スバルXV各グレードを比較!フルモデルチェンジで生まれ変わった?

スバルXV

スバルのコンパクトSUV、新型XV。今回のフルモデルチェンジで変わった部分として、一番わかりやすいのが「1.6Lエンジン搭載車」が設定されたことでしょう。

今までは2.0Lと2.0Lハイブリッドしか設定されていなかったため、価格もそれ相応に高かったのがネックでした。

今回は1.6L搭載モデルを用意することで価格もリーズナブルに生まれ変わり、これまで「欲しいけど我慢するしかなかった層」も、購入できるようになったのではないでしょうか。そんなスバルXVは、2018年10月11日にマイナーチェンジが行われ、生まれ変わった点もあります。

新型スバルXVの各グレードを比較することで、この車の魅力をとことん紹介しましょう。

スバルXV グレード表

グレード 価格
1.6i EyeSight 2,138,400円
1.6i-L EyeSight 2,268,000円
2.0i-L EyeSight 2,505,600円
2.0i-S EyeSight 2,700,000円

現在のグレード設定は上記4つに加えて、ハイブリッド車となる『Advance』が用意されています。

Advanceにつきましては、別記事にて詳しく紹介しているので、気になった方は後ほど下記のURLから見てみてください。

スバルXVハイブリッド グレード解説書。選び方から特徴まで

グレード間の価格差を見てみると、特別大きいとも小さいとも感じません。動力性能に違いがあることや装備にも差があるだろうことを考えれば、当然と割り切れるほどの価格差ではないでしょうか。

それよりも、1.6Lモデルが登場して比較的手に入れやすくなったことを喜びたいですね。

各グレードの特徴や違いを解説

グレード間の違いは価格・性能・装備と様々なものがあります。特に今回のフルモデルチェンジで気になるのは「1.6Lモデルの性能」でしょう。

SUVとして悪路を走破できる性能はあるのか、普段使いや遠出でも楽しめるくらいの性能はあるのか…。そういった性能をはじめとした、各グレードの概要を説明します。

1.6i EyeSight

1.6iに搭載されているエンジンは、最高出力85kW/6,200rpm、最大トルク148Nm/3,600rpmの水平対向4気筒DOHCエンジンです。トランスミッションはCVT、駆動方式は全車4WDだけなので1.6iも2.0iも変わりません。

市街地で乗っていると、1.6Lエンジンだからといって力不足を感じることはまったくありません。2.0Lエンジンと違いを感じることがないほどに、リラックスして安定したドライブができます。

発進する際はアクセルの踏み込み量が少し大きいのが気になりますが、スタート後の加速はスムーズです。

ただ、走りこんでいくうちに1.6Lエンジンでも発進がスムーズになってくるので「車が自分と一緒に成長している」感じがして嬉しくもなります。

サスペンションが車高の高めなボディをしっかり支えていて、ロール剛性があるのも良いところ。快適な乗り心地でありながらも重厚感があり、しっかりと「走っている」という感覚にさせてくれます。

エンジン性能自体はとてもよく、気持ちよく回ってスカッとした気分にさせてくれるんです。

ただ、同じ1.6Lエンジンを搭載しているインプレッサと比べて110kgも重いXVの体を機敏に動かすのには少しだけ非力かなと感じます。

その証拠に、高回転まで回した際にCVTが独特な機械音を鳴らすんです。「無理させている感」がとても強く、せっかくの気持ち良いエンジンなのに、回したくないと思ってしまいます。

1.6Lエンジンの性能は高くて気持ちがいいけれど、XVに搭載するには荷が重すぎたというのが個人的な評価です。XVに関しては2.0Lがデフォルトで、1.6Lはこれまで価格的に手が届かなかった方に対する救済措置なのかもしれません。

1.6i-L EyeSight

動力性能は変わりませんが、1.6iよりも装備が豪華になっています。特徴的なのが「Xモード」の搭載です。これは、新型XVに新たに搭載された走行モード。

Xモードスイッチをオンにして発進すると、横滑りが大幅に減って滑りやすいところでも安心して走れるようになります。簡単に言えば「悪路走破性を高めるためのスイッチ」ですね。

他にも様々な装備が追加されています。詳しくは、後程紹介しましょう。

2.0i-LEyeSight

XVにとっては2.0Lエンジンのほうが馴染み深く、1.6Lよりしっくりきますよね。ボディの重さなどを考えると、2.0Lエンジン向きに造られていることを実感します。

