アリオンのグレードを徹底分析!かっこいいが詰まったアリオンの秘密とは!

トヨタアリオン

古き良き日本車のカッコイイが詰まった車、トヨタのアリオン。

プレミオと一緒に語られることがほとんどの車ですが、プレミオとアリオンはセダンが衰退した今も延命処置が施されています。

日本国内専用セダンという、最近の車事情を知る人なら「売れにくいだろう」というイメージを持ちそうなアリオン。

国内月販2000台程度を売り上げてはいるものの、やはり希望明るめな未来は想像できないかもしれません。

しかし! だからこそ、だからこそアリオンはカッコイイ。

日本国内専用セダンを、世界に誇る日本の車メーカー「トヨタ」が作っているという「わかる人にはわかる感」のある魅力! カッコイイパッケージング、居住性と質感の高いインテリア、そして十分なパワー…。

そんなロマンが詰まったアリオンの特徴を、徹底的に紹介しましょう。

アリオン グレード表

まずは各グレードから見て行きましょう。

グレード名 価格
A15 1,897,855円
A18 2,032,363円(2,26,763円)
A15 “Gパッケージ” 2,086,363円
A18 “Gパッケージ” 2,239,527円(2,433,927円)
A15 “G-plusパッケージ” 2,269,963円
A20 2,404,473円
A18 “G-plusパッケージ” 2,491,855円(2,675,455円)
A20 “G-plusパッケージ” 2,650,909円
※()内には4WDの価格を記載しています。

アリオンに設定されたグレードは、全部で八つです。系統ごとに分けるとしたら、「A15系統」「A18系統」「A20系統」の三つに分かれるでしょうか。

その中に、GパッケージとG-plusパッケージがあるという感じですね。

最低価格と最高価格の間には約75万円の差があります。グレードが大きく分けて三系統あり、パッケージが二段階に分かれていることを考えれば、妥当な価格差ではないでしょうか。

ただ、本当に妥当かどうかはグレードの特徴を見ないことにはわかりませんよね。

価格差は妥当なのか、それとも特徴を踏まえれば小さい差か、はたまた大きいか? グレード事の特徴を見ながら、考えてみてください。

各グレードの特徴や違いを解説

アリオンには大きく分けて三つのグレードがあり、それぞれ性能が異なります。

そこからGパッケージという装備などを強化したグレードが用意されていると考えると、「A15」「A18」「A20」自体の装備の差はそれほど大きくないのでしょうか。

それとも…まあ、考えていても仕方がありません。

その答えを、確かめてみましょう。

A15

A15は、直列4気筒DOHC 1.5Lエンジン搭載グレードです。その最高出力は80kW/6,000rpm、最大トルクは136Nm/4,800rpmとなっています。

A15の走りで特徴的なのは、走行中の静粛性の高さです。1.5Lエンジンの過不足無いパワーを活かし、余裕ある走りをしてくれているのが音から感じられます。

音が好きという方には物足りないかもしれませんが、車の音やロードノイズがあまり好きじゃないという方には満足ができるものとなっているのではないでしょうか。

ガンガン派手に運転することはできませんが、アリオンはもともとそういう車ではありません。

国内を安定的に走行することがアリオンの用途としては一番しっくりきます。その用途で考えるなら、A15は十分。

走りがとても滑らかで、コーナリングもしなやかにしっかり曲がります。クイッと素早く曲がるというよりも、「スイーッ」と滑るように曲がる感じですね。引き付けられるような感じ、とも言えるのではないでしょうか。

ドン、と出るような速さを求めなければハマる、惹きつけられるグレードですよ。

装備はGパッケージを選べば満足度が高いものになりますがが、A15そのものだとA18やA20より少しだけ劣ります。たとえば、A18とA20はエアスパッツがフロント・リヤ両方に付いているんですが、A15はリヤのみです。

