エクストレイル グレードの違いを分かりやすく解説。相性の良いグレードを探せ!

日産エクストレイル

1997年に発表されたトレイルランナーを一般向けとして昇華させ、2000年から現在まで長く親しまれている、エクストレイル。

昔はオフロードユースでしたが、今となってはオンロード向けのクロスオーバーSUVとして人気があります。より実用的になったエクストレイルの購入を考えている人は、オフロード向けだったころよりも増えているでしょう。

しかし、エクストレイルにはいくつかのグレードおよびパッケージがあり、どれがどう違うのか混乱してしまう人も多いはずです。そこで、自分のニーズをより満たしてくれるグレードはどれなのか、グレードの違いから考えてみましょう。

エクストレイルのグレード表

エクストレイルエクステリア
グレード 席列 価格 燃費
20S 2列 2,197,800円
(2,404,080円)
16.4 km/L
(16 km/L)
20X 2列 2,548,800円
(2,755,080円)
16.4 km/L
(15.6 km/L)
3列 2,621,160円
(2,827,440円)
エクストリーマーX 2列 (2,982,960円)
3列 (3,055,320円)
20Xi 2列 2,803,680円
(3,055,320円)
16.4 km/L
(15.6 km/L)
エクストリーマーX 2列 (3,162,240円)
モード・プレミア 2列 3,093,120円
(3,299,400円)
3列 3,187,080円
(3,393,360円)
ハイコントラストインテリア 2列 3,179,520円
(3,385,800円)
3列 3,273,480円
(3,479,760円)
モード・プレミア i 2列 3,272,400円
(3,478,680円)
ハイコントラストインテリア 2列 3,358,800円
(3,565,080円)
※()は4WDの価格。燃費は国土交通審査値を記載しています。

下のグレードは20Sの220万円から設定されており、高いグレードだとモード・プレミアハイコントラストインテリアの336万円になります。

この20Sとモード・プレミアハイコントラストインテリアとの価格差は116万円ですから、上位グレードと下位グレードとの装備差が激しそうですよね。

ただ、グレード設定が段階的になっているため、SからXへと、Xからモード・プレミアというように大体30万円ずつグレードがアップしていることが分かると思います。

では、この30万円の価格差にはどのような違いが生まれているのでしょうか?

これからじっくりと紹介していきます。

グレードは3タイプで覚えよう

「エクストリーマー」やら「ハイコントラストインテリア」やらと色々ありますが、基本的にグレードは3タイプしかありません。20Sと20X、モード・プレミアの3タイプです。安い方・高い方と単純に覚えるのが良いかもしれません。もう少し捻ってみると、Sは「スタンダード(基本グレード)」・Xは算数の「カケル(20Sに装備などを追加)」ということになるのでしょうか。そして、モードプレミアはより優雅なエクステリアやインテリアを実現したグレードで、最上級のグレードとなっています。

Xiってなに?

「プロパイロット」「インテリジェント アラウンドビューモニター」をはじめとした、多彩な先進機能を標準装備した特別仕様車となっております。

ベースとなるのがXとなるので、iはインテリジェントから取っていると考えておいて大丈夫でしょう。

エクストリーマーXって何?

エクストリーマーXはSUVとしての機能をさらに向上させたもので、駐車支援システムやインテリジェントアラウンドビューモニターといったナビゲーションシステムが搭載されています。

さらに、インテリジェントDAと呼ばれるふら付きを知らせてくれる警報システムや、インテリジェントLIと呼ばれる車線逸脱防止支援システム等がついています。

これだけ付いていれば、いくら運転が下手だといってもプロの運転手なんじゃないかと錯覚するほどのサポート装備が盛り込まれています。

ハイコントラストインテリアって何?

エクステリアではライト関連の装備が追加され、インテリアでは上質なシートに関する装備が追加されています。

まさに、『エクストレイルの最高級』と言ったところでしょう。装備については下記で詳しく紹介したいと思います。

各グレードの違いを分かりやすく解説

ここまではそれぞれのグレードの概要について述べてきましたが、ここからはそれぞれのグレードの違いについて、もっと詳しく述べます。グレードの違いが最もわかりやすく現れるのは、装備・インテリア・エクステリアです。

それぞれ、価格差に見合うほどの違いはあるのでしょうか。なお、以下の装備内容は全て次のPDFから一部抜粋しております。
https://www3.nissan.co.jp/content/dam/Nissan/jp/vehicles/x-trail/1810/specifications/pdf/x-trail_specsheet.pdf

20S、全グレード共通の装備

日産エクストレイル20S外観
日産エクストレイル20S内装
日産エクストレイル20S内装
  • ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベライザー付、フレンドリーライティング作動付、シグネチャーLEDポジションランプ付)
  • マニュアルエアコン
  • 防水フレキシブルラゲッジ/防水ラゲッジボード
  • クルーズコントロール
  • ABS/EBD

