徹底解説!VW Golfのグレード選びで悩んだらまずはここを見ろ!

飽きが来ないシンプルでおとなしい、紳士のようなデザイン。

いざハンドルを握ってアクセルを踏めば思った通りに動き、それでいて高剛性のボディも安全性では欠かせない…

このようにGolfの魅力を語れば湯水のようにあふれ出てきますが、いざ購入しよう!と思った時にネックになってくるのはグレードの存在のはず。

現行モデルのグレードは大きく分けて5種類、細かく分けると13種類と意外に多いため、グレードはどう選べばいいのか、もっと言うとComfortlineとHighlineの違いやどっちを選べばいいかも気になりますよね。

そこで今回はそんなGolfの購入を検討している方に向けて、グレード選びの参考になるようなポイントをまとめて紹介していこうと思います。

どんなグレードがあるのか、そして自分に合った1台を見つけていくためにも、是非参考にしていただければ幸いです。

最初にハッキリ言うがTrendlineだけは辞めておけ!

まず言っておきたいのがコレ。

GolfのTSI Trendlineは確かに車体価格が259万円~と輸入車の、それも新車の価格帯の中では非常に安く手を伸ばしやすいグレードではあります。

でも、それだけなんですよね。

フォルクスワーゲンが掲げている『Volkswagenオールイン・セーフティ』を実現する最先端の安全装備は軒並み非搭載。

いくら高剛性ボディでも、万が一を防ぐための装備がないのはちょっと不安に感じることも多いですね。

何よりエアコンはマニュアル、タイヤホイールはスチール(いわゆる鉄チン)なのは、明らかなグレードダウン感が否めません。

このように、Trendlineはグレード選びをする際には選択肢から外しておいた方が得策と言える部分が多いんですよ。

TSI・TDIそれぞれのComfortlineとHighlineはどっちを選ぶのが得策か

とは言え、Golfのグレードで悩む方が多いのことと言えば、Comfortlineを選ぶか、それともHighlineにするか問題。

ガソリンエンジンモデルのTSI、そしてディーゼルエンジンモデルのTDIの購入を検討している方にとってかなりネックな部分といえますが、実際はどうなんでしょうか。

装備で言えばダントツで『Highline』を選んだ方がいい

結論から言うとComfortline、Highlineのどちらも予算的に大丈夫!と考えている方であれば、迷うことなく『Highline』を選択した方が後悔することはありません。

というのも、静粛性や居住性は基本的に一緒。

あえて言うのであればシートの材質が同じファブリックでも、起毛仕立ての柔らかいマイクロフリースを使用し、形状がスポーツシートになっているかどうか位の違いしかありません。

しかしそのほかの装備を見ると、明確な違いとなっている部分に興味を惹かれるのも事実。

例えばエンジンへの負荷がそれほど大きくない時に4気筒のうち2気筒を休止させるアクティブシリンダーマネジメントは、高速巡行時やロングドライブを楽しむ際の燃費向上に期待が出来ますし、

様々なモードセレクトが出来、シチュエーションに合わせた走行性能の違いを味わえるドライビングプロファイル機能も秀逸。

スポーティな走行からマイルドな運転までできるのは、運転する側からすればかなり魅力的な装備と言えるのではないでしょうか。

『Comfortline』はスタンダードな装備で充分だという人向け

とは言え、今あげた装備に必要性を感じないのであれば、Comfortlineでも不満に感じることはないと思います。

ComfortlineとHighlineの価格差はTSIで53万、TDIで39万円とやや高額。

基本的な快適性については変わることもないですし、例えば女性やお子さんに与えるクルマとしてGolfを選ぶのであれば、Comfortlineでも充分だと言えますね。

”Meister”を選ぶか否か=先進技術を付けるかどうかで決めること

そしてComfortline・Highlineそれぞれに設定されている、Meister(マイスター)はと言うと、基本的にフォルクスワーゲンが提唱する『Volkswagenオールイン・セーフティ』を実現するかのような先進技術がてんこ盛り!

純正のインフォテイメントシステム『Discover Pro』が標準装備となるだけではなく、縦列駐車・車庫入れ・発進の際に自動でステアリング操作をしてくれる駐車支援システムが導入されるのも、運転が不慣れな方には魅力的に映ります。

価格差はそれぞれのグレードにプラス30万円弱。

この価格で万が一の事故を予防することができると考えると、安いものだと思いませんか?