ただ、装備に関してはA18やA20との違いが少なくなっています。このグレードの持つ役割は、他のグレードと比較しても大きそうですね。

A18

A18は、直列4気筒DOHC 1.8Lエンジン搭載グレードです。最高出力は105kW/6,200rpm、最大トルクが173Nm/4,000rpmとなっています。

1.8Lエンジンと排気量は大きくなりましたが、1.5Lエンジンのときと同じく「ガンガン加速して走らせる車ではない」という印象を受けますね。

直線がそれほど多くはない日本の道路事情的に、過不足無い性能と言えるでしょう。

ドイツ車とかだと、1.4Lエンジンで最高出力110kW・最大トルク200Nm程度のものもありますが、それらと比べるのは無粋というものです。国が違えば車のあるべき形も違いますから。

加速感覚は1.5Lエンジンのときよりも洗練された印象があり、とてもスムース。

ステアリングの感覚もしっかりしていて扱いやすく、案外クイックに動いてくれます。パワーは日本国内だとどの道でも不足感はありません。

1.5Lだとパワーが必要になる場面で若干頼りなさを感じる部分もありますが、このグレードにはそれが無く安心してドライブを楽しむことができます。

ただ、「車窓から見える景色が一瞬にして流れるほどの加速が出来る」というようなものではなく、あくまでも「セダンをゆったり堂々と乗り回したい」という用途に向いているものです。

そこはエンジンパワーが変わっても変わりません。

A15/A18“Gパッケージ”

どちらも、A15とA18に装備を足したグレードです。

エンジン性能等は変わりません。どんな装備があるかは後で詳細を語りますが、少しだけ例を挙げておきましょう。

たとえば、二つに共通しているのが「スマートエントリー&スタートシステム」が搭載されている点です。

A15・A18だと、ただのワイヤレスドアロックリモートコントロールだったんですよ。価格的にスマートエントリーが搭載されていないと納得できないでしょうから、必然的な変更ですね。

他にはファブリックシートがラグジュアリーファブリックシートになっていたり、イルミネーテッドエントリーシステムに変更点があったり、インテリア関係に変更が多いです。

基本的な装備や機能は、Gパッケージだとあまり変わりません。

A15/A18“G-plusパッケージ”

名前の通り、Gパッケージに「プラスアルファ」を加えたグレードです。

スーパーUVカットグリーンガラスがフロントドアに就いたり、ステアリングホイールが本革巻き+木目調になったり、やはり内外装の追加変更点が多い様子。

ただ、G-plusパッケージには機能的な変更点もあります。

それは何かというのが、装備の違いを語る上での重要な部分なんですよ。後程グレードごとに装備を比較しながら、紹介しましょう。

今は、G-plusパッケージが「Gパッケージの豪華版」ということだけ頭に置いておいてくださいね。

A20

流れでもうわかるかと思いますが、A20には2.0Lエンジンが搭載されています。排気量やパワーは変わりますが、シリンダー数などは変わりません。

まったりとドライブを楽しむ車に、V6なんて不要ですからね。それに価格帯も比較的低めなので、全グレード通して4気筒なのにも納得です。

そんなA20の最高出力は112kW/6,100rpm、最大トルクは193Nm/3,800rpmとなっています。ゆったり走る車とはいえ、流石2.0Lエンジン、ハイパワーですよね。

これだけパワーが大きくなれば音が気になるところですが、相変わらず静粛性は高く上質なエンジンの音しか感じられません。

エンジンの音も加速すれば聞こえますが、巡航中は気にならない程度にしか聞こえないんです。ロードノイズもあまり拾わず、心地よい走りが楽しめます。

発進から中速・高速域にかけてキビキビとしたパワフルな加速が楽しめるため、「アリオンでも加速を楽しみたい」という方にはA20は良い選択肢になるのではないでしょうか。

ゆったりとクルージングを楽しみながら、ときには加速してアクセントを付ける。

窓の景色を楽しんだり、窓から入ってくる風を感じたり……。

A15やA18よりも楽しみの幅が広がるグレードです。

A20“G-plusパッケージ”

A20にはGパッケージが無く、最初からG-plusパッケージになっています。

というよりも、A20はデフォルトのままでGパッケージ同等の装備が付いているんですよ。当然、A20はA15やA18に比べて豪華になっていますが、先述の通り派手な違いはそれほど多くありません。

A20”G-plusパッケージ”の特徴は、A15やA18と同じです。内外装が少し豪華になっているのと、機能的な強化があるという点の二点。詳しくは、これから見ていきましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

各系統ごとに装備はそれほど大きくは違わず、GパッケージとG-plusパッケージとで違いが出るということでした。

ただ、A20はGパッケージ同等の装備を持っているなど、少なくても違いがあるということは事実。それなら、各グレードのどこに違いがあるのでしょうか?

