フォルクスワーゲン Polo徹底解説!各グレードの違いから『こだわり』の部分に迫る!

Golfの弟分に当たる、そう言われることが多いVWの『Polo(ポロ)』。

確かにマイナーチェンジを経てややGolf寄りになった見た目になり、ボディサイズもGolfと比べて一回り小さいことから、まさに『弟』といった印象は濃くなっています。

それでいて取り回しも丁度良いサイズ感であることから、購入を検討し始めている人も多いのではないでしょうか。

しかしちょっと待ってください。

実はそんなPoloのグレードだが、装備以外にもかなり目立った違いが表れていて、グレード選びは慎重に行わなければいけないんですよ。

そこで今回は、Poloの各グレードの特徴や違いといった部分を徹底的に解説していこうと思います。

正直モデル末期ともいえるGolfよりも、今乗るならPoloの方がいいのではないか…?

なーんて思っている人も、是非参考にしていってくれればうれしいです。。

実は一目瞭然!?現行Polo(ポロ)のグレードごとの違いを分かりやすくまとめてみた

VW Poloの各グレードの違いは意外につかみやすい

そもそも、現在販売されているPoloのグレードは4つ。

特別仕様車ともいえる『Comfortline Limited』をはじめ、『Highline』『R-Line』『GTI』と、装備が充実し、価格もその分高くなっていきます。

とは言え、このグレードごとの違いは何なのか、まずは押さえておきたい所。

グレード選びで後悔しないためにも、まずはサクッと一緒に見ていきましょう。

安全装備は基本的にどのグレードも違いはない

と言っても、Poloの全グレードで標準装備される安全機能は基本的に一緒。

予防安全装備の中でもオプション装備扱いになる”Park Assist”・ブラインドスポットディテクション・パークディスタンスコントロール・オプティカルパーキングシステム・リアトラフィックアラート

上記のような予防安全装備は基本的にオプション装備扱いとなります。

もっと言うとComfortline LimitedはACC(アクティブクルーズコントロール)もオプションとなってしまうので注意が必要ですね。

『Comfortline Limited』と他グレードとの違いは結構明確

ただ、安全装備以外の部分に目を向けると明確な装備の違いが表れているのも事実。

Comfortline Limitedで標準装備されないフォグランプ・アンビエンスライト・パドルシフト・スポーツコンフォートシート

というのも、ACCが搭載されないComfortline Limitedは他にも上記の画像にあるよう装備は非装着ではありますが、他のグレードはオプション扱いとなる電子機器関連の装備が充実しています。

Comfortline Limitedのみ標準装備される"Discover Pro"・ETC2.0対応車載器・Volkswagen Car-Net(テレマティクス機能”Guide&Inform”・スピードメーター

そう考えると、特別仕様車のComfortline Limitedはどちらかと言うと『実用性』を考慮した標準装備が多いと言えますし、使い勝手の良いグレードといった印象といえますね。

Highline・R-Lineそれぞれの違いは○○に注目すれば問題ナシ

また、そんなComfortline Limitedの上位グレードに当たるHighlineやR-Lineについてですが、主な違いは『走行性能』や『運転手に向けた装備』が充実するかどうかの違い。

RとHighlineを比較すればわかる装備の違い(ドライブプロファイル機能・ 専用エクステリア・ ツインエキゾーストフィニッシャー ・XDS・ スポーツサスペンション・パフォーマンスキット)

先ほどのComfortline Limitedとの違いで触れた装備はどちらも共通して搭載していますが、R-Lineからは見た目だけではなく足回りと言った部分にも手が加わっています。

特に「ノーマル」「スポーツ」の切り替えができるシャシーのことも考えると、さらにスポーティな走行が期待できますね。

Highline・Rで違うエンジン

また、HighlineとR-Lineでは搭載されているエンジンも変わっているので、走行性能や乗り心地は大きく変化があると言えるでしょう。

R-Lineよりもスポーティさに重きを置いたGTI

そして、そんなR-Lineよりもさらにスポーティらしさを重視しているのが、ホットハッチの伝統を受け継いだ『GTI』。

GTI専用装備(シート/シフトノブ/ステアリング/ペダル他)

伝統のタータンチェック柄のトップスポーツコンフォートシートをはじめ、ステアリングやシフトノブといった運転席回りに専用の加飾が施されていますし、

GTIのエクステリア

エクステリアも細かい部分にGTIらしさを感じられるような変更点があります…が!

