CX-5に実際乗ってみた。実燃費や運転した感想は

実燃費CX-5外観

カタログ燃費:18km/L
実燃費平均:11.84~13.70km/L(レギュラー~軽油)

欧州車のようなつくりが人気で、幅広い世代に選ばれているCX-5。多人数の大人が乗車しても十分なほどの室内空間の広さから、大人数名の長距離ドライブに使う人も多いです。購入を考えている人の中にも、ロングライドに使おうと思っている人が多いでしょう。そこで気になるのは、燃費です。

上記実燃費平均を見てみると、ガソリンエンジン(レギュラー)では11.84km/L、ディーゼルエンジン(軽油)では13.70km/Lということで、カタログ燃費と比べるとやや低いのではないかと考えられます。

ただもう少し燃費がよくなるはずだろうと思い、各オーナーの声から実燃費を拾い、私自身も試乗して検証をしてみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「高速道路で飛ばして走っても15km/Lくらいになるから、満足しています」(4WD)
「高速道路で17kmから20km/Lといったところでしょうか」(4WD)
「購入して4年たって、一般道でも14km/L以上になりますし、高速道路だと20km/Lを超えることもあります」(4WD)
「高速道路と街乗りの割合は半々といったところですが、平均15km/Lです」(4WD)
「納車から400kmほど走って、燃費は14.5km/Lです。400km中6割ほどが高速で、4割が市街地です」
「信号少なめの田舎に住んでいるので、燃費は平均で16kmから18km/Lです」
「街中と高速の割合が6:4程度で、燃費は平均14.9km/Lなので、十分だと感じています」
「市内走行の最低燃費が12km/L程度です」
「市街地14km/L、高速20km/L、平均燃費は16km/L・・・文句なし非常に満足しています」
「通勤メインで15km/Lちょっとです」

エンジンはほとんどの人がディーゼルエンジンのものを選んでいました。グレードで言うなれば「XD」です。4WDの人も多いですが、それでもカタログ燃費以上の燃費記録を出している人が多く見られるので、CX-5の低燃費さが伺えます。実際にCX-5はディーゼルエンジンで低燃費に、なおかつ軽油で燃料費を安く節約したいという人が好む傾向がありますから、そのためでしょう。

XDは直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンを積んでいて、排気量は2,188cc。とてもパワフルなターボ車ですが、それでも高速道路で20km/Lを超えることがあるというのは、他の車種ではなかなかありません。趣味の車としても、実用の車としても申し分のない性能がある車です。

人によって燃費に差はあれど、ここまで軒並み低燃費の記録を並べられたら、実際に自分が運転したらどれくらいになるのかがとても気になってしまいます。誰にでもすぐ真似できるようなエコドライブをすればどれほどの燃費になるのでしょうか。実際に試してみました。

走行レポート。CX-5を実際に運転してみたら・・・

海外市場を意識して開発されたというCX-5ですが、外観から欧州のかおりが漂ってきています。フロントフェイスが平らなところや、フロントグリルが欧州チックですよね。かっこいいけどかわいらしいという印象を受け、運転席に座ります。

シートはやや硬めですが、ロングライドには良さそうです。街中を短い距離走るには少し不向きかなといったところでしょうか。フロントの視界は十分確保されていて、安全性に優れています。結構ワイドなボディで、ウインドウが大きいので視界を広く取ることができるようです。

今回試乗したグレードは、XDの4WD。低燃費を追求するなら2WDのほうが良いのでしょうが、SUVということで4WDを選ぶ人も多いでしょうから、4WDを選びました。口コミを見ている限りでは、4WDも2WDもあまり燃費が変わりませんからね。JC08モード燃費でも0.4km/Lしか変わらないので、それなら4WDで走行性能も試してやろうという魂胆です。

エンジンをスタートさせ、街中を30kmほど走行。街中を走ってみた印象ですが、街中を中心として走るのに向いているとは言えないなと感じました。視界を広く取ることができているのですが、斜め後方の視界があまり良く無いのです。悪いとも言えないのですが、他の車種に比べると劣ります。

何度か信号にひっかかりながらも走り続け、燃費は13.4km/L。

続いて高速道路を50km走ってみます。加速性能は「流石」の一言。4,000ccのガソリンエンジンにも匹敵するくらいのトルクで、低回転域からでも十分加速してくれます。ただディーエルなので、やはり音が少し気になりますね。他社のディーゼル車よりは静かかなと感じましたが、それでも無音というわけにはいきません。

時々追い越しをするために加速をし、加・減速を繰り返した結果、燃費は17.4km/L。カタログ燃費に近づきました。

低燃費を心がけたら

今度は低燃費を心がけて、ストップ&ゴーの少ない田舎道を選び、30kmほど走ってみます。エアコンはもちろんつけません。ものすごく暑いです。CX-5に搭載されている「SKYACTIVE-D」はエンジンが冷えていても燃料が燃えやすいように設計されていて、エンジンを温めなくても最初からしっかり動いてくれます。

