200系は中途半端!?ランドクルーザーのグレードから見えてきた現行モデルの落とし穴!

「いつかはランクル」

アウトドア派であれば一度は憧れる、本格クロカン4WD車の『ランドクルーザー』

70系や80系と言われる20年落ちの先代モデルもまだまだ現役、その上人気も高いですが最近のクロスオーバーSUVに乗り慣れてきたからちょっとマニアックな車に乗りたい、そう思って現行の200系ランクルの購入を検討している方も多いと思います…が!

車体価格は482.6万円からと非常に高い買い物となるので、グレード選びも慎重になるのも事実。

そこで今回は、そんな200系ランドクルーザーのグレードについて徹底考察。

公式サイトでは教えてくれない、気になるポイントもまとめて紹介していこうと思います。

装備の特徴から気になるポイントまでアレコレまとめてみたので、購入を検討している方は是非参考にしていってくださいね。

本当に必要?200系ランドクルーザーのグレードから見えてくる『いらない』装備

200系ランドクルーザーのグレードごとの装備から見えてくるいらない装備について

そもそも200系ランドクルーザーのグレードは『GX』『AX』『AX”Gセレクション”』『ZX』の4つと非常にシンプル。

その上、開発者が追い求めた『高級本格4WDステーションワゴン』を見事に実現し、グレードごとに快適性を高める装備が充実していることも見て取れます。

しかし、実際に乗ってみると「これはイラナイ」と感じさせてしまうポイントがいくつかあるのも事実なんですよ。

そこでまずは、そんな購入前に知っておきたいポイントを見ていきましょう。

『安っぽい』印象に繋がる内装と3列目シート

最初にハッキリと言いますが、ランドクルーザーは正直細かなところに「あぁ、コストカットしているんだなぁ」と思わせてしまう部分が色々とあります。

廉価グレードほどシート地は高級車にありえないモノとなっている

というのも、GX・AXのような廉価・標準グレードではトリコット・モケットの違いはありますが、基本的にファブリック素材で、AX”Gセレクション”でやっと本革仕様になるんですよね。

上級グレードの加飾はチープで安っぽい

その上、グレードごとに加飾されている部分は増えているんですが、シルバーのセンターパネルはちょっと室内の質感を高めているかと言われると気になりますし、木目調の部分も安っぽく全体的にプラスチック感が強く部分も多いんです。

AX・ZXに用意される3列目シート、本当に必要?

また、AXから標準となる3列目シート。

ミニバンのような利便性を求める方にとっては魅力的に見えますが、狭くてまともに座れませんし、跳ね上げ式となっているので畳んでも荷室を占拠してしまい、非常に邪魔に感じてしまうことも。

はたして本当にこれで『高級SUV』と言えるのでしょうか。

使いきれるかわからない程詰め込まれた装備

これは最上級グレードの『ZX』で特に言えることなんですが、ちょっと余計な装備が付きすぎるのも気になるトコロ。

パワーシートは正直いらないと感じる人が多いです。

例えば、電動によるクッション長可変機構。
電子制御によって運転手ごとにシート位置や傾きを変えてくれるのは非常に嬉しいポイントではありますが、必要かと言われるとそこまで重要な装備ではありません。

跳ね上げ式をセミパワーにするくらいならそもそも撤去してほしい

また、サードシートが半自動で格納できる機能も、正直不必要な装備。

そんな機能より、背の小さい人が気軽に開閉できるようにバックドアを機能的にしてほしいのが正直なところですね。

正直センターパネルにボタンが密集しすぎ

その上、運転席回りのボタンが多いのも地味に面倒な所。

ボタンが大きく使いやすそうではありますが、あれこれと色々ついていて正直使い慣れるには時間がかかりそうですし、そもそも使いこなせるかどうかもわかりません。

本格的な悪路走行には正直向いていない200系ランドクルーザー

そしてこれが一番ランクルにあってはいけないこと。

実は200系のランドクルーザーはどのグレードも本格的な悪路走行には向いていないんですよ。

というのも、そもそも『ランクル』ってどのシチュエーションでどんな道を走っても頑丈にできている、というのが一番の魅力。

本格的クロカン車ならありえない、デフロック非装着な200系ランドクルーザー

しかし、足回りを見てみると電気制御による足回りに変更されており、走行中に破損や故障が起きる=走行不可能となるだけではなく、自力による対処ができないんですよ。

もっと言うと、本格クロカン四駆としてはあり得ない前後デフロック非装着なのも致命傷。つまり、こういった頑丈性や信頼性の高さがランクルの技術向上とともに失われてしあっているというわけです。

とはいえ、日本国内でランクルを乗り回しても、よっぽどのことがない限り自走不可能となることはありませんが、200系ランドクルーザーにそこを求めてしまうと痛い目を見る羽目になると言えますね。

乗れば必ず実感できる200系、現行モデルのランクルの魅力

200系ランドクルーザーにだって魅力はあるんです

ただ、そんな200系ランドクルーザーですが、逆に捉えると非常に魅力的なポイントと変貌を遂げるのも事実。

ここからはそんなランクルのグレードごとの違いだけでは教えてくれない、現行モデルの魅力について一緒に見ていきましょう。

悪路走行初心者でも『どこでも行ける』走破性を楽しめる

先ほど悪路走行に向いていないと断言しましたが、これは本格的なクロカン四駆、早い話モータースポーツでの利用を考える上の話。

つまり、道の無い山を走り抜けるような乗り方をする人以外には、致命的な欠点とは言えないんですよね。

アクティブトラクションコントロール

雪道などのオフロードでスリップを検知すると作動し、空転した車輪にブレーキをかけつつ残りの車輪に駆動力を配分させるアクティブトラクションコントロールや、

マルチテレインセレクト

シフトをL4にし、アクティブトラクションコントロールをONにすると作動する、岩場などの凹凸が激しい路面や、ぬかるみ、砂地と言ったオフロードにおいて高い走破性を発揮するマルチテレインセレクト。

