【フィット VS ノート】コスパ比較。お得で飽きないコンパクトカーはどっち?

フィットノート外観

ハイブリッドカーは価格が高いというイメージが定着しつつありましたが、アクアやフィットがヒットしてからは、コンパクトハイブリッドカーが街でたくさん走るようになり、価格も「高くない」という認識が広まりつつあります。

現在ハイブリッドのコンパクトカーは各メーカーが力を入れて販売する主力車種です。

また競合する車が多く、買う側もインターネットや知人からの情報で知識を得ているので販売する側もかなり努力していると思います。

そういう点で見ればハイブリッドのコンパクトカーは販売価格や燃費などの維持費に一番シビアなクラスともいえるでしょう。

今日はその中でも売れ行きが好調なホンダのフィットと日産のノートを比較して見ていきましょう。

どちらもメーカーを背負って立つ売れ筋車種です、この2台がなぜ売れているのかをコストパフォーマンスに重点を置いてみていきましょう。

維持費で比較

維持費は車を所有している限り継続的にかかるコストです、維持費の大小は車を選択する上では検討から外すことができません。

維持費も色々あり、日々のガソリン代や車検・オイル交換などのメンテナンス代、税金など様々ありますが、ここで比較するのは毎月のローンの支払いと任意保険についてです。

ローンや任意保険は維持費の中でも占める金額の割合が多いだけに注目です。

価格、ローン代金

フィットノート外観

まずはフィットとノートの価格を比較していきたいと思います。

フィット ノート 価格差
価格 1,699,920円 1,901,880円 201,960円
3年ローン(月々) 47,220円 52,830円 5,610円
5年ローン(月々) 28,332円 31,698円 3,366円
※価格・ローン代金はベースグレードの金利無しで試算しています。

フィットのベースグレード「HYBRID」とノートのベースグレードにあたる「e-power」とのエコカー同士で価格比較を行った結果、フィットが201,960円安いことが分かりました。

なお、今回フィットはハイブリッド、ノートは電気自動車での比較で見ていきます。

両車のローンを試算すると、ローン3年払いで月額の差は5,610円となりローン5年払いでも3,366円の差となります。

フィットとノートのローンで比較するとフィットが安いものの、ベースグレードでの価格には大きな差はなく、任意保険や燃費性能で差がでることを期待します。

任意保険料金

フィット ノート 価格差
21歳以上 ¥156,500 ¥189,400 ¥32,900
26歳以上 ¥94,400 ¥114,200 ¥19,800
30歳以上 ¥90,300 ¥109,200 ¥18,900
※任意保険料は保険会社によります。
※保険条件/年間走行距離:110000km/運転者限定:限定無し/対人賠償:無制限/車両保険:つける/等級:13等級で統一/免許の種類:ゴールド/運転者の年齢制限:無制限/対物賠償:無制限

自動車保険の任意保険は車種の事故率や保険会社のサービス内容、そして設定する条件により大きく異なりますが、今回は上記(※)の様に同じ条件でフィットとノートを比較しました。

結果はどの年代においてもフィットの方が任意保険代は安く設定されていることが分かります。

今回も加味している車両保険ですが、ハイブリッドや電気自動車などのエコカーにおける車両保険は他のガソリン車のコンパクトカーと比較しても割高になることが多いです。

それはハイブリッドや電気自動車のエンジンが特殊な為、事故で破損した際に修理がかなり高額になるケースが多いからです。

フィットとノートで比較するとノートが事故の際の修理代が高くなることで、それが任意保険代に反映されています。

実燃費、ガソリン代金で比較

実燃費とガソリン代は車の維持費の肝と言ってもよいでしょう。走行距離が多ければ多いほど気になる実燃費とガソリン代を比較してみましょう!

フィットはカタログ燃費(JC08モード)では37.2km/Lでノートが34km/Lとどちらもかなり燃費は良好です。しかし、いくらカタログ燃費が良くても、実燃費が良くなければ実際のガソリン代は嵩んでしまいます。

下記では、多くのオーナーさんの投稿で弾き出された実燃費の平均値をみてみましょう。

実燃費

フィット ノート
実燃費 22.11km/L 22.5km/L

フィットの実燃費が22.11km/Lに対してノートの実燃費は22.5km/Lとほぼ変わりません。但しこの両車は普段の車の使用方法によっては大きく異なることがあります。

例えば、ノートのエンジンはモーター用の発電に稼働させている為、駆動は常にモーターを主流で駆動させます。一方フィットはエンジンにモーターをアシストして稼働させる方式をとっており、モーターはアシストと発電を兼ねています。