上記のうちマニュアルエアコン以外は、全グレード共通装備となっています。エアコンは、X以降のグレードだとオートエアコンとなっており、上位装備となっているのです。防水フレキシブルラゲッジや防水ラゲッジボードがあることによって、全グレード共通の防水加工フロアと合わせて、室内全体が防水になっています。

20S特有の装備は、基本的には20Xの下位互換だと考えて問題はありません。

20Xの装備、インテリア・エクステリア

日産エクストレイル20X外観
日産エクストレイル20X内装
日産エクストレイル20X内装
  • オートエアコン
  • エアコン独立温度調整機能〈運転席、助手席〉
  • 本革巻シフトノブ&本革巻ステアリング
  • セカンド可倒式シート(4:2:4分割、スライド、リクライニング)
  • サード可倒式シート(5:5分割、リクライニング)※3列シート車のみ
  • リヤセンターアームレストスルー(カップホルダー付)
  • リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)
  • プッシュエンジンスターター
  • 18インチアルミホイール(18×7J)、インセット:45、P.C.D:114.3(5穴)+225/60R18 100Hタイヤ

20Sに、上記のような装備が追加されました。
エアコンはマニュアルからオートになり、シフトノブやステアリングは本革巻となって利便性と高級感が出ています。プッシュエンジンスターターも、無ければ無いで問題ありませんが、あれば便利ですよね。

基本的には20Sと多くの装備が共通していますが、ところどころ上位装備になっているといったところです。それほど大きな違いというのは特にありません。本革巻やジオメタリカルフィニッシャーなど、加工面に力が入っており、価格差が大きく開いているのは、そこが大きな要因となっているのだと考えられます。

20Xi

  • LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベライザー付、フレンドリーライティング作動付、シグネチャーLEDポジションランプ付)
  • ハイビームアシスト
  • インテリジェント オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知「おもいやりライト」機能付)
  • インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
  • インテリジェント ルームミラー
  • フォグランプ
  • ステアリングスイッチ(プロパイロット)
  • プロパイロット
  • インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
  • BSW(後側方車両検知警報)
  • RCTA(後退時車両検知警報)

以上が20Xiで追加されている装備となります。
大きな変更点となっているのは、やはり視界回りといったところでしょうか。

これらの装備は基本的に運転手のサポートをする装備になります。

特に衝突事故を回避する装備が多く、あまり注意が向かない後方と側方の危険をしっかりとキャッチし、ドライバーに報告してくれます。

先ほども言ったように、「運転に自信が無いなあ」なんて人でも、安心して乗れるような設計となっているんです。

そのため、SUVに乗りたいけど大きな車体に抵抗がある人や、運転慣れしていない人でも20Xiであれば、比較的安心して乗ることが出来ますよ

エクストリーマーX

エクストレイルエクストリーマーXエクステリア

エクストリーマーXで追加される装備内容は以下の通りです。

  • グロスブラック18インチアルミホイール〈エクストリーマーX専用〉
  • ダーククロムフロントグリル〈エクストリーマーX専用〉
  • ダークメタリックフロントスタイリングガード〈エクストリーマーX専用〉
  • フォグランプフィニッシャー〈エクストリーマーX専用〉
  • フォグランプ
  • フロントマーカーLED
  • ダークメタリックリヤスタイリングガード〈エクストリーマーX専用〉
  • ダークメタリックサイドスタイリングガード〈エクストリーマーX専用〉
  • マッドガード
  • サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(グロスブラック)

ざっくり言ってしまうと、エクステリア・インテリアに専用装備が追加される感じですね。

また、インテリジェントアラウンドビューモニターをはじめとした、先進安全技術も20X エクストリーマーXから装備されるため、外装だけではなく内装までこだわったしようとなっているのが魅力ポイントとなっています。

安全にどんな場所でも行ける。そういっても過言ではありませんね。

モードプレミアの装備、インテリア・エクステリア

エクストレイルモード・プレミアエクステリア

モードプレミアの専用装備は下記の通りです。

  • 専用フロントバンパー
  • フロントマーカーLED
  • 専用フルカラードエクステリアカラードドアモール
  • カラードサイドシルガーニッシュ
  • カラードホイールアーチガーニッシュ
  • フルカラードリヤバンパー
  • サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー
  • 専用リヤバンパーフィニッシャー
  • 専用デュアルエキゾーストマフラー
  • 専用19インチアルミホイール+タイヤ
  • ブラックレザーシート
  • カーペットインテリア
  • ピアノブラック調フィニッシャー
  • クイックコンフォートシートヒーター
  • レザー調インストパネル
  • PTC素子ヒーター
  • SRSサイドエアバッグ

主にエクステリア・インテリアに関する装備が多いです。

エクステリアであれば、専用のフロントバンパーや、フロントマーカーLEDを装備したことで、夜に見たエクストレイルが虎のように見え、非常にカッコいいものとなっています。