各グレードの装備の特徴を見る上で、明らかにしていきましょう。

全グレード共通標準装備

  • ドライブスタートコントロール
  • S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
  • ヒルスタートアシストコントロール
  • 緊急ブレーキシグナル
  • EBD(電子制御動力配分制御)付ABS&ブレーキアシスト
  • フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
  • スタビライザー(フロント・りや)
  • エアロスタビライジングフィン
  • 6:4分割可倒式ダブルフォールディングシート(リクライニング機構付)
  • フロントカップホルダー2個/コンソールサイドポケット/リヤセンターアームレスト(カップホルダー2個付)
  • 助手席4ウェイマニュアルシート
  • オプティトロンメーター(メーター照度コントロール機能付)
  • 電動パワーステアリング(車速感応型)
  • チルト&テレスコピックステアリング
  • フットレスト

各系統ごとに見てみれば装備の違いはそれほど大きくないものの、全車標準装備は必要最低限にとどまっているという印象を受けますね。

各パッケージごとにしっかりとした違いを持たせているからでしょうが、なんだか少し寂しい気がします。

特に安全装備に関しては完全に必要最低限。Toyota Safety Sense CはA15とA18には標準装備されておらず、オプション設定となっています。

Gパッケージ以上だと標準装備なんですが……これをGパッケージの利点と取るべきか、全車標準装備の不足と取るべきか微妙ですよね。

価格帯的に標準でも良いような気がしますが、エンジンパワーと内外装を重視してお金をかけた結果、異常のような標準装備になっているんでしょう。

内装はGパッケージ以上で強化される余地を残しているとはいえ、上質な雰囲気で非常に居心地がいいです。カップホルダーの数が多く、その場所の設定も秀逸。収納の数と場所も満足できるようになっています。

クラウンに若干寄せたような作りになっていますね。なかなかに高級感があり、「お金が使われているなあ」と実感させられます。

地味に、フットレストが標準装備なのが嬉しいところです。

必要最低限かもしれないけれど、必要にして十分。庶民派セダンとしては上出来なのではないでしょうか。

A15とA15 Gパッケージの装備、特徴、異なる点

A15 A15”Gパッケージ”
  • ドアサッシ(カラード)
  • ワイヤレスドアロックリモートコントロール
  • ファブリックシート
  • ファブリック・ドアトリムオーナメント
  • センターピラー&ルーフサイドインナーガーニッシュ(樹脂)
  • コインポケット(運転席側)
  • マニュアルエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル
  • イルミネーテッドエントリーシステム(イグニッションキー照明+室内照明)
  • ドアサッシ(ブラック)
  • Toyota Safety Sense C
  • 先行車発進告知機能
  • インテリジェントクリアランスソナー
  • コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)
  • スマートエントリー&スタートシステム
  • ファブリックシート(ラグジュアリー)
  • ファブリック・ドアトリムオーナメント(ラグジュアリー)
  • センターピラー&ルーフサイドインナーガーニッシュ(ファブリック)
  • シートバックポケット(運転席・助手席)
  • オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル(花粉除去モード付)
  • イルミネーテッドエントリーシステム(エンジンスイッチ+室内照明)
  • リヤ読書灯
  • 盗難防止システム
※上記二つのグレードで違いのある装備だけをまとめました。

メインになるのは、やはりToyota Safety Sense Cですよね。A15だとパッケージオプション扱いですから。

Toyota Safety Sense Cの中には、『プリクラッシュセーフティシステム』『レーンディパーチャーアラート』『オートマチックハイビーム』の二つが入っています。

プリクラッシュセーフティシステムは、レーザーレーダーと単眼カメラを使って進路上の先行車を検出し、衝突予防を行う機能です。作動範囲は約15~140km/hで走行中となっています。