ちなみに、Highline Meisterではさらに快適性もプラスされるのもポイント。

最初からHighlineを狙っている…なんて人も狙って損なしのグレードだと思いますよ。

さて、ここまではGolfの基本グレードともいえるTSI・TDIそれぞれについてお話してきましたが、上位互換ともいえる『GTI』・『GTE』・『R』の3つはどうなのかも気になるトコロ。

そこでここからは、乗り味が全く別なモノへと変わってくるこれらのグレードの特徴と明確な違いについても見ていきましょう。

伝統のホットハッチの『GTI』は一度乗ると病みつきになる!?

伝統を受け継ぐタータンチェック柄のシートに、いかにも走り出したら止まらなさそうなエクステリア、そして積み替えられた2L4気筒ターボのエンジン。

見て楽しい、ハンドルを握ればもっと楽しい。

ルーツであり伝統を受け継いできたGolfのホットハッチ『GTI』は、TSIやTDIとはまた違った『よりスポーティな走り』を実現しているグレードといえますね。

パワーも装備も”増し増し”になったことがどう影響するのか

そんなGTIで搭載されるエンジンは2.0L4気筒ターボエンジンは、1500~4600回転と幅広い回転域で最大トルクを発揮し、エンジンの回転数がネックになってくる郊外の道を、気持ちよく走り抜けることができます。

その上、軽くペダルを踏み込むだけで同じガソリン車のTSIとは明らかに違う加速を体感できるため、街乗りだけではなく高速巡行でも扱いやすいのもポイント。

走りと実用性をうまく兼ね備えたグレード、そう考えると高い人気を獲得し続けるのもうなずけるのではないでしょうか。

GTIを選ぶなら『GTI Performance』にした方が良い決定的な理由

ただ、「日常でのスポーツ性能を最高のレベルまで高めたモデル」であるGTIを選ぶのであれば、『GTI Performance』も外せない存在。

というのも、GTI Performanceではフロントに電子制御油圧式のディファレンシャルロックが搭載され、さらにダンパーの減衰力やステアリングの特性を瞬時にコントロールしてくれるDCC(アダプティブシャシーコントロール)が搭載されます。

そのため、きわめて快適な乗り心地に加え、優れたコーナリングを発揮してくれるんですよ。

また、GTIではオプション装備扱いだったDiscover Proやデジタルメータークラスターと言った、先進技術がフル装備になるのも嬉しいところ。

正にGolfの最終進化系と言えるグレードだと言えますね。

フォルクスワーゲン初のPHEV車『GTE』の魅力

一方でスポーツ指向のGTIと共通する雰囲気を持ちながら、独自の進化を遂げた『GTE』。

プラグインハイブリッド(PHEV)と聞くとイマイチピンとこない方も多いですが、実際の性能や特徴はどのようなものなのか、知っておいて損はないと思いますよ。

クセは強いが隠れた実力派だと断言できる、GTE

そもそも、Golf GTEは国産車のPHEVとははっきり言ってかなり違い、Eモード(電気駆動)時はフルスロットルでもエンジンは指導せず、モーターだけで走行する完全なEV車として走ります。

これは欧州やアメリカ規制への対応を第一に目的として作られている成り立ちが正に出ているポイントですね。

そんな、GTEは1.4L直噴ターボエンジンと容量8.7kWhのリチウムイオン電池を搭載し、パワートレインはエンジンが150ps・250Nm、電気モーターで109ps・330Nm。

しかもバッテリーは最大53.1kmまでなら電動走行が可能で、速度も130km/hまでモーターで走ります(特に0~60km/hまでは正直GTIよりも早いです)

そのため、都内近郊や片道20km程度の通勤などであれば、一度もエンジンに火を入れることなく行き来ができるんですよ。

とは言え、皆さんが良く知るハイブリッド車と比べて充電が必要ですし、乗り心地もかなり違うのでクセは強いのも事実。

興味が湧いた人は一度試乗してみるのが一番わかりやすいと思いますよ。

唯一のネックと言えるのはやはり『価格』と『環境』

そんなGTEのネックと言えるのは、やはりその車体価格(479.9万円)と日本の充電環境。

デジタルメーターをはじめとする先進技術やシートの変更等といったオプションは、基本的にセットオプションとなるので、あれこれ付けると最大80万円とバカにならない金額に…。

それに、まだまだ日本には充電スポットが少なすぎ・価格が高すぎるのも、GTEの購入を考えさせてしまう要因の一つ。

とは言え、EV走行・ハイブリッド走行の2つの異なる走りをGolfで楽しめるのは、魅力の1つと言えるのではないでしょうか。

GTIより165万円も高い『R』は果たして『買い』なのか!?