そんな2.0iに搭載しているのは、最高出力113kW/6,000rpm、最大トルク196Nm/4,000rpmの水平対向4気筒DOHC直噴エンジンです。

1.6iと違って発進時のタイムラグは無く、常にスムーズな発進と加速をしてくれます。

市街地を走ると17インチホイールがとても心地よく、段差の継ぎ目を感じさせないほどのマイルドな走りを楽しむことが可能です。

高速道路に乗ると「もう少し路面に吸い付く感覚が欲しいなあ」と思わざるを得ないところもありますが、そういった感覚が欲しいなら18インチホイール搭載の2.0i-Sのほうが良いのかなと感じます。

ただ、公道では非常に快適で面白いですよ。

ガンガン加速しても不快感は無く、むしろ気分が盛り上がる。郊外の道で思い切り走ってみたり、自動車道を走ってみるととても気持ちが良いです。

重心が低いので加速をしながらのコーナリングもしっかりこなしますし、ハンドリングも軽快で扱いやすい。

レジャーに出かける際、少し荒れた路面でもバッチリです。Xモードスイッチをオンにすれば、SUVとしての用途でも全く不満が出ません。

インプレッサよりXVのほうが売れていると冒頭で述べましたが、「時代はSUVだ」ということを実感する走りを2.0LエンジンのXVは提供してくれています。

2.0i-S EyeSight

18インチホイールを搭載して、スポーツモデルらしさとSUVらしさが2.0i-Lより高められたグレードです。どういったところがスポーツモデルらしいのかというところは、装備を紹介する際に説明しましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

性能を見るとXVは2.0Lがデフォで、1.6Lは廉価モデルのような位置づけなのではないかと感じました。装備を見てみても2.0L車は最初から2.0i-Lと装備が強化された仕様のグレードなので、より1.6Lの廉価モデル感が強く感じさせられます。

そんなグレードごとの装備の違いを、下記カタログから一部抜粋して紹介しましょう。
xv_equipment.pdf

全グレード共通標準装備

  • アイサイト コアテクノロジー
    プリクラッシュブレーキ
    AT誤発進・誤後進抑制制御
    全車速追従機能付クルーズコントロール
    定速クルーズコントロール
    アクティブレーンキープ(車線中央維持/車線逸脱抑制)
    車線逸脱警報
    ふらつき警報
    先行車発進お知らせ機能
  • デュアルSRSエアバッグ
  • SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ
  • 歩行者保護エアバッグ
  • アクティブ・トルク・ベクタリング
  • UVカット機能付フロントドアガラス
  • アルミ製フロントフード
  • フロント&リア大型ドアポケット(ボトルホルダー付)
  • スポットマップランプ
  • 電動パーキングブレーキ
  • マルチインフォメーションディスプレイ付メーター
  • チルト&テレスコピックステアリング

先進予防安全装備として、基本的に欲しいものは搭載されていると言えるのではないでしょうか。アイサイトが全車標準装備なので、安全面に関しては抜かりがありません。

プリクラッシュブレーキは、前方車両との速度差が約50km/h以下で衝突回避・被害軽減を行うというものです。

ブレーキによる回避操作が認められた場合、「プリクラッシュブレーキアシスト」が働き、通常のブレーキより強い制動力が発生して衝突回避できる確率が高くなります。

個人的にアイサイトの中で一番「いいな」と思うのが、全車速追従機能付クルーズコントロールです。これが全てのグレードに標準搭載されているのは大きいでしょう。

特に、高速道路をよく利用する方や通勤にもXVを使いたいという方にとっては必須とも言えますからね。

特にアイサイトのクルコンはあ0km/h~100km/h程度の広い車速域で、先行車に追従走行可能。

高速道路ならこの範囲を超えることもあるかもしれませんが、市街地で走る分にはこの範囲を超えることはなく下道での渋滞時に大いに役立ちます。

高速道路でも法定速度で巡行する程度であれば、全く問題なく作動するでしょう。

以上のような便利な機能が全車標準装備となると、1.6i-EyeSightの価値が上がりますよね。コストパフォーマンスに優れたグレードということで、CVTとの相性の悪さやボディの重さによる無理をさせている感覚などを差し引いても魅力があるように感じます。