その範囲内で衝突危険性が検出された再、警報で告知を行い、回避操作を促してくれるというものです。

ただ、約30~80km/hの範囲で走行している再には、警報の後ブレーキを踏んだときに強力なブレーキアシストが作動するようになっています。

自動ブレーキは約10~80km/hと広めの範囲で作動するので、ブレーキを踏めなくても安心です。

レーンディパーチャーアラートは、車線を逸脱しそうになった際に警告してくれる機能。オートマチックハイビームは、ハイ/ロウを自動切換えしてくれる機能となっています。

また、安全装備で言えば、先行車発進告知機能やインテリジェントクリアランスソナーもA15だとオプション扱いです。金額はToyota Safety Sense Cと同じ54,000円。

ということは、A15を安全装備だけGパッケージ同等にしようと思うと108,000円必要になるということですね。

先行車発進告知機能などに関しては必須ではないものの、通勤に使うならあった方が良いでしょう。渋滞や混雑時、先行車の発進を知らせてくれるから、少し気を抜くことができますよ。

これだけの違いがあって、内外装も少し豪華になるんだから、Gパッケージの持つ役割はA15より大きいかもしれません。個人的には、A15を買うならGパッケージを選んだ方がお得感が強いと感じますね。

A18とA18 Gパッケージ装備、特徴、異なる点

A18 A18”Gパッケージ”
  • ドアサッシ(カラード)
  • ウレタン3本スポークステアリングホイール
  • PVCシフトノブ
  • ワイヤレスドアロックリモートコントロール
  • ファブリックシート
  • ファブリック ドアトリムオーナメント
  • センターピラー&ルーフサイドインナーガーニッシュ(樹脂)
  • コインポケット(運転席側)
  • マニュアルエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル
  • イルミネーテッドエントリーシステム イグニッションキー照明+室内照明
  • ドアサッシ(ブラック)
  • Toyota Safety Sense C
  • 先行車発進告知機能
  • インテリジェントクリアランスソナー
  • コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)
  • 本革巻き3本スポークステアリングホイール
  • PVC+木目調シフトノブ
  • スマートエントリー&スタートシステム
  • ファブリックシート(ラグジュアリー)
  • ファブリック ドアトリムオーナメント(ラグジュアリー)
  • センターピラー&ルーフサイドインナーガーニッシュ(ファブリック)
  • シートバックポケット(運転席・助手席)
  • オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル(花粉除去モード付)
  • イルミネーテッドエントリーシステム エンジンスイッチ+室内照明
  • リヤ読書灯
  • 盗難防止システム
※上記二つのグレードで異なる装備を挙げています。

ほとんどA15・A15”Gパッケージ”と違いが無いと思いきや、違いがあるんですよ。A18”Gパッケージ”は、ステアリングホイールが本革巻きになり、シフトノブに木目調が追加されています。

A15”Gパッケージ”はA15と変わらずウレタンとPVCなんですが、しっかり強化されていて好印象です。

性能だけでも選びやすいかもしれませんが、こういう違いがあるとA18”Gパッケージ”を選ぶ意味が大きくなりますよね。

その他は特にA15・A15”Gパッケージ”と変わりません。

A15/A18“G-plusパッケージ” 装備、特徴、異なる点

  • スーパーUVカット フロントドアUVカットグリーンガラス(はっ水機能付)
  • UVカット機能付きプライバシーガラス(リヤドア、バックウインドウ)
  • Bi-Beam LED(オートレベリング機能付+LEDクリアランスランプ)ヘッドランプ
  • 6灯LEDハイマウントストップランプ(室内装着)
  • 本革巻き+木目調3本スポークステアリングホイール
  • 本革巻き+木目調シフトノブ
  • 合成皮革+ファブリック(ハイラグジュアリー)
  • 運転席8ウェイパワー(ランバーサポート付)フロントシート
  • 運転席シート上下アジャスター(電動)
  • フルフラットシート(助手席のみ)
  • 合成皮革ドアトリムオーナメント表皮
  • 「ナノイー」
  • オーディオレス(カバーレス)6スピーカー