ノートはどの速度域でも常にモーターで駆動するのでフィットよりも走行条件によって燃費を落とす事がありません。

ガソリン代金

フィット ノート
月々のガソリン代金 ¥5,427 ¥5,333
年間のガソリン代金 ¥65,124 ¥63,999

先ほど紹介した実燃費で月間1000km/L走行すると仮定した場合に上記のようなガソリン代になります。実燃費に差が無いため、どちらのガソリン代にも差はありません。

元々34.0km/L以上あったカタログ燃費が実燃費になると約22.0km/Lくらいにしかならないと燃費が悪いと印象をもってしまうと思いますが、両車の公表されている燃費が良すぎるだけで、決して実燃費が悪いわけではありません。

見た目(エクステリア)で比較

フィットノート外観

次はフィットとノートのエクステリアで比較していきましょう。

先に全長・全幅・全高をまとめてみたので、ご覧ください。

フィット ノート
全長 3,990mm 4,100mm
全幅 1,695mm 1,695mm
全高 1,525mm 1,520mm

全幅の数値は一緒で、全高は5mmフィットが高くなっています。

そして最も違う部分は全長の長さ。

フィットとノートの全長の差は110mmも差があります。110mmと言えば、一般的な名刺よりちょっと長いくらいでしょうか。

ただ、車における110mmは結構な差があるように見えますよ。

では、実際にフィットやノートを持っているオーナーはエクステリアに対してどのような感想を抱いているのでしょうか。早速見て行きましょう。

フィットの口コミ(エクステリア)

フィットのエクステリアに対するオーナー意見から見て行きましょう。

良い 悪い・どちらでもない
フルモデルチェンジ後のフィットはホンダ特有のライト周りでスタイリッシュになった。 最近のホンダ車のフェイスはどれも同じに見えてしまい個性が消えてしまった。
ボディーカラーが13種類と豊富でかわいい色も多い。 もう少しお尻を小さくしてステーションワゴンみたいにして欲しかった。
LEDのテールランプはチープさが無いだけでなく高級感すら感じる。 万人受けする見た目ではっきりしない見た目
ヘッドライトが明るくてしかも格好いい フォグランプがないと物足りない。
実際のサイズよりもがっちり見える。 ハイブリッドのアルミホイールの形が単調で子供っぽい。

フィットは長い間エクステリアのモデルチェンジが無かったこともあり、フルモデルチェンジ後のエクステリアには意見が分かれます。

今回はカラーバリエーションも豊富にあり、ボディースタイルもハッチ側がスッキリした印象で個人的にはレベルUPしていると感じています。

しかしながら、フルモデルチェンジで見た目が一新してしまったことで、今までのフィットのイメージから脱却できずにあまり良い評価をしていない方もいらっしゃるようです。

とにもかくにもフィットは多くの方に注目されているので、エクステリアに対しての反応も多いです。

ノートの口コミ(エクステリア)

続いてノートのエクステリアに関する口コミを見て行きたいと思います。

良い 悪い・どちらでもない
前のノートよりもボディーはスタイリッシュになり、見た目のバランスも良い。 デザインがダサイ、一目で日産車とわかる。
e-powerのブルーラインが先進感を感じます。 グリルが大きすぎてフロント部がスカスカに見えてしまう。
グリルが大きくて躍動感がある。 アンテナが安っぽく見えてしまうから、標準でノットアンテナにして欲しい
ヘッドライトとグリルのラインが一体感があって格好いい。 エアロパーツをつけてもスポーティーに見えない。
LEDのポジションランプがオシャレ。 電気自動車とガソリン車との違いをもう少し出してほしい。

ノートは電気自動車とガソリン車の違いがグリルにブルーラインが入っていることしか違いがなく、それに不満を持っている電気自動車のオーナーは多い様です。

しかしこのブルーラインは先進的でかなり格好いいと私は思います、フィットやその他のハイブリッドカーもハイブリッドとガソリン車でエクステリアには大きな差は設けていないため、このブルーラインがあるだけで十分だと思います。

モデルチェンジ前と比較してもグリルは大きくなりさらにメッシュを採用している所と、グリルラインとポジションランプが一体化している所はかなりスタイリッシュな見た目で纏められておりセンスを感じます。

