アウトランダー実燃費計測。実際運転してみた感想としては

実燃費アウトランダー

カタログ値:16.0km/L
実燃費平均:9.51km/L

三菱のミドルサイズクロスオーバーSUV、アウトランダー。7人乗りできる広さと、安定した走行性能・コストパフォーマンスが特徴の車ですが、コスパと合わせて気になるのが燃費でしょう。経済性を求めるのであれば、低燃費でガソリン代を抑えたいものです。

カタログ値と実燃費平均を見てみると、大きな開きがあります。特に実燃費平均は10km/Lを下回っており、お世辞にも低燃費とは言えません。それでもあくまで「平均」ですから、燃費記録はピンからキリまである・・・ということは、平均記録よりもいくらか良い数値が出ることがあるはずです。

そこで、オーナーの実燃費記録をいくらか見てみた上で、自分でも試乗して燃費を試してみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「街中で9~10m/L程度です」(4WD)
「普段使いのみですが、9~10km/Lくらいです」(4WD)
「4ヶ月ほど乗っていて、平均で11.0km/L程度といったところ」(4WD)
「市街地:高速=7:3位の割合で走って、燃費は11km/Lくらいです」(4WD)
「街乗りがほとんどですが、9~10kmkm/L程度といったところですね」(4WD)
「朝の通勤程度の使用だと、7.2km/L程度になっています」(4WD)
「高速道路と田舎道を繰り返して道の駅めぐりをしていたとき、14.06km/L程度でした」
「買い物程度の利用なら、5~6.5km/Lくらいです」
「高速道路を400kmくらい走ったら、燃費は12.42km/Lになりました」
「高速の長距離走行時には14~16km/L、街中でエコドライブをすると12km/L」

「2.4Lなら燃費はこんなものでしょう」という意見がありました。4WD車である24Gは排気量が2.4Lあります。それだけの排気量の車となると、それなりに燃費が悪くなってしまうものです。

燃費記録を見てみると、4WDの購入者が多いことがわかります。実燃費平均記録が10km/Lを下回っ他のは、そのせいもあるのでしょう。

各燃費記録を見てみると、4WDでもFFでも10km/Lを超えている人は大勢います。中には14km/L以上の記録を出し、カタログ値と同等の燃費を出している人もいるようです。

カタログ値に近づいている・カタログ値以上の燃費記録を出しているという人は、大抵高速道路で長距離走行をしているという傾向があります。

上記で紹介した燃費記録で14km/Lを超えているものは二つで、両者ともが高速道路を利用して長距離移動をしているのです。

アウトランダーは七人乗りという広さ、3ナンバーサイズの車ということで、元々長距離移動向きの車になっています。街中を中心に走るとなると、どうしてもサイズが大きくて不便ですから、そもそも街中での短距離走行には不向きです。

こういった向き不向きというのも、街中と高速道路での燃費の差の原因となっているのだと考えられます。

しかし、実際に運転してみなければ「この車が本当に街中に向いていないのか」「本当に街中と高速道路で大きな差が出るのか」「カタログ値に近づけることができるのか」といったことは、わかりません。今度は私が実際に運転してみて、燃費記録を探ることにします。

走行レポート。アウトランダーを実際に運転してみたら・・・

諸元表などを見て、データとしてアウトランダーの大きさは知っていましたが、実際に見てみると圧倒されます。大きい車は迫力がありますね。ただ個人的にはフロントマスクにもう少し個性が欲しいところ。それでもこの車の真価は乗ってこそだろうと考え、乗り込みます。

最初は運転席に座らず、後席を見てみました。大人が乗っても足元の空間はしっかり確保され、頭上も問題ありません。3列目もそこそこの広さがあります。居住性が高く、大人だけで外出するのにうってつけの車だと実感。ただ少しシートのすわり心地が悪いです。柔軟性に欠けます。運転席は硬めでもいいですが、後ろに座っている分にはもう少しやわらかいほうが快適です。

運転席のシートはそれほど悪く感じませんでした。運転しているとすわり心地がよさそうだなといったところです。シートの座り心地を確かめたところで、お待ちかねのエンジンスタート。今回はFFの20Gに試乗しています。

まずは街中を30km走ってみましょう。市街地を走ってみると、この車の大きさをより強く実感します。操舵感はとても穏やかで、ハンドルはやや重いです。この車自体重く大きい車ですから、軽いと怖いかもしれませんね。

ただし、見切りがとてもよくて運転がしやすいと感じました。重さと大きさの割りには取り回しがしやすく、市街地に向いているとは言えないまでも、よほど狭い道でもなければ問題ないでしょう。市街地走行に向いていないというより、長距離走行に特別向いていると言った方が良いのかもしれません。