1.6i EyeSightと1.6i-L EyeSightの装備、特徴、異なる点

1.6i EyeSight 1.6i-L EyeSight
  • インフォメーションメーター
  • パワーウインドウスイッチ(フロント照明&ピアノブラック加飾付)
  • シルバー加飾(センター)ベンチレーショングリル

 

  • X-MODE(ヒルディセントコントロール付)
  • マルチファンクションディスプレイ
  • パドルシフト
  • リヤシートセンターアームレスト(カップホルダー)
  • パワーウインドゥスイッチ(全席照明&
    ピアノブラック調加飾付)
  • シルバー加飾(センター)&ノブ部メッキ加飾付ベンチレーショングリル
  • USB電源(フロント2ヶ)
  • UVカット機能付濃色ガラス(リヤドア、リヤクォーター、リヤゲート)
  • 後退時自動ブレーキシステム
※二つのグレードで異なる装備のみを挙げました。

内装の加飾の違いが多いですが、X-MODEの有無やマルチファンクションディスプレイの有無などは大きな違いですよね。

特にマルチファンクションディスプレイではなく、インフォメーションメーター搭載というところに「廉価モデルだなあ」と感じさせられます。

インフォメーションメーターでも必要な情報は表示されるので問題ないですが、マルチファンクションディスプレイが搭載されて当たり前というところがありますからね。

実用的な問題以前の問題で、どことなく引っかかってしまいます。

パドルシフトに関してはスポーツ走行には非力感のある1.6i-Lには不要というのが、個人的な意見です。あると嬉しいけれど、やはりガンガン加速しているときにこそパドルシフトのような直観的操作系は輝きますから。

2.0i EyeSight-Lと2.0i-S EyeSightの装備、特徴、異なる点

2.0i-L EyeSight 2.0i-S EyeSight
  • 225/60R17タイヤ
  • 17インチ(切削光輝)アルミホイール
  • ハロゲンヘッドランプ(ブラックベゼル)
    [ヘッドランプレベライザー(マニュアル)付]
  • 2.0i-L専用トリコット/トリコット(オレンジステッチ)
  • 運転席シートリフター(レバー式)
  • 225/55R18タイヤ
  • 18インチ(切削光輝)アルミホイール
  • LEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)[ヘッドランプレベライザー(オート)、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー付]+ステアリング連動ヘッドランプ
  • クリアビューパック
  • アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)
  • 20i-S専用トリコット/トリコット+合成皮革(オレンジステッチ)シート
  • 運転席&助手席8ウェイパワーシート
  • 光輝ウインドウモール
※二つのグレードで異なる装備のみを挙げました。

特徴的なのは、ホイールが異なるという点ですね。1.6i EyeSightから2.0i-L EyeSightまでずっと17インチ(切削光輝)アルミヒールだったのですが、2.0i-Sでは18インチになっています。

高速道路やワインディングで思い切り加速してスポーティに走るなら、18インチの路面に吸い付くような感覚があったほうが快適ですからね。

つまり、2.0i-Sは、XVのスポーティモデルと言えるグレードとなっています。

そう言える理由はホイールの大きさだけでなく、アルミパッド付スポーツペダルや運転席&助手席8ウェイパワーシートが付いている点にもあります。

アルミパッド付のペダルは、やはりスポーツ走行をするなら欲しいですよね。踏む感覚がよりダイレクトになりますし、何よりカッコよくてロマンがあります。

8ウェイパワーシートは、スポーティに走るためのドライブポジションを決めるのに非常に重要な役割を果たすためスポーツモデルには必須です。そういった装備が整っているため、2.0i-SはXVのスポーツモデルと言えるわけですね。

同じ動力性能と似た装備を持ちながらも、2.0i-Lと2.0i-Sとではユーザー層が違ってきます。

1.6i-Lと2.0i-L EyeSight装備、特徴、異なる点

  • SI-DRIVE[2モード(I/S)]
  • LEDサイドターンランプ&ターンインジケーター付 電動格納式リモコンカラードドアミラー
  • 本革巻ステアリングホイール(オレンジステッチ)
  • ピアノブラック調加飾付本革巻シフトレバー
  • シフトパネル※塗装加飾に違い
  • シフトブーツ
  • シルバー メーターバイザーリング※塗装加飾に違い
  • フルオートエアコン(抗アレルゲンフィルター付)[左右独立温度調整機能付]
  • キーレスアクセス&プッシュスタート(暗唱コード式キーレスエントリー付)
  • スピーカー(フロント4、リア2)
  • シート材質(メイン/サイド)[2.0i-L EyeSight用トリコット/トリコット(オレンジステッチ)]
  • オレンジステッチ インパネアッパートリム
  • 表皮巻センタートレイ加飾(オレンジステッチ)

