徹底比較!アクアとフィット、購入するならどっちがおすすめ?様々な角度で比べてみた

アクアとフィットを並べた画像

コンパクトカーを色々見て、アクアかフィットかに絞り切ることはできたけど、どちらを選ぶか決めかねている人は多いのでは?

でも実は2019年の販売台数で見ればアクアは103,803台、フィットは74,410台とどちらが人気かは明確な差があるんです。

しかし、ブランド力の差や人気で見るのではなく実力で見ると…どうなるのかと気になっている人も多いでしょう。

そこで今回は公式サイトやディーラーでは絶対に教えてくれない、アクアとフィットを色々な角度から比較して決め手となるポイントご紹介。

まだどちらにするか決めかねている、とりあえずコンパクトカーの購入を検討している、そんな人は是非参考にしていって欲しいと思います。

超基本的な問題!アクアとフィット、どっちが広い?

濃いピンクの背景に大きな?のオブジェクトが置いてある画像

コンパクトカーであるアクアとフィットは丁度良い大きさが売りのジャンルです。

とはいえ、出来るだけ広い車を選びたいっていうのが本音ではないでしょうか?

そこでまずはアクアとフィットのどちらが広いのかを、サイズを調べてしっかり確かめて行きたいと思います。

車体サイズで見ると一目瞭然?

  アクア フィット
全長 4,050mm 3,990mm
全幅 1,695mm 1,695mm
全高 1,455mm 1,525mm
室内長 2,015mm 1,935mm
室内幅 1,395mm 1,450mm
室内高 1,175mm 1,280mm

アクアとフィットの車体・室内サイズは以上のようになっています。

どちらもコンパクトカーなので大きな違いがありませんが、アクアの方が全長は長く、フィットの方は高さがあります。

それに伴い、室内も同じだけ違いがあることが見て分かるはず。

しかし、全幅は同じなんですが室内幅はフィットの方が広くなっており、総合的な室内の広さはフィットの方が優れていると言えるでしょう。

アクアとフィットの室内の画像

さらに後部座席の広さに関してもフィットの方が広めで、頭上のゆとりもしっかり確保。

ちなみにフィットがこれほどまでの広さを確保できた理由として、フロントシートの下にタンクを配置するセンタータンクレイアウトが挙げられます。

これにより広さだけでなく静粛性も向上するため、居住性に関してはフィットの方が優れていると考えて間違いありません。

アクアとフィットの運転席からの目線

ただ視界の広さを比べてみると、アクアの前方視界は縦にも横にも広く、開放感まで感じられるほど。

着座位置は低めですが背の低い障害物まで目に入りやすいので、アクアの方が安全な運転が出来ると思いますよ。

車内の乗り心地は正直どちらの方が上?

アクアとフィットの室内

そして車体サイズがやや小さいアクアは、写真で見てもちょっと窮屈そうな印象がありますが、逆にフィットはコンパクトカーながら広々とした車内なので、どの席でもリラックスして乗ることができるでしょう。

フィットのシート地6種類

また、それぞれシート地はグレードごとに変わりますが、最上位グレードでも合成皮革+ファブリックのコンビシートなので質感に関してはほぼ変わらないです。

しかし、アクアの合成皮革はちょっと滑りやすくなっているので、座り心地に関しては多少の不安が拭えません。

荷室の広さも比較してみてわかったアクアとフィッツのサイズ感

アクアとフィットの通常時の荷室

そもそもコンパクトカーなので大きな荷室はそこまで望んでいないはずですが、大は小を兼ねると言いますから出来るだけ広い方が良いですよね?

ただ目で見てもあまり大きさの違いは分からないので数字で広さを確かめると、アクアは305L、フィットハイブリッドは318Lと10L以上もフィットの方が広くなっています。

アクアとフィットのシートを倒したときの荷室

さらにフィットの荷室はフラットで、シートを倒した状態でも凹凸は少なめ。

それに加えて後部座席を跳ね上げて背の高い荷物まで積めちゃうシートアレンジもできちゃいます。

 

このように2車種のサイズ感を比較しましたが、快適性はフィットの圧勝と言える結果になったのではないでしょうか。

ぶっちゃけ価格差ってどれくらい?金額的な問題を細かく比較してみた

手を広げて比較している女性

ここまで車体サイズを比較した所、多くの面でフィットの方が優れていて快適性はフィットの圧勝という結果になりました。

しかし、いくら広いからと言って価格が高ければ買いませんよね?