GTIの一番の変更点となるのは、見た目以上に変更されている中身の装備。

Polo GTIにのみ搭載される2L直4ターボエンジン

初めて搭載された2L直4ターボエンジンは車重の軽さも相まって、非常にパワフルな運転が実現しています。

また、足回りも高速コーナリング時に内輪の空転を抑制する、電子制御式ディファレンシャルロック(XDS)やGTI専用にチューニングされたスポーツサスペンションもポイント。

そう考えるとR-Lineでも走りの質感は高まっているとは言えますが、GTIは専用装備が充実したことでより『スポーティらしさ』を味わえるグレードへと進化していると言えますね。

Poloは選ぶグレードで”走り”も変わる!?グレードごとに変わる乗り味・乗り心地

VW Poloはグレードごとに走りの質感もガラッと変わってくるのが特徴的

グレードごとの装備の違いを見てみると、Poloは快適性や実用性といった装備の違いだけではなく、『走りの質感』にも違いが生まれていることがわかりますね。

そうなってくると、どの程度走行性能や走りの質感に影響しているかも気になる部分。

そこでここからは、各グレードで変わる乗り味について詳しく見ていきましょう。

Comfortline Limited&Highlineの乗り味・走りの質感

「まるでこれが排気量1.0未満のクルマとは思えない」

そう感じさせてくれるほどのパワフル感があるComfortline LimitedやHighline。

搭載されているエンジンは1.0L直3ターボと、非力な印象を受けますが…。

Comfortline LimitedとHighlineは同じエンジン搭載だから走行性能は変わらない。

大体2000回転弱くらいから心地の良いトルク感で、踏めば4000回転くらいまで一気に出るので、なかなか凄い加速感が味わえるんですよね。

それにコーナリングも秀逸で遠心力に負けずにしっかり曲がるため、カーブを曲がるときにオットット…なんてこともありません。

とは言え、あくまでも1.0Lエンジンなので最高速度もそこそこですし、加速も1速と2速がすぐに吹けきってしまうので加速感も他のグレードと比べると貧弱な印象を受けます。

そう考えると、イメージ的には直線番長と言うよりコーナリングマシンと捉えておいた方がいいですし、女性ウケする1つの要因かもしれませんね。

R-Lineの乗り味と走りの質感

では1.5L直4ターボエンジンに積み替えられたR-Lineはどうでしょうか。

最新鋭エンジンのEA211 TSI evo(evoエンジン)は気筒休止機構のアクティブシリンダーマネジメント(ACT)と、コモンレール直噴技術を採用した最新型。

早い段階でギアを引き上げていくので、都市部ではほぼ常にエンジンは1500rpmを超えることがなく、いたって静かな運転を楽しむことができます。

そこからの加速もいきなり最大トルクを発生する領域に飛び込むため、スムーズで強力な加速を得ることは可能です。

R-Lineはエンジン積み替え、足回りの変更によりスポーティな走行性能へと変化した

…が、その走りの質感はと言うとそこまで大きく変化しているわけではありません。

どちらかというと、とても素直で日常的に使うに便利、快適さがあるグレードとなります。

そのため、1.0Lエンジンと2.0エンジンの中間だと言うことをR-Lineは立派に表現していると言えるのではないでしょうか。

GTIの乗り味と走りの質感

PoloのGTIは「10年前に出たGolf VのGTI」が進化したカタチとイメージするとわかりやすいかもしれませんね。

というのも、実は当時のGolf VのGTIと似通っている部分が多いんですよ。

5代目Golf GTI(Golf V GTI)とPolo GTIは実はボディサイズや出力・トルクがほぼ同じ

こうして見てみるとわかりますが、Polo GTIはGolf V GTIと比べて最大トルクこそ違うが、サイズも最大出力も同等。

そう考えるとこれくらいのサイズ・このぐらいのパワーのクルマを求めていた人も多いのではないでしょうか。

さて、肝心の乗り味についてはと言うと…『4ドア小型車の皮をかぶった2シータースポーツカー』。この一言に尽きると思います。

市街地では明らかに足が硬く、路面の凹凸やギャップでは衝撃はもろに伝わってくるため、乗り心地は正直言って悪いです。

しかし、ワインディングロードや高速道路といったシチュエーションでは非常に安定し、走り心地も良くなっていくんですよね。

そう考えると普段使いは完全に捨て、ドライブなどの趣味性を突き詰めたグレード、それがGTIと言えるのではないでしょうか。

新車購入する際に知っておいて欲しい!Poloの気になること

VW Poloを購入する前にチェックしておきたいポイント

このように、それぞれのグレードの装備や走行性能を見ていくと、それぞれのグレードに特徴やこだわり方が違っていることが良くわかりますし、ご自身の現状や使用状況に合わせてグレードをある程度絞り込めた方も多いはず。

