。
全体的にみるとすごくかわいいデザインなんですが、ヘッドライトの形状は案外カッコ良くて頼もしさも感じられるんですよね。
左右ヘッドライトの中心にグリグがドンッと配置されているのも、なかなかカッコイイです。
街中で見たら、「あ、テラだ!」とすぐにわかりそうな個性的なデザインと言えるのではないでしょうか。
インテリアはスッキリとした、実用性重視といった雰囲気を感じます。特徴的なエクステリアに、シンプルなインテリアでバランスが良いです。
テラについての小話
テラを語る上で知っておいてもらいた小話があります。ちょっとだけご覧ください。
テラノの再来
テラは、「ナバーラ」というピックアップトラックのプラットフォームを利用している中型SUVです。
これは少し余談ですが、このナバーラも面白いデザインをしていて、ヘッドライトとグリルの配置はテラと似通っています。
日産、中型SUV、フレーム構造、テラ……。ピンときた方もいるかと思いますが、以前あった「テラノ」に特徴が似ていますよね。名前からして意識はしているのでしょう。テラノが生まれ変わった、という感じになりそうですね。
フレームSUVとは?
SUVには、「クロスオーバーSUV」と「クロスカントリーSUV」の二種類があります。昨今はクロスオーバーSUVが主流になっているんです。日本国内だと結構たくさんクロスオーバーSUVが走っています。
フレームSUVというのは、現在主流のクロスオーバーではなく、クロスカントリーSUVと呼ばれている部類のものです。通称クロカンというやつですねえ。
また、フレーム型というのは車体構造を指している言葉です。フレーム型の車体構造は、自動車が誕生して以来ずっと続いている基本的な構造と言えます。その特徴は、堅牢で頑丈ということ。
他には、フレームを持たないでボディ自体を骨格として軽量化し、同時に強度を持たせている「モノコック型」という構造があります。最近は自動車の軽量化が進んでおり、同時に剛性化も進んでいるためモノコック型は結構多いです。
フレームSUVというのは、フレームを持ったSUVということ。
SUVだと、ラダーフレームが一般的です。特徴は、製造が比較的簡単で頑丈という点。その分車重が重くなり、室内空間が狭くなり、乗り心地がモノコック型より劣るという欠点もあります。
その特徴から、ラダーフレームは、オフロードに適しているわけです。
フレームSUV=本格派SUVと言えますね。
発売日は?
発売日は未定ですが、テラに関する詳細の発表は4月に行われる予定となっています。
4月に詳細発表ということなら、2018年夏発売になるのでしょうか。2018年夏は発売が予想されている新型車種が多くて、お祭り状態になりそうですね。平成最後の新車種祭りと考えると、とても面白いです。
日本販売はされるのかということが疑問になりますが、日産は中国を皮切りにしてアジア各国で販売予定としています。アジア各国には日本も含まれるのかによりますが、個人的には含まれない方が自然だと考えているんですよ。
アジア各国というのは、恐らく中国・タイなどのことではないでしょうか。
日本販売予定なら「アジア各国で販売予定」という回りくどい言い回しはしないと思います。それに、日本で中型クロカンSUVは売れにくいでしょうしね。
まとめ
日産SUVテラは、内外装こそ発表されましたが、その装備・価格・グレード設定など細かい部分はいまだ謎に包まれています。
ただ、4月に詳細が発表されるということなので、ここは大人しく待ちたいところですね。日本販売されるのか否かはわかりませんが、販売したら面白そうだなあという気持ちで期待半分で待ちましょう。
 
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