やはりライトパフォーマンスがカッコいいと周りの視線を引くため、ちょっとだけ「ふふん♪」という優越感に浸ることが出来るんです。

そしてインテリアについては黒を基調にしているため、落ち着いた気持ちで運転をすることが出来ます。

何よりブラックレザーの肌触りがとっても気持ちよくて、思わずうっとりしてしまいますよ。

これらの感動や感触は中々試乗してみないと伝わりにくいのですが、試乗してみるとみると、300万円を越える車に乗っていることが改めて実感出来ます。

ハイコントラストインテリア

エクストレイルモード・プレミアインテリア
エクストレイルモード・プレミアインテリア

ハイコントラストインテリアに付いている専用の装備は下記になります。

  • フロントマーカーLED
  • LEDヘッドランプ
  • インテリジェントオートライトシステム
  • ストーンホワイトレザーシート
  • 本革巻きステアリング

ハイコントラストインテリアでは、ライト周りのものと、シートに関する装備がより上質になっています。この中でも特に注目すべきなのは、ストーンホワイトレザーシートでしょう。

ストーンホワイトレザーシートは、通常のモード・プレミアの黒とは違って、シートが白へと変わります。

「白は汚れが目立つ…」と気になる人には向いていませんが、車内が一気に明るくなることで、運転していると何処か気持ちに華やかさが生まれてきます。

各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

エクストレイルエクステリア

それぞれのグレードの価格・燃費・装備など違いを見てきましたが、今度は実際に購入するならどれがいいのかということについて考えてみましょう。

それには、各グレードを購入した人がどこに魅力を感じたのか、どういう人が選んでいるのかを知り、客観的に判断することが大切です。

そこで、購入者の口コミから、各グレードの魅力などについて考えてみました。

20Sの魅力、選んでいる人はこんな人

20Sの口コミを探してみると、案外口コミが少ないことがわかります。
少ないながらにも見てみると、「内容からすれば安い」と安さと装備内容の充実を魅力として挙げている人が多いようです。

確かに20Xになってプラスされる装備はそれほど多くありませんし、全グレード共通装備だけでも十分な内容に思えます。

口コミ件数が少なく、人気のあるグレードとは言えないかもしれませんが、それでもこのグレードを選ぶ価値は大いにあるでしょう。スタイリング・エンジン性能・走行性能・燃費など、この車の良いところは十分満喫できるグレードですから、これで十分だと考える人も多いです。

選んでいるのは主に家族層だと考えられます。

20Xの魅力、選んでいる人はこんな人

20Xはとにかく人気で、口コミも多いです。
口コミを見ていると、20Xで追加された装備について触れている人はほとんど見られません。誰も彼もが、エクストレイルという車自体の魅力について語っています。

「エクステリアに一目ぼれした」「エンジン性能がいい」などなど、20Sでも実感できることです。

ではどうして20Xは売れているのかという疑問が浮かぶでしょうが、これは「中間グレードに見えるから」という理由が大きいと考えられます。

モード・プレミアやエクストーリマーXなどを上位グレードだと認識し、それらの基礎となっている20Xを中間グレードだと認識する。車はとりあえず中間グレードを購入しておけば間違いないと思っている人が多く、そのために売れているのでしょう。

価格には満足している人が多いですが、20Sだともっと満足しているのではないかと思わざるを得ません。購入しているのは、家族層・独身男女あらゆる層が考えられます。

つまり、20Xは、エクストレイルの中で、「とりあえずビール」というような存在なのです。

モード・プレミアの魅力、選んでいる人はこんな人

モード・プレミアムを選んでいるひとは、やはり特徴的なエクステリアとインテリアでしょう。

価格的にも非常に高いため、「エクストレイルの最上級を体感したい」という人や、「ハイコントラストインテリアにして、白いシートにしたい」という人にだけオススメします。

特にエクステリアやインテリアに拘りがないのであれば、モード・プレミアにする理由は無いでしょう。

エクストレイルを購入検討の必見!下記ページで値引きの実態に迫ってみたのでご覧ください。
>【見積書公開】エクストレイル値引きレポート。ディーラー交渉の末

総合的に売れているグレードを考察

売れているグレードは明らかに20X。

インテリアも運転性能の良さも十分に感じられるグレードとなっているため、エクストレイルを購入する上では鉄板と言えるでしょう。

ただ、個人的な考えを言わせてもらえば、20Sをオススメします。

先進安全技術が搭載している20Xiや、加えて特別感を出して差別化出来る20XエクストリーマーXやモード・プレミアは、アナタにとって魅力的に映ると思います。

しかし、20Sは基本装備としてクルーズコントロール等の主要装備はついていますし、最小限のコストで運転を十分に楽しむことが出来ます。

予算が気になる方は20Sを、逆に予算が問題なければ自分が『コレだ!』って思うグレードに決めちゃいましょう。

その方が、不満なくこれからの相棒を決める秘訣ですよ。

 

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