しかし、新車を購入する前に知っておかないといけない、欠点ともいえるポイントがあるのも押さえておいて欲しいところ。

特に、以下の点には十分注意が必要です。

オプションをどうするかによって予算オーバーになるので注意

まずはコレ。
Poloには各グレードにそれぞれパッケージオプションを設定していますが、セットで付けるのが条件となる場合もあるので注意したい所。

セットオプションとなる各パッケージオプション

具体的に上げるとすれば…先進安全装備が充実するセーフティパッケージ。

最初の方でも触れましたが予防安全装備が充実していくオプションになるんですが、付けるためには、HighlineやR-Line、GTIそれぞれにDiscover Proパッケージ(23.1万円)をセットで付けないといけません。

もっと言うとスマートフォンのワイヤレスチャージングや、メータークラスターが装着されるテクノロジーパッケージ(7.2万円)を付けるとなると、パッケージオプションを全て付けないといけないんですよ。

そう考えると、予算に合わせてグレードだけではなくオプションにも目を向けて損はないですし、

ここが気になる!全グレードに当てはまる『装備』

そして全車共通で搭載されている装備にも、不満になりやすい装備が隠されています。

例えば、ACC中の足の置き場。

ACC中の足の置き場がなくなる現行モデルのPolo

※画像はGTIです

というのも、現行モデルのPoloはフェンダライナーとアクセルペダルの間に右足の靴が入らない場合があり、ACC中は右足を曲げる必要が出ますし、ハンドブレーキは手が触れる部分はレザーですが根元はプラ。

そのため、物を出し入れする際に擦れてしまい傷ができてしまうのは痛いですね。

アイドリングストップ機能は正直使えない

また、アイドリングストップ機能もかなり不満に感じやすいポイント。

作動条件が割と厳しく、前の車がクリープ減少で数m動いただけですぐエンジン始動するため、実質アイドリングストップすることすらありません。

そして何より純正ナビ!正直バカすぎる!

目的地を登録しないといけないし、地図自体も古く使い物にないのに、社外品を付けるとなると売る時に値崩れするのもいたい所…。

とは言え、Apple CarPlayでヤフーカーナビが使えるので、妥協すべき点とも言えますね。

総評!現行のPoloはどのグレードが今一番”買い”と言えるのか

総評。現行Poloはどのグレードが一番かいと言えるのか

装備の良い点や悪い点をはじめ走行性能の違いまでアレコレと紹介してきましたが、「結局のところどのグレードがベストなの!?」と余計に混乱した方も多いはず。

そこで、個人的な主観と意見を挟みつつ、Poloのベストグレードについてお話していこうと思います。

とにかく利便性を考慮するのであれば『Comfortline Limited』が間違いない

結論からいうととにかく高い安全性と快適性を求める、または走行性能にあまりこだわろうとは思っていないのであれば、Comfortline Limitedが間違いないグレードだと思います。

Comfortline Limited&Highlineのエクステリア

元々オプション扱いだった、Discover Proなどと言った電子関係の装備が充実していますし、安全装備も一通りそろってしますし。

ただ、ACC(アクティブクルーズコントロール)が非搭載になり、スピードリミッターも装着されるので注意。

特にスピードリミッターは設定した速度を超えると途端にスピードが出せなくなるシステムなので、スピードの出しすぎに気を付けたい方には合って損なしの装備と言えるでしょう。

運転する楽しさも味わいたいなら『GTI』がやっぱりベスト

一方で運転する楽しさや爽快感を味わいたい、そんなドライバーズカーをPoloに求めるのであれば、R-LineよりもGTIの方が『運転は楽しくなる』と思います。

小さな車体なのに200馬力もあるという、数値だけ見てもちょっとしたパワーモンスターのような印象がありますが、その通りのパワフルなエンジン性能。

GTIのエクステリア

また、専用装備されるクロームデュアルエキゾーストパイプの重低音でヴォンヴォン唸るマフラーサウンドは秀逸。

シフトダウン時のアフターファイア音もしっかり聞こえてくるため、かなりスポーティな走りを体感することができます。

そう考えると、スポーティとは何かを考えさせられる1台に乗りたいのであれば、GTIは至高の1台となるのではないでしょうか。

『R-Line』はぶっちゃけどんな人におすすめのグレード?