室内(インテリア)で比較価格

フィットノート外観

コンパクトカーの魅力は小回りが利くという点が強いですが、あまりにもコンパクト過ぎて、室内空間が狭いのは嫌なものです。

コンパクト故にどのくらい居住性があるのかも、比較する上で非常に重要なポイントでしょう。

そこで今度は、両車種のインテリアに注目して比較していきたいと思います。まずは、下記の室内長・室内幅・室内高をご覧ください。

フィット ノート
室内長 1,935mm 2,065mm
室内幅 1,450mm 1,390mm
室内高 1,280mm 1,255mm

室内幅と室内高さはフィットの方が広く高くなっています。対するノートは見た目からも分かるように室内長がフィットよりも広くなっていますね。

前後の空間が広く身体を伸ばしてくつろげられるのはどっちかと言われたらノートでしょう。

しかし、乗り降りのしやすさや、横幅のゆとり感が欲しいというのであればフィットをおすすめ出来そうです。

それでは、次の項目からインテリアに関するオーナー意見を交えて紹介していきたいと思います。

フィットの口コミ(インテリア)

フィットのインテリアからオーナー意見を見てみましょう。

良い 悪い・どちらでもない
インテリアカラーはブラックかグレーが基本なのでシックで良い。 プラスチックを多用しているのが残念。
エアコンの操作パネルにタッチパネルを採用しており、近未来的です。 運転席と助手性の間にセレクトレバーがあると邪魔、何もない方が機能性がある。
メーターが高精細で先進感のあるデザインです。 サイドブレーキがハンドブレーキなのは時代遅れ?フットでないと。
ハイブリッド専用のセレクトレバーが操作性もスマート。 プッシュエントリーボタンとECONモードボタンの位置逆じゃない?
室内はコンパクトカーにしてはかなり広く感じる。 収納が何でこんなに少ないのか・・・

フィットは他のコンパクトカーよりも居住空間は広く感じるようです。あまり「狭い」とか「きつい」という批評はすくないです。

エアコンのタッチパネルやハイブリッド専用のセレクトレバー、メーター類は先進的な作りになっていますが、収納が少ないとかサイドブレーキがハンドブレーキである所などは、まだまだ遅れをとっている作りの印象です。

せっかくパーツによっては先進的なデザインにしているのであれば、もう少し改良して全体的に先進的なインテリアで纏めて欲しい物です。

ノートの口コミ(インテリア)

続いてノートのインテリアに関する口コミも見て行きたいと思います。

良い 悪い・どちらでもない
後部座席はそれなりにゆったりしています。 荷室が狭いので荷物が積みにくい。
暖房の効きが非常に良い。 インテリアカラーが明るいせいか他のコンパクトカーに比べて安っぽく感じる。
シートがモノトーンになっている所はハイセンスさを感じます。 グレードによっての差を出してほしい、特にe-powerは専用のインテリアにするとか。
エアコンのパネルが円で斬新。 サイドブレーキが何でハンドなのか?
インテリア全体が「円」で統一されている所は非常にオシャレに感じます。 後部座席のアームレスト?の位置が高くて使い勝手がわるい。

ノートはエアコンの吹き出し口やエアコンの操作パネル、セレクトレバーにエンブレムまで「円」で統一したインテリアになっているのでスタイリッシュです。

エアコンの効きがよいと感じるのも、「PTC素子ヒーター」を採用していることもあり吹き出し温度と温度の上昇時間を向上させます。

批評としては、荷室が狭い、インテリアカラーが明るいと安っぽく見えるなどという意見もありましたが、とくにベージュ系の色の内装だとそれが顕著に表れてしまいます。

サイドブレーキがフットでないことに驚きましたが、限りあるコンパクトカーの室内を広くするためにもサイドブレーキは足元に移動して、セレクトレバーもセンターコンソール付近にまとめるなどして空間を広くとる方が良いのではないかと感じます。

運転の快適性、走行性能で比較

最後に両車種の運転性能で比較していきたいと思います。

どちらもメーカーが異なるだけに、エンジンやサスペンションが異なれば走行インプレッションも変わってくるでしょう。

また、フィットのハイブリッドとノートのe-POWER間での違いも非常に気になるところ。それでは、早速見て行きましょう。

フィットの口コミ(運転性能)

