ヴェゼルHV グレード毎の主な違い、魅力を解説

ホンダヴェゼルHV

国内で特に人気のあるコンパクトSUVヴェゼルには、ハイブリッド車も用意されています。

元から実用向けで比較的低燃費なヴェゼルですが、ハイブリッド車はさらに低燃費。より実用者としての風格を高めています。

そんなヴェゼルハイブリッドの価格や燃費、さらにはグレードごとの特徴を簡単にまとめてみました。

購入を検討する際の参考までに、どうぞ。

ヴェゼルのグレード表

グレード 価格 燃費
HYBRID Honda SENSING 2,460,000円[2,676,000円] 27.0km/L[23.2km/L]
HYBRID X Honda SENSING 2,539,000円[2,755,000円] 26.0km/L[23.2km/L]
HYBRID Z Honda SENSING 2,710,000円[2,926,000円] 23.4km/L[21.6km/L]
HYBRID RS Honda SENSING 2,810,000円 25.6km/L
※燃費表示はカタログより抜粋。[]内は4WDの内容を記載しています。

各グレードの間には、8万円から17万円程度の価格差があります。グレードごとに20万円・30万円価格が変わるという車もありますから、この差は小さいと言っても良いでしょう。ベースグレードはとても安く、ガソリン車とあまり値段が変わりません。

どのグレードも20km/L近い燃費が平均で出ており、実際に乗っている方の口コミを見てみても、23km/Lを超えている人が多いです。燃費に関してはどのグレードを選んでも大差ありません。

低燃費で選ぶなら、価格も考慮してベースグレードが良いでしょう。ただ燃費だけで判断するのはまだ早いです。ここからは、グレードごとの特徴について簡単にご説明します。

グレード毎の特徴をわかりやすく

ハイブリッドのグレードは四つあり、覚えにくいです。

グレードごとの特徴もこれと言ってわかりやすいものがなく、最も違いが出るのは装備。エンジンはどれも同じものが付けられていますし、出力も同じです。ではどうやって覚えるのか、とても感覚的ですが、個人的にはこう覚えています。

ハイブリッドX(かける)7つの装備、質感に優れたZ、スポーツペダルのRS。

多少強引で無理やり感がありますが、XYZと言えばZのほうがXよりも優れているという意味合いで使われることも多いですから、Xの次はZというイメージ。RSの装備で最も特徴的だと感じたのがスポーツペダルだったので、このように覚えています。

Xはハイブリッドから主に7つの装備をプラスしているので、Xと数学記号の×を掛けているというわけです。それでは各グレードを覚えたところで、7つの装備とは何なのか、Zはどの点で優れているのか、スポーツペダル以外にRSに特徴はあるのか、もう少し詳しく見てみましょう。

装備や見た目の違い

グレードの特徴や違いというのは、装備や見た目に表れます。

特にヴェゼルハイブリッドはエンジンがどのグレードも変わらないので、装備や見た目の加工で違いを見るほかありません。8万円から17万円程度の価格差に見合う違いはあるのでしょうか。

全グレード共通の標準装備

  • Honda SENSING
  • LEDヘッドライト
  • クルーズコントロール
  • 車両接近通報装置
  • エコアシスト(ECONモード、コーチング機能、ティーチング機能)
  • マルチインフォメーションディスプレイ
  • SPORTモードスイッチ
  • パワースイッチ
  • プラズマクラスター搭載 左右独立温度コントロール式エアコン
  • ハイブリッド専用デザインメーター

以上が代表的な標準装備です。クルーズコントロールが全グレード標準装備なのがありがたいですね。

インフォメーションディスプレイやエアコンに関してはベースグレードだけ安価のものが付けられているといった車も多いのですが、ヴェゼルハイブリッドにはそういったことはなく、全グレードで共通のものが付けられています。左右で独立して温度管理ができるということで、「暑い・寒い」といった人それぞれ異なる感覚に対応できるため、家族や友達と乗る際に温度で揉めることはありません。