そこでアクアとフィットの価格を比較して、その差を出してみたいと思います。

標準グレードで見るとフィットの方がやや価格は安い

出来ることなら全グレードの価格を比較したいところですが、分かりづらくなると本末転倒なので標準グレードから比較していきます。

それにグレードが上がっても価格差が倍になるなんてことも少ないので、基準としてこちらの表を参考に見てみてください。

グレード(車種) 価格
13G・F(フィット)
※ガソリン車
1,455,300円
HYBRID(フィット)
※ハイブリッド車
1,731,400円
L(アクア) 1,818,300円

このようにアクアとフィットのハイブリッド車同士で比べると約8.7万円、ガソリン車に至っては36万円ほどの価格差になります。
(ちなみにフィットのガソリン・ハイブリッドの価格差は27.6万円)

一般的に“価格差=装備の違い”と捉えることが多いですが、車種が違うとその考え方が当てはまらないことも多いので、何がどう違うのかは詳しく後述していきます。

一応ここで簡単に触れておくと、アクアの『L』はリアウインドウは手動式だし、スマートキーシステムも無しでエアコンもマニュアル。

一方フィットは、もちろん全席パワーウインドウでスマートキーシステムも搭載、エアコンもフルオートになっています。

ぶっちゃけ標準グレードの装備を比較したら圧倒的にフィットの方が良く、コスパも良いと言えるでしょう。

毎年かかる自動車税・購入時にかかる税金はハイブリッド同士だと一緒。

また、両車種共に排気量は1.5L未満なので、税率は同じ30,500円です。

そして購入時にかかる税金も、以下の表のようにほとんど一緒になります。

  アクア フィット
自動車税 30,500円 30,500円
環境性能割 0円 0円
自動車
重量税
22,500円 22,500円
減税額 △22,500円 △22,500円
自賠責保険(37か月) 36,780円 36,780円

※自動車税は満額。購入月によって金額が変わります。

※アクアは『S』、フィットは『HYBRID』で算定。

表のように、ハイブリッド車同士で比較すると購入時にかかる金額に全く差はありませんが、フィットのガソリン車とアクアを比較すると結構金額に差が出てきます。

  アクア フィット
自動車税 30,500円 30,500円
環境性能割 0円 13,100円
自動車
重量税
22,500円 16,800円
減税額 △22,500円 0円
自賠責保険(37か月) 36,780円 36,780円

※自動車税は満額。購入月によって金額が変わります。

※アクアは『S』、フィットは『13G・L』で算定。

それぞれの税金などに少しずつ違いがあり、合計でフィットの方が29,900円も高いんです。

購入時に3万円も高くなるのはちょっと憂鬱ですが、そもそも本体価格はアクアの方が36万円も高いため、金額面では総合的にフィットの方が安いという結果になりますね。

装備に不満なし?アクアとフィットを装備で比較してみた

あごに手を当てて悩んでいる女性

先ほど「装備は圧倒的にフィットの方が良い」と言ったんですが、それは廉価グレードを比較した時の話。

アクアはグレードが多く、廉価グレードの装備が凄く少なかったんです。

ここからは同じくらいのグレードで比較していくので、先入観はナシで装備の良し悪しを見て行きましょう。

安全装備はどちらが上?

Toyota Safety Sense/Honda SENSING

アクアとフィットにはそれぞれ、Toyota Safety Sense/Honda SENSINGのメーカー独自の先進安全装備が装備されます。

もちろん衝突回避サポートや車線の逸脱を警報する機能など、基本的なものはどちらにも付いているんですが、

  • 先行車両との適切な車間距離を保つ
  • 危険を回避するためのステアリング操作をサポート

などの安全性をより高める機能はHonda SENSINGの方がずっと多いです。

そもそもToyota Safety Senseは、歩行者や車線を検知し警報してくれるものの、ステアリング操作を直接サポートする装備はありません。

このように機能の中身を見てみると、Honda SENSINGの方が優れていると言えるでしょう。

フィットの前席用サイドエアバッグシステム

また、フィットには『早く・長く・優しく』膨らむi-SRSエアバッグシステムを採用。

もちろんアクアにもエアバックは付いていますが、こちらも性能的にはフィットの方が優勢です。

アクアとフィットの運転支援

ただ、路面に合わせてエンジンやブレーキを制御してくれる運転支援機能はアクア、フィットともに同等となっていますね。

とはいえ、ここまで見た通り安全性能に関してはフィットの方が機能的なので、安全な運転や万が一の時に備えたいって人はフィットの方が良いでしょう。

快適装備に違いはある?