そして最後に紹介していくのが、GTIと同じホットハッチながら、価格が165万円と非常に高額な超スポーツモデルの『R』

GTEよりもさらに高額なグレードとなるため、なかなか手を出しにくい存在ともいえるRですが、結論から言うと『買うだけの価値がある』グレードとなっているのが特徴的ですね。

RとGTIの明確な違い

と言っても、最高グレードのRとGTI Performanceと比較すると、装備の違いはほとんどなく、シートの材質やマフラーの形状、そしてタイヤが1インチ小さくなっているといった見た目の違い、そして駆動方式がFFから4MOTION(フルタイム4輪駆動)となっている所。

強いて言えばマフラーの形状が変わり、排気音がかなり気持ち良い音を出すといったところでしょうか。

しかし、搭載されているエンジンは全く別物!

同じ2.0L4気筒ターボエンジンでありながら、GTI Performanceと比べて45psアップの310ps。

わかりやすくひとことで言うと、『シャレにならない高馬力なホットハッチ』、もしくは『踏んだら踏んだだけ暴力的に加速するクルマ』、それがGolf R最大の特徴ともいえるポイントってワケです。

まるで羊の皮をかぶったモンスター

そんなRのエンジン性能がどれだけのパフォーマンスを秘めているかと言うと、最大トルク(40.8kgm)の発生回転数が2000~5400回転と幅広いこともあり、意外と乗り味は穏やか。

プロファイル機能を「ノーマル」にしておけば、街中でもギクシャクすることはありません。

しかし、高速道路などの高速巡行時にアクセルペダルを踏み込むと激変!

それこそ調子に乗ってアクセルを開けると、どこにすっ飛んでいくかわからないほどの馬鹿っ早い加速を味わえますし、DSGの独特の加速感も相まって、ドライバー自身も痛快かつ爽快な気分にしてくれるんですよね。

しかもその強力なパワーはフルタイム4輪全てが路面へと伝えてくれるので、安定性や安心感はFFのGTIの比ではありません。

流石、アウトバーンがあるドイツで鍛えられた車って感じですね。

とは言え、この走行性能ははっきり言って手に余ると感じる方も多いので、基本オーバースペックな車と考えておくのが良いでしょう。

結局のところ、Golfのグレードは何を選べば損をしないのか?

さて、ここまでで各グレードについていろいろとお話してきましたが、「結局どのグレードが一番いいのかわからん!」なんて人も多いはず。

そこで最後に個人的な意見を挟みながら、Golfのグレードについてお話していこうと思います。

個人的にはやっぱり『TSI Highline Meister』を推したい

まず結論のベストなグレードについてですが、個人的にはTSI、それもHighline Meisterを推したいところ。

確かにランニングコストを考えると、ディーゼルエンジンモデルのTDIの方に分があります。燃費も燃料代も明らかに違いますし。

もっと言うと、ディーゼルエンジン特有の車室内の振動や音も不快に感じることもありません。

ただ、TSIほどの軽快さやしなやかな乗り味といった味のある乗り心地は、TSIほどないのも事実。

1.4Lとは思えない動力性能があり、走る・曲がる・止まるといった基本的な部分をしっかり行ってくれますし、踏み込めばレーシーな音とDSGが上手くかみ合った爽快感のある走行を楽しめる。

是非ここは試乗して体感してほしい部分ですね。

あとはGolfに『何を求めるか』『どれくらいまで頑張れるか』で選ぶグレードが変わる

そんでもってあとはGolfに何を求め、自分はどこまで頑張れるかがグレード選びの最大のポイントになってくると思います。

例えば、スポーティな乗り味を楽しみたいならGTIが、強烈な2面性をシチュエーションごとに切り替えていきたいならGTEが、そして最高のGolfに乗りたいのであればRがそれぞれ候補に挙がってくると思います。

まとめ

知的な正統派でありながら、乗る人の心を掴む走行性能、どのグレードも試乗したその日にハンコを押してしまうこと間違いなしなGolfのグレード。

だからこそグレードに悩んでしまうのは仕方のないことですが、最終的にはスタンダードなTSIに落ち着くといった方も多いはず。

輸入車とは言え、元々は大衆車。

そのためか比較的手を伸ばしやすいですし、ファミリーカーとして、そして趣味のクルマとしての両面を兼ね備えていると思いますよ。

 

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