ソリオバンディット グレード毎の特徴まとめ。

スズキソリオ

ソリオバンディットには、マイルドハイブリッド・フルハイブリッドの二つのタイプが設定されています。グレード設定は、それら二つしかありません。バンディットのグレード選びでは、ハイブリッドシステムの違いなどを理解することが大切です。

マイルドハイブリッドとフルハイブリッドの違いはどこにあるのか、装備に違いはあるのかなど、二つの違いを徹底的にまとめました。

ソリオバンディットのグレード表

グレード 価格
HYBRID MV 1,944,000円(2,070,360円)
HYBRID SV 2,168,640円
※()内は4WD価格

二つのグレードの価格差は、約22万円です。価格差が大きいなと感じる方が多いかもしれませんね。グレードが二つしかないからこそ、大きな差となっています。

また、ソリオバンディットの二つのグレードには、それだけの違いがあるということなのです。それは装備内容だったり、エンジンやミッション仕様といった車として根幹の部分だったり、さまざま……。

その「さまざま」の部分について、これから説明してまいります。

各グレードの特徴、捉え方

ソリオバンディットには、「ハイブリッドMV」と、「ハイブリッドSV」の二つのグレード設定があります。

MVというのは、近年スズキが盛んに売り出している「マイルドハイブリッド」です。一方SVは私たちにとって馴染み深い「フルハイブリッド」となります。

フルハイブリッドはEV走行ができますが、マイルドハイブリッドはモーターによる加速アシストがメインで、EV走行ができないといった違いがあるのです。

また、ミッションにも違いがあります。

MVはCVTですが、SVは5AGSです。

SVは、マイルドハイブリッドに、駆動用モーター兼発電機となるユニットやリチウムイオンバッテリーを追加しているため、車両重量がMVより40kg増しの990kgとなっています。ただし、燃費はMV27.8km/L(JC08燃費)に対してSV32.0km/Lと、4.2km/L向上しているのです。

装備を基準にグレードの特徴を見てみる

ソリオバンディットは、装備にあまり違いがありません。

だからこそ、「どこが違うのか」を明確に把握しておく必要があります。ソリオバンディットの装備の中からグレード間で違いのあるもののみを挙げて、グレード間の違いについて考えてみました。

全ての装備を閲覧したい場合は、下記PDFをご参照ください。
http://www.suzuki.co.jp/car/bandit/detail/pdf/detail.pdf

全グレード共通の標準装備

  • LEDヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付]
  • オートライトシステム
  • 「ナノイー」搭載フルオートエアコン[エアフィルター]
  • 6スピーカー(フロント2、リヤ2、ツイーター2)
  • 後席左側ワンアクションパワースライドドア[挟み込み防止機構付]
  • 本革巻ステアリングホイール
  • ステアリングオーディオスイッチ
  • タコメーター
  • フロントスタビライザー
  • リヤスタビライザー(2WD車)

後席ワンアクションパワースライドドアは、メーカーオプションで両側にすることができます。

他の車ではグレード別設定となっていることの多い装備が、ことごとく全グレード共通の標準装備となっています。ソリオバンディットには、グレード間で装備の違いがほとんどありません。

PDFを見ていただければ、それは一目瞭然です。今後装備に差をつけたグレードが設定されることがあるかもしれませんが、2017年1月時点ではありません。ソリオバンディットは、元々ソリオより装備内容が豪華でした。

マイルドハイブリッドとフルハイブリッドという違いがあるからといって、これ以上装備に違いを持たせられないのでしょう。

また、単純に駆動方式の違いだけで選んで欲しいというメーカーの意思の表れかもしれません。ユーザーとしても、装備を気にせず選ぶことができるのは嬉しいところではないでしょうか。

HYBRID MVの装備、インテリア、エクステリア

スズキソリオバンディットHYBRID MV外観
  • マルチインフォメーションディスプレイ
  • インパネアッパーガーニッシュ[シルバーメタリック]
  • サブトランク
  • マイルドハイブリッドエンブレム(左右フロントフェンダー、バックドア)

装備表ではマルチインフォメーションディスプレイの仕様が分かれているように書かれていますが、実際どこが違うのかというところは、残念ながら掴めておりません。表示内容も特に違いがないように見えますし、気にしなくても良いでしょう。

HYBRID SVの装備、インテリア、エクステリア

スズキソリオHYBRID SV外観
  • 車両接近通報装置
  • PTCヒーター
  • モーターパワーメーター
  • ハイブリッドエンブレム(左右フロントフェンダー、バックドア)

