ヴェゼルHVを実際に運転してみた。実燃費・乗り心地などは?

実燃費ヴェゼルHV

カタログ値:27.0km/L
実燃費平均:18.18km/L

国内で特に人気のあるホンダのコンパクトSUV、ヴェゼル。コンパクトSUVでは珍しい、ハイブリッド車を設定している車です。国内で人気のSUVに、近年流行りのハイブリッド技術を搭載させたヴェゼル・ハイブリッドは、通常のヴェゼルよりも低燃費になっているのでしょうか。

上記カタログ値や実燃費平均を見てみると、確かに燃費は大きく向上しています。これがハイブリッドの力といったところでしょうか。ただ、カタログ値と実燃費平均の間に大きな開きがあるのが気になります。もっと良い記録が出ても良いものです。

そこで、カタログ値以上とは言わずとも、近づけることはできるはずだと考え、もう少しオーナーの声を拾った上で、自分でも運転して燃費を試してみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「エコモード無し、エアコン付けて街中を走り、18km/Lでした」
「平均燃費は余裕で20km/Lを超えています!」
「2,000km走行して、これまでの平均燃費は21km/Lです」
「乗り方・距離・道路などで変わりますが、大体どこで走っても17km~21km/Lくらいです」
「800km走って、平均20.4km/L。非常に満足しています」
「普段は20km/L程度ですが、少しだけ気をつければ22.23km/L程度になりました」
「ECONを使ったことがなく、高速・一般道を半々の割合で1,000km走行し、18.9km/Lです」}
「最低17km/L程度、最高で22km/L程度です」
「近場の通勤時は18km/L、長距離走ると23km/Lになりました」
「街乗り中心で19.5~21km/L程度です」

上記の口コミ以外にも、「40km/h制限の道路を走る際には、できるだけEV走行を心がけ、運転の楽しみが購入以前よりも増えました」と語る人もいました。EVというと、ハイブリッド車特有の走行モードですね。EVとは電気自動車モードという意味であり、ガソリンを使わずにバッテリーを使ってモーターだけ駆動させ、走行するモードです。

バッテリーでモーターだけを駆動させているため、ガソリンを使った通常走行時よりもパワーは出ません。そのため制限速度が低く設定されているところでEV走行を使っているというわけです。使いどころによっては低燃費に大きく貢献することになります。

上記の口コミを見ていると、ほとんどの人が20km/L以上の記録を出しています。20km/Lを下回るのは街中で短距離走行をする場合、夏場や冬場にエアコンをガンガンに効かせて、全く燃費を意識しないで走った場合くらいのものです。上記口コミ以外にも、多くの人が20km/L以上の記録をたたき出していました。

エコモードやEVを使っているという人も多いです。

では、誰にでもできるようなエコドライブを、もう少しだけ心がけてみたら、どれほどの燃費になるのでしょうか。気になったので、実際に試乗して試してみました。

走行レポート。ヴェゼル・ハイブリッドを実際に運転してみたら・・・

通常のヴェゼル同様、高級感のあるスタイリッシュなエクステリア。中に入ると良質なシートが出迎えてくれます。今回はカタログ燃費が最も低燃費だったベースグレードに試乗してみました。上位グレードのように本革シートはありませんが、それでも乗り心地が良さそうなシートでした。

発売当初は乗り心地が硬かったようですが、今ではそんなことはないようですね。長距離もそうですが、短距離でも乗り心地が悪いということはありません。「車は良い方向に変わっていくもんだよなあ」と思いながら、エンジンスタート。街中を30km走りますよ。

発進時にはEVになっていましたが、10km/Lを超えたあたりでエンジンが始動しました。もっさりしているとは言いませんが、ガソリン車とは違った感覚がありました。少しゆっくりめに発進するイメージといったところです。

ある程度スピードに乗ると、またEVになる。60km/hを過ぎるとガソリンに切り替わる。EVに切り替わるときには少しだけ、ギアがひとつ落ちたかのような感覚があって、EVという表示がつきます。なるほど確かにこれなら、ECONを使わなくても燃費が良くなるはずです。

ところどころEV走行になりつつ、30km走り終えたところ、燃費は18.24km/L。

次に高速道路を50km走ってみます。高速道路だと、流石にEV走行はできませんね。60km/hが、ヴェゼル・ハイブリッドがEV走行できる限界のようです。ハイブリッドだからあまりパワーは無いかと思っていたら、そんなことはなく、高速道路でもしっかりと余裕を見せてくれます。ハイブリッドでも、エンジン走行しているときはSUVらしい、ヴェゼル本来のキビキビとした走りです。