標準装備で十分満足できるほどの物が備わっていると言えるでしょう。なお、これらの装備内容はすべて下記PDFからの引用です。ほかにどのような装備があるのか知りたいという人は、下記URLから装備一覧へどうぞ。

http://www.honda.co.jp/VEZEL/common/pdf/vezel_equipment_list.pdf

HYBRIDの装備、インテリア、エクステリア

ヴェゼル ハイブリッド エクステリア
ホンダヴィゼルHVHYBRID内装
  • 運転席ドアワンタッチ式パワーウインドウ(挟み込み防止機構/キーオフオペレーション機構付)
  • バニティミラー付サンバイザー(運転席/助手席)
  • 防眩ルームミラー
  • 16インチスチールホイール+フルホイールキャップ

最もノーマルなグレードであるHYBRIDは必要最低限の装備だけを搭載することで、価格を極限まで安く抑えることができました。上記の一覧を見てもわかる通り、あまり快適性能を持っている装備は搭載されていません。

しかし、ヴェゼルハイブリッドでは安全装備であるHonda SENSINGや周りを明るく照らしてくれるLEDヘッドライトが標準搭載されていますので、通常の運転でしたら十分快適に過ごすことができます。

上位グレードとの価格差はありませんが、このグレードの装備でも十分満足している方でしたら、価格が一番安いHYBRIDがおすすめでしょう。

 

HYBRID Xの装備、インテリア、エクステリア

ヴェゼル ハイブリッド エクステリア X
ホンダヴィゼルHVHYBRID X内装
  • ハロゲンフォグライト
  • 本革巻ステアリングホイール
  • クロームメッキ・スピーカーリング
  • エキパイフィニッシャー
  • 自動防眩ルームミラー
  • 運転席&助手席シートヒーター(4WD)
  • 16インチアルミホイール

HYBRIDに加えてHYBRID Xで新たに追加された装備には上記のものがあります。特にシートヒーターに関しては4WD限定ですが、他はFF・4WDに関わらず装備されています。ベースグレードからの主な変更点と言えば、本革巻ステアリングホイール、ハロゲンフォグライトでしょうか。

ホイールがスチールからアルミになったのも大きな変更点ですね。HYBRIDとの価格差も8万円程度ですので、上記の装備に少しでも魅力を感じている人でしたら、HYBRID Xを購入した方が良いでしょう。

また上位グレードにはHYBRID Zもありますので、もう1つ上のグレードと比較した上で決定してもいいかもしれませんね。たくさんの車情報雑誌を覗いてみても、ヴェゼルハイブリッドでは、このグレードをオススメしているところがたくさんあります。

HYBRID Zの装備、インテリア、エクステリア

ヴェゼル ハイブリッド エクステリア Z
ホンダヴィゼルHVHYBRID Z外観
  • LEDフォグライト
  • カラードボディロアガーニッシュ
  • リバース連動ドアミラー(助手席側)
  • 全ドアワンタッチ式パワーウインドウ
  • コンビシート&専用インテリア(パッションブラック/ジャズブラウン)
  • 本革巻ステアリングホイール(スムースレザー)
  • プラチナクロームメッキ加飾
  • ラゲッジルームハードボード
  • 雨滴検知式フロントワイパー
  • ルーフレール(FF)
  • パフォーマンスダンパー
  • 17インチアルミホイール(スポーツタイプ)

フォグライトがLEDになり、アルミホイールは17インチのスポーツタイプのものになりました。専用インテリアやプラチナクロームメッキなど、装飾や加工も追加され、インテリアの質感がアップしています。ステアリングホイールもスムースレザーになって、よりさわり心地が良くなりました。

そういった質感を高めるような装備が追加されているという印象が強いですが、全ドアワンタッチ式パワーウインドウや、コンビシート、リバース連動ドアミラー、雨滴を検知するフロントワイパーなど、ベースグレードやXよりも便利になったとも言えるでしょう。FF専用ですが、ルーフレールも装備されています。