まずはフィットの運転性能から見て行きます。

良い 悪い・どちらでもない
加速が良い、高速道路でもストレスを感じない。 高速走行になると加速が悪くなる。
燃費がとにかく良い、20km/Lを切ることはない。 公表している燃費よりも実燃費はかなり下がる。
足回りが若干硬い感じがスポーティーでいいです。 発進時のモーターの駆動が悪く、アクセルを踏み込んだ量と比例しない。
エコモードでもトルクがあるのか、発進加速もスムーズです。 ハイブリッドですがあまり静粛性を感じない。
運転中のエコ運転になるほどメーターの色が青から緑に変わるコーチング機能が分かりやすく燃費を気にすることが出来る。 道路の継ぎ目を拾いやすく、走行時のロードノイズがうるさい。

フィットは燃費や加速の評価が分かれてしまっています。燃費は高速走行での不満が多く、市街地での燃費は良好という印象です。

しかしホンダのハイブリッドはパラレルハイブリッドという方式をとっており高速道路ではモーターがアシストしやすくなります。

このアシストするモーターは発電機も兼ねているので、充電が無くなるとアシストから巡電に役割を切り替えます。

発電と駆動を同時に行うことができないため、走行が長くモーターアシストで充電が無くなると、発電してしまうのでその分エンジンのみで駆動する為燃費が下がってしまいます。

高速道路の様な高速で長時間走るようなシーンは空気抵抗も相まって燃費は若干下がる傾向になるようです。

ガソリン車の場合は高速道路走行では燃費が上がる傾向になりますが、その印象を持ってフィットに乗ると「高速道路で燃費が下がる」といった悪い印象を受けてしまうようです。

フィットはそれが顕著に表れてしまっています。乗り心地の評価はやや固めですが、これは好みになってしまいますので賛否が分かれます。

ノートの口コミ(運転性能)

次にノートの運転性能に関する口コミを見ましょう。

良い 悪い・どちらでもない
モ-タ-で駆動するので静かなのが良い。 エンジンが頻繁に動いているので音が気になる。
乗り心地はゴツゴツ感が無くて乗りやすい。 フワフワ感が合わない。
モーター駆動のせいか、発進加速は踏み初めからスムーズです。 アクセルが軽すぎて落ち着かない。
市街地ではエンジンがこまめに止まってくれるので燃費がよい。 市街地は23km/Lくらい走ってくれるのですが、高速走行時の燃費は18~20km/Lであまり伸びない。
実燃費が23km/Lと良いうえに、余り下がることもない。 95PSのモーターでの走行は若干非力さを感じてしまうが、燃費が良いのであきらめもつきます。

ノートは静粛性が高いとか燃費が良いという評価が多くありました。

これはノートがシリーズハイブリッドという方式を採用しており、モーターのみで駆動させてエンジンは発電にのみ徹するという役割分担になっているからです。

もっとわかりやすくいえば、ノートは日産リーフのような電気自動車で、リーフは充電ポイントで急速充電器でチャージが必要ですが、ノートはエンジンが充電器なのでその必要がありません。

出かける際の充電スポットとかを気にしないで走れる電気自動車なのです。

だから、発進時の加速もモーター駆動なのでトルクが低速から発生することでスムーズと感じることができ、音もモーター駆動だから静かなのです。

一方、批評として上がっていた「エンジンが頻繁に動いている」とあがっていましたが、「エンジンが回転する=発電している」ということで、発電しないとノートは駆動しませんので仕方がないのかもしれませんね。

【フィット VS ノート】比較結果まとめ

ここまでフィットとノートを比較してきましたが、どちらがコスパでお得で飽きないかという結論を出すのは非常に難しい結果となりました。

まず飽きないと観点で比較すると、エクステリアではフィットの方がエアロパーツなどの種類も豊富で自分好みのチェンジがしやすいので気に入った一台に仕上げることができるという面ではおススメできます。

一方インテリアはノートの方が全てを「円」で統一したスタイリッシュな纏め方になっており、シートのモノトーンなどのこだわりもポイントが高く老若男女に受け入れられやすい作りになっている印象です。

走行に関しては、ハイブリッド方式の違いからフィットは高速走行が多い方向け、ノートは街乗り走行が多い方向けではないでしょうか?

フィットの高速道路での燃費が下がるといった意見がありましたが、フィットのハイブリッドはノートのシリーズハイブリッドと比較すると効率良く走行してくれます。

ノートは電気自動車という強みから発進・停止の多い市街地走行が多い方にはおススメできます、他のハイブリッドよりは走行シーンによって実燃費が左右されにくいのがメリットです。

フィットとノートを比較してきましたが、どちらも日本の自動車メーカーが誇る素晴らしいコンパクトハイブリッドカーです。自分の生活スタイルや趣味嗜好に合わせて飽きの来ない選択をして欲しいと思います。

 

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