2018年2月3日、メルセデス・ベンツ新型Aクラスの発表が行われましたね。
第2世代のMFAプラットフォーム搭載、AI搭載ナビゲーション採用などなど、先進技術が盛りだくさんのロマンてんこもりな車になるということです。
そんな期待値高い新型Aクラス、ワールドプレミアされたということは!? そう遠くないうちに発売されるということですよね。
ということで、2018年3月時点で判明している情報などを一挙紹介しましょう!
エクステリアとインテリアはどうなる?
なんといっても気になるのは、「ベンツAクラスがどんな見た目に生まれ変わるのか!」という点ですよね。
まずはエクステリアとインテリアについて見ていきましょう。
エクステリアのデザイン
最近のメルセデス・ベンツらしいデザインに仕上がっています。
現行のAクラスと大きくかけ離れるということはなく、それを正当進化させたかのようなイメージですね。
カーブがきいたサイドウインドウの形状、傾斜がかかったルーフなどなど、デザインの大枠は現状維持。
ただ、現行Aクラスよりもさらに高級感に磨きがかかった印象があります。ワールドプレミアでメルセデスが「モダン・ラグジュアリー」と語りましたが、その思想はデザインにも反映されているようです。
若年層を意識している雰囲気がありますねえ。
個人的には、釣り目のヘッドライトがものすごく好きです。テールランプも切れ長のスタイリッシュな形状になり、カッコイイですよ。
インテリアの近未来観が凄い
驚かされるのは、エクステリアよりインテリア。新型Aクラスのインテリアは、コクピットの上のカウルが完全に排除されています。
操作系統とディスプレイが全てステアリングホイールの周囲に密集されており、ごちゃごちゃとしたメカニック感が強いですね。助手席には、何もないんですよ!
ロボットのコクピットみたいです。
その印象を強くしている原因が、コクピットがフルデジタル化されていることにあるでしょう。
洗練されたデザインの操作系統、随所にちりばめられたシルバー、密集したインパネ周りとデジタル化されたメーターなどなど…。
さらに、インパネが浮かび上がったように見えるライティングも採用されるということで、近未来感が凄いです。
こんなにワクワクするコクピットも、なかなか無いのではないでしょうか。
ボディサイズは?
全長・全幅・全高:4420mm・1796mm・1440mmとなり、ホイールベースが2,730mmとなります。現行モデルは4,300mm・1,780mm・1,435mmです。
全長が120mmと大幅に延長されているのが特徴的ですね。
それに合わせて幅も16mm大きくなり、高さも5mm伸びています。
新たに追加される装備や技術は!?
続いて、発表されている新技術や装備について見ていきましょう。l
注目の新技術、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)
これは、ボイスコントロールとAIナビゲーションを搭載する全く新しいインターフェースとなっています。
NVIDIAのAI技術が用いられていて、帰宅時の音楽を提案してくれたり、夕食時にユーザー馴染みのレストランへの道筋を示したりしてくれるそうです。
また、ガソリン価格や近くのコインパーキング情報などのメッセージ送信機能なども搭載されています。
言わば、ユーザーの秘書となるAIが車に搭載されるというわけです。車にAI搭載…昔想像していた未来が、もうすぐそこまで迫っている感じがしますねえ。AIが様々な場所で活躍する昨今における、時代に沿った車の形と言えるでしょう。
MBUXは「ヘイ、メルセデス!」と音声入力をするか、ステアリングホイールのスイッチを押すことによって起動されます。
Siriみたいな起動方法だなと感じた人も多いと思いますが、MBUXの基本的な操作感覚がiPhoneに似た感じになるようですよ。音声認識による各種機能の起動も、タッチによる操作も可能と充実したUIが期待できます。
パワートレインはどうなるの? 前モデルとの違いは?
欧州だと、1.4L&2.0Lガソリンエンジンと、1.5Lディーゼルエンジンの3種類が採用されます。
エントリーモデルとなるA200には1.4Lガソリンエンジンが搭載されますが、その性能は最高出力163hp、最大トルク250Nmと高性能です。前モデルは1.6Lだったんですが、今回はダウンサイジングされながらもトルクが11%程度強化されています。
また、グレード設定は現在「A180 Style(受注生産)」「A180AMG Style」「A250 SPORT 4MATIC」「A45 4MATIC」の五つです。フルモデルチェンジ後は、とりあえず「A200」「A250」「A180d」の三つになる予定となっています。
A200が1.4Lガソリンエンジングレード、A250が2.0Lガソリンエンジングレード、A180dが1.5Lディーゼルエンジングレードです。
今のAクラスには無い、エコなアレが登場?
ガソリンエンジンかディーゼルエンジンか、どちらをベースにするかはまだ定かではありませんが、PHV(プラグイン・ハイブリッド)モデルが追加される予定です。
価格は高くなると思われますが、ここを抑えることが出来たら日本販売されたとき、プリウスに並ぶ人気車種になるかもしれませんね。ライバルになることは、確実でしょう。
発売は近いのか? 発売日を予想!
新型Aクラスが発表されたとき、ダイムラー会長は2018年内に発売すると語りました。
2月にワールドプレミアとなったことから考えて、夏くらいには海外発売があるかもしれませんね。年内には発売確実ということで、とても楽しみです。
海外発売が2018年内ということなので、日本導入は2019年になるでしょうね。
まとめ
メルセデス・ベンツ新型Aクラス、AI搭載ナビゲーションの採用やPHV追加など面白い情報が盛りだくさんで楽しみになってきますね。
現行グレードとは名前が異なるグレードが多いものの、ベンツはモデルチェンジ後しばらくしてグレード体系が変わったり特別仕様車をバンバン出したりするため、今後のグレード追加にも期待が高まります。
現行のA180のような、A200より安い入門モデルモデルでしょうしね。
海外発売は2018年内、日本導入は2019年ということで期待しながら待ちましょう!
 
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