人気のソリオにぱっと見の印象が大きな変更が加えられたカスタムモデル、ソリオバンディット。
その見た目のスタイリッシュさから購入を検討している方は多いと思います…が!
そんなソリオバンディットのグレードはマイルドハイブリッド車とハイブリッド車の2つだけと超シンプル。
それ故にグレードを決めるときにはその仕組みも詳しくないといけないし、他の違いもイマイチピンときませんし、もっと言えばソリオと何がどう違うのかもわからない!
なんて思っている方も多いはずです。
そこで今回は、そんなソリオバンディットについて徹底解説!
ソリオとの明確な違いとなるポイントやグレードごとに何が違うか、そしてベストグレードはどっちなのかをわかりやすく解説していこうと思います。
ちなみに、ソリオについては下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
ソリオバンディットとソリオってどこが違うの?

冒頭でも軽く触れたようにソリオとソリオバンディットの明確な違いとなるのは、その見た目。
画像を見てもわかるように、2台並べると正面の印象がガラッと違っているのが分かりますが、このほかに何がどう違うのかわからない方も多いはずです。
そこでまずは見た目以外の明確な違いとなるポイントを見ていきましょう。
ヘッドランプ/フォグランプ
先ほども触れたように外装にも大きな違いがありますが、細かな違いとしてヘッドランプも挙げられます。
というのも、ソリオではマイルドハイブリッド、ハイブリッド車の最高グレードでもディスチャージヘッドランプとなっておりますが、ソリオハイブリッドにはLEDランプが採用されているんですよね
そのため、夜間走行時でも明るい視界を維持することができ、万が一の事故予防につなげることができます。
また、併せて注目しておきたいのがフォグランプ。
こちらもハロゲンランプからLEDランプへとグレードアップしています。
快適装備はグレードダウンしているところも

そしてソリオハイブリッドとソリオの明確な違いの一つといえるのが、スライドドア。
実はソリオバンディットはワンアクションで開閉ができる機能が左側、つまり助手席側にしかついていないんです。
一方でソリオはマイルドハイブリッド・ハイブリッド両方の最高グレードに、運転席側にもワンアクションで開閉ができるパワースライドドアが採用されています。
そう考えると、ちょっと利便性でグレードダウンしていると考えることもできそうですね。
室内の細やかな加飾の追加あり!

また、車内の加飾で見てみるとシフトノブやインパネセンターガーニッシュといった部分に質感を高める加飾が追加されています。
ちょっとした違いとは言え、シフトノブが実際に触れたり目に見える部分だったりするので、実際に試乗することがあったら質感や内装の変化を気にするのも面白そうです。

ソリオバンディットの各グレードの違いはここに注目!
さて、ソリオとソリオバンディットの装備の違いは良く分かったと思いますが、一方でソリオバンディットのグレード、MVとSVではどのような違いがあるのか気になるところ。
一番の違いはやはりマイルドハイブリットかハイブリットか、といった違いとなるとは思いますが、装備面ではいったいどこがどう違っているのでしょうか。
ハイブリッド車ならではの装備の有無
先ほどから何度も触れているように、MVとSVの明確な違いとなるのはエンジン機構。
実はこの違いが各装備の搭載・非搭載にかかわっているんですよ。
例えば、車両接近通報装置。
ハイブリッド車は総じてエンジンの静粛性が高く、車が接近しても気づかないことがあるため、約24km/h以下でEV走行中に歩行者へ音で接近を伝える機能が追加されています。
また、メーターもハイブリッド車とマイルドハイブリッド車で違いがあるのもポイント。
インフォメーションディスプレイを見ると、マイルドハイブリッドのMVでは通常タコメーターが表示される個所に、電動モーターの作動状態がわかるパワーメーターが表示されるようになります。
このほかにも、空調ユニット内を通過する空気を電気で直接温めることで快適な温度を保ってくれるPTCヒーターといった違いがあるのもポイントです。
マイルドハイブリッド車ならではの装備の違い
その一方でマイルドハイブリッド車ならではの違いもあります。

といってもソリオバンディットで見てみると、装備の違いはサブトランク一つだけなんですけどね。
装備というよりは収納スペースというような形になりますが、ハイブリッドの電動モーターバッテリーが搭載されているスペースが空くため、マイルドハイブリッド車のMVでは収納スペースになっています。
そう考えると、収納スペースの差ではMVに分がある、そう言えるのではないでしょうか。
車内の快適性を高める装備にもちょっとした違いアリ!
そのほかにもMVとSVの快適装備を見てみると、ヒートシーターが2WDにも標準装備されるといった細かな違いも見られます。
こうしてみてみると、マイルドハイブリッドのMVとハイブリッドのSVの違いってそこまで気にするほどでもないと言えるのかもしれませんね。
総評!ソリオバンディットのベストグレードはどっちだ!

ソリオバンディットのグレードごとの装備の違いを見ると、非常に細かな部分での違いだということが分かったと思います。
そのため、余計にグレード選びに迷った方も多いはず。
というわけでここからは、そんなソリオバンディットの総評とグレード選びでどこに注目した方が良いのかについて触れていきましょう。
マイルドハイブリッドとハイブリッドの違いから見る走行性能の差
とはいってもソリオバンディットのグレード選びにおいて一番のネックといえるのが、マイルドハイブリッドにするか、ハイブリッドにするか…なんですが、ここははっきり言って好みで選んでしまっていいと思います。
エンジンの補助として動き、ターボ車のようなパワフルな走行と高い燃費を可能としているマイルドハイブリッドのMVか、それともEV走行をすることでさらに低燃費の運転ができるハイブリッドのSVか。
要はちょっとパワーが欲しいのであればMVを、高い低燃費で生活圏内での運転がメインとなるのであればSVを、というような選び方で大丈夫だと思いますよ。
グレード | 価格 |
---|---|
MZ | 1,980,000円 (2,108,700円) |
SX | 2,208,800円 |
※( )内の価格は4WD
※全方位モニター用カメラパッケージ装着車は+52,800円となります。

個人的にはハイブリッド車のSVがオススメ!
そしてそんなソリオバンディットのベストグレードといえるのは、やっぱりハイブリッド車のSVだと私は思います。
というのも、ハイブリッド車だというのに車体の重量が990㎏と非常に軽く、加えて前後ウォークスルーに加えて後部座席のスライドドアをうまく使えば、ちょっとした狭小地でも楽な乗降が可能です。
その上、軽自動車の同じようなハイブリッド車やターボ車と比べて、かなり静粛性が高く上質な乗り心地を体感できると思います。
とは言え、マイルドハイブリッド車のMVも決して悪い車ではありません。
アイドリングストップからの再始動がかなりスムーズで、電動モーターが回り始めると同時に加速が始まるのできびきびとした加速を楽しめると思いますよ。
まとめ
ソリオのカスタム車となるソリオバンディットですが、グレード間の違いは皆さんが思っている以上に小さな部分が多く、ソリオと比べた方が断然違いがあると感じた方も多いと思います。
とはいえその細かな装備の違いに触れ、マイルドハイブリッドのMVにするか、それともハイブリッドのSVにするか参考になれば幸いです。
 
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