運転席はこれまで6ウェイマニュアルシート、運転席シート上下アジャスターはマニュアル式だったんですよ。

助手席は全グレード通して4ウェイマニュアルシートなのが少し残念なポイントかもしれませんが、この価格帯で運転席8ウェイパワーシートが実現しているだけでも御の字ではないでしょうか。

8ウェイパワーシート+電動アジャスターだから、ドライビングポジションの調整の幅が広く楽に調整できるようになっています。

その分、運転席はフルフラットシートではなくなりましたが、ここはトレードオフでしょう。

個人的にはシート周りの変更点が一番のポイントだと感じていますが、Bi-Beam LEDランプや本革巻きホイール&シフトノブも嬉しいところですよね。Gパッケージと比べると、やはり機能面が充実していて豪華になっています。

A20とA20”G-plus”の装備、特徴、異なる点

A20 A20 “G-plus”
  • 195/65R15タイヤ
  • 15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)
  • UVカットグリーンガラスフロントドア(はっ水機能)
  • UVカットグリーンガラス リヤドア、バックウィンドゥ
  • ハロゲン[ハイ・ロービーム](マニュアルレベリング機能付+クリアランスランプ)
  • 4灯LEDハイマウントストップランプ(室内装着)
  • 本革巻き3本スポークステアリングホイール
  • PVC+木目調シフトノブ
  • ファブリックシート(ラグジュアリー)
  • 運転席6ウェイマニュアルシート
  • 運転席シート上下アジャスター(マニュアル)
  • 4スピーカー
  • 195/55R16タイヤ
  • 16×6Jアルミホイール(センターオーナメント付)
  • スーパーUVカットグリーンガラスフロントドア(はっ水機能)
  • UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア・バックウィンドウ)
  • Bi-Beam LED(オートレベリング機能付+LEDクリアランスランプ)
  • 6灯 LEDハイマウントストップランプ(室内装着)
  • 本革巻き+木目調3本スポークステアリングホイール
  • 本革巻き+木目調シフトノブ
  • 合成皮革+ファブリックシート(ハイラグジュアリー)
  • 運転席8ウェイパワー(ランバーサポート付)
  • 運転席シート上下アジャスター(電動)
  • フルフラットシート(助手席のみ)
  • 「ナノイー」
  • 6スピーカー

タイヤとホイールだけは違いますが、基本的にはA18”Gパッケージ”とA18”G-plus”の違いと同じです。

G-plusパッケージの方がタイヤが大きくなりアルミホイールなので、2.0Lエンジンのパワーと比べるとよりバランスが良くなっていると言えるのではないでしょうか。

機能重視の方だけでなく、走りを楽しみたい方もG-plusを選ぶ意味がありそうです。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

各グレードの特徴を性能や装備から見てきましたが、どのグレードにも役割があって面白いですよね。ただ、共通点が多いから選ぶのに迷ってしまいます。

そこで、各グレードに対して個人的な評価を下してみました。どのグレードがどんな方にオススメなのか、これを見て迷いを晴らしましょう!

グレード名 評価 こんな人にオススメ
A15 ☆☆☆ セダンタイプの車を安価に、そしてゆったりと乗り回したい方へ。
A18 ☆☆☆☆☆ 日本中をストレスフリーで走り回りたい方へ。
A15/A18”Gパッケージ” ☆☆☆☆ 内装の質感に物足りなさを感じる方へ。
A15/A18”G-plusパッケージ” ☆☆☆ 機能を重視したい方へ。
A20 ☆☆ より質感の高い走りと速さを追求したい方へ。
A20”G-plusパッケージ” ☆☆ 走りと機能両方を高めたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