実用にも遊びにも使えるという印象があり、そういった点で「Xよりも優れている」ということです。

HYBRID RSの装備、インテリア、エクステリア

ヴェゼル ハイブリッド エクステリア
ホンダヴィゼルHVHYBRID RS内装
  • RS専用エクステリア(フロントグリル、LEDフォグライトガーニッシュ、ボディロアガーニッシュ)
  • LEDヘッドライト(形が異なる)
  • RS専用ドアミラー(クリスタルブラック)
  • エキパイフィニッシャー(見た目が異なる)
  • コンビシート&専用インテリア(ウルトラスエード)
  • RS専用本革巻ステアリングホイール(スムースレザー)
  • ダーククロームメッキ加飾
  • ステンレス製スポーツペダル
  • ラゲッジルームハードボード
  • 雨滴検知式フロントワイパー
  • 18インチアルミホイール

ステンレス製のスポーツペダル、18インチアルミホイールが最も大きな特徴と言えるでしょう。ペダルはより踏みやすくダイレクトに力が伝わるようになり、大きなホイールでより安定した走行ができるようになっています。運転する喜びがより高まったといったところでしょうか。

それ以外は見た目に関する変更点になっています。LEDヘッドライトはよく見るとXやZのものと形が異なり、シャープになりました。それ以外の見た目の変更点・専用エクステリアを見てみると、どれも「スポーティ」な印象を受けます。

RSはスポーツペダルがそれを表しているように、スポーティさを売りにしたグレードといったところですね。ただ、このエクステリアが気に入ったという人には、購入する価値があるでしょうが、低燃費や経済性に惹かれてヴェゼルハイブリッドの購入を検討しているという人のニーズとは、合わないように思えます。

各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

ここまでは、各グレードの違いについて価格・燃費・装備といったデータから考えてきました。ここからは、車を購入する際に気になる「オーナーの評価」に基づいて、各グレードの魅力や、選んでいる人の傾向などについて考えてみます。

自分のニーズに合ったグレードは、いったいどれなのでしょうか。

HYBRIDの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダヴィゼルHVHYBRID内装

ベースグレードを選んでいる人の口コミは、以下のようなものが多いです。

「インテリアは必要十分、運転を楽しみやすく、なおかつ子供がいても十分な空間がある」
「エクステリアがかっこよくて気に入っている」
「安定した走行性能、走っていて楽しく、クルコンがお気に入り」
「コスパが良い」

エクステリアやインテリアに魅力を感じ、そこからヴェゼルを調べるようになり、ハイブリッドの燃費の良さや走行性能、標準装備の内容と価格を比べて、ベースグレードを選ぶ人が多いです。ヴェゼルハイブリッドという車そのものの魅力に惹かれ、コストパフォーマンスから選んでいます。

口コミを見ていると、購入者層は子供のいる家庭が多く見られます。ファミリーユースとして使うということですから、インテリアの質感は最低限で良いのです。空間に余裕があって子供が乗っても快適にドライブでき、買い物したものをラゲッジに積めること、インテリアには利便性を求める人が多いと考えられます。

機能面に関してもそうで、実用車として使うのであれば、ベースグレードの装備は必要十分だと考えられるのです。クルーズコントロールが搭載されていたり、エアコンは左右独立で温度管理ができる利便性が高いものが装備されている。不満点となり得るのはハロゲンライト程度でしょうか。

ただ、LEDライトのためにXを選ぶにはやや値段が高い・・・。総合的に「実用車」としての出来を評価するならば、ベースグレードで十分という答えにいきつきます。家族で使うからできるだけ経済的なものがいい、あまり装飾や加工などは必要ないというのであれば、ベースグレードで十分でしょう。

HYBRID Xの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダヴィゼルHVHYBRID X内装

ハイブリッドXの口コミを見ていると、ベースグレードでも挙げられていたような、エクステリアのかっこよさ、インテリアの利便性、エンジン性能や走行性能などといった、ヴェゼルハイブリッドが元々持っている魅力を挙げている人が多いです。