時々渋滞に巻き込まれてしまった結果、燃費は7.5km/Lでした。

次は高速道路を50km、クルーズコントロールは使わないで走ってみます。高速道路を走っていて気がついたのが、エンジンの静粛性の高さです。高速道路での走行中、後席でおしゃべりができるのではないかと思うくらい静かでした。

ただし、ロードノイズを結構拾います。シートも突き上げるような感覚がありました。路面状況がモロにシートに反映されている感じがあり、酔いやすい人が後席に座ると、車酔いしてしまうのではないでしょうか。

2Lエンジンはそれなりに余裕がありました。追い越しも合流も特に問題なく走行できます。高速道路での燃費は11.4km/Lでした。結構市街地と高速道路で差が出ますね。低燃費に気をつけて運転してみたら、どうなるのでしょうか。

低燃費を心がけたら

エアコンを付けずに渋滞しているところを一度も見たことがないような、田舎道を選んで30m走ってみます。エコモードをオンにしていましたが、ゼロ発進時は特にもたつくことなく、とてもスムーズな走り出しでした。

アクセルをゆっくりと踏んで、徐々に速度に乗せて、制限速度になったらアクセルをキープ。余計な加速も減速もしません。

田舎特有の小さなカーブが連続するような道がありましたが、外・内・外とカーブを走り抜けてみました。アウトインアウトという運転技術で、こうすることで速度を保ちつつもカーブを安全に走り抜けることができます。外・内・外と走ることで視界がつかみやすくなり、速度を出していても走りやすいです。モータースポーツの基礎的ニックだそうですが、余計な加・減速をしなくても済むため、低燃費にも貢献できますよ。

その結果、燃費は11.8km/L。高速道路でなくとも10km/L以上の記録が出ました。

次に高速道路を50m走ってみます。今度はクルーズコントロールを使って90km/hで巡航。直進安定性が悪いという口コミが多かったので気にしていたのですが、特に直進安定性が悪いということは無いなと感じました。十分安定していて、クルーズコントロールを合わせると長距離走行でもあまり疲れないだろうと考えられます。

これくらいの速度で巡航している分には静かなものです。エンジンにも余裕を感じます。2.4Lならこれ以上のエンジン性能なのでしょうが、個人的には2Lでも十分だなと思いました。高速道路での走行は快適そのものです。特にトラブルもなく、車間距離も空いたままで50kmが過ぎました。

結果、燃費は13.7km/L。これで長距離走行だったなら、14~16km/Lも夢ではありませんね。

燃費なんて気にせず走ってみたら

エアコンを付け、しばらく涼みます。今度は燃費をまったく気にせずに、この車の運転を楽しむつもりで走ってみました。街中を30km、十分に涼んだところで再び走り出します。エコモードを付けずに発進すると、エコモード時よりも加速がスムーズなことに気づきました。エコモードだと、ややゆっくりな加速になりますからね。

市街地や郊外の道で走る分には、動力性能はまったく問題ないでしょう。ダッシュ&ストップを繰り返しましたが、ブレーキもしっかりと利いています。運転感覚はとても馴染みやすく、もう完全に慣れてしまいました。

激しい加・減速を繰り返した結果、燃費は6.3km/Lでした。

続いて高速道路を50km走行。クルーズコントロールは使わずに思い切り加速してみたのですが、高速道路の追い越しで加速をするときに、タイムラグのようなものをやや感じました。アクセルを踏み込んでからそれが速度に変わるまで、少しの間があるのです。なるほど、これが2Lエンジンのデメリットなのでしょうね。

高回転域から減速をするとき、何故かエンジン音が変化してちょっとうるさくなってしまうというデメリットにも気づきました。安全運転している分にはまったく問題を感じないので、家族や友達と出かけたりする分には何も問題ないでしょう。一人で運転を楽しみたいと思ったら、物足りないかもしれませんね。

高速道路を飛ばして走った結果、燃費は10.3km/L。予想の範囲内です。

まとめ

少し余談ですが、試しに峠道も走ってみました。大きな車で操舵感も穏やかなので峠道には不安があったのですが、走行安定性が非常に高いためか、峠道でも安定して走ることができました。下りはパワーも必要とされないので快適に楽しく走れましたが、上りはやや力不足を感じます。峠道を走りたいのであれば、4WDである24Gの方が安定するでしょう。

このように、さまざまな走りを試してみてわかったことは、走行状況と運転方法によって燃費は大きく変わるということです。街中と高速道路とでは雲泥の差がありますし、高速道路でも燃費を全く気にしないで走ると、燃費はそれほど伸びません。

燃費を重視するのであれば、2WDでも4WDでもエコドライブをするように心がけましょう。エコドライブをしないでいると、燃料消費がどんどん悪くなります。街中だと5km/Lになることもあるでしょうし、実際にそういった記録を出してしまっているオーナーも多いです。

経済的に走るには、それなりの心構えが必要な車と言えます。

 

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