暑さを我慢しつつも、信号待ちも車の流れが止まることも特に無く、スムーズな走りが続きます。二度信号に引っかかりましたが、信号待ちからスタートするときには、やさしく自然な体重移動だけでアクセルをゆっくりと踏み込み、エンジンの負担を減らしました。

高低差の少ない道を選んでいたのですが、盆地の田舎道ですから、坂道は避けられません。坂道は登っている最中ではなく、登る前に加速をしておきます。坂道の途中よりも平地で力むほうが楽ですから、その分燃費が良くなるというものです。坂道を下りながらのカーブでもとても安定していて、コーナリングもばっちり。

操舵感が非常に正確で、自分の思っているとおりに動いてくれます。ハンドルを切った分だけ角度を変え、自分がアクセルを踏み込んだ分だけ加速してくれる。低速トルクがあるので、運転もしやすい。自分の運転が思っているとおりに走りに反映されるからこその、安定性なのかもしれません。

プロアクティブという、走行安定性を高めた仕様車があるのですが、それを選ぶとさらにコーナリングが安定します。XDそのままでも十分な安定性だったのですが、ここにさらにレーンキープ・アシスト・システム(LAS)というトルクアシストが加わるとどうなるのか、非常に気になりました。車雑誌などによれば、LASがあることでコーナリングの安定性がとても良くなるということです。

そうやって出来るだけ低燃費になるように運転した結果、18.2km/L。理論値であるカタログ燃費を超える結果となりました。

次に高速道路を50km走行してみます。高速道路では出来るだけ車間距離を空けて、無駄なアクセルワークをしないようにしなければなりません。クルーズコントロールが標準装備されているのは、Lパッケージだけですから、こういった調整は自分でやることになります。

速度は出来るだけ90km/hで安定させるようにしました。低回転域でもグイグイ加速していくので、アクセルはあまり踏み込まなくとも90km/h程度の速度なら安定して出せます。街中では正直硬く感じていたシートですが、高速域になってくると案外心地良く感じるものですね。フィット感がありました。

高速道路は非常に快適に運転ができ、その結果燃費は20.7km/L。

低燃費の要因はやはりディーゼルターボエンジンにあります。低回転域からしっかりとしたトルクを感じさせ、アクセルを弱く踏み込んでいてもしっかり加速してくれる。運転もしやすいからエコドライブもしやすく、誰でも簡単に低燃費を追及することができると感じました。

燃費なんて気にせず走ってみたら

暑さに限界が来たのでエアコンをつけて涼んでから、ドライブ開始。今回はCX-5の「峠道での走り」を試してみたかったので、街中から田舎道に続いている峠を超えてみました。兵庫県のJR生瀬駅付近から出発し、赤坂峠という峠を登ります。

思い切り加速して急な坂道を登る。カーブしながら登っていかなければならない峠道ですが、とても走りやすいです。CX-5は操舵感が正確で車の向きを変えやすいので、うねうねとした峠道に非常に向いているなと感じました。

峠を登るにもまったく不自由を感じさせないほどの加速力があり、安定しています。下りも怖さというものをほとんど感じません。非常に安定していて、安全です。峠道を往復して、走行距離は約20km。走行距離は峠道を頻繁に走るという人にはとても向いている車だと実感し、燃費は10.6km/L。思い切り加速しましたから、これくらいでしょう。

次に高速道路を50km走ってみます。思い切ってペダルを踏み込んで加速。高速道路で加速し、高速域に達したところで、ディーゼル特有のエンジン音があまり気にならなくなりました。速度が乗ってくると、ディーゼルエンジンでも静粛性は高いです。トルクが太いから、加速時には静かになるのでしょうか。

とにかくクセになるようなトルクで、走っていて楽しい車です。時速120kmを超えたとしても静かで加速も安定しています。街中で低速域で走行したりアイドリングをしたりしていると音が気になりますが、高速道路で加速すると静か・・・こういうことからも、街中より高速のほうが向いていると感じました。

その結果燃費は15.7km/L。予想よりも燃費が良くて驚きました。

 CX-5のグレードや装備が知りたい方は下記ページも合わせてご覧ください。
>CX-5 グレード毎の違いって何?自分はどれを買えばいいの? 

まとめ

CX-5の低燃費さとエンジン性能の良さというのは、市街地中心の走行スタイルではあまり伝わりません。市街地でも燃費は10km/Lを下回ることなく、12km/L以上を維持することができますが、ディーゼルの場合はどうしても音が気になります。市街地メインで走るならXDではなくガソリンエンジンの20Sで良いのではないでしょうか。燃費は両方ともあまり変わりません。

高速道路を頻繁に利用する、峠道を頻繁に走るというのであればXDのディーゼルエンジンが非常に役立ちます。軽油で低燃費ですし、パワーとトルクはガソリン車以上。売れているのが体全体で理解できるほど、走っていて楽しい車です。

加速性や操舵性から趣味としても使えますが、通勤で長距離移動が多い人や、大人数人で出かける人が多いという人のための実用車としても非常に優秀だということが、今回試乗してみてわかりました。SUVの中で特に人気があるのも頷けます。

 

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