日産マーチ実燃費計測レポート。オーナー報告と実際乗って計測してみました

カタログ燃費:21.4km/L
実燃費平均:14.48km/L

日産マーチの実燃費平均は、カタログ燃費の約68%です。7割を超えれば上々と言われています。そう考えれば、マーチの実燃費は優秀ではないでしょうか。

ベースグレードにはアイドリングストップがなく、燃費を抑える機能が全体的に他車種と比べて貧弱です。14.48km/Lという平均記録は目覚しい記録であることが、装備という観点からもわかります。

では、平均ではない「良い記録」を見てみれば、一体どうなるのでしょうか。当然生まれてくるその疑問を解決するため、マーチの実燃費を計測してみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「エアコンを使っていますが、16km/Lです」
「街乗りで16km/L前後で、郊外で走ると25~26km/L前後です」
「市街地でチョイ乗りするだけでも、14~15km/Lになります。優秀です」
「大阪から東京まで、メーター表示25km/Lで走れました」
「悪くても14km/L、良くて17km/L。非常に満足しています」
「平均で16km/Lで走っています」
「16km/Lが平均で、満足です。妻が運転すると、3~4km/Lほど燃費が激しくなっています」
「普通に何も気にせず走って13~15km/Lと、決して悪くはありません」
「買い物などのチョイ乗りがほとんどなので、12km/Lです」
「高速道路を中心に、往復550km走ったとき、17.2km/Lになりました」

市街地でも、高速道路でも、大勢の方が15~17km/Lの燃費記録を出しています。

チョイ乗りがほとんどだという方は、13~15km/Lで推移することが多いようです。平均記録よりも良い記録を出し、7割を超えているオーナーが大勢おられます。

特別燃費が良い車でないまでも、メーカーが想定している数値に近づけることができるというのは、大きな利点です。

アイドリングストップの有無も燃費を左右しますが、アイドリングストップが無いグレードに乗っている方も、工夫をすることで燃費を抑えています。力強い走りをする車ではないからか、エコドライブをするオーナーが多いようです。

私がエコドライブをしたら、オーナーの燃費記録と同程度になるのか、それともそれより良い記録が出るのか……。こうなると計測せざるを得ないということで、実際に運転して燃費を計ることにしました。

走行レポート。マーチを実際に運転してみたら・・・

アイドリングストップ機能が付いていない「S」グレードを、運転しました。

インテリアは特筆するところがないほどに、シンプルですね。余計な加工や装飾が無いので、高級感はありません。落ち着いた雰囲気で、居心地は良いです。

楽しくて、思わずニヤけてしまうようなものではありません。扱いやすく、親しみやすい。少々雑に扱っても許されそうな、数年来の友人と一緒にいるかのような、楽さと安心があります。

乗り心地は、やや固めです。路面状況に左右されるのですが、市街地を走っていて不快になるようなことはないでしょう。凹凸の激しい道を走れば、少し不快になります。都市部向け、郊外には不向きです。

特筆すべきは、出足の軽快さです。車体が軽いということもあってか、発進がとても軽快で快適。静かに滑るように発進してくれるので、信号待ちからの復帰や右折が楽です。

ゆっくり走る分にはエンジンが静かですし、走りもスムーズ。エコドライブをしたくなるような作りになっています。

低燃費を心がけたら

走っていると自然とエコドライブになる車で、実燃費がよくなるのは必然だと感じました。市街地を30km走ってみたのですが、意識しなくても燃費に良い運転をしていたのです。気づいたときには、以下の記録が出ていました。

市街地(30km):15.7km/L

意識したことと言えば、アイドリングストップが装備されていない分のカバーです。アイドリングストップは、信号待ちの際に余計な燃費を抑える機能なので、信号での燃費を自力で抑えるようにします。

信号が見えた場合、青ならそのまま通過します。赤だったなら、その時点で減速を始めるのです。アクセルを戻してもいいかもしれません。ゆっくりと減速していき、アイドリング時間を短くします。

あわよくば、青信号に変わってくれることを期待して、速度を緩めるのです。停車するより、減速して再加速するほうが、燃料消費は抑えられます。これだけ気をつけていれば、後はマーチを快適に走るための、自然な運転をするだけです。

高速道路も走ってみましたが、高速道路では80km/hで巡航すれば快適でした。この速度だと、自然と前の車との距離が開きます。自分が快適に過ごすための走りをするだけで、エコドライブになるのです。

結果は、次のとおりになりました。

高速道路(50km):17.4km/L

燃費なんて気にせず走ってみたら

燃費を気にせず、普通に買い物に行きます。市街地を往復7kmほど走りました。

市街地(7km):11.5km/L

7km間で信号に2回引っかかったことと、わざとアクセルを踏み込んだことが、燃費が悪化した理由です。そこに「距離が短い」という条件が合わさり、燃費を抑えるという目的のために、最悪な状況が作られました。

その結果、上記のような記録になったのです。

アクセルを踏み込んで走ってみたのですが、マーチで踏み込んでもあまり良いことがありませんね。大して加速が伸びるわけでもなく、エンジンが煩くなって燃費が悪くなるだけでした。メリットよりデメリットのほうが、明らかに大きいです。

オーナーはこれをわかっているからこそ、ゆっくりと走って燃費を抑えることに成功しているのでしょう。また、同じような運転で距離だけ伸ばして走ったところ、燃費はこのようになりました。

市街地(20km):12.6km/L

まとめ

マーチの燃費を左右するのは、運転手の意識です。

「加速よりも、静粛性や快適性を重視したい」という方は、自然と燃費が良くなっていくでしょう。「快適性を犠牲にしても加速させる」という方は、自然と燃費が悪くなります。

運転手の意識によって、3km/Lほど悪化するようです。そこに「短距離」という条件が合わされば、4~5km/Lほど悪化します。逆に高速道路で長距離走行をし、ゆっくりと巡航するにとどめた場合、20km/Lを超えることもあるのです。

乗り手による影響が他の車種よりも色濃く出ているなというのが、燃費を計測して一番強く感じたことです。

 

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