ちなみにHighline、R-Lineの中間グレードとなるR-Lineはと言うと…趣味のドライブと日常運転の両方取りをしたい方向けといえますね。

ポンポンとやや高めで軽快なサウンドノイズで爽快感がありつつ、GTIとくらべて日常使いが出来る静かな走行性能。

R-Lineのエクステリア

GTIと比べると中途半端な印象があり、見た目とのギャップに肩透かしを食らう方もいると思いますが、日本の道路事情のことを考えると選択肢に入れておいても問題ないと思いますよ。

中古車購入はアリ?ナシ?Poloの中古車市場について考えてみた

VW Poloは中古車購入しても良いの?

さて、ここまでは新車の購入をすることをメインにお話してきましたが、中古車市場はどうなのか、ちょっと気になった方も多いのではないでしょうか。

PoloはGolfと比べて価格は安いと言えますが、それでも一番安い『Comfortline Limited』で262.3万円とやや高額。

「乗りたいけどちょっと予算的に…」と考えて初めから中古車を選択しようと思っている人も多いと思います。

だからこそ最後に、Poloの中古車についても触れていきましょう。

ここだけの話、中古車購入は”アリ“

結論から言うと、特段新車にこだわりたい!と思っていないのであれば、Poloの中古車購入は検討しても問題ないと思います。

むしろ、中古車であればグレードの選択肢が広がる可能性があるのも事実。

中古車だと容易に望みのグレードが手に入りやすいPolo

例えばComfortline Limitedをフルオプで購入する価格(約285万円)であれば、R-LineやGTIに手を伸ばすことすらできちゃいます。

逆に少しでも購入価格を節約したいなら、少し前の年式で走行距離もある程度妥協すれば問題ナシですね。

中古車購入を検討するなら『Trendline』だけは辞めておけ!?

ただ、そんな中古車のPoloなんですが、Trendlineだけは選択肢から除外しておくことが重要!

というのも、Trendlineは装備があまりにも貧弱すぎるんですよね。

先ほどから触れていた予防安全装備は軒並み非搭載ですし、エアコンもマニュアル。

タイヤもアルミではなく鉄チン(スチールホイール)と、Poloの皮をかぶった別物のような印象があるグレードになります。

そして元々TrendlineはPoloの廉価グレード。

安いなりの理由があり不満を抱くことも多くなるので、避けておいた方が後悔せずに乗り続けられますよ。

中古車でPoloを購入するなら狙い目はR-LineまたはGTI

ちなみに、個人的な意見を言うと『R-Line』や『GTI』、特に2~3年落ちの6代目初期モデルが狙い目ですね。

2代目Golfに近いボディサイズに成熟して引き締まった足回り、運転する楽しさを味わえますし、走行距離も短いのであれこれ故障することもありません。

(それでもある程度どの部品が摩耗しているか、といった部分は実車を見ながら判断する必要はありますが…)

それにMC前に設定されていたComfortlineは、イマドキ装備の1つであるスマートエントリーシステムが非搭載。

アレコレ必要な装備が付いているグレードとして考えておくと、自然と選択肢は『R-Line』や『GTI』に落ち着いてくると思いますよ。

ここに注意!?Poloの中古車を購入する際に気を付けておいて欲しいこと

また、Poloの中古車の購入を考えているのであれば、できれば認定中古車から検討した方が良いです。

というのも、野ざらしで売っているような中古車販売業者からPoloを購入すると、一応整備しているとは言え完璧じゃないことが結構あるんですよ。

そのため、例えば購入した後にエンジンい繋がっているアース線の取り付け部分が破断していた、エアコンが効かないといった不備があっても、知らぬ存ぜぬで押し返されることも。

もちろん、そんなことしない業者が大多数だと思いますが、心配事を避けるためにもVW社専門で細かな整備を行っている認定中古車から購入することをおすすめします。

その上、輸入車は装備が1つ不備になった・修理が必要になったという時に、現地から部品を取り寄せる必要があるので、何かと高額になりやすいのも覚えておいて欲しいポイントですね。

まとめ

Poloはやっぱり『小さなGolf』じゃなくて『Polo』。

若々しい見た目によく利く小回りに、アクセルを踏めば飛びきり元気に走り出す。

それでいて、“大衆車”というイメージ通りの質素剛健な味わいもあると考えると、非常に魅力的な車種だと思います。

是非その違いを試乗でその違いを体感して、自分に合ったグレードを見つけていってくださいね。

 

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