時折加速・原則を繰り返しながら走り、燃費は20.4km/L。なかなか良いのではないでしょうか。

低燃費を心がけたら

農道と国道が交錯するような、郊外の道を選んで、先ほどと同じく30km走ってみます。ECONモードはオンにしていました。スタート時には、やはりEVになるようです。10km/h以上になるとエンジンが始動するので、最初のEV走行は一瞬ですけどね。それでも、ゆっくりとソフトなアクセルの踏み込みと合わせると、十分燃費に貢献してくれそうです。

市街地だとそれがなかなかできないかもしれませんが、最初に素早く発進し、スピードに乗ってからアクセルを離して同じ速度に戻したり、速度が落ちない範囲内でアクセルを少し戻してみると、燃料消費をやや抑えられますよ。

途中制限速度40km/hの農道に突入。農道を抜けると国道が待っています。農道ではEV走行に切り替わりました。農道は信号もありませんから、スムーズに抜けられて気持ちがいいですね。国道に入っても、しばらくはEV走行が続きます。走ったところは盆地なので、緩い上りや緩い下りが非常に多いのです。本当の意味で平坦な道というのは、なかなかありません。

緩いのぼりになるとEVになりにくかったですが、緩い下り坂であれば、65km/hくらいまではEV走行ができました。途中信号には2回ほど引っかかってしまいましたが、後続車が少なかったので、信号待ちからのスタートもゆったりとしたアクセルの踏み込みをすることができました。

そうこうしているうちに30kmが過ぎ、燃費は22.3km/L。これはとても良い数字ではないでしょうか。

今度は高速道路を50km、クルーズコントロールを使いながら走ってみました。クルーズコントロールの設定速度は90km/h。これによって簡単に速度調整ができるようになり、運転者としては楽ですし、車としては低燃費になるので一石二鳥です。

クルコンを使っていて余裕があるので、室内の音に耳を澄ませてみました。ヴェゼルは直噴エンジンだからか、音は結構あります。ただそれほど気になるような不快な音ではありませんでした。非常に余裕のある走りをみせてくれ、前方車両との距離も開き、速度を維持して50km走行終了。燃費は24.3km/Lでした。

燃費なんて気にせず走ってみたら

エアコンを付けて涼み、街中を30km走行。今度はSPORTモードをオンにして最初から飛ばしてみます。発進時にはEVになると記載しましたが、アクセルを思い切り踏み込んで飛ばそうと思えば飛ばせるようです。この車にそれが向いているかは別として、そういった走り方もできるので、燃費を良くしつつも走行性能を満喫したいという人も安心ですね。

エンジンは1,500ccなのですが、1,800ccか2,000ccのエンジン並みにパワーがあります。しっかりと加速してスピードを出してくれますし、スピードを出した状態でのコーナリングも安定してこなせるほどのコーナリング性能があります。ここは通常のヴェゼルと変わりませんね。やはりヴェゼルの走行性能は素晴らしいです。

4回ほど信号に引っかかり、ダッシュ&ストップを繰り返した結果、16.5km/Lとなりました。それでも全く悪くはありませんね。SUVとしては十分な燃費ではないでしょうか。

続いて高速道路を50km走行。今度はクルコンを使わずに思い切りアクセルペダルを踏み込んでみます。吹き上がりは良くありませんが、スムーズな加速感が気持ちいいです。ハイブリッド車だということは全く感じさせないほどの走行性能。時速120km/hまでであれば全く問題はありません。それ以上だと、やや力不足を感じます。

そうやって走った結果、18.7km/L。やはり十分です。

まとめ

ヴェゼル・ハイブリッドは低燃費を追求しながらも、動力性能を重視しています。そのため加速もスムーズですし、SPORTモードをオンにすれば、本当にスポーティな走りもできるのです。峠道もパワーモードをオンにすれば余裕をもって走ることができるでしょう。

ただ、そのためか燃費性能は平均的で、ハイブリッド車としてはまずまずといったところでしょうか。それでも通常のヴェゼルと比べると低燃費ですし、SUVとしては本当に低燃費です。無茶な運転をしない限りは、20km/Lを下回るようなことはほとんどありません。

ヴェゼル・ハイブリッドは、運転を楽しみたいけど燃費を犠牲にしたくないというニーズをかなえる、とてもバランスの良い車だと言えるのではないでしょうか。

 

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