正直な話、装備の名称が違うだけで搭載される装備はほとんど同じです。

例えば、夕方やトンネルを入った時に自動的にライトが点灯・消灯する技術を見てみると、アクアではコンライト、フィットではオートライトコントロールとなっています。

ナノイー/プラズマクラスター

唯一の違いとも言えるのは、エアコン機能に『ナノイー』もしくは『プラズマクラスター』を採用しているかどうかです。

アクアはL以外のグレードに『ナノイー』がオプションで装備され、フィットには『HYBRID』以外のグレードに標準装備

残念ですがここでもフィットに優位性が出てしまっていますね。

このように安全・快適装備共に大きな差は無いですが、フィットの方が若干優れていると言える結果に収まりましたね。

アクアとフィットの性能の差で見えてくる実力の差

人差し指を立てて思いついた女性

ここまで車内の広さや価格、装備を比較してきましたが、「どっちを買う?」と今聞かれたらフィットを選ぶ人が多いのではないでしょうか?

でもまだまだ比較は続いていくのでしっかり見て行ってくださいね。

続いてはエンジンや走行性能についての比較をしていきます。

搭載しているエンジンの性能はどちらが上?

アクアとフィットのエンジン

コンパクトカーは車体が小さめなので、乗っているエンジンのパワーもどちらかといえば小さめ。

それに加えてハイブリッド車ならモーターの力もあるので、パワーの強いエンジンは少ない印象がありますが、実際どうなっているのかを下の表でご確認ください。

  アクア フィット
(ハイブリッド)
フィット
(ガソリン)
排気量 1.5L 1.5L 1.5L
最大
出力
54kw 81kw 97kw
最大
トルク
111
N・m
134
N・m
155
N・m

このようにアクアのエンジンのパワーが弱く、その次にフィットハイブリッド、そしてフィットの順になっています。

しかし、アクアにはエンジン並みの出力・トルクのあるモーターを積んでいるので、走り出しにぎこちなさは無く、スピードに乗ってしまえば快適に走ることが出来るでしょう。

逆にフィットハイブリッドは、モーターのパワーがエンジンの半分以下のエンジン主体のハイブリッド車なので、必然的にエンジン出力も高く設定しているという訳です。

そのためハイブリッド車のエンジンは両車とも負けず劣らずの性能といったところでしょうか?

また燃費ではなく走りの良さや楽しさを求めるなら、エンジン出力の高いガソリン車を選ぶと満足できると思います。

トランスミッションの違いにも注目せよ!

またハイブリッドのトランスミッションを見てみると、アクアには電気式無段変速機(CVT)、フィットは7速のデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)がそれぞれ搭載されており、両車種で全く別の機構が採用されているのもポイント。