ただひとつ違うのが、インテリアの口コミ。ベースグレードは利便性ばかりが話題になっていましたが、Xは「この価格にしては高級感がある」「落ち着いていて、好みの雰囲気」と、質感やデザインについて高評価を付けている人が多いです。本革巻ステアリングホイールなど、質感に関わる変更点もあったので、その部分が評価されているのでしょう。

やはりハイブリッドXの魅力は、インテリアにあると言えそうですね。購入者層は、口コミを見ている限り、やはりファミリー層が多く見られます。その中でもどちらかといえば男性が評価を付けているように見られ、旦那さん主体で買われているのだろうと考えられます。

HYBRID Zの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダヴィゼルHVHYBRID Z外観

「非常に高級感があります(インテリア)」
「これだけ付いていてこの値段だから、良い買い物をした」
「デザイン性・先進性・スポーツ性・経済性・利便性・運転する喜び、それらすべてをバランスよく合わせた感じで、満足しています」

Zは、以上の口コミにあるように「インテリアの質感」、「価格」、「バランス」の三つが高く評価されている傾向があります。確かにZはベースグレードと比べると、インテリアの質感がとてもアップしているので、インテリアの上質感はZ独自の魅力と言えるでしょう。Xは加工や装飾もあまりなく、中途半端な印象がありますが、Zはしっかりと加工が施されています。

利便性を高める装備も多く、そのことを考えると価格に妥当性を見出すのも納得です。Xは「ちょっと高いかもしれない」という口コミが多かったのですが、Zは多くの人が価格に満足しています。バランスが良いという意見も多く、それがZの魅力と言えるのではないでしょうか。

ベースグレードでは物足りないという人は、おそらくXでも物足りないという人も多いでしょう。質感・装備内容に大きな違いが見られるZだからこそ、魅力的なのです。購入者層はこれまたファミリーが多いですが、ベースグレードやXに比べると独身男性・独身女性も多く見られます。

HYBRID RSの魅力、選んでいる人はこんな人

ホンダヴィゼルHVHYBRID RS内装

ハイブリッドRSは、「デザインがかっこいい!」「インテリアの高級感が半端じゃない」「スポーティなのが気に入っている」と、RS専用のエクステリアデザインや、より高級感が増したインテリアなど、見た目や質感が魅力だと感じている人が多いです。そうでもないとRSを購入する意味も無いでしょう。

スムースレザーのステアリングも「さらっとしていて、適度なやわらかさがあって気に入っている」と、評価が高いです。18インチホイールの恩恵もあってか、コーナリング性能など走行安定性に優れている点も多くの人が述べています。

「運転していて楽しくない車は嫌い」という意見もあり、運転の楽しさを味わいたいという人に、RSは特に人気です。ヴェゼル自体、運転して楽しい車という評価が多いので、その点をさらに追求したRSがそういった人に人気が出るのは当然でしょう。口コミ件数などを見ている限りでは、XやZよりも売れているのではないかと感じます。

RSの魅力は、デザイン・走行性能・運転している感触といったさまざまな要素が「スポーティ」な点にあると言えるでしょう。RSは価格が結構高めなので、ファミリー層からの受けはあまりよくありません。運転を楽しみたい独身男性に人気があります。

総合的に売れているグレードを考察

ここまでさまざまな点からグレードを比較してきて、最終的にこちらでおすすめするグレードは、ベースグレードです。日常使いには十分な装備内容ですし、買い物・長距離ドライブ・通勤とあらゆる手段に使える性能も持っています。利便性・走行性能いずれも高く、価格も安いです。

Xはホンダ・センシング以外の装備で特別な魅力を見出すのは難しく、安全運転に自信がある人はホンダ・センシングも要らないと考えるでしょう。ZはXに比べると質感が高く、プラスされた装備には利便性が高いものも多いです。車に遊びの要素を求める人にも合っています。

ただ、それなら思い切ってRSを買ってしまったほうが良いのではないかと考えられるため、XやZはあまりおすすめできません。RSに特別な魅力を感じ、予算の都合が合うのであればRSを購入するのが良いでしょう。

それ以外の人には、ベースグレードである「HYBRID」をおすすめします。

 

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