MVには装備されていたサブトランクが、SVには装備されていません。SVはリチウムイオンバッテリーを搭載するため、サブトランクのあったラゲッジ下のスペースに余裕がないのです。

逆に言えば、MVは100Vリチウムイオンバッテリーがない代わりに、サブトランクを持つことができたということになります。

モーターパワーメーターはMGU(駆動用のモーター)の作動状態を確認するためのもので、これもEV走行可能なSVだからこそですね。車両接近通報装置があるのも、ありがたいところです。

PTCヒーターは、一定の温度に達すると電流を制御して過熱しすぎないようにしてくれるという、賢いヒーターです。冷えているときには、電流をバリバリ流してすぐに暖めてくれます。

「冷たい、温度あげたろ! 熱い! 制御したろ」という、少し極端でありながらも役に立つ優れものです。

寒冷地では特に役立ちます。

各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

装備にほとんど違いがないとなれば、各グレードの魅力はいったいどこにあるというのか……。

車の魅力はインテリアの質感や利便性だけではありません。むしろ、走りといった車の根源にある部分こそ、その車の魅力を測るのにふさわしい部分ではないでしょうか。

ソリオバンディットのグレードの違いは、そういった車としての根源の部分にあります。それならば、各グレードの魅力も、車としての魅力そのものと言えるはずです。

HYBRID MVの魅力、選んでいる人はこんな人

マイルドハイブリッドはEV走行ができない代わりに、加速時のモーターアシストや減速時のエネルギー回生が強みとなります。

フルハイブリッドもまた、エンジンとモーターの両方で加速をするため、マイルドハイブリッドと比べればフルハイブリッドのほうがメリットが大きいのは、言うまでもありません。

「じゃあマイルドハイブリッドの性能が悪いのか」というと、そうでもないのです。あくまでフルハイブリッドのほうが性能が高く、その分価格も高いということです。

マイルドハイブリッドのエンジン性能は、「軽自動車ターボの1.5倍」「1.5Lエンジン並」などと表現する方が大勢おられます。それらの表現から想像できるように、坂道でも高速道路でも余裕の走りを見せてくれるのです。

平地では、言うまでもありませんね。
高速道路の追い越しはやや厳しい、といったところでしょうか。

加速アシストがついているからといって、ハイペースで走ることはあまりおすすめできません。背が高い車でタイヤが細く、高速道路では風に煽られることもあります。コーナリングでは、思い通りの挙動にならないこともあるので気をつけたいところです。

メリットもデメリットもある車ですが、普段使いにおいては問題ありません。モーターアシストのおかげで、エンジン諸元より高い力を引き出してくれます。そして、そのおかげで燃費も良いです。

SVと比べて価格が安く、コストパフォーマンスにも優れています。そのことからか、SVが発売された後でもMVを選ぶという方が大勢おられるようです。

HYBRID SVの魅力、選んでいる人はこんな人

SVはMVのメカニズムを流用し、その上に100VリチウムイオンバッテリーやMGU(駆動用モーター)を搭載させて「フルハイブリッド」として仕上げています。基本的な性能は、全てMVよりも勝ると考えて良いでしょう。

エンジン・モーターそれぞれの出力をフル活用することのできるシステムなので、MVよりもキビキビと走ってくれます。

MVでは「ハンドリングが思うようにいかないことがある」のですが、SVではハンドルイングの操舵感覚が重くなっており、操縦しやすくなっているのです。

これは車両重量が増えていることの恩恵と言えるでしょう。

コーナリングでの安定性がMVより高く、加速したままでもコーナリングを曲がることができます。

5AGSはCVTよりも変速感覚が自然で、ハイブリッドシステムとの相性も良いです。エネルギー効率も高くなっているということで、燃費にも期待ができます。

ここまでSVをベタ褒めしていますが、コストパフォーマンスは悪いです。

MVとほとんど装備が変わらず、価格差は20万円。フルハイブリッドによる燃費向上はありますが、それだけでこの価格差を埋めることはできません。

総合的に売れているグレードを考察

MVに対し、SVは20万円近く価格が高くなっています。

コストパフォーマンスは悪いですが、MVよりもキビキビ走るところや、変速がスムーズになったミッションは魅力的です。フルハイブリッドシステムに興味があるのであれば、購入をおすすめします。

コストパフォーマンスを重視するなら、エネルギー効率や走行感覚は若干劣りますが、MVを購入した方が良いでしょう。

 

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