A15の評価

アリオンA15は、現行セダンの中だと安い方です。

アリオン全体がそうなんですよね。これだけ純粋なセダンタイプの車が減る中、セダンと言えば高級志向が強くなってきています。

セダンは金銭的な余裕のある大人の車というイメージや、セダンを好む世代の収入などを考えると当然かもしれません。

ただ、中にはこういう庶民派セダンを求めている方もいるはずです。

そんな方にとって最良の選択肢となるアリオン、その中で一番安価なグレードということだけでも存在価値は大きいのではないでしょうか。

性能を見てみても、市街地を走り回るのには十分です。険しい坂道や峠などは厳しいかもしれませんが、それ以外なら困る場面は少ないでしょう。

A18の評価

A18は、A15の性能に不満を覚える方向けのグレードと言えます。険しい坂道が続くような地形を走ることが多いとか、峠や山道を走りたいとか、そういう方にはA15よりA18の方がオススメです。

一番万人に勧めやすいのはA18系統ですね。過不足が全く無く、とても「ちょうどいい」車ですから。A20だと人によっては行き過ぎだし、A15は人によっては不足感があるでしょう。

A18は、万能です。

A15/A18“Gパッケージ” の評価

A15またはA18が欲しいけど、内装の質感と安全装備の両方に不満がある方向けのグレードがGパッケージです。

「内装の質感は素面でいいけど安全装備だけ物足りない」という方は、オプションパッケージで安全装備を追加したほうが安く上がります。

それでも5万円から10万円程度かかってしまうので、「いっそのことGパッケージを選んだ方が良い」という意見もありますが……。そこは、個々人の感じ方次第ではないでしょうか。

また、A15とA18のどちらのGパッケージがオススメかということですが、個人的にはA18を推します。やはりA18は万能ですからね。

A15の持つ役割は大きいけれど、それは門戸を広げるという役目。「出来るだけ安く抑えたい」という前提なら一番オススメというものですから。

A15/A18“G-plusパッケージ” の評価

運転席8ウェイパワーシートなど、機能面の強化が大きいですよねえ。

ランバーサポートが付いているのもニクイ。スポーツセダンのようにガンガン走らせることは無い車だとは言え、ゆったりクルーズを楽しむにも運転ポジションは大事です。

マニュアルでも良いと言われればそうなんですが、電動であることに越したことはないじゃないですか。

役割としては小さいのかもしれませんが、ストレスなく運転を楽しみたいのならG-plusパッケージは良い選択肢となりますよ。

A20の評価

A20とA20”G-plus”は、魅力的だけどオススメしにくいグレードだと感じています。

とても魅力的ではあるんです。A20の気持ちいい加速感、キビキビとした力強い走りはとても刺激があって楽しい。だけど、アリオンの客層と合致するのかは正直なところ微妙に見えます。

実際に価格.comなどを見てみると、レビュー投稿はA15とA18が多くA20は2007年モデルだとありません。やはり少し高いのと、「そこまでのエンジン性能は求めてない」という感じなのではないでしょうか。

とはいえ、「アリオンの内外装が好きだけどスペックがなあ」と頭を悩ませている方にはオススメできますよ。

A20“G-plusパッケージ” の評価

A20を買うなら、Gパッケージ標準搭載のA20も良いですが、思い切ってG-plusを買ってみても良いかもしれません。走りを楽しむとなると、それなりの足回りが必要になります。

2.0Lエンジンにスチールホイールはどうなんだという不安や不満が出そうですよね。アルミホイールの方が比較的安定するし、どんどん加速したいならG-plusを買うべきでしょう。

ドライビングポジションの調整機構も、A20だとさらに活き活きとしはじめますよ。

アリオンの総合評価

アリオンは、比較的安価ながらも質感が高く高級感が溢れていてカッコイイですよね。特にG-plusの木目調を使った運転席回りには、心が惹きつけられてしまいます。

エクステリアのデザインも無難ながらも主張が見られ、大人のカッコ良さが感じられて良いです。

奇をてらうことがないデザインと、同じく奇をてらわない走りの質感……。運転する人にも、乗る人にも優しい車というのがアリオン全体の印象です。

そう考えると、装備の項目では「標準装備が寂しげ」と語りましたが、それはメーカーが意図したことなのかもしれません。

最低限の標準装備と、段階的に装備が充実するグレード設定にすることで親しみやすさと、アリオンの意地が見えてきます。

昨今のセダン界隈には、アリオンのような、親しみやすいセダンが敢えて必要なのかもしれませんね。

 

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