クロールコントロール

その上、アクセルやブレーキ操作をすることなくステアリング操作だけで、悪路を走破できるクロールコントロールと言った、電子制御システムも全グレードで搭載されます

そのため、ちょっと前までは熟練のテクニックが必要不可欠だった走破性が、今では技術の進歩によってSUVビギナーでも不安ない運転を楽しめるようになっているんですよ。

要は電子制御=悪ではないってワケですね。

街乗りを意識しすぎた『走行性』も悪くはない

そして200系ランクルの隠れた魅力ともいえるのが、街乗りを意識しすぎともいえる『オンロードの走行性』の高さ。

車高が高く見下ろし感覚のドライビングポジションとなっているので視界も良く、社会感覚もつかみやすいですし、どの席に座っても頭上に余裕があるのでゆったりと乗れます。

その上、最上級グレードのZXでは確かに内装面で不満が残ることがありますが、走行時に役立つ装備が追加されるのも確か。

4輪アクティブ・ハイト・コントロール・サスペンション&アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム/ドライブモードセレクト

走行する場所や乗降時に車高の高低を変えられるサスペンションや、走行シーンに合わせて走りの質や足回りを電子制御してくれるドライブモードが搭載されるため、街乗り・悪路走行の両方での運転をサポートしてくれます。

そう考えると、ランクルの開発者が追い求めた「機能美」は不慣れな私たちでも気軽に気づくことができると言えるのではないでしょうか。

上質感と実用性のバランスがとれた内装とシステム関係

また、数あるボタンも使いこなせば快適そのもの。

上級グレードになればなるほど快適性は高くなる

最上級グレードの『ZX』に追加される前後左右で独立し温度をコントロールしてくれるフルオートエアコンや、メーカーオプションで付けられるパワーバックドアと言った機能的な装備はあって損はありません。

その上、先ほど触れたドライブモードセレクトやクロールコントロールと言った走行シーンに合った走行の切り替えに使うだけなので、そこまで触れることはありませんし。

とは言え、ドアミラーを調整するスイッチやステアリング周りにあるスイッチは見えづらいので何とかしてほしいですね。

結論!200系ランドクルーザーのグレードはこう考えろ!

さて、ここまで現行モデルのランクルについてあれこれお話してきましたが、『結局ランクルってどんな車種なの?』『おすすめグレードは何?』そう思った方も多いと思います。

そこで最後に現行の200系ランドクルーザーの総評と一番『買い』だと言える、ベストグレードについてお話していきましょう。

クロカン四駆・高級SUVと言うには中途半端な点が多い

結論から言うと、200系ランクルはクロカン四駆・ラグジュアリーSUVのどちらにもない中途半端さがあるが、『本格的なSUV』をはじめて購入する人にとってのエントリーモデル、そう言えるのではないでしょうか。

確かに、モータースポーツでの利用を想定していないため悪路走行するには貧弱ですし、高級SUVとしてはレクサスのLX570の方に分があります。

ただ、裏を返せば200系ランドクルーザーは実用的をとにかく追い求めているともいえるんですよ。

強烈に荒れた道で乗り回すというのではなく、ちょっと荒れた道を走る程度な200系ランクルでも充分対応できますし。

例えばシチュエーションとしては、ちょっと野営を楽しむために河原や海辺に乗り入れたり、テントの横に車を付けるためにちょっとした岩がごろごろしている砂利道を通ったりする、その程度のことなら200系ランクルでも充分対応が可能です。

要はアウトドアが趣味の人にとっては最上級の『いいクルマ』ってワケ。

そして街乗りでも映える見た目と実力は充分すぎるくらい評価できるポイント。

それでいてレクサスLX570よりも価格が半分というのが、実用性をとにかく重視した200系ランドクルーザー最大の魅力といえますね。

ベストグレードは廉価グレードの『GX』で間違いなし

そんな200系ランクルのベストなグレードと言えるのは間違いなく『GX』一択。

というのも、先ほどからお話してきているように、ランクルの上級モデルとなるZXってランクルのなかでも特に『中途半端さ』がにじみ出ている部分が多く、フルオプションが基本となってしまいます。

その上、ミニバン的な使い方もできるとは言え、アウトドアをする上では正直邪魔になることも多い3列目シートがあるのも難点。

AXやZXでも後から3列目シートを外すことは可能なんですが、やっぱり最初からない方が手間をかける必要が無いですし、GXは普通車にあるような装備は基本的に標準装備。

それに、ランクルって後からちょこちょことカスタムしていくのも、隠れた楽しみの一つ。

だからこそ、最上級グレードよりも『GX』の方が10年・20年と乗り続けていく車としては最適と言えるんですよ。

まとめ

60年以上の歴史があり、古くからのファンも多い『ランドクルーザー』

その現行モデルを見てみると、先代モデル以上のラグジュアリー感を出すために悪路走行が犠牲となってしまいました…が!

正直国内の道路において、その高い走破性を体感できるシチュエーションなんて、それこそモータースポーツくらいのもので大抵の道なき道なら充分走破できちゃうんですよね。

だからこそ、200系ランドクルーザーはグレードごとに快適性やラグジュアリー感を出しているのだと個人的に思いますし。

そんな憧れの存在を今手にするなら、今回紹介したポイントを考慮しつつ自分に合ったグレードを見つけていきましょう。

 

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