というのも、アクアのCVTはエンジンのダイレクト感は薄い反面、加速のスムーズさは高いです。

その一方フィットは、回転上昇が鋭くダイレクト感のある走りが楽しめる反面、低速走行や停止を繰り返す市街地などでの運転ではややギクシャクします。

そう考えると、同じコンパクトのハイブリッド車と言っても性格が違い、

  • 市街地でのスムーズな運転と燃費を突き詰めたアクア
  • 高速巡行など走る楽しさと燃費を追及したフィット

なんて風なイメージで捉え、自分が求める性格の車種を選ぶと良いかもしれません。

ユニークな特徴があるのはフィットだけの魅力

そして2車種の明確な違いとなるのが、フィットにはハイブリッド車にも4WDがあること。

さらにリアルタイム式の4WDなので、積雪地帯に住んでいる人でも安定した走りが期待できそうです。

また、ガソリン車を見てみるとミッションにマニュアルがあるのもユニークな特徴になります。

最近ではMT車に乗りたいと考える人は少ないんですが、本当に車を操作し運転を楽しみたい方であればマニュアルミッションは大きな魅力でしょう。

こういった『走る楽しさ』を突き詰めた性能・仕様になっているのは、Honda最大の魅力と言えるのかもしれません。

走行中のアクアとフィットの気になるトコロ、まとめました

走行中のアクアとフィット

先ほども言ったようにアクアはエンジンの出力が弱いバランス型で、フィットハイブリッドはエンジンの出力が強いエンジン主体型なので、走りの性格にも違いが出てきます。

というのも、アクアはどちらかというと燃費重視でエンジンをガンガン回すという走り方はしませんが、一方でフィットハイブリッドは積極的にエンジンを回す走り方をするんです。

これに関しては好みや使い方にもよるので、どのように車を使うか、好きかを一度考えて見ると良いかもしれませんね。

総評!アクアとフィット、総合的に見てオススメはコレ!

電球のイラストの横にポイントの文字が書いてある画像

走りはメーカーや車の性格によって大きく変わる部分なので、比較するのは面白かったですね。

続いては最後の項目になりますが、アクアとフィットの総評と総合的に見たおすすめ車種をご紹介します。

それでは早速見て行きましょう。

ハイブリッド車にするかガソリン車にするかはまず決めておこう。

そもそもフィットにはハイブリッド車だけではなくガソリン車も設定されています。

そのためまずは、ハイブリッド車・ガソリン車のどちらにするのかを決めなきゃ話になりません。

ぶっちゃけ、価格は減税額を考慮してもガソリン車の方がずっと安いですが、維持費を考えるとどのような走り方をするかによって選択は変わってきます。

簡単に言うと、市街地の運転が多いって人はハイブリッドの方が燃費は大幅に良くなりますが、高速道路などでの使用が多い場合は燃費の差がほとんど無いのでガソリン車の方がおすすめですよ。

では、これを頭に入れてアクアかフィットハイブリッドが良いかを比較していきましょう。

外観にこだわりがないなら○○の方が納得できる

結論から入ると、装備・走行性能等で総合的に見て、フィットの方が納得できる1台になると言えます。

というのも、広さ・価格・装備ではアクアに勝利を収め、走りの面では正直好みや使い方によるという比較結果でしたよね?

そう考えると、フィットハイブリッドの方が無難で良いと断言できます。

ただ、外観にこだわりがある場合はそちらを選んだほうが満足度は高くなるはずです。

まだ悩みが残っている人は、自分にとって何が欠かせないか、どれが重要かを今一度考えて見ても良いかもしれません。

独断と偏見で選ぶ、アクアとフィッツそれぞれのベストグレードは!

最後に私の独断と偏見で選ぶ、アクアとフィットのベストグレードをご紹介します。

アクアは基本的な装備に加え、快適装備も一通り揃った『S』がおすすめ。

確かに室内に高級感は少ない印象ですが、チープ感はほとんど感じない作りになっていますし、なにより価格感が丁度良いんですよね。

正直このレベルのハイブリッド車を200万円程度で買えるのは日本だけだからこそ、価格と装備のバランスの良い『S』が良いでしょう。

一方フィットの場合、ガソリン車なら『13G・L』、ハイブリッドなら『HYBRID・L』がおすすめです。

どちらも装備に関しては高水準で、安全装備のHonda SENSINGはもちろん、快適装備も整っている点が素晴らしいです。

さらに価格も200万円前後で、ガソリン車『13G・L』に至っては190万円以下で買えちゃうのは驚きました。

ちなみには『HYBRID・L』では合成皮革のコンビシートですが、『13G・L』はファブリックシートになっていることはお忘れなく。

まとめ

アクアとフィットのコンパクトカー対決は、市場とは裏腹にフィットの方が出来は良いという結果になりました。

確かにトヨタという信頼性は高いですが、比較した後にアクアとフィットの販売台数を見ると何故これほどの違いがあるのかと疑問に思ったほど。

このように人気は必ずしも性能を裏付けるものではないという事を覚えておくと損をしない車選びができるんじゃないかと思います。

 

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