Lと異なる2.0i-LおよびSの装備を挙げましたが、実際はまだまだ加飾の違いなどがあります。大きな違いはSI-DRIVEモードの搭載と左右独立温度調整機能の搭載でしょうか。

SI-DRIVEモードで選ぶことができるようになったのは、簡単に言うと「エコモード」と「スポーツモード」です。

名称は「インテリジェントモード」なのですが、端的に機能を表すと「エコモード」になります。燃費効率を意識した走りが可能になるモードで、上手に使うと従来より低燃費を狙うことが可能です。

スポーツモードは文字通りですね。動力性能がアップしてスポーティな走行が可能になった2.0i-L(S)だからこそ、必要になるモードです。

その他にも様々な違いがあるのですが、1.6i-Lと2.0i-Lとの装備の違いが大きい点が「1.6iと1.6i-Lは廉価モデルかもしれない」という理由のひとつでもあります。これだけ差が出ると、やはり2.0i-LやSが魅力的に思えてしまいますね。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

XVのグレードの違いを見てきましたが、ユーザー需要がハッキリと分かれるのではないかというくらい特徴の違いがハッキリしていましたね。

そこで、動力性能の違いと装備の違いから、それぞれどんな人にオススメなのかを語りたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
1.6i EyeSight ☆☆ 安くXVを手に入れたい方へ。
1.6i-L EyeSight ☆☆☆☆ 市街地メインで走るという方へ。
2.0i-L EyeSight ☆☆☆☆☆ 普段使いとレジャーの両方の頻度が高い方へ。
2.0i-S EyeSight ☆☆☆ 高速道路の利用が多い方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

1.6i EyeSightの評価

正直なところ、XVを買うなら2.0Lモデルを買って欲しいところです。

それでも予算的な都合がつかないけどXVに興味があるという方のために、こういった安価なグレードが設定されたのはとても喜ばしいことと言えるでしょう。ただ、1.6iは装備が少し物足りないように感じます。

「どうしても安くXVを手に入れたい!」という方にはオススメですが、そうでない方にはあまりオススメできないかもしれません。

1.6i-L EyeSightの評価

高速道路を走る際やレジャーに出かける際などには非力さを感じることがありますが、市街地で運用する分には全く非力さを感じません。

それどころか2.0Lエンジンとの違いがわからないほど高性能と感じるので、市街地メインで走るためあまりエンジンを高回転まで回さないという方には1.6i-Lがオススメです。

高回転まで回さなければCVTの機械音も発生しませんし、非常に快適に走ることができますからね。装備内容も申し分なく、ブラックレザーセレクションなどオプションも多数用意されているので不満点が出ることはないでしょう。

2.0i-L EyeSightの評価

一番、万人にオススメできるのが2.0i-Lです。17インチホイールは高速道路を走る際には少し物足りなさを感じますが、17インチのマイルドで快適な走り心地はやはり魅力的。

市街地と高速道路の利用割合が半々程度という方や、普段使いとレジャー両方に使う方など多目的で利用しようとしている方には一番オススメですよ。

2.0i-L EyeSightの評価

一番SUVらしい、スポーティなグレードです。高速道路やワインディングで思い切り加速して走りたいという方や、スポーティな内装を楽しみたいという方にはオススメ。

その分価格も高くなりますし、18インチホイールは万人向けとは言えないためオススメ度が二つ下がっていますが、本当なら一番熱を入れて勧めたいグレードですね。

いくらSUVが実用向けに広く知れ渡ったとはいえ、実用的なだけでは面白くない。

やっぱり、ロマンがあってこそのSUVです。

スバルXVの総合評価

新型XVはXモードを搭載して、コンパクトSUVでありながら本格SUVに負けないほどの悪路走破性を手に入れたのが特徴的。

XVの走破性の高さは先代から高く評価されていた部分ですが、それが更に強化されて帰ってきたと考えるとワクワクしますよね。

Xモード非搭載の安価なグレードも設定され、入門モデルの敷居が下がったのも

個人的には嬉しいポイントです。自分の予算と照らし合わせてグレードを選ぶことによって、多くの方が満足できるコンパクトSUVになったのではないでしょうか。

 

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